2017/01/31(火) - 15:32
サントス・ツアー・ダウンアンダーを走ったUCIワールドチームのバイクをゼッケン順に紹介するシリーズ第三弾。ロット・ソウダル、キャノンデール・ドラパック、バーレーン・メリダの3チームを紹介します。
ロット・ソウダル リドレー HELIUM SLX
メインバイクをリドレーのヘリウムSLから同SLXに総入れ替えしたロット・ソウダル。写真は山岳賞を獲得したトーマス・デヘント(ベルギー)のヘリウムSLX。ダウンアンダーには出場しなかったが、アンドレ・グライペル(ドイツ)を始めとするスプリンターたちはノアSLに乗る。真横から見ると真っ黒だが、各チューブの上面に灰色と赤色のペイントが施されている。
コンポーネントからホイールまでカンパニョーロで、スーパーレコードEPSをフルスペック(パワーメーターはSRM)。サドルはセライタリア、タイヤはヴィットリア、ハンドルやステム、シートポストはデダエレメンティで揃えており、ベルギーチームが乗るベルギーバイクはイタリア色が強い。ズレ防止とメンテナンス性向上(脱着時の位置決めが容易)のため、フレーム側のシートクランプに加えてシートピラーにもクランプが取り付けられている。
キャノンデール・ドラパック キャノンデール SUPERSIX EVO
新しいグラフィックのキャノンデール・スーパーシックスエボを使用するキャノンデール・ドラパック。各パーツの構成はほぼ2016年のままだ。シマノ・デュラエース9070Di2をメインに使用し、クランクはキャノンデールのSISLクランクにSRMパワーメーター、FSAのチェーンリングを組み合わせる。インナーに39Tではなく38Tを使用する選手が複数名いた。
2017年からセラミックスピードが新たにスポンサーに加わり、同社の大型プーリーが目につく。ホイールはマヴィックのキシリウムプロカーボンSL。タイヤはマヴィックのイクシオングリップリンクと書かれたチューブラーだが、パターンが製品版とは異なる。ボトルとボトルケージは2017年からタックスを使用する。
バーレーン・メリダ REACTO TEAM
中東バーレーンで発足したバーレーン・メリダはチーム名の通りメリダに乗る。写真は新城幸也のセカンドバイク。決してエアロロードのリアクトの一択ではなく、状況に合わせてグランツールなど山岳の多いステージレースでは軽量なスクルトゥーラを使用することもあるという。
シマノ・デュラエース9070Di2のグループセットとフルクラムのホイールの組み合わせは2016年のランプレ・メリダ時代を踏襲。ブレーキのみデュラエース9100を投入している。パワーメーターSRM搭載クランクにデュラエースのチェーンリングを装着する。メインバイクのクランクはカーボン製で、セカンドバイクはアルミ製だった。
フレームに関して2016年と異なるのはカラーリングのみ。しかしハンドルをFSAからヴィジョンに変更したことでセッティングに変化が。セカンドバイクにはステム一体型ハンドルのメトロン5Dが装着されているが、希望のステム長の一体型ハンドルがラインナップされていないため、メインバイクは従来のFSAステムとハンドルで仮組みされていた。
text&photo:Kei Tsuji
ロット・ソウダル リドレー HELIUM SLX
メインバイクをリドレーのヘリウムSLから同SLXに総入れ替えしたロット・ソウダル。写真は山岳賞を獲得したトーマス・デヘント(ベルギー)のヘリウムSLX。ダウンアンダーには出場しなかったが、アンドレ・グライペル(ドイツ)を始めとするスプリンターたちはノアSLに乗る。真横から見ると真っ黒だが、各チューブの上面に灰色と赤色のペイントが施されている。
コンポーネントからホイールまでカンパニョーロで、スーパーレコードEPSをフルスペック(パワーメーターはSRM)。サドルはセライタリア、タイヤはヴィットリア、ハンドルやステム、シートポストはデダエレメンティで揃えており、ベルギーチームが乗るベルギーバイクはイタリア色が強い。ズレ防止とメンテナンス性向上(脱着時の位置決めが容易)のため、フレーム側のシートクランプに加えてシートピラーにもクランプが取り付けられている。
キャノンデール・ドラパック キャノンデール SUPERSIX EVO
新しいグラフィックのキャノンデール・スーパーシックスエボを使用するキャノンデール・ドラパック。各パーツの構成はほぼ2016年のままだ。シマノ・デュラエース9070Di2をメインに使用し、クランクはキャノンデールのSISLクランクにSRMパワーメーター、FSAのチェーンリングを組み合わせる。インナーに39Tではなく38Tを使用する選手が複数名いた。
2017年からセラミックスピードが新たにスポンサーに加わり、同社の大型プーリーが目につく。ホイールはマヴィックのキシリウムプロカーボンSL。タイヤはマヴィックのイクシオングリップリンクと書かれたチューブラーだが、パターンが製品版とは異なる。ボトルとボトルケージは2017年からタックスを使用する。
バーレーン・メリダ REACTO TEAM
中東バーレーンで発足したバーレーン・メリダはチーム名の通りメリダに乗る。写真は新城幸也のセカンドバイク。決してエアロロードのリアクトの一択ではなく、状況に合わせてグランツールなど山岳の多いステージレースでは軽量なスクルトゥーラを使用することもあるという。
シマノ・デュラエース9070Di2のグループセットとフルクラムのホイールの組み合わせは2016年のランプレ・メリダ時代を踏襲。ブレーキのみデュラエース9100を投入している。パワーメーターSRM搭載クランクにデュラエースのチェーンリングを装着する。メインバイクのクランクはカーボン製で、セカンドバイクはアルミ製だった。
フレームに関して2016年と異なるのはカラーリングのみ。しかしハンドルをFSAからヴィジョンに変更したことでセッティングに変化が。セカンドバイクにはステム一体型ハンドルのメトロン5Dが装着されているが、希望のステム長の一体型ハンドルがラインナップされていないため、メインバイクは従来のFSAステムとハンドルで仮組みされていた。
text&photo:Kei Tsuji
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