2017/09/17(日) - 22:18
9月17日から8日間の日程で開催されるロード世界選手権が開幕。初日の女子チームタイムトライアルで連覇がかかったブールス・ドルマンスとサーヴェロ・ビグラを下したオランダのサンウェブが初優勝に輝いた。
最速女子チームを決めるチームタイムトライアルでロード世界選手権が開幕した。コースは午後に行われる男子と共通で、北海に浮かぶアスコイ島のラウナンゲルをスタートし、海峡を渡る橋やトンネルを通ってベルゲンを目指す42.5km。ビルケルンズバッケン(長さ1.4km/平均勾配7.2%)の登りを含む難コースに、6名の選手をそろえた9チームが挑んだ。
優勝候補の一角キャニオン・スラムがタイムを伸ばせない中、好走したのはサーヴェロ・ビグラとサンウェブの2チーム。ここに連覇がかかった最終走者のブールス・ドルマンスが加わり、中間計測ポイントから激しい攻防を繰り広げる。
ビルケルンズバッケンの頂上に設定された中間計測通過時点でトップはブールス・ドルマンスで、12秒遅れでサーヴェロ・ビグラ、15秒遅れでサンウェブ、そして19秒遅れでキャニオン・スラムが続く。その後の下り区間とベルゲンの街中を走る平坦区間で、人数を残した状態で登りをクリアしたサンウェブが大きくタイムを伸ばした。
サンウェブは55分41秒の暫定トップタイムでフィニッシュ。続くサーヴェロ・ビグラは28秒遅れ、キャニオン・スラムは1分05秒遅れに終わる。平坦区間でタイムを失ったブールス・ドルマンスは12秒届かず、サンウェブのチームタイムトライアル初勝利が決まった。
「今日はスタートからフィニッシュまでスムーズな走りに徹した。作戦通りの走りをできたのでフィニッシュの時点で満足感を得ていたし、これは予想外の勝利。表彰台を狙えるとは思っていたけど、勝てるとは思っていなかった」と、2013年にチームタイムトライアルと個人タイムトライアルで二冠を経験しているエレン・ファンダイク(オランダ、サンウェブ)は語る。
「優勝候補に挙げられていなかった私たちが世界チャンピオンになったなんて、本当に信じられない」。勝利の秘訣についてファンダイクは「とてもタフなコースだったので、登りでオーバーペースになってチームが崩壊してしまわないことを心がけた。メンバーそれぞれの長所を生かして掴んだ勝利だと思う」と語っている。
最速女子チームを決めるチームタイムトライアルでロード世界選手権が開幕した。コースは午後に行われる男子と共通で、北海に浮かぶアスコイ島のラウナンゲルをスタートし、海峡を渡る橋やトンネルを通ってベルゲンを目指す42.5km。ビルケルンズバッケン(長さ1.4km/平均勾配7.2%)の登りを含む難コースに、6名の選手をそろえた9チームが挑んだ。
優勝候補の一角キャニオン・スラムがタイムを伸ばせない中、好走したのはサーヴェロ・ビグラとサンウェブの2チーム。ここに連覇がかかった最終走者のブールス・ドルマンスが加わり、中間計測ポイントから激しい攻防を繰り広げる。
ビルケルンズバッケンの頂上に設定された中間計測通過時点でトップはブールス・ドルマンスで、12秒遅れでサーヴェロ・ビグラ、15秒遅れでサンウェブ、そして19秒遅れでキャニオン・スラムが続く。その後の下り区間とベルゲンの街中を走る平坦区間で、人数を残した状態で登りをクリアしたサンウェブが大きくタイムを伸ばした。
サンウェブは55分41秒の暫定トップタイムでフィニッシュ。続くサーヴェロ・ビグラは28秒遅れ、キャニオン・スラムは1分05秒遅れに終わる。平坦区間でタイムを失ったブールス・ドルマンスは12秒届かず、サンウェブのチームタイムトライアル初勝利が決まった。
「今日はスタートからフィニッシュまでスムーズな走りに徹した。作戦通りの走りをできたのでフィニッシュの時点で満足感を得ていたし、これは予想外の勝利。表彰台を狙えるとは思っていたけど、勝てるとは思っていなかった」と、2013年にチームタイムトライアルと個人タイムトライアルで二冠を経験しているエレン・ファンダイク(オランダ、サンウェブ)は語る。
「優勝候補に挙げられていなかった私たちが世界チャンピオンになったなんて、本当に信じられない」。勝利の秘訣についてファンダイクは「とてもタフなコースだったので、登りでオーバーペースになってチームが崩壊してしまわないことを心がけた。メンバーそれぞれの長所を生かして掴んだ勝利だと思う」と語っている。
ロード世界選手権2017女子チームタイムトライアル結果
順位 | チーム名 | タイム | 平均スピード |
---|---|---|---|
1位 | サンウェブ | 0:55:41 | 45.795km/h |
2位 | ブールス・ドルマンス | 0:00:12 | 45.631km/h |
3位 | サーヴェロ・ビグラ | 0:00:28 | 45.414km/h |
4位 | キャニオン・スラム | 0:01:05 | 44.921km/h |
5位 | ヴィルトゥサイクリング | 0:02:52 | 43.553km/h |
6位 | エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ | 0:03:23 | 43.172km/h |
7位 | BTCシティリュブリャナ | 0:03:47 | 42.881km/h |
8位 | ビーピンク・コジェアス | 0:04:07 | 42.642km/h |
9位 | BTCシティリュブリャナ | 0:04:59 | 42.033km/h |
text&photo:Kei Tsuji in Bergen, Norway
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