2014/05/15(木) - 10:44
「今日のコースは完全に自分向きだった。アルデンヌでは結果が出せなかったけれど、このジロでは僕に運が回ってきたようだ。」とは、軽快なスプリントで優勝した優勝を飾ったディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)。マリアローザのマシューズや、エヴァンスらのコメントも紹介する。
ステージ優勝を飾ったディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)
「今日のコースは完全に自分向きだった。最後の山岳はハイスピードで登るためにアタックが生まれにくい。以前から皆が僕向きだろうと言っていたね。だから開幕前からずっとこのステージを狙っていた。こういったタイプのフィニッシュが大好きなんだ
強風と雨の中を走ってきたので、凄くキツいステージだった。残り17km地点で落車の巻き添えを食らってストップしてしまったけれど、チームメイトが僕の集団まで戻してくれた。その時にモレーノがアタックして、僕はその5番目に。風が強かったからスプリントの時に先頭にいるのは良くないと思ったんだ。
キンタナは上手くリズムに乗れていなかったから間隔が開いてしまい、それをチームメイトが詰めて、マシューズの後ろまで戻してくれた。そしてスプリントが始まって、最後は自分の思う通りになった。
イタリア人選手にとってジロで勝つことはワンダフルだし、僕は今日本当のチャンピオン達に勝った。着実に自分の伸びを感じているし、まだ24歳だけど16勝している。ジロは2勝目だし、他のワールドツアーでも勝った。僕を育ててくれているミケーレ・バルトリコーチに感謝したい。
昨日は寝る前に勝つイメージができていて、それが役に立った。アルデンヌクラシックでは成績が出ずに悔しい思いをしたし、もうあんなことにはならないように願っているよ。実際にこのジロでは運気が僕に回ってきたようだ。」
マリアローザをキープしたマイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
「特に最終盤のプランは用意していなかった。もっとたくさんのアタックが生まれるかと思っていたけれど、皆はピンで留められたかのように動けなかった。キンタナが脱落したから、僕がそのギャップを詰めた。ロドリゲスとチームメイト、ボアッソンに追いついたものの、いつものようなスプリントはできなかった。でも自分の調子は良かったね。
今日のステージは僕の大きな目標だった。ジャージを十分にキープできると証明できた。チームとしても上手く機能できたし、チームメイトがハイペースを刻んでくれたからアタックが生まれなかったんだ。僕の目標は、明日までマリアローザを守ること。でも今日はとても上手くいったから、明日もいい感じでレースができるはず。」
ステージ2位に入ったカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング)
雨と寒さにたたられた数日を経て、僕の脚の調子はベストでは無い。最終盤では少し囲まれてしまい、ヘルプも無かった。でもその後先頭に戻り、2位になった。結果についてはハッピーに思っている。
下りコーナーでクラッシュを喫したミケル・ランダ(スペイン、アスタナ)
遅いスピードで落車すると、より多く地面と接触することがあるよ。身体のいろいろな部分をアスファルトに打ち付けてしまった。明日はとても長い平坦ステージだけれど、最後に短い登りがある。5日目でまだ誰も疲れてはいないけれど、回復を尽くすことが今一番大事なこと。
アタックしたジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、オメガファーマ・クイックステップ)
「今日は調子の良さを感じていた。脚に強さを感じていたのでアタックすることにしたんだ。テクニカルな下りにも関わらず、僕のバイクは気にせずガンガン進んでくれた。良い感じでギャップを稼ぐことができたが、最後の強い向かい風にやられてしまった。後ろから迫ってくる集団の勢いには敵わなかったよ。他にできることは無かったと思う。」
仕事をこなし、105位でゴールした別府史之(トレックファクトリーレーシング)
「今日はかなり強風だった。位置取り争いが激しく、エースクライマーの3人、ロバート・キセロフスキー、ジュリアン・アレドンド、リカルド・ゾイドルを守るために、かなりエネルギーを消耗した。アシストをしたことで力を温存してくれていたアレドンドがステージ3位に入って好調さを見せてくれた。自分は登りの途中で大きな落車があって足止めを食らってしまったので無理せずフィニッシュした。」
補給ポイントで落車をした新城幸也(ユーロップカー)
「今日は最後の上りゴールでスプリントを任されていたのに、残念。あまりの痛みで、今日で終わるかも。と言う思いで、最後ピエールのアシストをした。とにかく、明日、走ってみて判断する。」
