2009/10/21(水) - 14:09
UCI(国際自転車競技連合)は2008年〜2009年シーズンのコンチネンタルサーキットの最終ランキングを発表した。ヨーロッパツアーの首位に輝いたのは、ジャパンカップ出場予定のジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)。アジアツアーでは宮澤崇史(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)が8位に入った。
1月のツアー・ダウンアンダーで幕開け、10月のジロ・ディ・ロンバルディアで終了するワールドカレンダーとは異なり、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オセアニア、アフリカの5つのUCIコンチネンタルサーキットは、例年10月1日から翌年9月30日まで(ヨーロッパは10月15日から10月14日まで)の1年間で争われる。
つまり、開催が迫るジャパンカップやツール・ド・おきなわ、熊本国際ロードは2009年〜2010年度のアジアツアーに組み込まれている。
コンチネンタルサーキットのランキングに反映されるのは、ワールドカレンダーに組み込まれないHC(超級クラス)、クラス1、クラス2のレースと、各国選手権(全日本選手権など)、各大陸選手権(アジア選手権など)、夏季五輪ロードレース、ロード世界選手権の成績。ランキング対象となるのは、プロツアーチームを除く、プロコンチネンタル/コンチネンタルチームの選手たちだ。
UCIヨーロッパツアーの頂点に立ったのは、シーズンを通して安定した成績を収めたヴィスコンティだ。対象レースで通算6勝を飾り、合計27レースでトップ10入りしている。チームタイムトライアルでの勝利はポイントがチーム内で分配されるため、獲得ポイントは小数点を含んでいる。
37ポイント差の2位に入ったのは、対象レースで通算6勝したファンケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、スキル・シマノ)。日本勢としてはシルクイト・デ・ゲッチョ4位、シャトールー・クラシック10位の宮澤崇史(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)が507位に入った。
UCIアジアツアーでは、ガーデル・ミズバニ(イラン)が3年ぶりのランキングトップに。ツール・ド・北海道などでポイントを稼いだ宮澤崇史が8位、全日本チャンピオンの西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)が9位。
チームランキングではEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインが5位、愛三工業レーシングチームが6位。そして国別ランキングで日本はカザフスタンとイランに次いで3位に入った。日本は昨年アジアツアー国別ランキングトップに輝いている。
個人ランキング
1位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD) 638.2pts
2位 ファンケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、スキル・シマノ)601pts
3位 ジミー・カスペール(フランス、ベッソンショスール) 575pts
4位 ロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル) 488pts
5位 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス) 469.2pts
507位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン) 30pts
821位 別府史之(日本、スキル・シマノ) 11pts
チームランキング
1位 アグリチュベル 2088pts
2位 ヴァカンソレイユ 1499pts
3位 リバティーセグロス 1326pts
4位 サーヴェロ・テストチーム 1261pts
5位 ISDサイクリングチーム 1249.79pts
国別ランキング
1位 イタリア 3537.6pts
2位 フランス 3159pts
3位 スペイン 2259.4pts
4位 オランダ 2114.19pts
5位 ドイツ 2101pts
個人ランキング
1位 ガーデル・ミズバニ(イラン) 384.5pts
2位 アンドレイ・ミズロフ(カザフスタン) 368.5pts
3位 ボリス・シュピレフスキー(ロシア) 254pts
4位 デミトリ・フォフォノフ(フランス) 242pts
5位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン) 217pts
8位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)161pts
9位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム) 152.25pts
チームランキング
1位 ペトロケミカル・タブリス 1015pts
5位 EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン 268pts
6位 愛三工業レーシングチーム 250pts
11位 シマノレーシング 174pts
34位 チームブリヂストン・アンカー 38pts
48位 マトリックス・パワータグ 8pts
49位 ブリッツェン宇都宮プロレーシングチーム 6pts
国別ランキング
1位 カザフスタン 1259.82pts
2位 イラン 1015.5pts
3位 日本 780.25pts
4位 マレーシア 292pts
5位 ウズベキスタン 255.98pts
個人ランキング
1位 グレゴリオ・ラディーノ(コロンビア、テコス・トレック)
チームランキング
ディキジョヴァンニ
国別ランキング
コロンビア
個人ランキング
1位 ピーター・マクドナルド(オーストラリア、ドラパックポルシェ)
チームランキング
1位 ドラパックポルシェ
国別ランキング
1位 オーストラリア
個人ランキング
1位 ダン・クレーヴン(ナミビア、ラファ・コンドル)
チームランキング
