東京国体トラック2日目、チームスプリント決勝で地元東京が優勝。チームパーシュート決勝は、予選で4分23秒504の大会記録を出した岐阜県が、和歌山県を下し2006年以来の優勝。

東京国体のトラックレースが9月30日(月)から4日間の日程で立川競輪場(400m)で行われている。初日はすべて予選種目が、そして2日目の10月1日(火)は4種目の決勝が行われた。大会の様子をダイジェストでお届けしよう。

チームスプリント1位の東京都(高橋、橋本、山本)チームスプリント1位の東京都(高橋、橋本、山本) photo:Hideaki TAKAGI
チームスプリント

チームスプリント 表彰チームスプリント 表彰 photo:Hideaki TAKAGI少年と成年からあわせて3人が出場するチームスプリント。初日の予選上位4チームが2日目の順位決定戦に出場。1-2位決定戦には日本大2人の東京都(高橋、橋本、山本)と順天堂大2人の石川県(栗田、吉川希望、吉川勇気)が対戦。2走までは石川県がリード、3走で東京の高橋が逆転して優勝した。

1位 東京都(高橋、橋本、山本)1分18秒345(以下ベスト=予選時タイム)
2位 石川県(栗田、吉川希望、吉川勇気)1分18秒376
3位 岡山県(奥村、滝本、野上)1分18秒535
4位 青森県(新山、大野、坂本)1分18秒813
5位 埼玉県(山内、植原、新井)1分18秒946
6位 福井県(寺崎、中川、加藤)1分18秒976
7位 山梨県(深沢、末木、飯塚)1分19秒161
8位 宮城県(上遠野、加藤、沢田)1分19秒167

チームパーシュート1位の岐阜県(相馬、矢野、橋本、渡邊)チームパーシュート1位の岐阜県(相馬、矢野、橋本、渡邊) photo:Hideaki TAKAGI
4kmチームパーシュート

チームパーシュート 表彰チームパーシュート 表彰 photo:Hideaki TAKAGI少年と成年からあわせて4人が出場する4kmチームパーシュート。1-2位決定戦は、初日の予選で4分23秒504の大会新記録を出した岐阜県と、ロードレース優勝の窪木一茂(和歌山県教育庁、マトリックスパワータグ)を擁する和歌山県とで行われた。中盤までは和歌山県がリード、終盤に岐阜県が逆転し優勝。

ラスト2周を24秒台のラップ(4km4分10秒相当)で先頭を引いた橋本英也(鹿屋体育大)は「終盤にラップを上げるのは岐阜県のスタイル。自分を育ててくれた岐阜県に恩返しできて嬉しい」と語った。昨年まで奈良県が4連覇など、岐阜県は国体優勝から遠ざかっていたが、2006年以来7年ぶりに優勝。

1位 岐阜県(相馬、矢野、橋本、渡邊)4分23秒504(以下ベスト=予選時タイム)
2位 和歌山県(窪木、和田、岡本、森口)4分24秒451
3位 福島県(吉田、我妻、緑川、久保田)4分29秒104
4位 大分県(一丸、黒枝、六峰、池部)4分29秒904
5位 群馬県(飯野、倉林、小林、阿久津)4分31秒681
6位 福岡県(原井剣也、小林、神開、原井博斗)4分31秒989
7位 奈良県(安原大生、吉田、入部、山本)4分32秒097
8位 岡山県(原田、山本、黒瀬、川崎)4分32秒280

少年1kmTT1位の滝本泰行(岡山・岡山工)1分07秒547少年1kmTT1位の滝本泰行(岡山・岡山工)1分07秒547 photo:Hideaki TAKAGI少年1kmタイムトライアル

1位 滝本泰行(岡山・岡山工)1分07秒547
2位 堀航輝(香川・石田)1分07秒623
3位 西尾滉平(福島・平工)1分08秒735
4位 大阪栄貴(秋田・大曲農)1分08秒892
5位 宮地勇貴(奈良・奈良北)1分09秒010
6位 吉田拓矢(茨城・取手一)1分09秒174
7位 古田潤(東京・昭和第一学園)1分09秒202
8位 栗本武典(千葉・敬愛学園)1分09秒250
成年1kmTT1位の相馬義宗(岐阜・朝日大)1分06秒482成年1kmTT1位の相馬義宗(岐阜・朝日大)1分06秒482 photo:Hideaki TAKAGI
成年1kmタイムトライアル


1位 相馬義宗(岐阜・朝日大)1分06秒482
2位 新山響平(青森・県連盟)1分06秒564
3位 山内厚二(埼玉・日本体育大)1分06秒872
4位 深瀬泰我(静岡・法政大)1分07秒104
5位 佐伯亮輔(鳥取・中央大)1分07秒522
6位 一丸尚伍(大分・EQA U23)1分07秒595
7位 柴崎俊祐(山口・鹿屋体育大)1分07秒823
8位 廣田敦士(三重・朝日大)1分07秒934

photo&text:高木秀彰

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