2014/06/09(月) - 08:01
先頭を引き続けるのはホセ・ビセンテ(チーム右京)。昨年は惜敗した栂池、今年はリードする走りのまま圧勝。2位には増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が入った。
長野県小谷村で6月8日に行なわれた栂池高原ヒルクライム。距離17.1kmで標高差1200mを上る。序盤に10%の勾配が続き一度平坦に、さらに一定の上りが続きペース配分が難しい。中盤以降は路面状況も荒れておりコース取りも重要。雨の予報だったが好転し、朝から曇り、やがて晴れ間も覗く暑さも感じる天候に。
先週までUCIステージレースが続きそこで力を見せたのはチーム右京。なかでもホセ・ビセンテの個人総合順位は、TOJが4位、熊野は2位と好調。これに48分20秒の栂池コースレコードを持つ増田がどう立ち向かうかが注目された。
レースはスタートからチーム右京勢がペースを上げる。まず狩野智也が先頭に、次に土井雪広がペースを上げる。急勾配にもかかわらず集団は一列棒状。先頭は早くも4人に絞られる。土井、ホセ・ビセンテ、リカルド・ガルシアのチーム右京勢に増田。先頭は土井からホセ・ビセンテへ。ホセ・ビセンテはハイペースを維持し中間駅を過ぎる3.5km地点では増田だけがこれに付いていく。
先頭2人の次はガルシア、土井。さらに後方から上がってくるのは片岡真之介(NEILPRYDE-MENS CLUB PRO CYCLING)、佐野淳哉(那須ブラーゼン)、そして武末真和(ロヂャースレーシングチーム)。ホセ・ビセンテはペースを保ち先頭を引く場面が多い。対する増田の表情は厳しい。
12km地点、先頭から増田が下がりホセ・ビセンテ単独に。第2集団はガルシア、武末、佐野の3人に。先頭のホセ・ビセンテはそのまま49分29秒でゴールし優勝。昨年は僅差の2位に甘んじており、今年は圧勝で栂池を制した。4位の武末は大健闘、そして佐野は順調な復調ぶりをアピール。
次週以降はふじあざみライン、西日本ロード広島、そして全日本選手権と続く。そろそろ全日本選手権へ向けて自身とライバル選手たちの走りを確かめるタイミングに来ている。
結果 17.1km
P1クラスタ
1位 ホセ・ビセンテ(チーム右京)49分29秒
2位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+33秒
3位 リカルド・ガルシア(チーム右京)+50秒
4位 武末真和(ロヂャースレーシングチーム)+1分13秒
5位 佐野淳哉(那須ブラーゼン)+1分33秒
6位 土井雪広(チーム右京)+2分03秒
7位 片岡真之介(NEILPRYDE-MENS CLUB PRO CYCLING)+2分19秒
8位 狩野智也(チーム右京)+2分22秒
9位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)+2分23秒
10位 山本和弘(CROPSxchampionsystem)+2分25秒
Jプロツアーリーダー リカルド・ガルシア(チーム右京)
U23リーダー 雨澤毅明(那須ブラーゼン)
Fクラスタ
1位 智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT)1時間07分10秒
2位 西加南子(LUMINARIA)+1分08秒
3位 針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE)+3分45秒
E1クラスタ
1位 高橋義博(チームCB+)52分22秒
2位 原純一(竹芝サイクルレーシング)+31秒
3位 佐野千尋(サイクルフリーダムレーシング)+1分18秒
4位 岩波宏尚(竹芝サイクルレーシング)+1分25秒
5位 千葉紳太郎(エルドラード・エスペランサ)+1分34秒
6位 小山田智也(SUBARU RT)+1分37秒
E2クラスタ
1位 清宮洋幸(竹芝サイクルレーシング)53分33秒
2位 武田祥典(チーム サムライ)+14秒
3位 渡邉優介(Honda栃木)+25秒
4位 中村俊介(SEKIYA)+1分44秒
5位 馬場勝尚(じてんしゃの杜)+2分33秒
6位 田久保和也(イナーメ信濃山形-EFT)+2分54秒
E3クラスタ
1位 國井豊晃(KOGMA Racing)54分17秒
2位 長谷川武敏(ACQUA TAMA)+16秒
3位 木村裕己(DOKYU HOKKAIDO)+17秒
4位 福丸智哉(Lumiere KOBE)+19秒
5位 木下翔平(コムリン)+21秒
