2017/01/13(金) - 09:06
トッププロも認める高い品質と小ロットから発注可能なオーダーシステムが人気のチャンピオンシステム。ジャージとビブショーツのラインアップが刷新され、用途やスタイルに応じた3つのコレクションに集約。より選びやすく進化した各ラインアップを紹介しよう。
チャンピオンシステム APEXコレクション
トップモデルに当たるAPEXコレクションは、チャンピオンシステムがサポートしていたランプレ・メリダ監修の元開発されたレースパフォーマンスジャージだ。高機能素材を多数組み合わせ、それらを複雑にパネリングすることで高い性能を発揮するシリアスライダーに向けた仕上がりになっており、ランプレ・メリダの後継チームとなるUAEアブダビがこのAPEXグレードを着ることとなる。
ジャージは用途に応じて「エアロ」「サマー」「プロ」の3種類を用意。タイトフィットに仕立てられた「エアロ」は、肩・袖・背面パネルにディンプル素材を使用することで空力性能を高めた1枚だ。レーザーカットされた袖口にはシリコングリップが施され、ズレやバタつきを抑えることで空気抵抗を減らす役目も果たしている。
「サマー」はフロントに通気性の高い軽量素材のディンプルライト生地を、サイドと袖口にはさらにメッシュ度の高いアジャイル生地を配すことで真夏でも涼しく快適なライドを可能とする。「プロ」はフィット感の高いハイライクラ素材のエリート生地を全面に使いつつ、ストレッチ性向上と排熱のためにディンプルライト生地を組み合わせることで、ライディングシーンを選ばないオールマイティーな仕上がりだ。
いずれのモデルも袖はプロの間でも主流となってきた長めのカットが用いられ、トレンドを押さえたルックスも特徴の1つだろう。裾前面にはワイドシリコンバンドが、背面にはシリコングリッパーが用いられることでジャージのずり上がりを防止してくれる。オーソドックスな3分割リアポケットとされ、防水加工を施したジッパー付きミニポケットも装備。ジッパー部をリフレクターとすることで夜間での走行にも備えている。
それらに合わせられるAPEXビブショーツは、カーボンを織り込んだ素材を腰上部パネルとレッググリッパーヘ使用。コンプレッション機能を有することで筋肉を安定したポジションへとどめ、更に抗菌・防臭・体温調整効果にも優れている。ビブストラップはサマージャージにも使用された、通気性の高いアジャイル生地を採用することで、ライド中の不快な蒸れを解消している。ビブショーツもタイトフィットとされることで、APEXウェアトータルで高いエアロダイナミクスを発揮してくれることだろう。
3タイプを試着してみたが、どれも肩パネルのフィット感が大変良く、タイトカットなデザインと相まってエアロワンピースを着ているかのような着心地が得られた。172cm54kgの体型でXSサイズがジャストフィットだったため、レースでの使用を考えたフィット感を求めるなら、小さめのサイズを選んだほうが良さそうだ。反対に、ワンサイズ上のSサイズを着用すると胴回りに多少の余裕ができ、普段のライドから頻繁に使用するのであればこちらの方がいいかな、と言ったところ。いずれにしても生地の伸びが良いため着心地が良く、袖や胴まわりにも窮屈さは感じなかった。サンプルの貸出もしているため、オーダー前に試着してみるのが良いだろう。
驚いたところは特徴的な裾前面のワイドシリコンバンド。ただのすべり止めにあらず、様々な動きをしてみても裾の位置を保持してくれる機能を果たし、ビブとの一体感を高めていた。普通のウェアだと、エアロ効果を狙って小さめのサイズを着ると丈が短く、お腹が見えてしまうようなデザインになりがちだったが、これなら裾を下ろした位置で留まるためスマートに着こなせるだろう。裾をピンと下まで伸ばせば乗車時にシワもできにくく、エアロ効果も高そうだ。
チャンピオンシステム APEX ショートスリーブジャージ
価格:14,500円(税抜)(エアロ、サマー、プロ)
チャンピオンシステム APEX ビブショーツ
価格:17,800円(税抜)
チャンピオンシステム Performanceコレクション
上位モデルのテクノロジーをバランス良く取り入れつつ、価格を抑えたミドルグレードがPerformanceコレクションだ。ストレスの少ない快適な着用感と、レースにも対応するスタイリッシュなデザインを持ち合わせることで、汎用性の高い1枚に仕上がっている。
