2009/09/09(水) - 09:50
ヴィノクロフを含む19名の巨大な逃げが決まった第10ステージ。終盤の2級山岳で逃げグループ内の闘いが勃発し、上りで飛び出した4名によるスプリント勝負に持ち込まれ、サイモン・ジェランス(オーストラリア、サーヴェロ)が勝利。これによりジェランスはグランツール全てでステージ優勝する「ハットトリック」を飾った。
19名の巨大な逃げグループがメイン集団を突き放す
スペイン南部のムルシア地方に突入する第10ステージは、序盤から平坦コースをひたすら進み、ゴール12km手前で標高370mの2級山岳クレスタ・デル・ガジョ峠を越える。前日にマイヨオロを獲得したアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)は、誉れ高い栄光ジャージを着て地元に凱旋することになった。
本来スプリンターにもチャンスがあるこのステージ。しかしレース序盤に飛び出して逃げグループを形成した19名が、スプリンターたちのチャンスを潰した。
19名の逃げグループに入ったのは、エースとして出場しながらも総合ですでに遅れているヤコブ・フグルサング(デンマーク、サクソバンク)やアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ)、リーナス・ゲルデマン(ドイツ、ミルラム)ら。前日のステージで山岳賞ジャージに1ポイント届かなかったダビ・デラフエンテ(スペイン、フジ・セルヴェット)も逃げに乗った。
平均スピード46.4km/hというハイスピードな展開で幕開けたレースは、逃げグループの人数の多さから、スピードを弱めることなく平坦コースを疾走。ケースデパーニュがコントロールするメイン集団は、最大8分のタイム差を逃げに与えた。
ほとんどのスプリンターチームが逃げに選手を送り込む中、唯一ケースデパーニュに協力してメイン集団を牽いたのはヴァカンソレイユ。ケースデパーニュ=ヴァカンソレイユの協同作業によってタイム差は縮小開始。しかし逃げを捉えるまでには至らなかった。
6分のリードを保ったまま、19名の逃げグループは2級山岳クレスタ・デル・ガジョ峠に突入。この日最初にして最後の難所でゲルデマンが飛び立った。単独で後続を引き離したゲルデマンは、独走のまま2級山岳を登頂。逃げグループの中からはヴィノクロフが飛び出したが成功せず、ベナト・インチャウスティ(スペイン、フジ・セルヴェット)だけが先頭ゲルデマンに追いついた。
ステージ優勝に向け、快調に2級山岳の下りをこなす先頭のゲルデマンとインチャウスティ。しかしここで2人は相次いでパンクしてしまう。上りでチームカーと距離が開いていたため迅速な再スタート不可。2人は不運なタイミングでのパンクによって勝機を失った。
入れ替わりで先頭に立ったのは、上りで諦めずに追撃を続けていたヴィノクロフ、フグルサング、ジェランス、ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン)の4名。デラフエンテは2級山岳の頂上を3番手で通過して5ポイントを獲得すると、役目を終えたようにペースを落とした。デラフエンテは山岳賞ジャージ奪取に成功した。
やがて先頭4名の中でのステージ優勝争いが勃発。ゴール手前5kmから始まる平坦区間でヴィノクロフがアタックを連発したが、他の3名は千切れない。ヘジダルやフグルサングのアタックも成功せず、4名のまま最終ストレートにやってきた。
残り200mを切るとヴィノクロフが真っ先にスプリントを開始。しかしずっと付き位置を確保していたジェランスがヴィノクロフを追い抜き、ヘジダルの追撃を振り切ってゴール。余裕のあるガッツポーズで、ブエルタのゴールラインを初めて先頭で駆け抜けた。
ジェランスが“ハットトリック”達成
ツールとジロでステージ優勝経験のあるジェランスは、このブエルタでの勝利でグランツール全勝を達成した。「これはサッカーで例えるならばハットトリック」。現役選手の中でグランツール全てで勝利しているのはラストラス、メンショフ、ペタッキ、シモーニ、ザブリスキー、ガラーテだけだ。
ジェランスは激坂サンルーカにゴールするジロ第14ステージと、フランスのワンデーレースのGPウエストフランス・プルエーでの勝利に次ぐ今シーズン3勝目。ツール・ド・フランスのメンバーから外れたが、残る2つのグランツールでしっかりと成績を残した。
終盤の争いをジェランスはこう振り返る。「逃げメンバーの中で最も警戒していたのはヴィノクロフ。明らかに彼はスプリントを嫌っていた。彼は上りでアタックし、下りでアタックし、ラスト5kmを切ってからはアタック連発。4人でのスプリントに持ち込めば勝てると思っていたから、とにかく彼をマークしたんだ」。
「ブエルタには2つの目標を持って出場している。1つは世界選手権に向けて調子を上げること。そしてもう1つはステージ優勝することだった。その内の1つを達成したから、これからは世界選に向けてコンディションを上げたい。とにかく今シーズンはここまで好調で、その締めくくりとして世界選でいい走りをしたい」。
サーヴェロに今シーズン23勝目をもたらしたジェランスは、慢心することなくしっかりと先の目標を見据える。世界選手権ではオーストラリア代表としてエヴァンスらとアルカンシェルを狙う。
アタックを連発しながらも4位に終わったヴィノクロフは「昨日は今日逃げるために力をセーブして走ったんだ。2日前の時点(超級ゴールの第8ステージ)で、総合成績を狙うにはカラダが出来ていないことを実感した。2年間も競技から離れていた代償だ」と、キッパリ2度目の大会制覇を諦め、完全にステージ優勝に目標をスイッチしている様子。
