2012/11/07(水) - 15:46
11月2~4日に幕張メッセにて開催されたサイクルモードインターナショナル。ここではCW編集部レポーターが注目した各ブランドに展示されていた最新アイテムやバイクやパーツを一挙に紹介していきます!
日本最大のサイクルショーとあって、今年のサイクルモードも各メーカーやブランドが最新バイクや話題に富むニュープロダクツをこぞって展示していた。こちらのコーナーでは今回から全7編に渡り、注目ブースの様子を写真満載でレポートしていきます。
ピナレロ・ジャパン カワシマサイクルサプライ
ブラドレー・ウィギンズのツール・ド・フランス制覇を記念した巨大イエローブースを設置していたのは、ピナレロ・ジャパン&カワシマサイクルサプライ。イエローカラーのスペシャルドグマ65.1やグラール、世界最速スプリンターであるマーク・カヴェンディッシュの実物アルカンシエルも展示され、チームスカイを前面に押し出した展示でギャラリーを釘付けに。ファウスト・ピナレロ氏も来日しブランドのPRに務めていた。
そしてフィジークコーナーでは、鮮やかなカラーリングのR5 DONNAや初披露されたMTBシューズなど拡充を果たしたシューズラインナップが人気。また各ブランドからリリースされ流行の兆しを見せるハイグリップのバーテープがフィジークからもデビュー。2mmと3mmがチョイスできる「タッキー」は、マイクロテックス素材を採用した独特の握り感が心地良いアイテムだ。
アンカー ブリヂストンサイクル
ブリヂストンサイクルのブースでは、アンカーブランドを中心としたブースを展開。やはり注目の展示は人気の高かったRFX8の後継モデルであるRL8(インプレッション記事はこちら)だ。取材中にも「これを目当てに来たんだよ!」という方も多く、このモデルも人気に火が付きそうな予感たっぷり。女性用のRL8Wは見る角度によって色味の変わるペイントが施されていて、高級感が感じられるもの。
また名車・ネオコットの製造方法やアンカーオーダーシステムを目で見て分かりやすく現した壁面展示も好評。幅広いカラーラインナップの前で、「次はどのカラーにしようかな...」と考えた方も少なくないのでは?広いブース内を分かりやすく説明してくれるガイドツアー、マシンを使ってフィッティングを試せるコーナーも大きな人気を博していた。
ヴィットリア・ジャパン
レーシングタイヤの定番と言えば、のヴィットリア。今年もヴィットリア・ジャパンは全ラインナップをカテゴリー別に展示し、レースを前面に押し出したブースを設置していた。その中でも注目はモデルチェンジを果たしたCORSA CXシリーズだ。ブース内ではメカニックによる実演講座も開催され、チューブラータイヤの装着やパンクの正しい修理方法など実用的でタメになる講義には多くのギャラリーが集まった。
エヴァディオ
ラグジュアリーなバイクから高性能のレース用カーボンバイクまでをラインナップするエヴァディオ。注目度が高かったのは、チタンバイクであるペガサススペシャルな塗装を施した一台。上品なブルー系のクリーム色からオリエンタルなグラフィックでチタンの地色が浮かぶその様は、シルバーのイメージが強いチタンバイクの常識を覆すものかも。
また2013年からは新しいオーダーシステム「システムゼロ」が登場。フレーム・フォークをブラックとし、ヴィーナス01の完成車で260,400円~、バッカス01のアルテグラDi2完成車で281,400円~というリーズナブルな価格設定となった。ネームやポリッシュ加工などの細やかなオプションも設定されているのが魅力的だ。
グローブライド
コラテックやフォーカス、ボッテキアの輸入代理店を務めるグローブライドは、それぞれのブランドに別れたブースを設置。ブースの担当者イチオシのアイテムは、フォーカス2013年モデルのイザルコプロ1.0完成車。フレームは2012年モデルからの継続となるが、9000系デュラエースとローターの3dFクランクセットを搭載しながら449,400円という破格のプライスを実現。ホイールはフルクラムのロード・シクロ用の新型WH-CEX4.5がアッセンブルされる。新型フラッグシップの「SL」は展示車が間に合わなかったそう。
