2013/02/03(日) - 19:45
2月2日に行なわれたシクロクロス世界選手権。ジュニアとU23男子はともにオランダ勢の勝利に終わった。
ジュニア男子
9時45分にスタートしたジュニア男子レースには、日本から山田誉史輝(HAPPY RIDE)が初参戦。昨年のジュニア覇者マテュー・ファンデルポール(オランダ)がスタート直後から先頭に立ち、後続を寄せ付けない走りでラップを重ねる。
まだ一面雪に覆われたコースを大きなトラブルなく走りきったファンデルポールは、同じオランダのマルティン・ブディングを57秒、アダム・トウパリク(チェコ)を1分19秒引き離してゴールした。地元アメリカのローガン・オーウェンが4位。ベルギー勢は表彰台を逃している。山田誉史輝はマイナス3周の33位に終わった。
1996年にシクロクロスの世界チャンピオンに輝いているアドリーを父にもつマテュー・ファンデルポール。父アドリーはロンド・ファン・フラーンデレンやアムステル・ゴールドレースでも勝利しており、ツール・ド・フランスのステージ優勝経験もある。
スタートからゴールまで単独で走りきり、2年連続ジュニアレースを制した息子マテューは「父には落ち着いて行けと言われたけど、落ち着いていられなかった。ずっとプッシュし続けたんだ。完璧なレースだったとは思わない。何回もミスしたし、後半にタレてしまった」と語っている。
U23男子
午後12時30分スタートのU23レースでも、オランダ勢の活躍が目立った。レースは序盤からオランダとベルギーが先頭を固め、ミケ・テウニッセン(オランダ)とウィエツ・ボスマンス(ベルギー)の2人が抜け出す展開に。
全7周回の3周目で落車したテウニッセンは一時的に6番手まで順位を下げたが、そこから脅威の追い上げを見せる。単独で追走したテウニッセンは、ゴールまで2周を残してついに先頭ボスマンスをキャッチ。最終周回でボスマンスを置き去りにしたテウニッセンが独走勝利した。
3位にはワウト・ヴァンアールト(ベルギー)が入り、なんと1位から10位までをベルギーとオランダ人選手が占める結果に。地元アメリカのU23チャンピオンであるザック・マクドナルドが11位に入った。
昨年、2年連続でU23レース制覇を果たしたラルス・ファンデルハール(オランダ)は現在エリート男子で走っている。オランダにU23レース3連覇をもたらしたテウニッセンは「勝ったということに驚いている。(3周目で)落車してから、チャンスは少ないと思いながらも、諦めずに走ったんだ。ゴールまでとてもスムーズに走りきることが出来た」とコメントしている。
U23レースには日本から中井路雅(岩井商会レーシング)と前田公平(Speedvagen Cyclocross Team)が参戦。中井はラップされること無く走り切り、6分02秒遅れでフルラップ完走。前田はマイナス1ラップの36位に終わっている。
日本人選手のレースの様子やコメントは、後ほどアップする田中苑子フォトグラファーによる現地レポートをご覧下さい。
選手コメントはベルギーのSporzaより。
シクロクロス世界選手権2013結果
U23男子
1位 ミケ・テウニッセン(オランダ) 48'40"
2位 ウィエツ・ボスマンス(ベルギー) +14"
3位 ワウト・ヴァンアールト(ベルギー) +22"
4位 タイメン・エイシング(オランダ) +35"
5位 イェンス・アダムス(ベルギー) +38"
34位 中井路雅(岩井商会レーシング) +6'02"
36位 前田公平(Speedvagen Cyclocross Team) -1Lap
ジュニア男子
1位 マテュー・ファンデルポール(オランダ) 40'47"
2位 マルティン・ブディング(オランダ) +57"
3位 アダム・トウパリク(チェコ) +1'19"
4位 ローガン・オーウェン(アメリカ) +1'23"
5位 ニコラス・クルップ(ベルギー) +1'25"
33位 山田誉史輝(HAPPY RIDE) -3Laps
