2011/08/17(水) - 08:12
7月30・31日に富士見パノラマで開催されたMTB Fan Meeting。多数の出展ブースと多くのイベントでMTBを楽しむ二日間となった。ここでは各社ブースから気になるバイク・用品をピックアップして紹介する。
グラファイトデザイン・ドッケXC&AM
カーボンのスペシャリスト、グラファイトデザインが新たにMTBフレームを発売する。秩父の山の名前「ドッケ」から名付けられたフレームは、クロスカントリーとオールマウンテンの2種類がある。
XCは登りを重視したトレイルバイクで、フォークのストローク80〜120mmを想定している。
AMはプレイバイクとして、こちらは100〜140mmのフォークストローク。
この二つのフレームは見た目は同じように見えるものの、全くの別物。XCは昔ながらのクロカンフレームで、レースよりも里山トレールライドやツーリング等に適した普段使いのバイクとなっている。
AMはジャンプやスラローム、リジットダウンヒルに使えるアクション性能に重きをおいたバイクだ。トレイルを走る際に起こりうる落車等のフレームに対するダメージは、カーボンの積層を工夫する事によって最小限に抑える事を可能にしている。価格は両方19万9,500円となっている。
取扱:ミズタニ自転車株式会社
スペシャライズドの29erバイク
MTBワールドカップで初となる29erフルサスバイクで勝利したS-WORKS EPIC CRABON 29で、勝てる29erを作り上げたスペシャライズド。スペシャライズド自慢のサスペション制御機構「ブレイン」を、フロントフォークのロックショックスSIDとFOXのリアショックに搭載している。
リアエンドに142mmスルーハブによる剛性の高さと、ROVALカーボン29ホイールの軽さで、XCバイクとして弱点の無い作りになっている。
走らせてみると登坂力の高さと下りの扱い易さで、29erとしての完成度の高さを物語る。
他にハードテールのS-WORKS Stumpjumper HT CRABON 29と普及価格帯のCamber 29があり、用途と価格で選べる。
2012モデルのS-WORKS EPIC CRABON 29は90万円。S-WORKS Stumpjumper HT CRABON 29は75万円。Camber 29は22万円。
取扱:スペシャライズド・ジャパン
Devinci
今季からDHライダー井手川直樹(Devinci/SUNSPI.com)選手の乗るカナダのDevinci。2種類のフルサスバイク、XCのDEXTERとALL MOUNTAINのDIXONが発売予定だ。
DEXTERは110mm・DIXONは145mmのリアストロークでフレーム価格は両方とも20万円前半で2012モデルから予定している。
取扱:ダイアテックプロダクツ
GTザスカー24インチ
GTの名車ザスカーを子供にも。キッズバイクに24インチのザスカーが販売される。他にライトウェイプロダクツジャパンのブースにはSRサンツアーのサスペンションとクランクブラーズの新グッズ等が展示されていた。
取扱:ライトウェイプロダクツジャパン
ラピエール DH920
ダウンヒラーから注目が高かったのがラピエールのDH920。キックバックの少ない「PendBox」を搭載。パーツアッセンブルの割にコストパフォーマンスが高く、車重も16kgと軽量なのが自慢だ。完成車で71万4,000円。
取扱:東商会
ジャイアント
富士見パノラマで遊べるバイクという事で、ジャイアントからは5インチトラベルのTRANCE Xと6.7インチのREIGN X2が注目だ。両方とも完成車でお買い得な価格になっており、この2種類以外でもトラベル量で豊富なバイクが選べる。TRANCE Xは26万2,500円とREIGN X2は27万3,000円。
取扱:ジャイアント
POLYGON
チームバタビアエアが使用しているインドネシアのPOLYGON。DHバイクのCLLOSUS DH2.0は8インチトラベルで低重心で安定した乗り味。CLLOSUS CRXは東レT700カーボンを使用した4インチトラベルのXCフルサスバイク。両方とも24万5,000円。
取扱:チームバタビアエア
全日本MTB選手権優勝バイク
