2012/11/30(金) - 19:32
快晴に恵まれたイベント本番、そして後夜祭と大満足に終わった一日から一夜明けてもまだまだツアーは終わらまい。翌日の朝は夜景で有名なタンタラスの丘へと繰り出した。絶景を楽しんだモーニングヒルクライムの様子をレポート。
ホノルルセンチュリーライド当日から一夜明けてもまだまだ走り足りない!もっともっとバイクでオアフ島を走りたい!という方も楽しめるのが、トップツアーのホノルルセンチュリーライド参加ツアーにオプションとして用意されている「タンタラスの丘ライド」だ。
大会翌日の午前中に行われるこのライドツアーは、朝早くホテルを出発し、ホノルル市外にあるラウンド・トップ・フォレスト公園の見晴らし台、通称「タンタラスの丘」を目指してヒルクライムするというもの。ゆっくりと走っても往復2時間ほどの行程だが、300m以上の獲得標高を短い距離で一気に上り詰めるとあって、十分に走りごたえのあるコースプロフィールだ。
前日に160kmを走った人がほとんどだが、皆早起きして集合。少しの筋肉痛をおして走りだす。別名「リカバリーライド」のとおり、走ってしまえばじょじょに身体がほぐれて、目覚めていく。ぐったりベッドで過ごすには、ハワイの朝はもったいないから。コースはシクロワイアードのスタッフが現地で事前調査済み。ホノルル市街は一方通行が多くて、いきなり行ってもけっこう分かりにくいのだ。
この日も昨日に引き続いて天候に恵まれ、およそ20名弱の参加者は、オレンジ色の朝日が眩しい中を走りだしていく。ホノルル中心街はちょうどラッシュ時間帯で少し走りにくいものの、サーフボードを積んだピックアップトラックや黄色いスクールバスが走ったりしていたりと、これだけでもホノルルの立派な観光だ(笑)。そんな観光地を自分のバイクを駆って駆け抜けていくのはなんとも非日常な感覚いっぱい。
ライドにはこの日もサポート役として湘南ベルマーレの内山監督と橘田選手が同行してくれた。もしもの際に備えてツアーのクルマも同行してくれるので、ダブルで心強い。前日に100マイルを走りきった絹代さんも一緒にツアーに同行してくれた。
バスやタクシーだと随分時間が掛かるホノルル市内の移動も自転車ならばあっという間。交通量は多くても、どのドライバーもサイクリストを尊重してくれるのでさほどストレスは感じない。
中心街を抜け、閑静な住宅街を抜けるといよいよヒルクライムが始まる。時折10%ほどの急勾配も現れるが、頂上に向かうに連れて開けていく景観を楽しんでいるとあっという間に頂上へ。ロードレーサーで参加した健脚の皆さんに続いて、レンタサイクルで参加した人も無事にゴールの展望台へと到着した。
ホノルルの町並みやダイヤモンドヘッドを一望できる展望台では休憩を取りつつ記念撮影。みんな大の大人なのだけれど、子どものようにはしゃいでいる様子を見るとつい微笑ましくなってしまう。こんな風に童心に帰ることができるのは、ハワイならではの奥深さがあるからなのかなぁとふと思ったり。
展望台でひとしきり遊んだ後は爽快なダウンヒルをこなしてホテルへ戻り、これにてオプショナルツアーも含めて現地でのツアーは終了となったが、まだ時間は10時前。シャワーを浴びて、ホテルでゆったりとブランチを済ませた後はビーチに、おみやげ屋さんに、それぞれのハワイを過ごしに出掛けていった。
こうしてとても充実したホノルルセンチュリーライドの3日間も終了。私も国内のサイクリングイベントは何度も取材しているものの、このゆったりとした雰囲気はハワイであるからこそ味わえるというものだろう。レース志向の方も、ロングライド初心者でも、海外旅行の経験が無くても、ぜひともホノルルセンチュリーライドには参加してみて損することは絶対に無いはず。国内イベントでは決して味わえない感覚がそこにはあった。
ホノルルセンチュリーライド2012タンタラスの丘ライドフォトギャラリー(Google Picasaウェブアルバム)。
