2013/02/02(土) - 10:43
シーズン初戦のツアー・ダウンアンダーにはニューバイクが集まる。2013年のニューバイクを紹介するシリーズ第4弾は、サクソ・ティンコフとアスタナのスペシャライズドS-Works Tarmac SL4、そしてブランコプロサイクリングのジャイアントPropel Advanced SLを紹介。
サクソ・ティンコフ
スペシャライズド S-Works Tarmac SL4
サクソ・ティンコフのライダーの大半はスペシャライズドのS-Works Tarmac SL4を使用した。普段はVENGEと2台体制で、好みやコース特性によって乗り分けるが、ヨーロッパから遠いという地理的要因によって今回は1台に限定したという。ステムやハンドルはZIPP製で、ホイールには同社の202と404を使い分けた。写真は宮澤崇史に用意されたチームカラーのメインバイクで、主にレースで使用したトレーニング用の無地のバイクには、スペシャライズドのクランクにSRMメーター、SRAMのチェーンリングが組み合わされた。サドルはスペシャライズドからプロロゴにスイッチしている。小さい吸盤が多数配置されたゴム素材CPCを使用したサドルを使う選手も。
ブランコプロサイクリング
ジャイアント Propel Advanced SL
チーム名とカラーを一新したブランコプロサイクリングは、ジャイアントの新作バイクPROPEL Advanced SLを投入した。エアロダイナミクス性能を追求したフォルムが特徴で、シートチューブとリアホイールのクリアランスは小さい。空力低減のためフロントブレーキはフォーク後部に配置されており、フロント&リアともに、フレームに沿うコンパクトなCNC加工のVブレーキを採用している(レバーの引きはいたって普通のフィーリング)。全ての選手がTCR Advanced SLとの2台体制でレースに挑み、総合優勝したスラグテル(オランダ)を含め、多くの選手が平坦ステージでPROPEL、山岳ステージでTCRを使用した。重量的にはPROPELとTCRの間に差はないとメカニックは語る。
アスタナ
スペシャライズド S-Works Tarmac SL4
2013年、コンポーネントをSRAMからカンパニョーロにスイッチしたアスタナ。フレームは継続的にスペシャライズドで、S-Works Tarmac SL4とS-Works VENGEを使い分ける。今大会では大柄なグアルニエーリ(イタリア)のみVENGEに乗った。写真は新加入のエーススプリンター、グアルディーニ(イタリア)のバイク。リムハイト73mmのコリマのカーボンホイールUPが目を引く。送り気味のハンドルとブラケットのセッティングはスプリンターならではで、メカニックと相談しながらセッティングを微調整していた。身長170cmのグアルディーニは、トップチューブ518mmの49サイズを選択。
text&photo:Kei Tsuji
サクソ・ティンコフ
スペシャライズド S-Works Tarmac SL4
サクソ・ティンコフのライダーの大半はスペシャライズドのS-Works Tarmac SL4を使用した。普段はVENGEと2台体制で、好みやコース特性によって乗り分けるが、ヨーロッパから遠いという地理的要因によって今回は1台に限定したという。ステムやハンドルはZIPP製で、ホイールには同社の202と404を使い分けた。写真は宮澤崇史に用意されたチームカラーのメインバイクで、主にレースで使用したトレーニング用の無地のバイクには、スペシャライズドのクランクにSRMメーター、SRAMのチェーンリングが組み合わされた。サドルはスペシャライズドからプロロゴにスイッチしている。小さい吸盤が多数配置されたゴム素材CPCを使用したサドルを使う選手も。
ブランコプロサイクリング
ジャイアント Propel Advanced SL
チーム名とカラーを一新したブランコプロサイクリングは、ジャイアントの新作バイクPROPEL Advanced SLを投入した。エアロダイナミクス性能を追求したフォルムが特徴で、シートチューブとリアホイールのクリアランスは小さい。空力低減のためフロントブレーキはフォーク後部に配置されており、フロント&リアともに、フレームに沿うコンパクトなCNC加工のVブレーキを採用している(レバーの引きはいたって普通のフィーリング)。全ての選手がTCR Advanced SLとの2台体制でレースに挑み、総合優勝したスラグテル(オランダ)を含め、多くの選手が平坦ステージでPROPEL、山岳ステージでTCRを使用した。重量的にはPROPELとTCRの間に差はないとメカニックは語る。
アスタナ
スペシャライズド S-Works Tarmac SL4
2013年、コンポーネントをSRAMからカンパニョーロにスイッチしたアスタナ。フレームは継続的にスペシャライズドで、S-Works Tarmac SL4とS-Works VENGEを使い分ける。今大会では大柄なグアルニエーリ(イタリア)のみVENGEに乗った。写真は新加入のエーススプリンター、グアルディーニ(イタリア)のバイク。リムハイト73mmのコリマのカーボンホイールUPが目を引く。送り気味のハンドルとブラケットのセッティングはスプリンターならではで、メカニックと相談しながらセッティングを微調整していた。身長170cmのグアルディーニは、トップチューブ518mmの49サイズを選択。
text&photo:Kei Tsuji
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