XCで山本幸平選手(チームブリヂストン・アンカー)の使用したアンカー・XIS9。山本幸平が世界で戦う為ために作られたと言っていいレーシングバイクだ。フレーム価格は19万円。
取扱:ブリヂストンサイクル
DHで清水一輝(AKI FACTORY TEAM)選手が使用したKONA Supreme Operator。前後200mmストークで清水選手は「シンプルなデザイン通りのくせのないバイクです」とご満悦。価格は完成車で70万1,400円。
取扱:アキ・コーポレーション
シマノ780系XT
フルモデルチェンジした780系XT。ダイナシス10スピード、ICEテクノロジーディスクブレーキ、ダブルも選べるクランクセット、ゲージの付いたペダルと、大幅に進化した新世代MTBコンポとして、各メーカー試乗車にも搭載されていた。
urge bike products
シクロワイアードで以前にも紹介しているフランスのurge。街乗りからトレイルまで幅広く使えるエンデューロマチックは、おしゃれなデザインと用途の広さで使い易いヘルメットだ。1万6,800円。
取扱:サローネ・デル・モンテ
CONTOUR
もはやユーチューブ等サイトに動画をアップするのに欠かせないカメラとなった CONTOUR(コンツアー)は、フルHD映像録画とそれにGPS搭載した二つのモデルがある。
ヘルメットにつけてハンズフリーにすることができ、超広角レンズの視野角135度で鮮やかに撮影できる。ボディもアルミ製で丈夫に作られており、防水ケース等豊富なアクセサリーで用途が広がる。価格はオープン価格。
取扱:美貴本
SPYのサングラス
クラシックなデザインをSPYらしく現代にマッチさせているのが特徴。SPYチームにラリードライバーのKEN BLOKを迎えて、さらにパワーアップ。
取扱:エクシード
evoc
脊髄パッド入りのFREERIDE TRAIL 20l。バッグとしては珍しいS・M・Lのサイズが選べる。2万2,800円。
取扱:ユーエスピージャパン
その他にも多くのブースがあり、イベントも多数開催されてMTBを満喫できるイベントだった。富士見パノラマでは秋に10月15日・16日に「ありがとうパノラマ」等も開催される予定だ。
text&photo:Akihiro.NAKAO
グラファイトデザイン・ドッケXC&AM
カーボンのスペシャリスト、グラファイトデザインが新たにMTBフレームを発売する。秩父の山の名前「ドッケ」から名付けられたフレームは、クロスカントリーとオールマウンテンの2種類がある。
XCは登りを重視したトレイルバイクで、フォークのストローク80〜120mmを想定している。
AMはプレイバイクとして、こちらは100〜140mmのフォークストローク。
この二つのフレームは見た目は同じように見えるものの、全くの別物。XCは昔ながらのクロカンフレームで、レースよりも里山トレールライドやツーリング等に適した普段使いのバイクとなっている。
AMはジャンプやスラローム、リジットダウンヒルに使えるアクション性能に重きをおいたバイクだ。トレイルを走る際に起こりうる落車等のフレームに対するダメージは、カーボンの積層を工夫する事によって最小限に抑える事を可能にしている。価格は両方19万9,500円となっている。
取扱:ミズタニ自転車株式会社
スペシャライズドの29erバイク
MTBワールドカップで初となる29erフルサスバイクで勝利したS-WORKS EPIC CRABON 29で、勝てる29erを作り上げたスペシャライズド。スペシャライズド自慢のサスペション制御機構「ブレイン」を、フロントフォークのロックショックスSIDとFOXのリアショックに搭載している。
リアエンドに142mmスルーハブによる剛性の高さと、ROVALカーボン29ホイールの軽さで、XCバイクとして弱点の無い作りになっている。
走らせてみると登坂力の高さと下りの扱い易さで、29erとしての完成度の高さを物語る。
他にハードテールのS-WORKS Stumpjumper HT CRABON 29と普及価格帯のCamber 29があり、用途と価格で選べる。
2012モデルのS-WORKS EPIC CRABON 29は90万円。S-WORKS Stumpjumper HT CRABON 29は75万円。Camber 29は22万円。