APEX譲りの複雑なパネリングにより高いフィット感を生むとともに、素材違いで「サマー」「プロ」の2種類を揃える。「サマー」は通気性の高いエアーライト生地とメッシュ素材のディンプルライト生地を組み合わせることで、夏場のライドに対応させたモデル。「プロ」は耐久性と吸湿発散性の高いテック生地を使用することで、シチュエーションを選ばずオールラウンドに使える1枚だ。
ビブショーツは、肩紐に軽量で高い通気性を持つディンプルライト生地を採用し、裾部分には低刺激のシリコングリッパーが配されることでペダリングによるウェアのズレを防止してくれる。
チャンピオンシステム Performance ショートスリーブジャージ
価格:10,300円(税抜)(サマー、プロ)
チャンピオンシステム Performance ビブショーツ
価格:12,800円(税抜)
チャンピオンシステム Techコレクション
サイクルウェアに必要な基本性能をバランスよく兼ね備えつつ、気軽にオーダーウェアを楽しんでもらえるよう低価格、高品質を追求したのがTechコレクションだ。複雑なパネリング等は用いられないものの、上位モデルにも使われる上質な素材とフラットロック縫製により、優れた着心地を実現している。
裾部分にシリコングリッパーが配されたり、リアポケットに防水ミニポケットが装備されたりと、使い勝手は上位モデルにも劣ることのない出来栄えだ。こちらも用途に応じて「サマー」と「プロ」の2種類を用意。一方、ビブショーツに関しては従来モデルからパネル形状がアップデートされることでフィット感を向上させている。
チャンピオンシステム Tech ショートスリーブジャージ
価格:7,200円(税抜)(サマー、プロ)
チャンピオンシステム Tech ビブショーツ
価格:9,000円(税抜)
なお、記事内のウェアカラーはサンプル品のため、実際のオーダー時にはチャンピオンシステムのWEBサイトよりデザインテンプレートをダウンロードした後、好きなデザインを描き込んで入稿する流れとなる。入稿したデザインを元に専門のデザイナーがウェアに合うように調整してくれるため、納得のいくオリジナルウェアに仕上がるだろう。
チャンピオンシステム APEXコレクション
トップモデルに当たるAPEXコレクションは、チャンピオンシステムがサポートしていたランプレ・メリダ監修の元開発されたレースパフォーマンスジャージだ。高機能素材を多数組み合わせ、それらを複雑にパネリングすることで高い性能を発揮するシリアスライダーに向けた仕上がりになっており、ランプレ・メリダの後継チームとなるUAEアブダビがこのAPEXグレードを着ることとなる。
ジャージは用途に応じて「エアロ」「サマー」「プロ」の3種類を用意。タイトフィットに仕立てられた「エアロ」は、肩・袖・背面パネルにディンプル素材を使用することで空力性能を高めた1枚だ。レーザーカットされた袖口にはシリコングリップが施され、ズレやバタつきを抑えることで空気抵抗を減らす役目も果たしている。
「サマー」はフロントに通気性の高い軽量素材のディンプルライト生地を、サイドと袖口にはさらにメッシュ度の高いアジャイル生地を配すことで真夏でも涼しく快適なライドを可能とする。「プロ」はフィット感の高いハイライクラ素材のエリート生地を全面に使いつつ、ストレッチ性向上と排熱のためにディンプルライト生地を組み合わせることで、ライディングシーンを選ばないオールマイティーな仕上がりだ。
いずれのモデルも袖はプロの間でも主流となってきた長めのカットが用いられ、トレンドを押さえたルックスも特徴の1つだろう。裾前面にはワイドシリコンバンドが、背面にはシリコングリッパーが用いられることでジャージのずり上がりを防止してくれる。オーソドックスな3分割リアポケットとされ、防水加工を施したジッパー付きミニポケットも装備。ジッパー部をリフレクターとすることで夜間での走行にも備えている。
それらに合わせられるAPEXビブショーツは、カーボンを織り込んだ素材を腰上部パネルとレッググリッパーヘ使用。コンプレッション機能を有することで筋肉を安定したポジションへとどめ、更に抗菌・防臭・体温調整効果にも優れている。ビブストラップはサマージャージにも使用された、通気性の高いアジャイル生地を採用することで、ライド中の不快な蒸れを解消している。ビブショーツもタイトフィットとされることで、APEXウェアトータルで高いエアロダイナミクスを発揮してくれることだろう。
