2017/02/24(金) - 09:08
アメリカに拠点を構える総合バイクブランド、スペシャライズド。同社の軽量レーシングヘルメットS-WORKS PREVAILがアップデート。細部をブラッシュアップし「S-WORKS PREVAIL Ⅱ」としてリリースされている。
スペシャライズドのハイエンドレーシングヘルメットとして、その通気性の高さから山岳ステージをはじめ幅広くトッププロ選手に愛用されてきた「S-WORKS PREVAIL」。昨シーズンから形状の進化した新型のPREVAILをペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)初めスペシャライズドのサポートを受ける選手らが使用してきたが、2017年満を持して「S-WORKS PREVAIL Ⅱ」として販売が開始された。
前作から基本的な形状はそのままにシェルデザインを一新。通気性、軽量性、空力、すべての面をアップデートさせている。大きな変化と言えばそのルックスだろう。前面に設けられた、PREVAILに特徴的なメガマウスポートと呼ばれる横一線に広がったエアインテークは、やや小ぶりになりかつV字型へ変更。全体としてもシェル自体がコンパクトになり、そのアウトラインは同社エアロヘルメットのEVADEに通ずる形状を獲得している。
通気性の向上を図るため、随所に空けられたエアホールは口が大きくなる変更が加えられ、クーリング効果を高めている。エアが抜けていく後面は従来モデルと似た形状ながら、フィッティングダイヤル付近までホールが追加されることで、前作では手薄だった後頭部付近の保護が強化された。
エアロダイナミクスに関しては、スペシャライズド社が誇る風洞実験施設Win Tunnelにて試行錯誤を繰り返し、デザインの細部を検討したという。その結果、前作に対して40kmを走り切るのに6秒の短縮を実現する空力性能を手に入れている。
素材には密度の異なるEPSフォームを使い分け、アラミド強化スケルトンでそのフォームを支えることでボディを形作ることで、衝撃吸収性能を向上するとともに、前作に対して10g軽い重量をマーク。軽量化と耐久性を両立している。
フィッティングシステムは「Mindset Ⅱマイクロダイヤルフィットシステム」にバージョンアップ。細やかな締め付けが調整できるとともに、ダイヤルの高さも5段階で調節可能となっており高いフィット感を生み出す。また従来はS/M、M/Lの2サイズ展開だったものからS、M、Lの3サイズに変更されることでより選びやすくなっている。日本に入荷するものはアジアンフィットとなっており、多くの人の頭にフィットするだろう。
細かく見ていけば、額の汗が目に入るのを防止するGutter Action額パッドや、暗がりでの視認性を高める反射素材のデカール、付属のクリップオン式バイザー等、普段使いで役立つギミックも多く盛り込まれている。日本自転車競技連盟(JCF)公認のヘルメットとなるので、公式のレースでの使用も可能だ。
カラーはチームレッド、ブルー、ブラック、レッドフェード、ホワイトの5種類。どれもシンプルなカラーリングなためバイクやウェアとのカラー相性も良いだろう。また、色違いの女性用モデルも揃う。こちらはハイヴィズピンク、ブラック、ターコイズ/ハイパーの3カラーが用意され、サイズがS、Mの2種類展開だ。価格は26,000円(税抜)で取り扱いはスペシャライズド・ジャパン。
今回、S-WORKS PREVAIL Ⅱを取り扱う「スペシャライズド東京」のスタッフ中岡さんにオススメポイントを聞いてみた。
「PREVAIL Ⅱの最大の変更点はアジアンフィットのS/M、L/XLの2サイズ展開からより細かなサイジングに変わりS・M・Lの3サイズになった事です。細かなサイズ設定がされたことによりフィット感がアップしました。そして従来のものよりエアロ形状になったことでスピーディーに、加えて風の流れがスムーズになることで、走行中の雑音が軽減されよりクリアな走行環境を作り出してくれます。
これだけの機能を持ちながらも軽量のヘルメットとなってます。ウイメンズモデルには結んだ髪を通すことが可能なヘアポートフィットシステムもあり、長い髪の方でも使いやすいものになっています」とコメントしてくれた。
スペシャライズド S-WORKS PREVAIL Ⅱ
カラー:チームレッド、ブルー、ブラック、
レッドフェード、ホワイト
サイズ:S、M、L
価格:26,000円(税抜)
スペシャライズド S-WORKS
Women's PREVAIL Ⅱ
カラー:ハイヴィズピンク、ブラック、
