カナダ・モントリオールに居を構えるスポーツバイクブランド「OPUS(オーパス)」から2014年モデルが発表された。ロードからシティバイクまで多岐に渡るラインナップの中から、カーボンロードのVivaceとAllegro、レーシングアルミロードのAndanteをピックアップ。



オーパス Vivace
オーパス Vivace 1.0オーパス Vivace 1.0 (c)オーアンドエム
コンペティション・カーボンモデルとして位置づけられるVivaceは、T700とM50Jの2種類のカーボンを組み合わせることによって高い剛性を確保し、軽量性と快適性の向上を図ったモデル。オーソドックスなフレームデザインながら、剛性を担う大口径ダウンチューブやヘッドチューブ、振動吸収や路面追従性を高める細身のシートステーなどトレンドに倣った造形に仕上がっている。また、ケーブルルーティングが改良され、電動式及び機械式の両方のコンポーネントに対応可能となった。

オーパス Vivace 4.0オーパス Vivace 4.0 (c)オーアンドエムヘッドチューブは下ワンが1.5インチのテーパーヘッドチューブとして、より高い横剛性と正確な操作性を実現。BBシェルにはPF30規格が採用され駆動効率を高めつつ、軽量化にも貢献しているという。販売パッケージは9070系デュラエースDi2完成車と6800系アルテグラ完成車、フレームセットの3種類となっている。


オーパス Vivace
フレーム:Gamma40carbon monocoque T700/M-50Jカーボン、PF30
サイズ:XS、S、M、L
価 格:
■シマノ9070系デュラエースDi2完成車(1.0) 998,000円(税込)
■シマノ6800系アルテグラ完成車(4.0) 388,000円(税込)
■フレームセット 278,000円(税込)



オーパス Allegro
オーパス Allegro 1.0オーパス Allegro 1.0 (c)オーアンドエム
Allegroはカーボン・パフォーマンスシリーズに位置づけられるモデル。レースでの経験やノウハウを基に、2014モデルでは大幅な改良が加えられ、従来モデルの軽量性を維持しながら伝達効率を高めているという。カーボン素材はT700をベースにM-46Jを組み合わせている。

優れた操作性を確保するためヘッドチューブは下ワン1.5インチのテーパーヘッドチューブを採用する。BBシェルは86.5mm幅のプレスフィットタイプに変更され、より高い反応性を目指した。コンポーネントは電子式及び機械式の両方に対応可能となった。販売パッケージはハイパフォーマンスなアルテグラDi2完成車から、お求め安いティアグラ完成車までが揃い、105完成車にはAllegroと同じカーボンを使用した女性用モデル「Allegria」が用意される。

オーパス Allegro 2.0オーパス Allegro 2.0 (c)オーアンドエムオーパス Allegro 3.0オーパス Allegro 3.0 (c)オーアンドエム

オーパス Allegro 4.0オーパス Allegro 4.0 (c)オーアンドエムオーパス Alegria 3.0(レディースモデル)オーパス Alegria 3.0(レディースモデル) (c)オーアンドエム


オーパス Allegro
フレーム:Gamma40carbon monocoque T700/M-46Jカーボン、BB86.5
サイズ:XS、S、M、L
価 格:
■シマノ6870系アルテグラDi2完成車(1.0) 398,000円(税込)
■シマノ6800系アルテグラ完成車(2.0) 358,000円(税込)
■シマノ5700系105完成車(3.0) 268,000円(税込)※女性用モデルAlegria 3.0も同額
■シマノ4500系ティアグラ完成車(4.0) 238,000円(税込)



オーパス Andante
オーパス Andanteオーパス Andante (c)オーアンドエム
2013年モデルではカーボン製であったAndanteは、重量と強度の優れたバランスが特徴の、軽量アルミニウムフレームにリニューアル。フレーム素材には油圧成型加工を施した6061-T6パイプを使用する。また、下ワン1.5インチのテーパーヘッドチューブやPF30規格のBBシェルなど、上位モデルに用いられる技術が投入されおり、上級者からビギナーまで幅広いライダーが満足出来る1台に仕上がっている。販売パッケージは105完成車のみの展開だ。


オーパス Andante
フレーム:Meta30、トリプルバテッド6061アルミニウム、PF30
コンポーネント:シマノ570系105
サイズ:XXS~XL
価 格:198,000円(税込)

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