2017/09/23(土) - 23:21
ユリアス・ヨハンセン(デンマーク)による圧巻の独走勝利で締めくくられたロード世界選手権ジュニア男子ロードレース。日本勢最高位は松田祥位(岐阜第一高校)の28位/55秒遅れだった。
ジュニア男子ロードレースは北海に浮かぶロンゴイ島をスタートし、いくつもの橋を渡って本土のベルゲンへ。幹線道路を39.5km走ってベルゲンの19.1km周回コースに入り、そこから周回を5周弱する全長133.8kmで行われた。
日本から松田祥位(岐阜第一高校)、小野寺慶(真岡工業高校)、蠣崎優仁(伊豆総合高校)の3名が出場したレースは序盤からアタックが繰り返されると同時に落車が頻発する。逃げグループを形成した7名が1分のリードでベルゲンの周回コースに入った。
残り2周で先頭はルカ・ラズテッリ(イタリア)、マーク・ドノヴァン(イタリア)、グレブ・ブルセンスキー(カザフスタン)の3名に絞られ、タイム差を詰めつつあったメイン集団からユリアス・ヨハンセン(デンマーク)がカウンターアタック。単独で先頭に追いついたヨハンセンはそのまま先頭でアタックを仕掛けた。
残り12km地点から独走に持ち込んだヨハンセンを20名の追走グループが追いかけたが、タイム差は縮まるどころか拡大を続ける。4日前の個人タイムトライアルで6位に入ったヨハンセンがその独走力を生かしてフィニッシュまで逃げ切った。イタリアのルカ・ラステッリとミケーレ・ガッゾーリが51秒差でフィニッシュラインにやってきたメイン集団の先頭をとっている。
個人タイムトライアルで20位に入った松田は日本勢3名の中で唯一メイン集団内で最終周回に入ったものの、周回中盤のサーモンヒルで脱落してしまう。「最終周回のサーモンヒルに良い位置で入ったので、『このままいけばアタックに反応して逃げに加われることができるかも』と思ったんですが、タイムトライアルの影響で心拍が思うように上がらなかったり、前半から脚を使っていたこともあり、ペースアップに付いていけなかった。そこまでは前で誰がアタックしているかも見えていたんですが、残り2周で集団の前に出てしまったり、冷静さを失っていた部分もあった」と、55秒遅れの第2集団内、28位でフィニッシュした松田。
初めての世界選手権を終えた松田は「もちろんパワーも大事ですが、展開を読む力や位置取り、いかに力を温存するかなど、やはり経験不足を感じました」とコメント。小野寺は8分遅れの86位、蠣崎は19分15秒遅れの128位でレースを終えている。
ジュニア男子ロードレースは北海に浮かぶロンゴイ島をスタートし、いくつもの橋を渡って本土のベルゲンへ。幹線道路を39.5km走ってベルゲンの19.1km周回コースに入り、そこから周回を5周弱する全長133.8kmで行われた。
日本から松田祥位(岐阜第一高校)、小野寺慶(真岡工業高校)、蠣崎優仁(伊豆総合高校)の3名が出場したレースは序盤からアタックが繰り返されると同時に落車が頻発する。逃げグループを形成した7名が1分のリードでベルゲンの周回コースに入った。
残り2周で先頭はルカ・ラズテッリ(イタリア)、マーク・ドノヴァン(イタリア)、グレブ・ブルセンスキー(カザフスタン)の3名に絞られ、タイム差を詰めつつあったメイン集団からユリアス・ヨハンセン(デンマーク)がカウンターアタック。単独で先頭に追いついたヨハンセンはそのまま先頭でアタックを仕掛けた。
残り12km地点から独走に持ち込んだヨハンセンを20名の追走グループが追いかけたが、タイム差は縮まるどころか拡大を続ける。4日前の個人タイムトライアルで6位に入ったヨハンセンがその独走力を生かしてフィニッシュまで逃げ切った。イタリアのルカ・ラステッリとミケーレ・ガッゾーリが51秒差でフィニッシュラインにやってきたメイン集団の先頭をとっている。
個人タイムトライアルで20位に入った松田は日本勢3名の中で唯一メイン集団内で最終周回に入ったものの、周回中盤のサーモンヒルで脱落してしまう。「最終周回のサーモンヒルに良い位置で入ったので、『このままいけばアタックに反応して逃げに加われることができるかも』と思ったんですが、タイムトライアルの影響で心拍が思うように上がらなかったり、前半から脚を使っていたこともあり、ペースアップに付いていけなかった。そこまでは前で誰がアタックしているかも見えていたんですが、残り2周で集団の前に出てしまったり、冷静さを失っていた部分もあった」と、55秒遅れの第2集団内、28位でフィニッシュした松田。
初めての世界選手権を終えた松田は「もちろんパワーも大事ですが、展開を読む力や位置取り、いかに力を温存するかなど、やはり経験不足を感じました」とコメント。小野寺は8分遅れの86位、蠣崎は19分15秒遅れの128位でレースを終えている。
ロード世界選手権2017男子ジュニアロードレース
1位 | ユリアス・ヨハンセン(デンマーク) | 3:10:48 |
2位 | ルカ・ラステッリ(イタリア) | 0:00:51 |
3位 | ミケーレ・ガッゾーリ(イタリア) | |
4位 | ニキアス・マルケル(ドイツ) | |
5位 | ジェイク・スチュアート(イギリス) | |
6位 | フロリアン・キーアナー(オーストリア) | |
7位 | フィリッポ・ザーナ(イタリア) | |
8位 | オラフ・ヒエムサーテル(ノルウェー) | |
9位 | イェフゲニー・フェドロフ(カザフスタン) | |
10位 | ヤコブ・ハインズガウルマッドセン(デンマーク) | |
28位 | 松田祥位(岐阜第一高校) | 0:00:55 |
85位 | 小野寺慶(真岡工業高校) | 0:08:00 |
128位 | 蠣崎優仁(伊豆総合高校) | 0:19:15 |
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