2015/08/07(金) - 22:57
高体連登録者の頂点の戦いがインターハイ。今年は8月7日(金)から4日間、トラックは岸和田競輪場、ロードは鈴鹿サーキットで行なわれる。初日は公開競技の女子2種目の決勝などが行なわれ、予選種目を含めジュニア記録、高校記録など好タイムに沸いた。
高校生にとって頂点の戦い
平成27年度全国高等学校総合体育大会(主催、全国高等学校体育連盟など)、通称インターハイが8月7日(金)から始まった。今年は近畿総体で、自転車競技トラックは大阪府岸和田競輪場(400m)で3日間、同ロードは三重県鈴鹿サーキットで8月10日(月)に行なわれる。
高体連所属の選手にとっては県予選、ブロック大会を経て選考のうえ選出されるもので、出場するだけでも栄誉の大会。そして各種目8位以内入賞者には得点が与えられ、学校対抗としてトラック総合、ロード総合そして全種目の総合成績が競われる。
女子は公開競技
女子についてはまだ正式種目でないが、公開競技として今年で3年目を迎え、500mTT、スクラッチ、ケイリン、ポイントレースが行なわれる。なお国民体育大会では来年2016年の岩手国体から女子が正式種目として採用される。大会に先立ち6日には女子競輪の飯塚朋子(日本競輪選手会大阪支部所属)と参加女子選手の交流会が行われた。
ジュニアトラック世界選手権へ
大会のもう一つの見どころは、8月19日からカザフスタン・アスタナで行なわれるジュニアトラック世界選手権大会へ出場する選手たちの走り。8月15日に日本を出発する日程だ。選手は梶原大地(福岡・祐誠高校)、山根将太(鳥取・倉吉西高校)、沢田桂太郎(宮城・東北高校)、安川義道(奈良・榛生昇陽高校)、徳田匠(京都・北桑田高校)、今村駿介(福岡・祐誠高校)、大久保花梨(福岡・祐誠高校)、橋本優弥(岐阜・岐阜商業高校)、古山稀絵(東京・昭和第一学園高校)。
ほか梶原悠未(埼玉・筑波大坂戸高校)、山下祥平(愛媛・日本体育大学)、鈴木奈央(静岡・日本競輪学校)も世界選へ出場。
なお2016年のインターハイは中国総体として、トラックは鳥取県倉吉自転車競技場で7月29日(金)から3日間、ロードは広島県中央森林公園で中1日置いて8月2日(火)に行なわれることがすでに高体連にて発表されている。
5つの新記録が樹立
大会初日8月7日(金)に行なわれた決勝種目は、女子公開競技の500mTTとスクラッチの2種目。そのうち500mTTで2人が大会新ならびに女子高校新記録を樹立。
女子500mTT決勝
1位 平井杏奈(祐誠)37秒371 女子高校新、大会新
2位 細谷夢菜(浦和工)37秒596 女子高校新、大会新
3位 中本真弥(和歌北)38秒783
女子スクラッチ決勝 6km
1位 古山稀絵(昭和一学園)
2位 吉田夢姫(日出総合)
3位 中村愛花(福井科技)
なお男子について予選のタイム種目の結果上位は以下の通り。
このうちチームスプリントで和歌山北高が大会新、高校新ならびにジュニア新記録を樹立。そしてチームパーシュートでは祐誠高と岐阜第一高がそろって4分23秒台と大会新記録を樹立。
チームスプリント予選 400m×3
1位 和歌山北(永橋、南、布居)1分17秒098 男子ジュニア新、男子高校新、大会新 決勝へ
2位 倉吉西(堀江、山根、伊藤)1分18秒796 決勝へ
3位 青森山田(八木澤、宮崎、小原)1分18秒813 3・4位決定戦へ
4位 開新(谷口、平田、廣瀬)1分19秒691 3・4位決定戦へ
5位 松山聖陵(岡崎、今野、真鍋)1分19秒913 以下順位確定
6位 紫波総合(丹内、加藤、安倍)1分20秒007
7位 作新学院(小池、秋本、福富)1分20秒131
8位 甲府工(山下、中島、清水)1分20秒500
4kmチームパーシュート予選
1位 祐誠(今村、貝原、佐竹、橋本)4分23秒313 大会新 決勝へ
2位 岐阜第一(大屋、亀谷、菅原、山田)4分23秒576 大会新 決勝へ
3位 榛生昇陽(安川、松山、奥村、西原)4分30秒446 3・4位決定戦へ
4位 白河実業(鈴木、藤田、鵜沼、石井)4分31秒701 3・4位決定戦へ
5位 学法石川(小玉、渡邉歩、渡邉祐希、水野)4分32秒000 以下順位確定
6位 岐南工(栗山、永田、林、和田)4分33秒206
7位 岡山工(細川、岡野、岡本、矢部)4分33秒784
8位 昭和一学園(中村、小松、岩井、坂)4分34秒724
スプリント予選 200mFTT
1位 梶原大地(祐誠)10秒911
2位 中島詩音(甲府工)10秒935