「最後4人の勝負に持ち込まれれば、ジェランスが最も警戒すべき相手だと分かっていた。彼を引き離そうと何回もアタックした。少なくとも4回はアタックしたかな。とにかく今日ようやくレースに復帰したような感じ。また逃げてみせるさ!」
ヴィノと同様に総合で遅れていたフグルサングはステージ3位。チームのキム・アンデルセン監督は「戦略は逃げに選手を送り込むこと。コース的にヤコブ(フグルサング)が逃げに乗れたのはラッキーだった。当然ヤコブは終盤の上りでカードを切ってきた。彼曰く、(落車の影響で)まだ本調子ではない。今日トップ選手たちと競り合った経験は将来の役に立つだろう」と語っている。
ミルラムのチーム公式サイトによると、ステージ優勝に向けて好走しながらも、不運なタイミングでのパンクで勝機を失ったゲルデマンは、駆けつけたニュートラルサポートからホイールを受け取って再スタートを切った。しかしその次のコーナーで落車して戦意喪失。メイン集団にも追い抜かれ、トップから8分以上遅れてゴールした。
ミルラムのラルフ・グラブシュ監督は「(ゲルデマンが飛び出した時)これでチームはステージ2勝目だ!と思った。でもその願いは苦い後味を残して絶ち消えた。勝負のかかった場面でのパンクほど恵まれていないことはない」と、悔しさを滲ませる。「今重要なのは、チームを立て直して選手のモチヴェーションを上げること。“失った勝利”を取り戻すべく、チームは全力でステージ優勝を狙っていきたい」。
総合上位陣は2級山岳のテクニカルな下りで少し動きを見せたが、集団を破壊するような動きにはならず、全員3分42秒遅れの集団内でゴール。地元ムルシア出身のバルベルデが、マイヨオロをキープした。
選手/監督のコメントはアスタナ、サクソバンク、ミルラム、サーヴェロのチーム公式サイトより。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2009第10ステージ結果
1位 サイモン・ジェランス(オーストラリア、サーヴェロ)3h56'19"
2位 ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン)
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、サクソバンク)
4位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ)
5位 アダム・ハンセン(オーストラリア、チームコロンビア・HTC)+29"
6位 フランシスコ・ペレス(スペイン、ケースデパーニュ)+31"
7位 クリストフ・リブロン(フランス、アージェードゥーゼル)+37"
8位 カルステン・クローン(オランダ、サクソバンク)+39"
9位 アルノー・ジェラール(フランス、フランセーズデジュー)
10位 マッテーオ・トザット(イタリア、クイックステップ)
マイヨオロ(個人総合成績)
1位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)40h26'41"
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)+07"
3位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)+36"
4位 トーマス・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン)+51"
5位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)+53"
6位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)+1'03"
7位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ)+2'04"
8位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)+2'24"
9位 アイマル・スベルディア(スペイン、アスタナ)+3'01"
10位 タディ・ヴァリャベッチ(スロベニア、アージェードゥーゼル)+3'13"
モンターニャ(山岳賞)
1位 ダビ・デラフエンテ(スペイン、フジ・セルヴェット)64pts
2位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス)60pts
3位 ピーター・ウェーニング(オランダ、ラボバンク)48pts
プントス(ポイント賞)
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)83pts
2位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)75pts
3位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン)67pts
コンビナーダ(複合賞)
1位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)18pts
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)20pts
3位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ)25pts
チーム総合成績
1位 ケースデパーニュ 121h21'33"
2位 アスタナ +4'32"