1位 バルロワールド
国別ランキング
1位 南アフリカ
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, Hideaki Takagi
1月のツアー・ダウンアンダーで幕開け、10月のジロ・ディ・ロンバルディアで終了するワールドカレンダーとは異なり、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オセアニア、アフリカの5つのUCIコンチネンタルサーキットは、例年10月1日から翌年9月30日まで(ヨーロッパは10月15日から10月14日まで)の1年間で争われる。
つまり、開催が迫るジャパンカップやツール・ド・おきなわ、熊本国際ロードは2009年〜2010年度のアジアツアーに組み込まれている。
コンチネンタルサーキットのランキングに反映されるのは、ワールドカレンダーに組み込まれないHC(超級クラス)、クラス1、クラス2のレースと、各国選手権(全日本選手権など)、各大陸選手権(アジア選手権など)、夏季五輪ロードレース、ロード世界選手権の成績。ランキング対象となるのは、プロツアーチームを除く、プロコンチネンタル/コンチネンタルチームの選手たちだ。
UCIヨーロッパツアーの頂点に立ったのは、シーズンを通して安定した成績を収めたヴィスコンティだ。対象レースで通算6勝を飾り、合計27レースでトップ10入りしている。チームタイムトライアルでの勝利はポイントがチーム内で分配されるため、獲得ポイントは小数点を含んでいる。
37ポイント差の2位に入ったのは、対象レースで通算6勝したファンケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、スキル・シマノ)。日本勢としてはシルクイト・デ・ゲッチョ4位、シャトールー・クラシック10位の宮澤崇史(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)が507位に入った。
UCIアジアツアーでは、ガーデル・ミズバニ(イラン)が3年ぶりのランキングトップに。ツール・ド・北海道などでポイントを稼いだ宮澤崇史が8位、全日本チャンピオンの西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)が9位。
チームランキングではEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインが5位、愛三工業レーシングチームが6位。そして国別ランキングで日本はカザフスタンとイランに次いで3位に入った。日本は昨年アジアツアー国別ランキングトップに輝いている。
UCIヨーロッパツアー
個人ランキング
1位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD) 638.2pts
2位 ファンケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、スキル・シマノ)601pts
3位 ジミー・カスペール(フランス、ベッソンショスール) 575pts
4位 ロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル) 488pts
5位 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス) 469.2pts
507位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン) 30pts
821位 別府史之(日本、スキル・シマノ) 11pts
チームランキング
1位 アグリチュベル 2088pts
2位 ヴァカンソレイユ 1499pts
3位 リバティーセグロス 1326pts
4位 サーヴェロ・テストチーム 1261pts
5位 ISDサイクリングチーム 1249.79pts
国別ランキング
1位 イタリア 3537.6pts
2位 フランス 3159pts
3位 スペイン 2259.4pts
4位 オランダ 2114.19pts
5位 ドイツ 2101pts
UCIアジアツアー
個人ランキング
1位 ガーデル・ミズバニ(イラン) 384.5pts
2位 アンドレイ・ミズロフ(カザフスタン) 368.5pts
3位 ボリス・シュピレフスキー(ロシア) 254pts
4位 デミトリ・フォフォノフ(フランス) 242pts
5位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン) 217pts
8位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)161pts
9位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム) 152.25pts
チームランキング
1位 ペトロケミカル・タブリス 1015pts
5位 EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン 268pts
6位 愛三工業レーシングチーム 250pts
11位 シマノレーシング 174pts
34位 チームブリヂストン・アンカー 38pts
48位 マトリックス・パワータグ 8pts
49位 ブリッツェン宇都宮プロレーシングチーム 6pts
国別ランキング
1位 カザフスタン 1259.82pts
2位 イラン 1015.5pts
3位 日本 780.25pts
4位 マレーシア 292pts
5位 ウズベキスタン 255.98pts
UCIアメリカツアー
個人ランキング
1位 グレゴリオ・ラディーノ(コロンビア、テコス・トレック)
チームランキング
ディキジョヴァンニ
国別ランキング
コロンビア
UCIオセアニアツアー
個人ランキング
1位 ピーター・マクドナルド(オーストラリア、ドラパックポルシェ)
チームランキング
1位 ドラパックポルシェ
国別ランキング
1位 オーストラリア
UCIアフリカツアー
個人ランキング
1位 ダン・クレーヴン(ナミビア、ラファ・コンドル)
チームランキング
1位 バルロワールド
国別ランキング
1位 南アフリカ
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, Hideaki Takagi