そしてモデルチェンジが施されたボッテキアのセカンドフラッグシップ「EMME2」も注目のアイテム。昨年モデルと比較してリアステーを10mm短くして反応性を高め、リア強度を6%高めることに成功した。ケーブルもインナールーティング化され、より美しいフォルムを引き立てている。
そしてコラテックブースの注目度ナンバーワンは、650Bホイールを採用したフラッグシップカーボンXCバイク「インサイドリンク」。車名となるリアサス構造は仮想空間にピボットがあるかのようなスムーズな動きを実現し、常にトラクションを路面に伝えることが可能となっているという。2013年のMTBで注目度の高いマシンと言えるだろう。
キャットアイ
キャットアイのメイン展示は新型サイクルコンピュータのステルスシリーズ。廉価モデルの「ステルス 10」はGPSを使い、センサーレスで速度、距離、時間、時刻を記録・表示できる。上位モデルの「ステルス 50」は同様のGPS機能を有しながら、ANT+でセンサーと他ブランドのパワーメーターを使うことで拡張性をもたせたアイテムだ。どちらもUSBで充電とデータ通信が可能だ。
またフィジークとコラボし、サドル後方にスマートに取り付けが可能なテールライトも参考出品がされていた。サドルのデザインを壊さないフォルムで人気が出そうだ。
スミスオプティクス
クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(アメリカ、ガーミン・シャープ)やユナイテッドヘルスケアチームのアイウェアサポートを行うスミスオプティクス。
注目は契約プロライダーの使用率ナンバーワンで、クールなデザインの「PIVLOCK V2」。広い一眼式レンズを採用し、乗車姿勢でストレスの無い視界確保と掛け心地を誇る。USフィットのみだが、3段階に調整可能なノーズを採用し日本人にも問題なく対応するという。
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano,So.Isobe
日本最大のサイクルショーとあって、今年のサイクルモードも各メーカーやブランドが最新バイクや話題に富むニュープロダクツをこぞって展示していた。こちらのコーナーでは今回から全7編に渡り、注目ブースの様子を写真満載でレポートしていきます。
ピナレロ・ジャパン カワシマサイクルサプライ
ブラドレー・ウィギンズのツール・ド・フランス制覇を記念した巨大イエローブースを設置していたのは、ピナレロ・ジャパン&カワシマサイクルサプライ。イエローカラーのスペシャルドグマ65.1やグラール、世界最速スプリンターであるマーク・カヴェンディッシュの実物アルカンシエルも展示され、チームスカイを前面に押し出した展示でギャラリーを釘付けに。ファウスト・ピナレロ氏も来日しブランドのPRに務めていた。
そしてフィジークコーナーでは、鮮やかなカラーリングのR5 DONNAや初披露されたMTBシューズなど拡充を果たしたシューズラインナップが人気。また各ブランドからリリースされ流行の兆しを見せるハイグリップのバーテープがフィジークからもデビュー。2mmと3mmがチョイスできる「タッキー」は、マイクロテックス素材を採用した独特の握り感が心地良いアイテムだ。
アンカー ブリヂストンサイクル
ブリヂストンサイクルのブースでは、アンカーブランドを中心としたブースを展開。やはり注目の展示は人気の高かったRFX8の後継モデルであるRL8(インプレッション記事はこちら)だ。取材中にも「これを目当てに来たんだよ!」という方も多く、このモデルも人気に火が付きそうな予感たっぷり。女性用のRL8Wは見る角度によって色味の変わるペイントが施されていて、高級感が感じられるもの。
また名車・ネオコットの製造方法やアンカーオーダーシステムを目で見て分かりやすく現した壁面展示も好評。幅広いカラーラインナップの前で、「次はどのカラーにしようかな...」と考えた方も少なくないのでは?広いブース内を分かりやすく説明してくれるガイドツアー、マシンを使ってフィッティングを試せるコーナーも大きな人気を博していた。