6位 大橋穂高(ユーロードレーシング)+26秒
photo&text:高木秀彰
長野県小谷村で6月8日に行なわれた栂池高原ヒルクライム。距離17.1kmで標高差1200mを上る。序盤に10%の勾配が続き一度平坦に、さらに一定の上りが続きペース配分が難しい。中盤以降は路面状況も荒れておりコース取りも重要。雨の予報だったが好転し、朝から曇り、やがて晴れ間も覗く暑さも感じる天候に。
先週までUCIステージレースが続きそこで力を見せたのはチーム右京。なかでもホセ・ビセンテの個人総合順位は、TOJが4位、熊野は2位と好調。これに48分20秒の栂池コースレコードを持つ増田がどう立ち向かうかが注目された。
レースはスタートからチーム右京勢がペースを上げる。まず狩野智也が先頭に、次に土井雪広がペースを上げる。急勾配にもかかわらず集団は一列棒状。先頭は早くも4人に絞られる。土井、ホセ・ビセンテ、リカルド・ガルシアのチーム右京勢に増田。先頭は土井からホセ・ビセンテへ。ホセ・ビセンテはハイペースを維持し中間駅を過ぎる3.5km地点では増田だけがこれに付いていく。
先頭2人の次はガルシア、土井。さらに後方から上がってくるのは片岡真之介(NEILPRYDE-MENS CLUB PRO CYCLING)、佐野淳哉(那須ブラーゼン)、そして武末真和(ロヂャースレーシングチーム)。ホセ・ビセンテはペースを保ち先頭を引く場面が多い。対する増田の表情は厳しい。
12km地点、先頭から増田が下がりホセ・ビセンテ単独に。第2集団はガルシア、武末、佐野の3人に。先頭のホセ・ビセンテはそのまま49分29秒でゴールし優勝。昨年は僅差の2位に甘んじており、今年は圧勝で栂池を制した。4位の武末は大健闘、そして佐野は順調な復調ぶりをアピール。
次週以降はふじあざみライン、西日本ロード広島、そして全日本選手権と続く。そろそろ全日本選手権へ向けて自身とライバル選手たちの走りを確かめるタイミングに来ている。
結果 17.1km
P1クラスタ
1位 ホセ・ビセンテ(チーム右京)49分29秒
2位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+33秒
3位 リカルド・ガルシア(チーム右京)+50秒
4位 武末真和(ロヂャースレーシングチーム)+1分13秒
5位 佐野淳哉(那須ブラーゼン)+1分33秒
6位 土井雪広(チーム右京)+2分03秒
7位 片岡真之介(NEILPRYDE-MENS CLUB PRO CYCLING)+2分19秒
8位 狩野智也(チーム右京)+2分22秒
9位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)+2分23秒
10位 山本和弘(CROPSxchampionsystem)+2分25秒
Jプロツアーリーダー リカルド・ガルシア(チーム右京)
U23リーダー 雨澤毅明(那須ブラーゼン)
Fクラスタ
1位 智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT)1時間07分10秒
2位 西加南子(LUMINARIA)+1分08秒
3位 針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE)+3分45秒
E1クラスタ
1位 高橋義博(チームCB+)52分22秒
2位 原純一(竹芝サイクルレーシング)+31秒
3位 佐野千尋(サイクルフリーダムレーシング)+1分18秒
4位 岩波宏尚(竹芝サイクルレーシング)+1分25秒
5位 千葉紳太郎(エルドラード・エスペランサ)+1分34秒
6位 小山田智也(SUBARU RT)+1分37秒
E2クラスタ
1位 清宮洋幸(竹芝サイクルレーシング)53分33秒
2位 武田祥典(チーム サムライ)+14秒
3位 渡邉優介(Honda栃木)+25秒
4位 中村俊介(SEKIYA)+1分44秒
5位 馬場勝尚(じてんしゃの杜)+2分33秒
6位 田久保和也(イナーメ信濃山形-EFT)+2分54秒
E3クラスタ
1位 國井豊晃(KOGMA Racing)54分17秒
2位 長谷川武敏(ACQUA TAMA)+16秒
3位 木村裕己(DOKYU HOKKAIDO)+17秒
4位 福丸智哉(Lumiere KOBE)+19秒
5位 木下翔平(コムリン)+21秒
6位 大橋穂高(ユーロードレーシング)+26秒
photo&text:高木秀彰
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