週末にかけて世界各地でシクロクロスの国内選手権が開催。各国のナショナルチャンピオンが決定している。世界選手権に向けて好調を維持しているスヴェン・ネイス(クレラン・AAドリンク)がベルギー選手権を制した。



ベルギー選手権 世界チャンピオンのスヴェン・ネイス(クレラン・AAドリンク)が先頭を走るベルギー選手権 世界チャンピオンのスヴェン・ネイス(クレラン・AAドリンク)が先頭を走る photo:Cor Vos
ベルギー選手権 ベルギーチャンピオンに輝いたスヴェン・ネイス(クレラン・AAドリンク)ベルギー選手権 ベルギーチャンピオンに輝いたスヴェン・ネイス(クレラン・AAドリンク) photo:Cor Vos現在37歳のネイスのベルギー選手権制覇は9回目(2000年、2003年、2005年、2006年、2008年、2009年、2010年、2012年、2014年)。ディフェンディングチャンピオンのクラース・ヴァントルノウト(サンウェブ・ナポレオンゲームス)やニールス・アルベルト(BKCP・パワープラス)はDNFに終わっている。

オランダのラルス・ファンデルハール(ラボバンクデベロップメント)、フランスのフランシス・ムレー(FDJ.fr)、ドイツのフィリップ・ワルスレーベン(BKCPパワープラス)らがそれぞれ大会連覇を達成している。

標高1650mのボルダーで開催されたアメリカ選手権では、ジェレミー・パワーズ(ラファ・フォーカス)が2年ぶり2度目の優勝を果たした。

オランダ選手権 UCIワールドカップリーダーのラルス・ファンデルハール(ラボバンクデベロップメント)が優勝オランダ選手権 UCIワールドカップリーダーのラルス・ファンデルハール(ラボバンクデベロップメント)が優勝 photo:Cor Vosアメリカ選手権 大勢の観客が詰めかけたコースを走るジェレミー・パワーズ(ラファ・フォーカス)アメリカ選手権 大勢の観客が詰めかけたコースを走るジェレミー・パワーズ(ラファ・フォーカス) photo:www.usacycling.org



シクロクロス各国選手権2014結果
ベルギー
1位 スヴェン・ネイス(クレラン・AAドリンク)          1h05'09"
2位 ロブ・ピータース(ベルギー、ファーストフットサービス)     +33"
3位 バルト・ウェレンス(ベルギー、テレネット・フィデア)      +40"

オランダ
1位 ラルス・ファンデルハール(ラボバンクデベロップメント)    1h03'45"
2位 コルヌ・ファンケッセル(テレネット・フィデア)         +59"
3位 タイス・ファンアメロンヘン(AAドリンク)           +1'09"

フランス
1位 フランシス・ムレー(FDJ.fr)                1h06'22"
2位 ファビアン・キャナル(ECアルミ・ド・テル)           +31"
3位 ニコラ・バザン(USドモンシクリスム)              +32"

ドイツ
1位 フィリップ・ワルスレーベン(BKCP・パワープラス)       1h03'26"
2位 マルセル・マイセン(クワドロ・スタンナー)           +1'15"
3位 サッシャ・ウェーバー(サイクリングチームCCI)         +1'51"

チェコ
1位 マルティン・ビーナ(クワドロ・スタンナー)          1h03'54"
2位 ミカエル・ボロス(CEZシクロチーム)               +43"
3位 ウラジミール・キジヴァト(ジョンソンズコントロールス)     +46"

アメリカ
1位 ジェレミー・パワーズ(ラファ・フォーカス)           59'16"
2位 ライアン・トレボン(キャノンデールpbシクロクロスワールド)    +43"
3位 ティモシー・ジョンソン(キャノンデールpbシクロクロスワールド) +1'36"

イギリス
1位 イアン・フィールド(ハーグローブスサイクルス)
2位 デイヴ・フレッチャー(オレンジモンキー)
3位 ニック・クレイグ(スコットUK)

text:Kei Tsuji