3位 フジ・セルヴェット +7'04"
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, Unipublic
19名の巨大な逃げグループがメイン集団を突き放す
スペイン南部のムルシア地方に突入する第10ステージは、序盤から平坦コースをひたすら進み、ゴール12km手前で標高370mの2級山岳クレスタ・デル・ガジョ峠を越える。前日にマイヨオロを獲得したアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)は、誉れ高い栄光ジャージを着て地元に凱旋することになった。
本来スプリンターにもチャンスがあるこのステージ。しかしレース序盤に飛び出して逃げグループを形成した19名が、スプリンターたちのチャンスを潰した。
19名の逃げグループに入ったのは、エースとして出場しながらも総合ですでに遅れているヤコブ・フグルサング(デンマーク、サクソバンク)やアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ)、リーナス・ゲルデマン(ドイツ、ミルラム)ら。前日のステージで山岳賞ジャージに1ポイント届かなかったダビ・デラフエンテ(スペイン、フジ・セルヴェット)も逃げに乗った。
平均スピード46.4km/hというハイスピードな展開で幕開けたレースは、逃げグループの人数の多さから、スピードを弱めることなく平坦コースを疾走。ケースデパーニュがコントロールするメイン集団は、最大8分のタイム差を逃げに与えた。
ほとんどのスプリンターチームが逃げに選手を送り込む中、唯一ケースデパーニュに協力してメイン集団を牽いたのはヴァカンソレイユ。ケースデパーニュ=ヴァカンソレイユの協同作業によってタイム差は縮小開始。しかし逃げを捉えるまでには至らなかった。
6分のリードを保ったまま、19名の逃げグループは2級山岳クレスタ・デル・ガジョ峠に突入。この日最初にして最後の難所でゲルデマンが飛び立った。単独で後続を引き離したゲルデマンは、独走のまま2級山岳を登頂。逃げグループの中からはヴィノクロフが飛び出したが成功せず、ベナト・インチャウスティ(スペイン、フジ・セルヴェット)だけが先頭ゲルデマンに追いついた。
ステージ優勝に向け、快調に2級山岳の下りをこなす先頭のゲルデマンとインチャウスティ。しかしここで2人は相次いでパンクしてしまう。上りでチームカーと距離が開いていたため迅速な再スタート不可。2人は不運なタイミングでのパンクによって勝機を失った。
入れ替わりで先頭に立ったのは、上りで諦めずに追撃を続けていたヴィノクロフ、フグルサング、ジェランス、ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン)の4名。デラフエンテは2級山岳の頂上を3番手で通過して5ポイントを獲得すると、役目を終えたようにペースを落とした。デラフエンテは山岳賞ジャージ奪取に成功した。
やがて先頭4名の中でのステージ優勝争いが勃発。ゴール手前5kmから始まる平坦区間でヴィノクロフがアタックを連発したが、他の3名は千切れない。ヘジダルやフグルサングのアタックも成功せず、4名のまま最終ストレートにやってきた。
残り200mを切るとヴィノクロフが真っ先にスプリントを開始。しかしずっと付き位置を確保していたジェランスがヴィノクロフを追い抜き、ヘジダルの追撃を振り切ってゴール。余裕のあるガッツポーズで、ブエルタのゴールラインを初めて先頭で駆け抜けた。
ジェランスが“ハットトリック”達成
ツールとジロでステージ優勝経験のあるジェランスは、このブエルタでの勝利でグランツール全勝を達成した。「これはサッカーで例えるならばハットトリック」。現役選手の中でグランツール全てで勝利しているのはラストラス、メンショフ、ペタッキ、シモーニ、ザブリスキー、ガラーテだけだ。
ジェランスは激坂サンルーカにゴールするジロ第14ステージと、フランスのワンデーレースのGPウエストフランス・プルエーでの勝利に次ぐ今シーズン3勝目。ツール・ド・フランスのメンバーから外れたが、残る2つのグランツールでしっかりと成績を残した。
終盤の争いをジェランスはこう振り返る。「逃げメンバーの中で最も警戒していたのはヴィノクロフ。明らかに彼はスプリントを嫌っていた。彼は上りでアタックし、下りでアタックし、ラスト5kmを切ってからはアタック連発。4人でのスプリントに持ち込めば勝てると思っていたから、とにかく彼をマークしたんだ」。
「ブエルタには2つの目標を持って出場している。1つは世界選手権に向けて調子を上げること。そしてもう1つはステージ優勝することだった。その内の1つを達成したから、これからは世界選に向けてコンディションを上げたい。とにかく今シーズンはここまで好調で、その締めくくりとして世界選でいい走りをしたい」。
サーヴェロに今シーズン23勝目をもたらしたジェランスは、慢心することなくしっかりと先の目標を見据える。世界選手権ではオーストラリア代表としてエヴァンスらとアルカンシェルを狙う。
アタックを連発しながらも4位に終わったヴィノクロフは「昨日は今日逃げるために力をセーブして走ったんだ。2日前の時点(超級ゴールの第8ステージ)で、総合成績を狙うにはカラダが出来ていないことを実感した。2年間も競技から離れていた代償だ」と、キッパリ2度目の大会制覇を諦め、完全にステージ優勝に目標をスイッチしている様子。
「最後4人の勝負に持ち込まれれば、ジェランスが最も警戒すべき相手だと分かっていた。彼を引き離そうと何回もアタックした。少なくとも4回はアタックしたかな。とにかく今日ようやくレースに復帰したような感じ。また逃げてみせるさ!」
