2016/05/15(日) - 05:16
未舗装の2級山岳でのバルベルデのアタックにマリアローザのドゥムランが脱落。逃げグループから抜け出したジャンルーカ・ブランビッラ(エティックス・クイックステップ)がステージ初優勝とマリアローザを同時に手にした。
ジロ第8ステージは残り18.4km地点で未舗装区間(全長6.4km)を含む2級山岳アルペ・ディ・ポーティ(10.2km/平均6.5%/最大14%)を越える186km。翌日にマリアローザ争いにおいて重要な個人タイムトライアルが控えているため平穏な1日になるかとも思われたが、レースはスタート直後から高速化した。
暖かい太陽に照らされたフォリーニョの街を出てすぐ、レースは重厚な雨雲の中に入る。降りしきる雨の中でアタック合戦が繰り広げられた結果、20km地点で13名の大きなグループが先行開始。ハイペースによってメイン集団は3つに分断された。
マッテオ・モンタグーティ(イタリア、AG2Rラモンディアール)、モレーノ・モゼール(イタリア、キャノンデール)、アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、BMCレーシング)、ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ)、ショーン・デビー(ベルギー、ロット・ソウダル)、ジャコモ・ベルラート(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ)を含む強力な逃げをメイン集団は容認せずに追走する。
総合22位・1分56秒遅れのブランビッラが入ったためメイン集団のペースは一向に落ちず、タイム差も広がらない。最初の1時間の平均スピードは48.7km/hをマーク。遅れていた選手たちが合流して人数を増やしたメイン集団はその後もスケジュールを前倒しにするハイペースで進んだ。
タイム差が4分前後を推移したままレースは後半へ。マッテオ・トレンティン(イタリア、エティックス・クイックステップ)がチームメイトのブランビッラのために逃げグループを牽引する。一方のメイン集団はロットNLユンボがコントロール。残り50kmで5分10秒あったタイム差を詰め始めた。
残り32km地点でアレッツォ旧市街のフィニッシュラインを通過する頃にはタイム差は3分30秒。逃げグループは約3分半のアドバンテージをもって2級山岳アルペ・ディ・ポーティの登坂を開始した。
急勾配の登りが始まるとモンタグーティとベルラートが先頭からアタック。ここにデマルキとブランビッラが合流して未舗装区間に入る。最大勾配14%の急坂で先頭では脚の差が出始め、力強くシッティングでペダルを踏むブランビッラの独走が始まった。
アスタナが牽引する3分後方のメイン集団の中で最初に動いたのはアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)だった。ダンシングを多用して飛び出したバルベルデには、ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)やリゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール)、エステバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ)、ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ)、ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ)イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ)がすかさず反応する。
総合上位陣がしのぎを削る中、マリアローザのトム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン)が失速。ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ)は一時的に遅れをとったものの挽回してバルベルデらに合流している。
バルベルデがリードする精鋭グループと、マイペースを保って登るドゥムランのタイム差はぐんぐんと広がっていく。単独で未舗装峠を登りきったブランビッラはテクニカルな下りに突入。27秒遅れでモンタグーティ、1分16秒遅れでデマルキを含む追走グループ、2分06秒遅れでバルベルデやニーバリを含む精鋭グループ、そして3分30秒遅れでドゥムランが続いた。
2番手モンタグーティに対してリードを失わずに下りをこなした先頭ブランビッラがアレッツォ市内の平坦路へ。残り1kmで旧市街に入り、ペースを崩さず平均勾配5%の石畳坂を駆け上がったブランビッラが独走のままフィニッシュした。
モンタグーティやモゼールに続いてアレッツォ旧市街に入った精鋭グループは、石畳坂のスプリント勝負で抜け出したバルベルデらが1分41秒遅れでフィニッシュ。ニーバリやウランがバルベルデから3秒失う結果となった。ドゥムランは2分51秒遅れでアレッツォに辿り着いている。
ストラーデビアンケで3位に入り、未舗装レースへの相性の良さを見せていたブランビッラが自身5度目のジロでステージ初優勝。「開幕前からこのステージを狙っていた。そして狙い通りステージ優勝を飾ったことに自分でも驚いている。まずは逃げ切りを成功に導いてくれたマッテオ・トレンティンに感謝だ。逃げを作ったのは自分だけど、そこから彼が徹底的に前を引いてくれた。そして最後の登りで自分がアタックしたんだ」と振り返る。
身長170cm/体重57kgのクライマーは表彰台でマリアローザに袖を通し、顔を覆った。「マリアローザは想定外だったけど、こうして夢がかなったことを嬉しく思う。20日前に娘のアシアが生まれて人生が変わった。今年は何もかもがうまく行っている。美しく、嬉しい気持ちに包まれている」。
ブランビッラはザッカリンから23秒、クルイスウィクから33秒リードで総合首位を走る。翌日の40.5km個人タイムトライアルについてブランビッラは「良い結果(ステージ5位)を残せた2年前の個人タイムトライアルと明日のコースは似ている。全力で走ってみせるよ」と語っている。
バルベルデが調子の良さを見せつけた一方で、ドゥムランは1分05秒遅れの総合11位にダウン。レースリードを失ったドゥムランは「残念な結果については考えたくない。今日はバッドデーだった。リードを失った今、タイムトライアルで勝利を狙うという本来のプランAに立ち戻る。明日マリアローザを取り返すことになるかもしれないけど、今日の登りで自分よりも登れている選手が20名いることに気づかされた。だから最後まで総合争いにこだわるかどうかは分からない」とコメントしている。
ジロ・デ・イタリア2016第8ステージ結果
1位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ)4h14’05”
2位 マッテオ・モンタグーティ(イタリア、AG2Rラモンディアール) +1’06”
3位 モレーノ・モゼール(イタリア、キャノンデール) +1’27”
4位 ジャコ・ヴェンター(南アフリカ、ディメンションデータ) +1’28”
5位 アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、BMCレーシング) +1’33”
6位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +1’41”
7位 ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ)
8位 ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ)
9位 エステバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ)
10位 イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ)