ジュニア男子
9時45分にスタートしたジュニア男子レースには、日本から山田誉史輝(HAPPY RIDE)が初参戦。昨年のジュニア覇者マテュー・ファンデルポール(オランダ)がスタート直後から先頭に立ち、後続を寄せ付けない走りでラップを重ねる。
まだ一面雪に覆われたコースを大きなトラブルなく走りきったファンデルポールは、同じオランダのマルティン・ブディングを57秒、アダム・トウパリク(チェコ)を1分19秒引き離してゴールした。地元アメリカのローガン・オーウェンが4位。ベルギー勢は表彰台を逃している。山田誉史輝はマイナス3周の33位に終わった。
1996年にシクロクロスの世界チャンピオンに輝いているアドリーを父にもつマテュー・ファンデルポール。父アドリーはロンド・ファン・フラーンデレンやアムステル・ゴールドレースでも勝利しており、ツール・ド・フランスのステージ優勝経験もある。
スタートからゴールまで単独で走りきり、2年連続ジュニアレースを制した息子マテューは「父には落ち着いて行けと言われたけど、落ち着いていられなかった。ずっとプッシュし続けたんだ。完璧なレースだったとは思わない。何回もミスしたし、後半にタレてしまった」と語っている。
U23男子
午後12時30分スタートのU23レースでも、オランダ勢の活躍が目立った。レースは序盤からオランダとベルギーが先頭を固め、ミケ・テウニッセン(オランダ)とウィエツ・ボスマンス(ベルギー)の2人が抜け出す展開に。
全7周回の3周目で落車したテウニッセンは一時的に6番手まで順位を下げたが、そこから脅威の追い上げを見せる。単独で追走したテウニッセンは、ゴールまで2周を残してついに先頭ボスマンスをキャッチ。最終周回でボスマンスを置き去りにしたテウニッセンが独走勝利した。
3位にはワウト・ヴァンアールト(ベルギー)が入り、なんと1位から10位までをベルギーとオランダ人選手が占める結果に。地元アメリカのU23チャンピオンであるザック・マクドナルドが11位に入った。
昨年、2年連続でU23レース制覇を果たしたラルス・ファンデルハール(オランダ)は現在エリート男子で走っている。オランダにU23レース3連覇をもたらしたテウニッセンは「勝ったということに驚いている。(3周目で)落車してから、チャンスは少ないと思いながらも、諦めずに走ったんだ。ゴールまでとてもスムーズに走りきることが出来た」とコメントしている。
U23レースには日本から中井路雅(岩井商会レーシング)と前田公平(Speedvagen Cyclocross Team)が参戦。中井はラップされること無く走り切り、6分02秒遅れでフルラップ完走。前田はマイナス1ラップの36位に終わっている。
日本人選手のレースの様子やコメントは、後ほどアップする田中苑子フォトグラファーによる現地レポートをご覧下さい。
選手コメントはベルギーのSporzaより。
シクロクロス世界選手権2013結果
U23男子
1位 ミケ・テウニッセン(オランダ) 48'40"
2位 ウィエツ・ボスマンス(ベルギー) +14"
3位 ワウト・ヴァンアールト(ベルギー) +22"
4位 タイメン・エイシング(オランダ) +35"
5位 イェンス・アダムス(ベルギー) +38"
34位 中井路雅(岩井商会レーシング) +6'02"
36位 前田公平(Speedvagen Cyclocross Team) -1Lap
ジュニア男子
1位 マテュー・ファンデルポール(オランダ) 40'47"
2位 マルティン・ブディング(オランダ) +57"
3位 アダム・トウパリク(チェコ) +1'19"
4位 ローガン・オーウェン(アメリカ) +1'23"
5位 ニコラス・クルップ(ベルギー) +1'25"
33位 山田誉史輝(HAPPY RIDE) -3Laps
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