ヴィットリア・ジャパン
レーシングタイヤの定番と言えば、のヴィットリア。今年もヴィットリア・ジャパンは全ラインナップをカテゴリー別に展示し、レースを前面に押し出したブースを設置していた。その中でも注目はモデルチェンジを果たしたCORSA CXシリーズだ。ブース内ではメカニックによる実演講座も開催され、チューブラータイヤの装着やパンクの正しい修理方法など実用的でタメになる講義には多くのギャラリーが集まった。
エヴァディオ
ラグジュアリーなバイクから高性能のレース用カーボンバイクまでをラインナップするエヴァディオ。注目度が高かったのは、チタンバイクであるペガサススペシャルな塗装を施した一台。上品なブルー系のクリーム色からオリエンタルなグラフィックでチタンの地色が浮かぶその様は、シルバーのイメージが強いチタンバイクの常識を覆すものかも。
また2013年からは新しいオーダーシステム「システムゼロ」が登場。フレーム・フォークをブラックとし、ヴィーナス01の完成車で260,400円~、バッカス01のアルテグラDi2完成車で281,400円~というリーズナブルな価格設定となった。ネームやポリッシュ加工などの細やかなオプションも設定されているのが魅力的だ。
グローブライド
コラテックやフォーカス、ボッテキアの輸入代理店を務めるグローブライドは、それぞれのブランドに別れたブースを設置。ブースの担当者イチオシのアイテムは、フォーカス2013年モデルのイザルコプロ1.0完成車。フレームは2012年モデルからの継続となるが、9000系デュラエースとローターの3dFクランクセットを搭載しながら449,400円という破格のプライスを実現。ホイールはフルクラムのロード・シクロ用の新型WH-CEX4.5がアッセンブルされる。新型フラッグシップの「SL」は展示車が間に合わなかったそう。
そしてモデルチェンジが施されたボッテキアのセカンドフラッグシップ「EMME2」も注目のアイテム。昨年モデルと比較してリアステーを10mm短くして反応性を高め、リア強度を6%高めることに成功した。ケーブルもインナールーティング化され、より美しいフォルムを引き立てている。
そしてコラテックブースの注目度ナンバーワンは、650Bホイールを採用したフラッグシップカーボンXCバイク「インサイドリンク」。車名となるリアサス構造は仮想空間にピボットがあるかのようなスムーズな動きを実現し、常にトラクションを路面に伝えることが可能となっているという。2013年のMTBで注目度の高いマシンと言えるだろう。
キャットアイ
キャットアイのメイン展示は新型サイクルコンピュータのステルスシリーズ。廉価モデルの「ステルス 10」はGPSを使い、センサーレスで速度、距離、時間、時刻を記録・表示できる。上位モデルの「ステルス 50」は同様のGPS機能を有しながら、ANT+でセンサーと他ブランドのパワーメーターを使うことで拡張性をもたせたアイテムだ。どちらもUSBで充電とデータ通信が可能だ。
またフィジークとコラボし、サドル後方にスマートに取り付けが可能なテールライトも参考出品がされていた。サドルのデザインを壊さないフォルムで人気が出そうだ。
スミスオプティクス
クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(アメリカ、ガーミン・シャープ)やユナイテッドヘルスケアチームのアイウェアサポートを行うスミスオプティクス。
注目は契約プロライダーの使用率ナンバーワンで、クールなデザインの「PIVLOCK V2」。広い一眼式レンズを採用し、乗車姿勢でストレスの無い視界確保と掛け心地を誇る。USフィットのみだが、3段階に調整可能なノーズを採用し日本人にも問題なく対応するという。
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano,So.Isobe
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