11位 ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ) +1’44”
12位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
13位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール)
16位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、AG2Rラモンディアール)
19位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) +2’32”
38位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +2’51”
186位 山本元喜(日本、NIPPOヴィーニファンティーニ) +21’17”
マリアローザ 個人総合成績
1位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ)33h39’14”
2位 イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ) +23”
3位 ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ) +33”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +36”
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +45”
6位 エステバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) +48”
7位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール) +49”
8位 ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ) +54”
9位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、AG2Rラモンディアール)
10位 ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ) +1’03”
11位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +1’05”
マリアロッサ ポイント賞
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 119pts
2位 マルセル・キッテル(ドイツ、エティックス・クイックステップ) 106pts
3位 アルノー・デマール(フランス、FDJ) 91pts
マリアアッズーラ 山岳賞
1位 ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・ソウダル) 21pts
2位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ) 20pts
3位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ) 16pts
マリアビアンカ ヤングライダー賞
1位 ボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、エティックス・クイックステップ) 33h40’35”
2位 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア、キャノンデール) +1’28”
3位 カルロス・ベローナ(スペイン、エティックス・クイックステップ) +2’03”
チーム総合成績
1位 エティックス・クイックステップ 101h01’10”
2位 アスタナ +13”
3位 キャノンデール +44”
text&photo:Kei Tsuji in Arezzo, Italy
ジロ第8ステージは残り18.4km地点で未舗装区間(全長6.4km)を含む2級山岳アルペ・ディ・ポーティ(10.2km/平均6.5%/最大14%)を越える186km。翌日にマリアローザ争いにおいて重要な個人タイムトライアルが控えているため平穏な1日になるかとも思われたが、レースはスタート直後から高速化した。
暖かい太陽に照らされたフォリーニョの街を出てすぐ、レースは重厚な雨雲の中に入る。降りしきる雨の中でアタック合戦が繰り広げられた結果、20km地点で13名の大きなグループが先行開始。ハイペースによってメイン集団は3つに分断された。
マッテオ・モンタグーティ(イタリア、AG2Rラモンディアール)、モレーノ・モゼール(イタリア、キャノンデール)、アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、BMCレーシング)、ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ)、ショーン・デビー(ベルギー、ロット・ソウダル)、ジャコモ・ベルラート(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ)を含む強力な逃げをメイン集団は容認せずに追走する。
総合22位・1分56秒遅れのブランビッラが入ったためメイン集団のペースは一向に落ちず、タイム差も広がらない。最初の1時間の平均スピードは48.7km/hをマーク。遅れていた選手たちが合流して人数を増やしたメイン集団はその後もスケジュールを前倒しにするハイペースで進んだ。
タイム差が4分前後を推移したままレースは後半へ。マッテオ・トレンティン(イタリア、エティックス・クイックステップ)がチームメイトのブランビッラのために逃げグループを牽引する。一方のメイン集団はロットNLユンボがコントロール。残り50kmで5分10秒あったタイム差を詰め始めた。
残り32km地点でアレッツォ旧市街のフィニッシュラインを通過する頃にはタイム差は3分30秒。逃げグループは約3分半のアドバンテージをもって2級山岳アルペ・ディ・ポーティの登坂を開始した。
急勾配の登りが始まるとモンタグーティとベルラートが先頭からアタック。ここにデマルキとブランビッラが合流して未舗装区間に入る。最大勾配14%の急坂で先頭では脚の差が出始め、力強くシッティングでペダルを踏むブランビッラの独走が始まった。
アスタナが牽引する3分後方のメイン集団の中で最初に動いたのはアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)だった。ダンシングを多用して飛び出したバルベルデには、ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)やリゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール)、エステバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ)、ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ)、ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ)イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ)がすかさず反応する。
総合上位陣がしのぎを削る中、マリアローザのトム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン)が失速。ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ)は一時的に遅れをとったものの挽回してバルベルデらに合流している。