ターコイズ/ハイパー
サイズ:S、M
価格:26,000円(税抜)
スペシャライズドのハイエンドレーシングヘルメットとして、その通気性の高さから山岳ステージをはじめ幅広くトッププロ選手に愛用されてきた「S-WORKS PREVAIL」。昨シーズンから形状の進化した新型のPREVAILをペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)初めスペシャライズドのサポートを受ける選手らが使用してきたが、2017年満を持して「S-WORKS PREVAIL Ⅱ」として販売が開始された。
前作から基本的な形状はそのままにシェルデザインを一新。通気性、軽量性、空力、すべての面をアップデートさせている。大きな変化と言えばそのルックスだろう。前面に設けられた、PREVAILに特徴的なメガマウスポートと呼ばれる横一線に広がったエアインテークは、やや小ぶりになりかつV字型へ変更。全体としてもシェル自体がコンパクトになり、そのアウトラインは同社エアロヘルメットのEVADEに通ずる形状を獲得している。
通気性の向上を図るため、随所に空けられたエアホールは口が大きくなる変更が加えられ、クーリング効果を高めている。エアが抜けていく後面は従来モデルと似た形状ながら、フィッティングダイヤル付近までホールが追加されることで、前作では手薄だった後頭部付近の保護が強化された。
エアロダイナミクスに関しては、スペシャライズド社が誇る風洞実験施設Win Tunnelにて試行錯誤を繰り返し、デザインの細部を検討したという。その結果、前作に対して40kmを走り切るのに6秒の短縮を実現する空力性能を手に入れている。
素材には密度の異なるEPSフォームを使い分け、アラミド強化スケルトンでそのフォームを支えることでボディを形作ることで、衝撃吸収性能を向上するとともに、前作に対して10g軽い重量をマーク。軽量化と耐久性を両立している。
フィッティングシステムは「Mindset Ⅱマイクロダイヤルフィットシステム」にバージョンアップ。細やかな締め付けが調整できるとともに、ダイヤルの高さも5段階で調節可能となっており高いフィット感を生み出す。また従来はS/M、M/Lの2サイズ展開だったものからS、M、Lの3サイズに変更されることでより選びやすくなっている。日本に入荷するものはアジアンフィットとなっており、多くの人の頭にフィットするだろう。
細かく見ていけば、額の汗が目に入るのを防止するGutter Action額パッドや、暗がりでの視認性を高める反射素材のデカール、付属のクリップオン式バイザー等、普段使いで役立つギミックも多く盛り込まれている。日本自転車競技連盟(JCF)公認のヘルメットとなるので、公式のレースでの使用も可能だ。
カラーはチームレッド、ブルー、ブラック、レッドフェード、ホワイトの5種類。どれもシンプルなカラーリングなためバイクやウェアとのカラー相性も良いだろう。また、色違いの女性用モデルも揃う。こちらはハイヴィズピンク、ブラック、ターコイズ/ハイパーの3カラーが用意され、サイズがS、Mの2種類展開だ。価格は26,000円(税抜)で取り扱いはスペシャライズド・ジャパン。
今回、S-WORKS PREVAIL Ⅱを取り扱う「スペシャライズド東京」のスタッフ中岡さんにオススメポイントを聞いてみた。
「PREVAIL Ⅱの最大の変更点はアジアンフィットのS/M、L/XLの2サイズ展開からより細かなサイジングに変わりS・M・Lの3サイズになった事です。細かなサイズ設定がされたことによりフィット感がアップしました。そして従来のものよりエアロ形状になったことでスピーディーに、加えて風の流れがスムーズになることで、走行中の雑音が軽減されよりクリアな走行環境を作り出してくれます。
これだけの機能を持ちながらも軽量のヘルメットとなってます。ウイメンズモデルには結んだ髪を通すことが可能なヘアポートフィットシステムもあり、長い髪の方でも使いやすいものになっています」とコメントしてくれた。
スペシャライズド S-WORKS PREVAIL Ⅱ
カラー:チームレッド、ブルー、ブラック、
レッドフェード、ホワイト
サイズ:S、M、L
価格:26,000円(税抜)
スペシャライズド S-WORKS
Women's PREVAIL Ⅱ
カラー:ハイヴィズピンク、ブラック、
ターコイズ/ハイパー
サイズ:S、M
価格:26,000円(税抜)
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