2015/10/19(月) - 19:33
ビールを飲み、慣れない箸に四苦八苦しながらキャノンデール・ガーミンの選手たちはファンからの熱い歓迎に喜んだ。大いに盛り上がったジャパンカップアフターパーティーの様子をお伝えしよう。
ジャパンカップの興奮冷めやらぬレース当日の夜。選手たちが宿泊する宇都宮市街のホテルにて、早速キャノンデール・ガーミンチームのアフターパーティーが開催された。毎度おなじみとなっているこの催しだが、今年はキャノンデール・ジャパンとガーミンの正規販売代理店であるいいよねっとによる併催に。レースを走ったばかりの選手たちと交流できるとあって、キャノンデールグリーンのアイテムをまとった、たくさんのファンで会場はごった返した。
ファンの歓声に迎えられて入場したのはネイサン・ハースとマティ・モホリッチ、アルベルト・ベッティオール、ルーベン・ゼプントケという4選手に加え、ファブリツィオ・グイディ監督とマッサー、メカニックの8名。「普段は選手に注目が集まるから、僕らも暖かく迎えられて嬉しいぜ!」とはメカニックのジョフ・ブラウンさんはにこにこ顔。
「実はすごく昔に選手としてジャパンカップを走ったことがあるんだ!」と言うファブリツィオ監督、そしてキャノンデール・ジャパン池田新社長の挨拶で乾杯!濃すぎるぐらい濃い2時間のパーティーが幕開けだ。会場には鹿屋体育大学の学生や黒川監督も集まり、J SPORTSでもお馴染みのサッシャさんがノリの良すぎるトークでパーティーを進めていく。この豪華キャストで盛り上がらないワケがないのだ。
パーティーは選手一人一人の挨拶に続き、ガーミンに記録されたデータを使ってモホリッチがレースを振り返る「Garmin Connect」トークショーとテンポ良く続いていく。
昨年と違ってちょっと太め(失礼!)なハースは来年現MTNキュベカのディメンションデータ入りが決定済みだ。「来期のチームがジャパンカップに呼ばれるか分からないけれど、日本大好きな僕はぜひともまた帰ってきたいよ」とファンを喜ばせるメッセージ。レース前日にほっともっとでお弁当を買っていたというタレ込みは果たして本当だったのだろうか…?
データ的視点でレースを振り返ったモホリッチは「中盤からペースが速くてきつかった。逃げを捕まえた残り4周までどんどんスピードが上がり、残り3周でNIPPOの選手とアタック。このときに最大パワーが出たんだ。ただパワーメーターの調子が悪く、データを記録できていなかったのは残念。ハートレートは計測バンドを忘れたので分からないんだ。平均時速は35.4km/h。結構速いペースだが、滑りやすい下りでは皆慎重だったのでそこで平均スピードが落ちたように思う。ガーミンコネクトに毎レース分アップロードしているので、よかったら見て欲しい。パワーや心拍数もちゃんと載っているので、見ると面白いと思うよ」とコメント。
柔らかな人柄とナイスファンサービスで人気だったのはルーベン・ゼプントケ。22歳のドイツ人ながら英語も堪能で、Twitterではファンのつぶやきをリツイートするなどナイスガイだ。両手に抱えられないほどもらったファンからのプレゼントを見て「こんなのクレイジーだ!初めての経験だよ!」と興奮気味の様子。それとメカニックのジョフさんが「日本」ハチマキを巻いてめちゃくちゃ盛り上がっていたことも付け加えておきましょう。
パーティーで印象的だったのは、参加者の多さはもちろん若い女性ファンの多さだった。聞けば弱虫ペダルをきっかけにロードレースにのめり込んだ人も多く、あらためて影響力が大きさに気づかされた。箸がうまく使えず醤油にドブ漬けしちゃった寿司を食べたファブリツィオ監督も「日本の自転車人気にとてもいいと思うよ」ともぐもぐ。
パーティーはこれまたお馴染みの選手使用済みジャージや、ガーミンの最新機種Edge520Jなどが当たる豪華抽選会を経て、最後は選手、関係者、ファンを一緒くたにした記念撮影で〆!濃密すぎる2時間はあっという間に過ぎ、パーティーは解散。そしてキャノンデール・ガーミンのメンバーはオフシーズン突入を祝う一杯を求め、今一度夜の宇都宮に消えていったのだった…。
