チームユーラシア・IRCタイヤ所属の小石祐馬(こいし・ゆうま)がベルギーのUCIコンチネンタルチーム「コルバ-スペラーノハム」との研修生契約を締結し、プロレースに参加する資格を得た。

今年チームに合流した小石祐馬(チームユーラシア)今年チームに合流した小石祐馬(チームユーラシア) photo:Kei Tsuji同チームは同じくユーラシアを卒業した竹之内悠が今季所属して走るチームだ。小石の結んだこの研修生契約とは、プロチームがシーズン後半(8月1日以降)にアマチュア選手と「期間契約」を締結する事がUCIの規則で認められている。契約の条件が本契約と比較して緩いため、若いアマチュア選手にとって大きな チャンスとなっている。

1993年9月生まれの小石は、今年の5月9・10日の2日間で行われたグランプリ・デ・オート・デ・フランス(G.P. Des Hauts de France フランスのエリートナショナルカテゴリー)で総合21位、U23カテゴリーでは6位に入賞した。5月13日のドゥシー=レ=ミーヌ(Douchy-les-Mines、フランス エリートナショナルカテゴリー)では11位となった。6月の全日本選手権個人タイムトライアルでは4位、7月のGPペロンシ(Grand Prix de Pérenchies フランス UCI1.2 カテゴリー)では35位と、安定した成績を残している。

チームユーラシア・IRCタイヤ 橋川健監督のコメント
チームユーラシアは理念として「海外でプロとして活躍できる選手の育成」を掲げ、実力に応じて、ワンランク上のレベルで戦える環境をサポートしています。小石はまだプロとして自立できるほどの実力も経験も持ち合わせていませんが、まだ19歳と若く、今回の経験が選手として大きなステップとなる事を期待しています。

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