3タイプを試着してみたが、どれも肩パネルのフィット感が大変良く、タイトカットなデザインと相まってエアロワンピースを着ているかのような着心地が得られた。172cm54kgの体型でXSサイズがジャストフィットだったため、レースでの使用を考えたフィット感を求めるなら、小さめのサイズを選んだほうが良さそうだ。反対に、ワンサイズ上のSサイズを着用すると胴回りに多少の余裕ができ、普段のライドから頻繁に使用するのであればこちらの方がいいかな、と言ったところ。いずれにしても生地の伸びが良いため着心地が良く、袖や胴まわりにも窮屈さは感じなかった。サンプルの貸出もしているため、オーダー前に試着してみるのが良いだろう。
驚いたところは特徴的な裾前面のワイドシリコンバンド。ただのすべり止めにあらず、様々な動きをしてみても裾の位置を保持してくれる機能を果たし、ビブとの一体感を高めていた。普通のウェアだと、エアロ効果を狙って小さめのサイズを着ると丈が短く、お腹が見えてしまうようなデザインになりがちだったが、これなら裾を下ろした位置で留まるためスマートに着こなせるだろう。裾をピンと下まで伸ばせば乗車時にシワもできにくく、エアロ効果も高そうだ。
チャンピオンシステム APEX ショートスリーブジャージ
価格:14,500円(税抜)(エアロ、サマー、プロ)
チャンピオンシステム APEX ビブショーツ
価格:17,800円(税抜)
チャンピオンシステム Performanceコレクション
上位モデルのテクノロジーをバランス良く取り入れつつ、価格を抑えたミドルグレードがPerformanceコレクションだ。ストレスの少ない快適な着用感と、レースにも対応するスタイリッシュなデザインを持ち合わせることで、汎用性の高い1枚に仕上がっている。
APEX譲りの複雑なパネリングにより高いフィット感を生むとともに、素材違いで「サマー」「プロ」の2種類を揃える。「サマー」は通気性の高いエアーライト生地とメッシュ素材のディンプルライト生地を組み合わせることで、夏場のライドに対応させたモデル。「プロ」は耐久性と吸湿発散性の高いテック生地を使用することで、シチュエーションを選ばずオールラウンドに使える1枚だ。
ビブショーツは、肩紐に軽量で高い通気性を持つディンプルライト生地を採用し、裾部分には低刺激のシリコングリッパーが配されることでペダリングによるウェアのズレを防止してくれる。
チャンピオンシステム Performance ショートスリーブジャージ
価格:10,300円(税抜)(サマー、プロ)
チャンピオンシステム Performance ビブショーツ
価格:12,800円(税抜)
チャンピオンシステム Techコレクション
サイクルウェアに必要な基本性能をバランスよく兼ね備えつつ、気軽にオーダーウェアを楽しんでもらえるよう低価格、高品質を追求したのがTechコレクションだ。複雑なパネリング等は用いられないものの、上位モデルにも使われる上質な素材とフラットロック縫製により、優れた着心地を実現している。
裾部分にシリコングリッパーが配されたり、リアポケットに防水ミニポケットが装備されたりと、使い勝手は上位モデルにも劣ることのない出来栄えだ。こちらも用途に応じて「サマー」と「プロ」の2種類を用意。一方、ビブショーツに関しては従来モデルからパネル形状がアップデートされることでフィット感を向上させている。
チャンピオンシステム Tech ショートスリーブジャージ
価格:7,200円(税抜)(サマー、プロ)
チャンピオンシステム Tech ビブショーツ
価格:9,000円(税抜)
なお、記事内のウェアカラーはサンプル品のため、実際のオーダー時にはチャンピオンシステムのWEBサイトよりデザインテンプレートをダウンロードした後、好きなデザインを描き込んで入稿する流れとなる。入稿したデザインを元に専門のデザイナーがウェアに合うように調整してくれるため、納得のいくオリジナルウェアに仕上がるだろう。
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