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano.So.Isobe
ホノルルセンチュリーライド当日から一夜明けてもまだまだ走り足りない!もっともっとバイクでオアフ島を走りたい!という方も楽しめるのが、トップツアーのホノルルセンチュリーライド参加ツアーにオプションとして用意されている「タンタラスの丘ライド」だ。
大会翌日の午前中に行われるこのライドツアーは、朝早くホテルを出発し、ホノルル市外にあるラウンド・トップ・フォレスト公園の見晴らし台、通称「タンタラスの丘」を目指してヒルクライムするというもの。ゆっくりと走っても往復2時間ほどの行程だが、300m以上の獲得標高を短い距離で一気に上り詰めるとあって、十分に走りごたえのあるコースプロフィールだ。
前日に160kmを走った人がほとんどだが、皆早起きして集合。少しの筋肉痛をおして走りだす。別名「リカバリーライド」のとおり、走ってしまえばじょじょに身体がほぐれて、目覚めていく。ぐったりベッドで過ごすには、ハワイの朝はもったいないから。コースはシクロワイアードのスタッフが現地で事前調査済み。ホノルル市街は一方通行が多くて、いきなり行ってもけっこう分かりにくいのだ。
この日も昨日に引き続いて天候に恵まれ、およそ20名弱の参加者は、オレンジ色の朝日が眩しい中を走りだしていく。ホノルル中心街はちょうどラッシュ時間帯で少し走りにくいものの、サーフボードを積んだピックアップトラックや黄色いスクールバスが走ったりしていたりと、これだけでもホノルルの立派な観光だ(笑)。そんな観光地を自分のバイクを駆って駆け抜けていくのはなんとも非日常な感覚いっぱい。
ライドにはこの日もサポート役として湘南ベルマーレの内山監督と橘田選手が同行してくれた。もしもの際に備えてツアーのクルマも同行してくれるので、ダブルで心強い。前日に100マイルを走りきった絹代さんも一緒にツアーに同行してくれた。
バスやタクシーだと随分時間が掛かるホノルル市内の移動も自転車ならばあっという間。交通量は多くても、どのドライバーもサイクリストを尊重してくれるのでさほどストレスは感じない。
中心街を抜け、閑静な住宅街を抜けるといよいよヒルクライムが始まる。時折10%ほどの急勾配も現れるが、頂上に向かうに連れて開けていく景観を楽しんでいるとあっという間に頂上へ。ロードレーサーで参加した健脚の皆さんに続いて、レンタサイクルで参加した人も無事にゴールの展望台へと到着した。
ホノルルの町並みやダイヤモンドヘッドを一望できる展望台では休憩を取りつつ記念撮影。みんな大の大人なのだけれど、子どものようにはしゃいでいる様子を見るとつい微笑ましくなってしまう。こんな風に童心に帰ることができるのは、ハワイならではの奥深さがあるからなのかなぁとふと思ったり。
展望台でひとしきり遊んだ後は爽快なダウンヒルをこなしてホテルへ戻り、これにてオプショナルツアーも含めて現地でのツアーは終了となったが、まだ時間は10時前。シャワーを浴びて、ホテルでゆったりとブランチを済ませた後はビーチに、おみやげ屋さんに、それぞれのハワイを過ごしに出掛けていった。
こうしてとても充実したホノルルセンチュリーライドの3日間も終了。私も国内のサイクリングイベントは何度も取材しているものの、このゆったりとした雰囲気はハワイであるからこそ味わえるというものだろう。レース志向の方も、ロングライド初心者でも、海外旅行の経験が無くても、ぜひともホノルルセンチュリーライドには参加してみて損することは絶対に無いはず。国内イベントでは決して味わえない感覚がそこにはあった。
ホノルルセンチュリーライド2012タンタラスの丘ライドフォトギャラリー(Google Picasaウェブアルバム)。
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano.So.Isobe
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