2016/12/23(金) - 09:02
全米王者のジェレミー・パワーズも使うフォーカスのレーシングCXバイク「MARES」が2017年モデルでマイナーチェンジ。各部のブラッシュアップを行い、より熟成度を高めている。アルミモデルと合わせて紹介する。
MTBやロードバイクはもちろん、Eバイク、シティサイクルまで幅広いラインナップを擁すドイツの総合ブランド、フォーカス。シクロクロスカテゴリーのハイエンドニーズを担うのが「MARES(マレス)」。2年前のモデルチェンジで既にディスクブレーキやスルーアクスルなど最新トレンドを盛り込んでいたが、先日リリースされた2017年モデルでは細部を煮詰め、より熟成度を高めることに。
その最たる変化は、レバーを倒し、横に90度ひねるだけでホイール交換を可能にした(つまりアクスルをスプラインにねじ込む必要がなく、ホイール交換に時間を要さない)フォーカス独自のスルーアクスル機構「R.A.T(Rapid Axle Technology)」が最新版の「R.A.T. EVO」に進化したことだろう。これによってMTBと同じ15mmだったフロントアクスル径は、ディスクブレーキロードの主流である12mmとなり、40g以上の軽量化を果たした。これはフォーカスのディスクブレーキロードバイクである「IZALCO MAX DISC」とも同様の変更であり、より交換用ホイールの選択肢が増えることにも繋がる。
また、ブレーキ台座は従来のポストマウント式から前後共にフラットマウント式へと変更され、さらにフロントブレーキホースの取り回しがフォーク内側を通すインターナルルーティングへと変わった。障害物による不意の故障を防ぐ上でも歓迎すべき変更点と言えるだろう。
その他大きな変更は無く、ロードバイクのフラッグシップモデルであるIZALCO MAXと同様のP2T 10カーボン (Power Transfer Technology) と、各フレームサイズ間での乗り味の差を無くす「SSPS」の採用によって剛性と軽量化の両立に成功。フレーム重量はロードバイクにも迫る922gだ。
もちろんフレームと同様に細身のフロントフォークや、エンデュランスロードであるCAYOとも共通するオフセットしたリアエンドによってショック吸収性を高める。またチェーン落ちによるフレーム破損のリスクを考慮し、クランクとフレームの間には金属製プロテクターが、チェーンステーの根本には金属製プロテクターシールが用意されるなど、実戦での使い勝手を高めていることが特徴だ。
販売パッケージは、シマノ105を基本に油圧ディスクブレーキ(ST-RS505)を搭載した完成車が用意されている。ホイールはアレックスリムのCXD-4、タイヤはシュワルベのX-ONE(33c)。価格は448,000円(税抜)だ。
また、カーボンフレームを踏襲したアルミモデル「MARES AL 105」も用意されており、フォークはカーボンモデルにも搭載される上級モデルを採用。パーツアッセンブルも基本的には同様で、ホイールはDTスイスのR522だ。価格は239,000円(税抜)。取り扱いはグローブライド。
フォーカス MARES 105
サイズ:48、51、54cm
フレーム :MARES CX P2T 10 カーボン DISC
フォーク :MARES CX P2T 10 カーボン T4 DISC
コンポーネント:シマノ 105
STIレバー:シマノ ST-RS505
ホイール :アレックスリム CXD-4
タイヤ:シュワルベ X-ONE 700x33C
ハンドル、ステム、シートポスト:CONCEPT EX
サドル:フィジーク ANTARES R5
重量:8.4kg(54サイズ)
価格:448,000円(税抜)
フォーカス MARES AL 105
サイズ:48、50、54、56cmcm
フレーム :RACE CROSS V2 トリプルバテッドアルミ DISC
フォーク :MARES CX P2T 10 カーボン T4 DISC
コンポーネント:シマノ 105
STIレバー:シマノ ST-RS505
ホイール :DTスイス R522 DB
タイヤ:シュワルベ X-ONE 700x33C
ハンドル、ステム、シートポスト:CONCEPT EX
サドル:フィジーク ANTARES R5