取扱:スペシャライズド・ジャパン
Devinci
今季からDHライダー井手川直樹(Devinci/SUNSPI.com)選手の乗るカナダのDevinci。2種類のフルサスバイク、XCのDEXTERとALL MOUNTAINのDIXONが発売予定だ。
DEXTERは110mm・DIXONは145mmのリアストロークでフレーム価格は両方とも20万円前半で2012モデルから予定している。
取扱:ダイアテックプロダクツ
GTザスカー24インチ
GTの名車ザスカーを子供にも。キッズバイクに24インチのザスカーが販売される。他にライトウェイプロダクツジャパンのブースにはSRサンツアーのサスペンションとクランクブラーズの新グッズ等が展示されていた。
取扱:ライトウェイプロダクツジャパン
ラピエール DH920
ダウンヒラーから注目が高かったのがラピエールのDH920。キックバックの少ない「PendBox」を搭載。パーツアッセンブルの割にコストパフォーマンスが高く、車重も16kgと軽量なのが自慢だ。完成車で71万4,000円。
取扱:東商会
ジャイアント
富士見パノラマで遊べるバイクという事で、ジャイアントからは5インチトラベルのTRANCE Xと6.7インチのREIGN X2が注目だ。両方とも完成車でお買い得な価格になっており、この2種類以外でもトラベル量で豊富なバイクが選べる。TRANCE Xは26万2,500円とREIGN X2は27万3,000円。
取扱:ジャイアント
POLYGON
チームバタビアエアが使用しているインドネシアのPOLYGON。DHバイクのCLLOSUS DH2.0は8インチトラベルで低重心で安定した乗り味。CLLOSUS CRXは東レT700カーボンを使用した4インチトラベルのXCフルサスバイク。両方とも24万5,000円。
取扱:チームバタビアエア
全日本MTB選手権優勝バイク
XCで山本幸平選手(チームブリヂストン・アンカー)の使用したアンカー・XIS9。山本幸平が世界で戦う為ために作られたと言っていいレーシングバイクだ。フレーム価格は19万円。
取扱:ブリヂストンサイクル
DHで清水一輝(AKI FACTORY TEAM)選手が使用したKONA Supreme Operator。前後200mmストークで清水選手は「シンプルなデザイン通りのくせのないバイクです」とご満悦。価格は完成車で70万1,400円。
取扱:アキ・コーポレーション
シマノ780系XT
フルモデルチェンジした780系XT。ダイナシス10スピード、ICEテクノロジーディスクブレーキ、ダブルも選べるクランクセット、ゲージの付いたペダルと、大幅に進化した新世代MTBコンポとして、各メーカー試乗車にも搭載されていた。
urge bike products
シクロワイアードで以前にも紹介しているフランスのurge。街乗りからトレイルまで幅広く使えるエンデューロマチックは、おしゃれなデザインと用途の広さで使い易いヘルメットだ。1万6,800円。
取扱:サローネ・デル・モンテ
CONTOUR
もはやユーチューブ等サイトに動画をアップするのに欠かせないカメラとなった CONTOUR(コンツアー)は、フルHD映像録画とそれにGPS搭載した二つのモデルがある。
ヘルメットにつけてハンズフリーにすることができ、超広角レンズの視野角135度で鮮やかに撮影できる。ボディもアルミ製で丈夫に作られており、防水ケース等豊富なアクセサリーで用途が広がる。価格はオープン価格。
取扱:美貴本
SPYのサングラス
クラシックなデザインをSPYらしく現代にマッチさせているのが特徴。SPYチームにラリードライバーのKEN BLOKを迎えて、さらにパワーアップ。
取扱:エクシード
evoc
脊髄パッド入りのFREERIDE TRAIL 20l。バッグとしては珍しいS・M・Lのサイズが選べる。2万2,800円。
取扱:ユーエスピージャパン
その他にも多くのブースがあり、イベントも多数開催されてMTBを満喫できるイベントだった。富士見パノラマでは秋に10月15日・16日に「ありがとうパノラマ」等も開催される予定だ。
text&photo:Akihiro.NAKAO
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