ファクターの軽量オールラウンドバイクO2に、今年のツール・ド・フランスにてロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール)が駆ったホワイトカラーの特別フレームセットが全世界100台限定で登場。予約締め切りは8月15日(火)だ。



ファクター O2 ロマン・バルデ Limited Edition(イメージ画像)ファクター O2 ロマン・バルデ Limited Edition(イメージ画像) photo:Makoto.Ayano
今年のツール・ド・フランスで総合3位という結果を残し、最後まで王者クリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)に食い下がる走りを見せたロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール)。第12ステージでは区間優勝も果たしたバルデの走りを支えたのがファクターの軽量オールラウンドバイク、O2である。

O2は独創的なエアロフォルムを有する同社のONEとは異なり、シンプルな造形が特徴で、740gというフレーム重量により過酷な山岳コースで優位性を発揮する1台だ。アージェードゥーゼルもメインバイクとしてこのO2を駆る。

白をベースに水色でラインやロゴ、モデル名が入る白をベースに水色でラインやロゴ、モデル名が入る ロマン・バルデのイニシャルをデザインしたロゴマークロマン・バルデのイニシャルをデザインしたロゴマーク

素材には3種類の弾性率の異なるカーボンを適材適所に使い分け、剛性と快適性を両立しつつ軽量化を図っている。そして一見シンプルに見えるチューブは複雑に曲線と直線を織り交ぜることで、空気抵抗を最小限に抑えるデザインとなっているのもポイントだ。また、ヘッドチューブとフォーククラウンの接合部をインテグレーテッドデザインとしたり、パリ~ルーベでの使用も想定し28Cまでのタイヤクリアランスを確保するなど、細かいディテールにもこだわりを見せる。

今回登場したのは、ホワイトで全面をペイントした、バルデが今年のツール・ド・フランスにて使用したO2のスペシャルモデル。ホワイトベースにスカイブルーのロゴや差し色が入るレプリカカラーとなってはいるが、ロマン・バルデの名前やアージェードゥーゼールのチームロゴは入らない仕様となる。

TAKE THE RISK OR LOSE THE CHANCE(チャンスを逃すかリスクを取るか)の格言が入るトップチューブTAKE THE RISK OR LOSE THE CHANCE(チャンスを逃すかリスクを取るか)の格言が入るトップチューブ photo:Makoto.Ayano
そしてトップチューブ上部にはこのスペシャルペイントモデルの目玉となる”TAKE THE RISK OR LOSE THE CHANCE”の格言が実際のバルデバイク同様に入る(フォントは変更の可能性有り)。「チャンスを逃すかリスクを取るか」という意味のこの言葉は、今年のツールにおいて、昨年とは違う攻撃的な走りを見せたバルデの背中を押し続けた。

全世界100台限定販売となり、予約締め切りは8月15日となっているため、気になる方は早めにチェックして欲しい。フレームセット販売で、価格は通常モデルにアップチャージが加わった560,000円(税抜)。アップチャージされた2万円はロマン・バルデが住んでいる地方の恵まれない子供たちに自転車を送ってあげるチャリティーに寄付される。また、スカイブルーベースにホワイトの差し色が入るチームカラーの発売も並行して行われている。取り扱いはトライスポーツ。

ツール第12ステージで区間優勝を果たしたロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール)ツール第12ステージで区間優勝を果たしたロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール) photo:Tim de Waele / TDWsport


ファクター O2 ロマン・バルデ Limited Edition
サイズ:46、49、52、54、56、58、61
限定数:全世界100台
価格:560,000円(税抜)

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