重量:9.4kg(54サイズ)
価格:239,000円(税抜)
MTBやロードバイクはもちろん、Eバイク、シティサイクルまで幅広いラインナップを擁すドイツの総合ブランド、フォーカス。シクロクロスカテゴリーのハイエンドニーズを担うのが「MARES(マレス)」。2年前のモデルチェンジで既にディスクブレーキやスルーアクスルなど最新トレンドを盛り込んでいたが、先日リリースされた2017年モデルでは細部を煮詰め、より熟成度を高めることに。
その最たる変化は、レバーを倒し、横に90度ひねるだけでホイール交換を可能にした(つまりアクスルをスプラインにねじ込む必要がなく、ホイール交換に時間を要さない)フォーカス独自のスルーアクスル機構「R.A.T(Rapid Axle Technology)」が最新版の「R.A.T. EVO」に進化したことだろう。これによってMTBと同じ15mmだったフロントアクスル径は、ディスクブレーキロードの主流である12mmとなり、40g以上の軽量化を果たした。これはフォーカスのディスクブレーキロードバイクである「IZALCO MAX DISC」とも同様の変更であり、より交換用ホイールの選択肢が増えることにも繋がる。
また、ブレーキ台座は従来のポストマウント式から前後共にフラットマウント式へと変更され、さらにフロントブレーキホースの取り回しがフォーク内側を通すインターナルルーティングへと変わった。障害物による不意の故障を防ぐ上でも歓迎すべき変更点と言えるだろう。
その他大きな変更は無く、ロードバイクのフラッグシップモデルであるIZALCO MAXと同様のP2T 10カーボン (Power Transfer Technology) と、各フレームサイズ間での乗り味の差を無くす「SSPS」の採用によって剛性と軽量化の両立に成功。フレーム重量はロードバイクにも迫る922gだ。
もちろんフレームと同様に細身のフロントフォークや、エンデュランスロードであるCAYOとも共通するオフセットしたリアエンドによってショック吸収性を高める。またチェーン落ちによるフレーム破損のリスクを考慮し、クランクとフレームの間には金属製プロテクターが、チェーンステーの根本には金属製プロテクターシールが用意されるなど、実戦での使い勝手を高めていることが特徴だ。
販売パッケージは、シマノ105を基本に油圧ディスクブレーキ(ST-RS505)を搭載した完成車が用意されている。ホイールはアレックスリムのCXD-4、タイヤはシュワルベのX-ONE(33c)。価格は448,000円(税抜)だ。
また、カーボンフレームを踏襲したアルミモデル「MARES AL 105」も用意されており、フォークはカーボンモデルにも搭載される上級モデルを採用。パーツアッセンブルも基本的には同様で、ホイールはDTスイスのR522だ。価格は239,000円(税抜)。取り扱いはグローブライド。
フォーカス MARES 105
サイズ:48、51、54cm
フレーム :MARES CX P2T 10 カーボン DISC
フォーク :MARES CX P2T 10 カーボン T4 DISC
コンポーネント:シマノ 105
STIレバー:シマノ ST-RS505
ホイール :アレックスリム CXD-4
タイヤ:シュワルベ X-ONE 700x33C
ハンドル、ステム、シートポスト:CONCEPT EX
サドル:フィジーク ANTARES R5
重量:8.4kg(54サイズ)
価格:448,000円(税抜)
フォーカス MARES AL 105
サイズ:48、50、54、56cmcm
フレーム :RACE CROSS V2 トリプルバテッドアルミ DISC
フォーク :MARES CX P2T 10 カーボン T4 DISC
コンポーネント:シマノ 105
STIレバー:シマノ ST-RS505
ホイール :DTスイス R522 DB
タイヤ:シュワルベ X-ONE 700x33C
ハンドル、ステム、シートポスト:CONCEPT EX
サドル:フィジーク ANTARES R5
重量:9.4kg(54サイズ)
価格:239,000円(税抜)
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