2014/01/12(日) - 15:13
2014年のブエルタ・ア・エスパーニャの終着地はサンティアゴ・デ・コンポステーラ。スペイン南部で開幕し、8つの頂上ゴールを経て、世界的なキリスト教の巡礼地に向かう3週間の闘い。例年よりも登りのインパクトは小さいが、「興奮度はいつもより高い」(レースディレクター)。
2014年の第69回大会は、スペイン南端、ジブラルタル海峡に近いアンダルシア州のヘレス・デ・ラ・フロンテーラを舞台にした12.6kmのチームタイムトライアルで幕開ける。
ざっくり言うと、3週間かけて反時計回りにイベリア半島を半周する。カタルーニャ州やアンドラ、フランスは通過せず、ピレネー山脈は登場しない。近年のブエルタは全長3300km前後で行なわれることが多かったが、第69回大会のコース全長は3181.5kmと短めだ。
大会最初の山頂フィニッシュは、大会6日目、第6ステージの1級山岳クンブレス・ベルデス/ラ・スビア。平坦ステージをこなした後、休息日直前の第9ステージ・1級山岳アラモン・バルデリナレスが続く。
マイヨロホを懸けた総合争いの行方は、第14ステージ(1級山岳ラ・カンペロナ)、第15ステージ(超級山岳ラゴス・デ・コバドンガ)、第16ステージ(1級山岳ラ・ファラポーナ)の山岳3連戦でおおよそ決まるだろう。特に第16ステージは1級山岳が5つ詰め込まれた厳しいものだ。
最終週は2013年大会の開幕地であるガリシア州を駆ける。第20ステージの超級山岳プエルト・デ・アンカレスで総合争いは決すると思われるが、最終日の平坦な10km個人タイムトライアルでの逆転劇も有り得る。2014年大会の閉幕地はマドリードではなく、その巡礼路が世界遺産に指定されているサンティアゴ・デ・コンポステーラだ。
11もの山頂フィニッシュが設定された2013年大会よりも山岳の難易度は低い。とは言え、他のグランツールと比べると山岳ステージが多く(13ステージ)、平坦ステージが少なく(5ステージ)、タイムトライアルの距離が短い(全長57.1km)。レースディレクターを務めるハビエル・ギジェン氏は「短くてナーバスなステージが多いので、興奮度は高いはず」と、"密度の濃い3週間"に自信を見せている。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2014ステージリスト
8月23日(土)第1ステージ ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ 12.6km(チームTT)
8月24日(日)第2ステージ アルヘシラス〜サンフェルナンド 174.4km
8月25日(月)第3ステージ カディス〜アルコス・デ・ラ・フロンテーラ 188km
8月26日(火)第4ステージ マイレナ・デル・アルコル〜コルドバ 172.6km
8月27日(水)第5ステージ プリエゴ・デ・コルドバ〜ロンダ 182.3km
8月28日(木)第6ステージ ベナルマデナ〜ラ・スビア 157.7km
8月29日(金)第7ステージ アレンディン〜アルカウデテ 165.4km
8月30日(土)第8ステージ バエサ〜アルバセテ〜207.4km
8月31日(日)第9ステージ カルボネラス・デ・グアダサオン〜アラモン・バルデリナレス 181km
9月1日(月)休息日
9月2日(火)第10ステージ モナステリオ・デ・ベルエラ〜ボルハ 34.5km(個人TT)
9月3日(水)第11ステージ パンプローナ〜サンミゲル・デ・アララル 151km
9月4日(木)第12ステージ ログローニョ〜ログローニョ 168km
9月5日(金)第13ステージ ベロラド〜オブレゴン 182km
9月6日(土)第14ステージ サンタンデル〜ラ・カンペロナ 199km
9月7日(日)第15ステージ オビエド〜ラゴス・デ・コバドンガ 149km
9月8日(月)第16ステージ サンマルティン・デル・レイ・アウレリオ〜ラ・ファラポーナ 158.8km
9月9日(火)休息日
9月10日(水)第17ステージ オルティゲイラ〜ア・コルーニャ 174km
9月11日(木)第18ステージ ラ・エストラーダ〜モンテカステロベ・エン・メイス 173.5km
9月12日(金)第19ステージ サルバテーラ・デ・ミーニョ〜カンガス・ド・モラーソ 176.5km
9月13日(土)第20ステージ サンタエステボ・デ・リバス・ド・シル〜プエルト・デ・アンカレス 163.8km
