2014/02/01(土) - 09:51
2月1日と2日の2日間、ベルギーの国境からほど近い南オランダの沿岸都市ホーヘルハイデでシクロクロス世界選手権が開催される。雨による泥レースが予想される世界一決定戦を制するのは誰か。日本からは竹之内悠(ベランクラシック・ドルチーニ)ら7名が出場する。
日本から出場するのは、セレクションレースと全日本選手権の結果を踏まえて選定された7名。全日本選手権1位の竹之内悠(ベランクラシック・ドルチーニ)と同大会2位の小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロス)が昨年と同様にエリート男子に出場する。
今季もヨーロッパレースを転戦している豊岡英子(パナソニックレディース)がエリート女子に出場。U23レースには沢田時(ブリヂストンアンカー)と横山航太(篠ノ井高校)の2名、ジュニア男子には中井唯晶(瀬田工業高校)と竹内遼(TEAM Pro Ride)の2名が出場する。日本人選手7名全員が、前週のUCIワールドカップ第7戦に出場した。
シクロクロス世界選手権2014スケジュール
2月1日(土)
11時(日本時間19時)〜 ジュニア男子
15時(日本時間23時)〜 エリート女子
2月2日(日)
11時(日本時間19時)〜 U23男子
15時(日本時間23時)〜 エリート男子
ホーヘルハイデのコース全長は3200〜3400m。林の中の小さな丘陵地と平地を組み合わせたコースは、2013年1月20日に開催されたUCIワールドカップ第8戦のものと類似している。当時は寒波によって積雪&凍結に見舞われたが、今年は雨による泥レースが予想される。
スタートリストはUCIホームページを参照→ ジュニア男子、エリート女子、U23男子、エリート男子。
エリート男子レースに出場するのは21カ国73名の選手たち。最多9名で出場するベルギーは、ディフェンディングチャンピオンのスヴェン・ネイス(ベルギー、クレラン・AAドリンク)を中心に闘うことになるだろう。ネイスは世界選手権に集中するため前週のUCIワールドカップ第7戦を欠場している。
2009年にホーヘルハイデで世界選手権が開催された際に優勝したのはニールス・アルベルト(ベルギー、BKCP・パワープラス)。しかしアルベルトは年明けのUCIワールドカップ第6戦後の体調不良から回復していない。
地元オランダの期待を背負うのは、UCIワールドカップリーダーに輝いたラルス・ファンデルハール(オランダ、ラボバンクデベロップメント)。22歳・身長169cmの小柄なファイターは泥コースで輝きを見せることが出来るだろうか。泥コースで行なわれたUCIワールドカップ第4戦で勝利したフランシス・ムレー(フランス、FDJ.fr)にも注目だ。
さらに"スティービー"ことゼネク・スティバル(チェコ、オメガファーマ・クイックステップ)の出場も決定。2010年と2011年のシクロクロス世界チャンピオンで、2013年パリ〜ルーベ6位、ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝という成績を残すオールラウンダーが泥コースに挑む。
エリート女子レースで注目したいのは、シクロクロス東京への出場が決定しているケイティ・コンプトン(アメリカ、トレックシクロクロス)と、ディフェンディングチャンピオンのマリアンヌ・フォス(オランダ、ラボバンク・リブ/ジャイアント)の闘いだ。
今季UCIワールドカップで5勝を飾り、圧倒的な力で年間チャンピオンに輝いたコンプトンは、過去の世界選手権で4回表彰台に登っているものの、まだアルカンシェルの経験は無い。対するフォスは言わずと知れた最強レーサー。ロード、トラック、シクロクロス合わせて11回世界チャンピオンに輝いている才女が7回目のシクロクロスタイトル獲得を目指す。
シクロクロス世界選手権の模様はJ SPORTSで生中継される。放送はJ SPORTS3で2月2日(日)22時45分から。詳しくは番組ホームページにて。
text:Kei Tsuji
日本から出場するのは、セレクションレースと全日本選手権の結果を踏まえて選定された7名。全日本選手権1位の竹之内悠(ベランクラシック・ドルチーニ)と同大会2位の小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロス)が昨年と同様にエリート男子に出場する。
今季もヨーロッパレースを転戦している豊岡英子(パナソニックレディース)がエリート女子に出場。U23レースには沢田時(ブリヂストンアンカー)と横山航太(篠ノ井高校)の2名、ジュニア男子には中井唯晶(瀬田工業高校)と竹内遼(TEAM Pro Ride)の2名が出場する。日本人選手7名全員が、前週のUCIワールドカップ第7戦に出場した。
シクロクロス世界選手権2014スケジュール
2月1日(土)
11時(日本時間19時)〜 ジュニア男子
15時(日本時間23時)〜 エリート女子
2月2日(日)
11時(日本時間19時)〜 U23男子
15時(日本時間23時)〜 エリート男子
ホーヘルハイデのコース全長は3200〜3400m。林の中の小さな丘陵地と平地を組み合わせたコースは、2013年1月20日に開催されたUCIワールドカップ第8戦のものと類似している。当時は寒波によって積雪&凍結に見舞われたが、今年は雨による泥レースが予想される。
スタートリストはUCIホームページを参照→ ジュニア男子、エリート女子、U23男子、エリート男子。
エリート男子レースに出場するのは21カ国73名の選手たち。最多9名で出場するベルギーは、ディフェンディングチャンピオンのスヴェン・ネイス(ベルギー、クレラン・AAドリンク)を中心に闘うことになるだろう。ネイスは世界選手権に集中するため前週のUCIワールドカップ第7戦を欠場している。
2009年にホーヘルハイデで世界選手権が開催された際に優勝したのはニールス・アルベルト(ベルギー、BKCP・パワープラス)。しかしアルベルトは年明けのUCIワールドカップ第6戦後の体調不良から回復していない。
地元オランダの期待を背負うのは、UCIワールドカップリーダーに輝いたラルス・ファンデルハール(オランダ、ラボバンクデベロップメント)。22歳・身長169cmの小柄なファイターは泥コースで輝きを見せることが出来るだろうか。泥コースで行なわれたUCIワールドカップ第4戦で勝利したフランシス・ムレー(フランス、FDJ.fr)にも注目だ。
さらに"スティービー"ことゼネク・スティバル(チェコ、オメガファーマ・クイックステップ)の出場も決定。2010年と2011年のシクロクロス世界チャンピオンで、2013年パリ〜ルーベ6位、ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝という成績を残すオールラウンダーが泥コースに挑む。
エリート女子レースで注目したいのは、シクロクロス東京への出場が決定しているケイティ・コンプトン(アメリカ、トレックシクロクロス)と、ディフェンディングチャンピオンのマリアンヌ・フォス(オランダ、ラボバンク・リブ/ジャイアント)の闘いだ。
今季UCIワールドカップで5勝を飾り、圧倒的な力で年間チャンピオンに輝いたコンプトンは、過去の世界選手権で4回表彰台に登っているものの、まだアルカンシェルの経験は無い。対するフォスは言わずと知れた最強レーサー。ロード、トラック、シクロクロス合わせて11回世界チャンピオンに輝いている才女が7回目のシクロクロスタイトル獲得を目指す。
シクロクロス世界選手権の模様はJ SPORTSで生中継される。放送はJ SPORTS3で2月2日(日)22時45分から。詳しくは番組ホームページにて。
text:Kei Tsuji
関連ファイル
エリート男子スタートリスト(PDF)
(107.45 KB)
U23男子スタートリスト(PDF)
(108.05 KB)
エリート女子スタートリスト(PDF)
(105.16 KB)
ジュニア男子スタートリスト(PDF)
(108.23 KB)
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