バルベルデがリードする精鋭グループと、マイペースを保って登るドゥムランのタイム差はぐんぐんと広がっていく。単独で未舗装峠を登りきったブランビッラはテクニカルな下りに突入。27秒遅れでモンタグーティ、1分16秒遅れでデマルキを含む追走グループ、2分06秒遅れでバルベルデやニーバリを含む精鋭グループ、そして3分30秒遅れでドゥムランが続いた。
2番手モンタグーティに対してリードを失わずに下りをこなした先頭ブランビッラがアレッツォ市内の平坦路へ。残り1kmで旧市街に入り、ペースを崩さず平均勾配5%の石畳坂を駆け上がったブランビッラが独走のままフィニッシュした。
モンタグーティやモゼールに続いてアレッツォ旧市街に入った精鋭グループは、石畳坂のスプリント勝負で抜け出したバルベルデらが1分41秒遅れでフィニッシュ。ニーバリやウランがバルベルデから3秒失う結果となった。ドゥムランは2分51秒遅れでアレッツォに辿り着いている。
ストラーデビアンケで3位に入り、未舗装レースへの相性の良さを見せていたブランビッラが自身5度目のジロでステージ初優勝。「開幕前からこのステージを狙っていた。そして狙い通りステージ優勝を飾ったことに自分でも驚いている。まずは逃げ切りを成功に導いてくれたマッテオ・トレンティンに感謝だ。逃げを作ったのは自分だけど、そこから彼が徹底的に前を引いてくれた。そして最後の登りで自分がアタックしたんだ」と振り返る。
身長170cm/体重57kgのクライマーは表彰台でマリアローザに袖を通し、顔を覆った。「マリアローザは想定外だったけど、こうして夢がかなったことを嬉しく思う。20日前に娘のアシアが生まれて人生が変わった。今年は何もかもがうまく行っている。美しく、嬉しい気持ちに包まれている」。
ブランビッラはザッカリンから23秒、クルイスウィクから33秒リードで総合首位を走る。翌日の40.5km個人タイムトライアルについてブランビッラは「良い結果(ステージ5位)を残せた2年前の個人タイムトライアルと明日のコースは似ている。全力で走ってみせるよ」と語っている。
バルベルデが調子の良さを見せつけた一方で、ドゥムランは1分05秒遅れの総合11位にダウン。レースリードを失ったドゥムランは「残念な結果については考えたくない。今日はバッドデーだった。リードを失った今、タイムトライアルで勝利を狙うという本来のプランAに立ち戻る。明日マリアローザを取り返すことになるかもしれないけど、今日の登りで自分よりも登れている選手が20名いることに気づかされた。だから最後まで総合争いにこだわるかどうかは分からない」とコメントしている。
ジロ・デ・イタリア2016第8ステージ結果
1位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ)4h14’05”
2位 マッテオ・モンタグーティ(イタリア、AG2Rラモンディアール) +1’06”
3位 モレーノ・モゼール(イタリア、キャノンデール) +1’27”
4位 ジャコ・ヴェンター(南アフリカ、ディメンションデータ) +1’28”
5位 アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、BMCレーシング) +1’33”
6位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +1’41”
7位 ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ)
8位 ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ)
9位 エステバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ)
10位 イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ)
11位 ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ) +1’44”
12位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
13位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール)
16位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、AG2Rラモンディアール)
19位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) +2’32”
38位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +2’51”
186位 山本元喜(日本、NIPPOヴィーニファンティーニ) +21’17”
マリアローザ 個人総合成績
1位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ)33h39’14”
2位 イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ) +23”
3位 ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ) +33”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +36”
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +45”
6位 エステバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) +48”
7位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール) +49”
8位 ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ) +54”
9位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、AG2Rラモンディアール)
10位 ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ) +1’03”
11位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +1’05”
マリアロッサ ポイント賞
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 119pts
2位 マルセル・キッテル(ドイツ、エティックス・クイックステップ) 106pts
3位 アルノー・デマール(フランス、FDJ) 91pts
マリアアッズーラ 山岳賞
1位 ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・ソウダル) 21pts
2位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ) 20pts
3位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ) 16pts
マリアビアンカ ヤングライダー賞
1位 ボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、エティックス・クイックステップ) 33h40’35”
2位 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア、キャノンデール) +1’28”
3位 カルロス・ベローナ(スペイン、エティックス・クイックステップ) +2’03”
チーム総合成績
1位 エティックス・クイックステップ 101h01’10”
2位 アスタナ +13”
3位 キャノンデール +44”
text&photo:Kei Tsuji in Arezzo, Italy