9月14日(日)第21ステージ サンティアゴ・デ・コンポステーラ 10km(個人TT)
text:Kei Tsuji
2014年の第69回大会は、スペイン南端、ジブラルタル海峡に近いアンダルシア州のヘレス・デ・ラ・フロンテーラを舞台にした12.6kmのチームタイムトライアルで幕開ける。
ざっくり言うと、3週間かけて反時計回りにイベリア半島を半周する。カタルーニャ州やアンドラ、フランスは通過せず、ピレネー山脈は登場しない。近年のブエルタは全長3300km前後で行なわれることが多かったが、第69回大会のコース全長は3181.5kmと短めだ。
大会最初の山頂フィニッシュは、大会6日目、第6ステージの1級山岳クンブレス・ベルデス/ラ・スビア。平坦ステージをこなした後、休息日直前の第9ステージ・1級山岳アラモン・バルデリナレスが続く。
マイヨロホを懸けた総合争いの行方は、第14ステージ(1級山岳ラ・カンペロナ)、第15ステージ(超級山岳ラゴス・デ・コバドンガ)、第16ステージ(1級山岳ラ・ファラポーナ)の山岳3連戦でおおよそ決まるだろう。特に第16ステージは1級山岳が5つ詰め込まれた厳しいものだ。
最終週は2013年大会の開幕地であるガリシア州を駆ける。第20ステージの超級山岳プエルト・デ・アンカレスで総合争いは決すると思われるが、最終日の平坦な10km個人タイムトライアルでの逆転劇も有り得る。2014年大会の閉幕地はマドリードではなく、その巡礼路が世界遺産に指定されているサンティアゴ・デ・コンポステーラだ。
11もの山頂フィニッシュが設定された2013年大会よりも山岳の難易度は低い。とは言え、他のグランツールと比べると山岳ステージが多く(13ステージ)、平坦ステージが少なく(5ステージ)、タイムトライアルの距離が短い(全長57.1km)。レースディレクターを務めるハビエル・ギジェン氏は「短くてナーバスなステージが多いので、興奮度は高いはず」と、"密度の濃い3週間"に自信を見せている。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2014ステージリスト
8月23日(土)第1ステージ ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ 12.6km(チームTT)
8月24日(日)第2ステージ アルヘシラス〜サンフェルナンド 174.4km
8月25日(月)第3ステージ カディス〜アルコス・デ・ラ・フロンテーラ 188km
8月26日(火)第4ステージ マイレナ・デル・アルコル〜コルドバ 172.6km
8月27日(水)第5ステージ プリエゴ・デ・コルドバ〜ロンダ 182.3km
8月28日(木)第6ステージ ベナルマデナ〜ラ・スビア 157.7km
8月29日(金)第7ステージ アレンディン〜アルカウデテ 165.4km
8月30日(土)第8ステージ バエサ〜アルバセテ〜207.4km
8月31日(日)第9ステージ カルボネラス・デ・グアダサオン〜アラモン・バルデリナレス 181km
9月1日(月)休息日
9月2日(火)第10ステージ モナステリオ・デ・ベルエラ〜ボルハ 34.5km(個人TT)
9月3日(水)第11ステージ パンプローナ〜サンミゲル・デ・アララル 151km
9月4日(木)第12ステージ ログローニョ〜ログローニョ 168km
9月5日(金)第13ステージ ベロラド〜オブレゴン 182km
9月6日(土)第14ステージ サンタンデル〜ラ・カンペロナ 199km
9月7日(日)第15ステージ オビエド〜ラゴス・デ・コバドンガ 149km
9月8日(月)第16ステージ サンマルティン・デル・レイ・アウレリオ〜ラ・ファラポーナ 158.8km
9月9日(火)休息日
9月10日(水)第17ステージ オルティゲイラ〜ア・コルーニャ 174km
9月11日(木)第18ステージ ラ・エストラーダ〜モンテカステロベ・エン・メイス 173.5km
9月12日(金)第19ステージ サルバテーラ・デ・ミーニョ〜カンガス・ド・モラーソ 176.5km
9月13日(土)第20ステージ サンタエステボ・デ・リバス・ド・シル〜プエルト・デ・アンカレス 163.8km
9月14日(日)第21ステージ サンティアゴ・デ・コンポステーラ 10km(個人TT)
text:Kei Tsuji
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