2014/10/14(火) - 09:21
カーボンバイク専業とするフレンチブランド、タイム。翼断面のチューブ形状やフォーククラウン周りのインテグレーテッドデザインによって優れた空力性能を実現したフラッグシップ「SKYLON」が登場した。振動吸収性を追求した「AKTIV」フォーク搭載モデルと併せて紹介する。
SKYLON(スカイロン)はタイム独自のカーボン成形技術RTMにより生み出されるフラッグシップのエアロロード。フロントフォークとヘッドチューブのインテグレーテッドデザインやシートチューブの切り欠き、翼断面とカムテールを組み合わせたチューブ形状によって、エアロダイナミクスを追求したことが特徴だ。
加えてフレーム剛性も強化されているSKYLON。従来のフラッグシップZXRSではBBブロックがラグ構造だったに対して、SKYLONはヘッドチューブ、トップチューブ、ダウンチューブといったフロント三角をモノコック構造とし、シェル幅が広いBB386を採用し、BB周りの剛性を45%向上。シートチューブとシートステーの交点を下げたコンパクトなリア三角やZXRSから続く左右非対称のチェーンステーと併せて高いペダリング効率を実現した。
一方のヘッドチューブは下側1-1/2インチのテーパーヘッドをZXRSから踏襲しながらも、形状の工夫によってねじれ剛性を30%向上。制動時やコーナリング時の安定感を高めることに成功している。
そしてSKYLONのもう1つのトピックスは、通常モデルとは別に新型フォーク「AKTIV(アクティブ)」を搭載したモデルが用意されること。このAKTIVは、エラストマーを挟んだ板バネの先端に、アルミ製マスを取り付けた「チューンド・マスダンパー」をブレード内部に搭載することで振動吸収性を追求している。
特にライダーが不快に感じると共に疲労の原因となる25~50ヘルツの低周波域の振動をカットすることに重きを置くことで高い快適性を実現。一方でフォークの途中で柔軟性がある素材を使わないため、フレームからペダリングパワーをロスすることがないことも特徴だ。
なお、チューンド・マスダンパーはAKTIVフォーク搭載モデルが用意されるSKYLON、IZON、Fluidityの車種ごとに設計が異なり、同じ車種であってもサイズごとにマスの質量等が調整されている。また、同じSKYLONであってもシートポストは通常モデルがノーマル、AKTIVフォーク搭載モデルがISPと、フレーム設計自体も異なるため、通常モデルからフォークを差し替えただけではAKTIVの性能は100%発揮されないとのこと。
販売パッケージはフレームセットのみで、今季よりコンポーネントは電動とメカニカルの両対応に(電動コンポ使用時には別売の取付キットが必要)。カラーは通常モデル、AKTIV搭載モデル共にチーム・マット、レッド・グロス、ホワイト・マット、プラズマ・マットという4色がラインナップ。サイズはXXS、XS、S、M、L、XLという6サイズが揃う。
タイム SKYLON AKTIV
フロントフォーク:SKYLON用AKTIVフォーク、CMTフロントドロップアウト
ボトムブラケット:BB386
シートポスト:ダイレクトリンクシートポスト(トランスリンク)
ヘッドセット:タイムクイックセット
価格:570,000円(税抜)
タイム SKYLON
フロントフォーク:SKYLON用インテグラルRTMフォーク、CMTフロントドロップアウト
ボトムブラケット:BB386
シートポスト:ダイレクトリンクシートポスト
ヘッドセット:タイムクイックセット
価格:480,000円(税抜)
SKYLON(スカイロン)はタイム独自のカーボン成形技術RTMにより生み出されるフラッグシップのエアロロード。フロントフォークとヘッドチューブのインテグレーテッドデザインやシートチューブの切り欠き、翼断面とカムテールを組み合わせたチューブ形状によって、エアロダイナミクスを追求したことが特徴だ。
加えてフレーム剛性も強化されているSKYLON。従来のフラッグシップZXRSではBBブロックがラグ構造だったに対して、SKYLONはヘッドチューブ、トップチューブ、ダウンチューブといったフロント三角をモノコック構造とし、シェル幅が広いBB386を採用し、BB周りの剛性を45%向上。シートチューブとシートステーの交点を下げたコンパクトなリア三角やZXRSから続く左右非対称のチェーンステーと併せて高いペダリング効率を実現した。
一方のヘッドチューブは下側1-1/2インチのテーパーヘッドをZXRSから踏襲しながらも、形状の工夫によってねじれ剛性を30%向上。制動時やコーナリング時の安定感を高めることに成功している。
そしてSKYLONのもう1つのトピックスは、通常モデルとは別に新型フォーク「AKTIV(アクティブ)」を搭載したモデルが用意されること。このAKTIVは、エラストマーを挟んだ板バネの先端に、アルミ製マスを取り付けた「チューンド・マスダンパー」をブレード内部に搭載することで振動吸収性を追求している。
特にライダーが不快に感じると共に疲労の原因となる25~50ヘルツの低周波域の振動をカットすることに重きを置くことで高い快適性を実現。一方でフォークの途中で柔軟性がある素材を使わないため、フレームからペダリングパワーをロスすることがないことも特徴だ。
なお、チューンド・マスダンパーはAKTIVフォーク搭載モデルが用意されるSKYLON、IZON、Fluidityの車種ごとに設計が異なり、同じ車種であってもサイズごとにマスの質量等が調整されている。また、同じSKYLONであってもシートポストは通常モデルがノーマル、AKTIVフォーク搭載モデルがISPと、フレーム設計自体も異なるため、通常モデルからフォークを差し替えただけではAKTIVの性能は100%発揮されないとのこと。
販売パッケージはフレームセットのみで、今季よりコンポーネントは電動とメカニカルの両対応に(電動コンポ使用時には別売の取付キットが必要)。カラーは通常モデル、AKTIV搭載モデル共にチーム・マット、レッド・グロス、ホワイト・マット、プラズマ・マットという4色がラインナップ。サイズはXXS、XS、S、M、L、XLという6サイズが揃う。
タイム SKYLON AKTIV
フロントフォーク:SKYLON用AKTIVフォーク、CMTフロントドロップアウト
ボトムブラケット:BB386
シートポスト:ダイレクトリンクシートポスト(トランスリンク)
ヘッドセット:タイムクイックセット
価格:570,000円(税抜)
タイム SKYLON
フロントフォーク:SKYLON用インテグラルRTMフォーク、CMTフロントドロップアウト
ボトムブラケット:BB386
シートポスト:ダイレクトリンクシートポスト
ヘッドセット:タイムクイックセット
価格:480,000円(税抜)
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