2017/01/05(木) - 14:39
山本幸平が今季フランスの強豪MTBチーム BH SRサンツアーKMCに移籍する。契約は1年。世界有数のフルサポート体制でワールドカップなどに参戦する。本人のコメントを含めてお伝えする。
2016年MTBクロスカントリー全日本チャンピオン、リオオリンピック21位の山本幸平(元トレックファクトリーレーシング)が2017年シーズンより所属することになるのは、フランスの強豪MTBレーシングチーム「BH SRサンツアーKMC」だ。
BH SRサンツアーKMCはフランスを拠点にするMTBチームで、昨年のUCIチームランキングで1位となった総合力あるチーム。過去には2012年の世界選手権とロンドン五輪女子XCチャンピオンのチャンピオンのジュリー・ブルセ、リオ五輪男子XC4位のマキシム・マロッテらを生み出している。
今年のエリートメンバーも、フランス人のヴィクトル・コレツキーとヨルダン・サッロを筆頭に、カナダ人のオリンピアン、レアンドレ・ボシャールと女子エリートのメキシコ人オリンピアン、ダニエラ・カムプザーノらが所属する国際的なチーム。
山本とチームの契約は1年。フルサポート体制として、WCやUCIレースに参戦することになるという。山本によればチームからはベテランライダーとしてチームの雰囲気づくりとアジアのMTB界を盛り上げて行くことを期待されているという。
以下は山本から寄せられた抱負と、ファンへ向けてのメッセージだ。
「チームの目標は、選手それぞれがUCIレースで活躍して、今年もUCIチームランキング1位を取ること。私自身の目標は、マウンテンバイク世界選手権で8位以内でゴールすることです。
MTBのレースは、ロードと違い個人スポーツなので、チームに対して個人がしっかりとレースを走り成績を出して行くことが重要です。その結果がチームランキングへと自然と反映されるということで、僕自身がレースを絞って参戦カレンダーをつくり、チームがベストを尽くしてくれ、僕が走れる環境があることが重要です。
世界の何処にいても自分自身のライフスタイルを変えずに、オン・オフの切り替えを上手に行うことで、レースでパワーを発揮できると信じています。
今年は東京オリンピックへ向けての1年目。今しかできないこともあるなかで、2020年を見据えて心・技・体の準備を行う年でもあります。新しいチームへの移籍に対しても、とても新鮮な気持ちで、心の底から頑張って過ごさなければいけないと思えていることが、僕自身とても楽しんでいる証拠です。向かうべき道は変わらない。”世界で勝つこと” です。誰よりも速く走りたい!それだけです。
日本ではマウンテンバイクのレースを実際に見ることができる機会が非常に少ないと思いますが、ワールドカップのレースはインターネットでライブ中継されるため観ることが可能であり、ファンの皆さんにも日本人ライダーとして世界と楽しく向き合っている山本幸平がいるということを知ってもらい、応援していただきたいです! 山本幸平ファンクラブもありますので、興味がある方は、ぜひ応援のほど宜しくお願いいたします」。
山本は現在、タイのチェンライ地域ナーソンにおいて合宿中。1月19日にフランス、パリにおいてチーム発表会があり、新ジャージに身を包んだ姿を披露する。その後タイへ戻り、2月上旬まで合宿した後、日本へ一時帰国、2月下旬にはスイスへ飛び、開幕戦へ向けての準備に入る予定だ。
text:Makoto.AYANO
photo:Team BH SR SUNTOUR KMC
2016年MTBクロスカントリー全日本チャンピオン、リオオリンピック21位の山本幸平(元トレックファクトリーレーシング)が2017年シーズンより所属することになるのは、フランスの強豪MTBレーシングチーム「BH SRサンツアーKMC」だ。
BH SRサンツアーKMCはフランスを拠点にするMTBチームで、昨年のUCIチームランキングで1位となった総合力あるチーム。過去には2012年の世界選手権とロンドン五輪女子XCチャンピオンのチャンピオンのジュリー・ブルセ、リオ五輪男子XC4位のマキシム・マロッテらを生み出している。
今年のエリートメンバーも、フランス人のヴィクトル・コレツキーとヨルダン・サッロを筆頭に、カナダ人のオリンピアン、レアンドレ・ボシャールと女子エリートのメキシコ人オリンピアン、ダニエラ・カムプザーノらが所属する国際的なチーム。
山本とチームの契約は1年。フルサポート体制として、WCやUCIレースに参戦することになるという。山本によればチームからはベテランライダーとしてチームの雰囲気づくりとアジアのMTB界を盛り上げて行くことを期待されているという。
以下は山本から寄せられた抱負と、ファンへ向けてのメッセージだ。
「チームの目標は、選手それぞれがUCIレースで活躍して、今年もUCIチームランキング1位を取ること。私自身の目標は、マウンテンバイク世界選手権で8位以内でゴールすることです。
MTBのレースは、ロードと違い個人スポーツなので、チームに対して個人がしっかりとレースを走り成績を出して行くことが重要です。その結果がチームランキングへと自然と反映されるということで、僕自身がレースを絞って参戦カレンダーをつくり、チームがベストを尽くしてくれ、僕が走れる環境があることが重要です。
世界の何処にいても自分自身のライフスタイルを変えずに、オン・オフの切り替えを上手に行うことで、レースでパワーを発揮できると信じています。
今年は東京オリンピックへ向けての1年目。今しかできないこともあるなかで、2020年を見据えて心・技・体の準備を行う年でもあります。新しいチームへの移籍に対しても、とても新鮮な気持ちで、心の底から頑張って過ごさなければいけないと思えていることが、僕自身とても楽しんでいる証拠です。向かうべき道は変わらない。”世界で勝つこと” です。誰よりも速く走りたい!それだけです。
日本ではマウンテンバイクのレースを実際に見ることができる機会が非常に少ないと思いますが、ワールドカップのレースはインターネットでライブ中継されるため観ることが可能であり、ファンの皆さんにも日本人ライダーとして世界と楽しく向き合っている山本幸平がいるということを知ってもらい、応援していただきたいです! 山本幸平ファンクラブもありますので、興味がある方は、ぜひ応援のほど宜しくお願いいたします」。
山本は現在、タイのチェンライ地域ナーソンにおいて合宿中。1月19日にフランス、パリにおいてチーム発表会があり、新ジャージに身を包んだ姿を披露する。その後タイへ戻り、2月上旬まで合宿した後、日本へ一時帰国、2月下旬にはスイスへ飛び、開幕戦へ向けての準備に入る予定だ。
text:Makoto.AYANO
photo:Team BH SR SUNTOUR KMC
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