ヴィノと同様に総合で遅れていたフグルサングはステージ3位。チームのキム・アンデルセン監督は「戦略は逃げに選手を送り込むこと。コース的にヤコブ(フグルサング)が逃げに乗れたのはラッキーだった。当然ヤコブは終盤の上りでカードを切ってきた。彼曰く、(落車の影響で)まだ本調子ではない。今日トップ選手たちと競り合った経験は将来の役に立つだろう」と語っている。
ミルラムのチーム公式サイトによると、ステージ優勝に向けて好走しながらも、不運なタイミングでのパンクで勝機を失ったゲルデマンは、駆けつけたニュートラルサポートからホイールを受け取って再スタートを切った。しかしその次のコーナーで落車して戦意喪失。メイン集団にも追い抜かれ、トップから8分以上遅れてゴールした。
ミルラムのラルフ・グラブシュ監督は「(ゲルデマンが飛び出した時)これでチームはステージ2勝目だ!と思った。でもその願いは苦い後味を残して絶ち消えた。勝負のかかった場面でのパンクほど恵まれていないことはない」と、悔しさを滲ませる。「今重要なのは、チームを立て直して選手のモチヴェーションを上げること。“失った勝利”を取り戻すべく、チームは全力でステージ優勝を狙っていきたい」。
総合上位陣は2級山岳のテクニカルな下りで少し動きを見せたが、集団を破壊するような動きにはならず、全員3分42秒遅れの集団内でゴール。地元ムルシア出身のバルベルデが、マイヨオロをキープした。
選手/監督のコメントはアスタナ、サクソバンク、ミルラム、サーヴェロのチーム公式サイトより。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2009第10ステージ結果
1位 サイモン・ジェランス(オーストラリア、サーヴェロ)3h56'19"
2位 ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン)
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、サクソバンク)
4位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ)
5位 アダム・ハンセン(オーストラリア、チームコロンビア・HTC)+29"
6位 フランシスコ・ペレス(スペイン、ケースデパーニュ)+31"
7位 クリストフ・リブロン(フランス、アージェードゥーゼル)+37"
8位 カルステン・クローン(オランダ、サクソバンク)+39"
9位 アルノー・ジェラール(フランス、フランセーズデジュー)
10位 マッテーオ・トザット(イタリア、クイックステップ)
マイヨオロ(個人総合成績)
1位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)40h26'41"
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)+07"
3位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)+36"
4位 トーマス・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン)+51"
5位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)+53"
6位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)+1'03"
7位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ)+2'04"
8位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)+2'24"
9位 アイマル・スベルディア(スペイン、アスタナ)+3'01"
10位 タディ・ヴァリャベッチ(スロベニア、アージェードゥーゼル)+3'13"
モンターニャ(山岳賞)
1位 ダビ・デラフエンテ(スペイン、フジ・セルヴェット)64pts
2位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス)60pts
3位 ピーター・ウェーニング(オランダ、ラボバンク)48pts
プントス(ポイント賞)
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)83pts
2位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)75pts
3位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン)67pts
コンビナーダ(複合賞)
1位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)18pts
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)20pts
3位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ)25pts
チーム総合成績
1位 ケースデパーニュ 121h21'33"
2位 アスタナ +4'32"
3位 フジ・セルヴェット +7'04"
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, Unipublic
フォトギャラリー