各コメントはジロ・デ・イタリア公式リリースやチーム/個人公式ウェブサイトなど、新城幸也のコメントはTeamユキヤ通信より。
text:So.Isobe
ステージ優勝を飾ったディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)
「今日のコースは完全に自分向きだった。最後の山岳はハイスピードで登るためにアタックが生まれにくい。以前から皆が僕向きだろうと言っていたね。だから開幕前からずっとこのステージを狙っていた。こういったタイプのフィニッシュが大好きなんだ
強風と雨の中を走ってきたので、凄くキツいステージだった。残り17km地点で落車の巻き添えを食らってストップしてしまったけれど、チームメイトが僕の集団まで戻してくれた。その時にモレーノがアタックして、僕はその5番目に。風が強かったからスプリントの時に先頭にいるのは良くないと思ったんだ。
キンタナは上手くリズムに乗れていなかったから間隔が開いてしまい、それをチームメイトが詰めて、マシューズの後ろまで戻してくれた。そしてスプリントが始まって、最後は自分の思う通りになった。
イタリア人選手にとってジロで勝つことはワンダフルだし、僕は今日本当のチャンピオン達に勝った。着実に自分の伸びを感じているし、まだ24歳だけど16勝している。ジロは2勝目だし、他のワールドツアーでも勝った。僕を育ててくれているミケーレ・バルトリコーチに感謝したい。
昨日は寝る前に勝つイメージができていて、それが役に立った。アルデンヌクラシックでは成績が出ずに悔しい思いをしたし、もうあんなことにはならないように願っているよ。実際にこのジロでは運気が僕に回ってきたようだ。」
マリアローザをキープしたマイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
「特に最終盤のプランは用意していなかった。もっとたくさんのアタックが生まれるかと思っていたけれど、皆はピンで留められたかのように動けなかった。キンタナが脱落したから、僕がそのギャップを詰めた。ロドリゲスとチームメイト、ボアッソンに追いついたものの、いつものようなスプリントはできなかった。でも自分の調子は良かったね。
今日のステージは僕の大きな目標だった。ジャージを十分にキープできると証明できた。チームとしても上手く機能できたし、チームメイトがハイペースを刻んでくれたからアタックが生まれなかったんだ。僕の目標は、明日までマリアローザを守ること。でも今日はとても上手くいったから、明日もいい感じでレースができるはず。」
ステージ2位に入ったカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング)
雨と寒さにたたられた数日を経て、僕の脚の調子はベストでは無い。最終盤では少し囲まれてしまい、ヘルプも無かった。でもその後先頭に戻り、2位になった。結果についてはハッピーに思っている。
下りコーナーでクラッシュを喫したミケル・ランダ(スペイン、アスタナ)
遅いスピードで落車すると、より多く地面と接触することがあるよ。身体のいろいろな部分をアスファルトに打ち付けてしまった。明日はとても長い平坦ステージだけれど、最後に短い登りがある。5日目でまだ誰も疲れてはいないけれど、回復を尽くすことが今一番大事なこと。
アタックしたジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、オメガファーマ・クイックステップ)
「今日は調子の良さを感じていた。脚に強さを感じていたのでアタックすることにしたんだ。テクニカルな下りにも関わらず、僕のバイクは気にせずガンガン進んでくれた。良い感じでギャップを稼ぐことができたが、最後の強い向かい風にやられてしまった。後ろから迫ってくる集団の勢いには敵わなかったよ。他にできることは無かったと思う。」
仕事をこなし、105位でゴールした別府史之(トレックファクトリーレーシング)
「今日はかなり強風だった。位置取り争いが激しく、エースクライマーの3人、ロバート・キセロフスキー、ジュリアン・アレドンド、リカルド・ゾイドルを守るために、かなりエネルギーを消耗した。アシストをしたことで力を温存してくれていたアレドンドがステージ3位に入って好調さを見せてくれた。自分は登りの途中で大きな落車があって足止めを食らってしまったので無理せずフィニッシュした。」
補給ポイントで落車をした新城幸也(ユーロップカー)
「今日は最後の上りゴールでスプリントを任されていたのに、残念。あまりの痛みで、今日で終わるかも。と言う思いで、最後ピエールのアシストをした。とにかく、明日、走ってみて判断する。」
各コメントはジロ・デ・イタリア公式リリースやチーム/個人公式ウェブサイトなど、新城幸也のコメントはTeamユキヤ通信より。
text:So.Isobe
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