3位 田中克尚(岡山工)11秒037
4位 谷口力也(開新)11秒080
photo&text:高木秀彰
高校生にとって頂点の戦い
平成27年度全国高等学校総合体育大会(主催、全国高等学校体育連盟など)、通称インターハイが8月7日(金)から始まった。今年は近畿総体で、自転車競技トラックは大阪府岸和田競輪場(400m)で3日間、同ロードは三重県鈴鹿サーキットで8月10日(月)に行なわれる。
高体連所属の選手にとっては県予選、ブロック大会を経て選考のうえ選出されるもので、出場するだけでも栄誉の大会。そして各種目8位以内入賞者には得点が与えられ、学校対抗としてトラック総合、ロード総合そして全種目の総合成績が競われる。
女子は公開競技
女子についてはまだ正式種目でないが、公開競技として今年で3年目を迎え、500mTT、スクラッチ、ケイリン、ポイントレースが行なわれる。なお国民体育大会では来年2016年の岩手国体から女子が正式種目として採用される。大会に先立ち6日には女子競輪の飯塚朋子(日本競輪選手会大阪支部所属)と参加女子選手の交流会が行われた。
ジュニアトラック世界選手権へ
大会のもう一つの見どころは、8月19日からカザフスタン・アスタナで行なわれるジュニアトラック世界選手権大会へ出場する選手たちの走り。8月15日に日本を出発する日程だ。選手は梶原大地(福岡・祐誠高校)、山根将太(鳥取・倉吉西高校)、沢田桂太郎(宮城・東北高校)、安川義道(奈良・榛生昇陽高校)、徳田匠(京都・北桑田高校)、今村駿介(福岡・祐誠高校)、大久保花梨(福岡・祐誠高校)、橋本優弥(岐阜・岐阜商業高校)、古山稀絵(東京・昭和第一学園高校)。
ほか梶原悠未(埼玉・筑波大坂戸高校)、山下祥平(愛媛・日本体育大学)、鈴木奈央(静岡・日本競輪学校)も世界選へ出場。
なお2016年のインターハイは中国総体として、トラックは鳥取県倉吉自転車競技場で7月29日(金)から3日間、ロードは広島県中央森林公園で中1日置いて8月2日(火)に行なわれることがすでに高体連にて発表されている。
5つの新記録が樹立
大会初日8月7日(金)に行なわれた決勝種目は、女子公開競技の500mTTとスクラッチの2種目。そのうち500mTTで2人が大会新ならびに女子高校新記録を樹立。
女子500mTT決勝
1位 平井杏奈(祐誠)37秒371 女子高校新、大会新
2位 細谷夢菜(浦和工)37秒596 女子高校新、大会新
3位 中本真弥(和歌北)38秒783
女子スクラッチ決勝 6km
1位 古山稀絵(昭和一学園)
2位 吉田夢姫(日出総合)
3位 中村愛花(福井科技)
なお男子について予選のタイム種目の結果上位は以下の通り。
このうちチームスプリントで和歌山北高が大会新、高校新ならびにジュニア新記録を樹立。そしてチームパーシュートでは祐誠高と岐阜第一高がそろって4分23秒台と大会新記録を樹立。
チームスプリント予選 400m×3
1位 和歌山北(永橋、南、布居)1分17秒098 男子ジュニア新、男子高校新、大会新 決勝へ
2位 倉吉西(堀江、山根、伊藤)1分18秒796 決勝へ
3位 青森山田(八木澤、宮崎、小原)1分18秒813 3・4位決定戦へ
4位 開新(谷口、平田、廣瀬)1分19秒691 3・4位決定戦へ
5位 松山聖陵(岡崎、今野、真鍋)1分19秒913 以下順位確定
6位 紫波総合(丹内、加藤、安倍)1分20秒007
7位 作新学院(小池、秋本、福富)1分20秒131
8位 甲府工(山下、中島、清水)1分20秒500
4kmチームパーシュート予選
1位 祐誠(今村、貝原、佐竹、橋本)4分23秒313 大会新 決勝へ
2位 岐阜第一(大屋、亀谷、菅原、山田)4分23秒576 大会新 決勝へ
3位 榛生昇陽(安川、松山、奥村、西原)4分30秒446 3・4位決定戦へ
4位 白河実業(鈴木、藤田、鵜沼、石井)4分31秒701 3・4位決定戦へ
5位 学法石川(小玉、渡邉歩、渡邉祐希、水野)4分32秒000 以下順位確定
6位 岐南工(栗山、永田、林、和田)4分33秒206
7位 岡山工(細川、岡野、岡本、矢部)4分33秒784
8位 昭和一学園(中村、小松、岩井、坂)4分34秒724
スプリント予選 200mFTT
1位 梶原大地(祐誠)10秒911
2位 中島詩音(甲府工)10秒935
3位 田中克尚(岡山工)11秒037
4位 谷口力也(開新)11秒080
photo&text:高木秀彰
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