text:So.Isobe
ジャパンカップの興奮冷めやらぬレース当日の夜。選手たちが宿泊する宇都宮市街のホテルにて、早速キャノンデール・ガーミンチームのアフターパーティーが開催された。毎度おなじみとなっているこの催しだが、今年はキャノンデール・ジャパンとガーミンの正規販売代理店であるいいよねっとによる併催に。レースを走ったばかりの選手たちと交流できるとあって、キャノンデールグリーンのアイテムをまとった、たくさんのファンで会場はごった返した。
ファンの歓声に迎えられて入場したのはネイサン・ハースとマティ・モホリッチ、アルベルト・ベッティオール、ルーベン・ゼプントケという4選手に加え、ファブリツィオ・グイディ監督とマッサー、メカニックの8名。「普段は選手に注目が集まるから、僕らも暖かく迎えられて嬉しいぜ!」とはメカニックのジョフ・ブラウンさんはにこにこ顔。
「実はすごく昔に選手としてジャパンカップを走ったことがあるんだ!」と言うファブリツィオ監督、そしてキャノンデール・ジャパン池田新社長の挨拶で乾杯!濃すぎるぐらい濃い2時間のパーティーが幕開けだ。会場には鹿屋体育大学の学生や黒川監督も集まり、J SPORTSでもお馴染みのサッシャさんがノリの良すぎるトークでパーティーを進めていく。この豪華キャストで盛り上がらないワケがないのだ。
パーティーは選手一人一人の挨拶に続き、ガーミンに記録されたデータを使ってモホリッチがレースを振り返る「Garmin Connect」トークショーとテンポ良く続いていく。
昨年と違ってちょっと太め(失礼!)なハースは来年現MTNキュベカのディメンションデータ入りが決定済みだ。「来期のチームがジャパンカップに呼ばれるか分からないけれど、日本大好きな僕はぜひともまた帰ってきたいよ」とファンを喜ばせるメッセージ。レース前日にほっともっとでお弁当を買っていたというタレ込みは果たして本当だったのだろうか…?
データ的視点でレースを振り返ったモホリッチは「中盤からペースが速くてきつかった。逃げを捕まえた残り4周までどんどんスピードが上がり、残り3周でNIPPOの選手とアタック。このときに最大パワーが出たんだ。ただパワーメーターの調子が悪く、データを記録できていなかったのは残念。ハートレートは計測バンドを忘れたので分からないんだ。平均時速は35.4km/h。結構速いペースだが、滑りやすい下りでは皆慎重だったのでそこで平均スピードが落ちたように思う。ガーミンコネクトに毎レース分アップロードしているので、よかったら見て欲しい。パワーや心拍数もちゃんと載っているので、見ると面白いと思うよ」とコメント。
柔らかな人柄とナイスファンサービスで人気だったのはルーベン・ゼプントケ。22歳のドイツ人ながら英語も堪能で、Twitterではファンのつぶやきをリツイートするなどナイスガイだ。両手に抱えられないほどもらったファンからのプレゼントを見て「こんなのクレイジーだ!初めての経験だよ!」と興奮気味の様子。それとメカニックのジョフさんが「日本」ハチマキを巻いてめちゃくちゃ盛り上がっていたことも付け加えておきましょう。
パーティーで印象的だったのは、参加者の多さはもちろん若い女性ファンの多さだった。聞けば弱虫ペダルをきっかけにロードレースにのめり込んだ人も多く、あらためて影響力が大きさに気づかされた。箸がうまく使えず醤油にドブ漬けしちゃった寿司を食べたファブリツィオ監督も「日本の自転車人気にとてもいいと思うよ」ともぐもぐ。
パーティーはこれまたお馴染みの選手使用済みジャージや、ガーミンの最新機種Edge520Jなどが当たる豪華抽選会を経て、最後は選手、関係者、ファンを一緒くたにした記念撮影で〆!濃密すぎる2時間はあっという間に過ぎ、パーティーは解散。そしてキャノンデール・ガーミンのメンバーはオフシーズン突入を祝う一杯を求め、今一度夜の宇都宮に消えていったのだった…。
text:So.Isobe
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