2011/06/26(日) - 05:13
小径車の祭典、MINI LOVEに集まったバイクたちは実にユニーク。会場には、さまざまな工夫が盛り込まれた小径車や折りたたみ自転車の世界が広がっていた。今回はそんな自転車に魅せられた皆さんの愛車を拝見。それではいってみましょう!
クワハラ グリフォン + エキストラバイク 埼玉県さいたま市 矢田博之さん
まずはこのバイクを見てほしい。なにやら自転車がもう一台括り付けてあることに気がつくはず。じつはエキストラバイクをドッキングしてロングテール化。サイドに出来たスペースにもう1台の小径車、クワハラ ガープを載せてやってきた。そう、この日も浦和から22kmをこの状態で自走してきたという。さらに言うとオーナーの矢田さんは、このロングテールバイクで300kmブルベを完走しているという。
ブロンプトン M3L 栃木県小山市 福島さん
ロウ付け跡がそのままの無塗装クリア仕上げのブロンプトンは、多くの革製品でアレンジ。「ロードやMTBを乗ってきたけど、今はこのくらいがちょうどいい。」というベテランライダーのオーナー。なんと「このカバンやフレームカバーなど、革製品は全て手作りです。」素晴らしい完成度に、てっきりプロの職人さんだと思ったのですが、全て趣味だというから驚き。
ブリヂストン ハンディバイク8
8インチの超小径タイヤが特徴のこちらは、ブリヂストン ハンディバイク。本来はシンプルな構造の折りたたみ自転車だが、そこにはオーナーのこだわりのカスタムが搭載される。リアハブには内装3段を組み合わせ、それを納めるためのこの金属ホイールは特注品だそう。その他にも随所に渡って効果的なカスタムが施され、かなり手慣れた様子。聞けば20インチ以下のバイクばかりを複数台所有して楽しんでいるそうです。
モバイキー ジーニアス 千葉県 西貴志さん、ひろみさんご夫婦
ご夫婦でお揃いのバイクはフランスの折りたたみ自転車モバイキー。シートステーを中心に、リア側と2本のメインフレームがウマい具合にたたまれて、前後2輪で転がすこともできる優れもの。「お揃いで買って3年くらい、いろんなところで声を掛けられます。2台ともクルマに積めるのでとても便利です。」じつはご主人は次のバイクを狙っているそう「レース用に早く走れる1台が欲しくて、タイレルならレースでも走れそうですよね。」と言うあたり、すっかりミニベロにハマっているようです。
パシフィックサイクル キャリーミー 千葉県佐倉市 森康紘さん
折りたたみ専門のバイクメーカー、パシフィックサイクルのその名も「CARRY ME(キャリーミー)」。こちらは、会場で折りたたみ状態のところを発見。あまりのコンパクトさについ足を止め、取材をお願いすることに。それでは、組み立てていただきましょう。
ダホン スピード(借り物) 埼玉県さいたま市 橋本弘子さん
「じつは今日のこのバイクは借り物なんです。でも乗ってみて欲しくなりました。普段はロードバイクで、見た目重視の仕様です。」という橋本さん。今までクロスバイク半年、ロード半年というキャリアだそう。「いつも男性と走りに行くと、体力の差があって大変なんです。女性の自転車仲間をもっと増やしたいです。」ということなので、さいたま市近辺の女性サイクリストの方々、見かけたらお声を掛けてみてください。
シルクサイクル ポーターシルク 406 東京都板橋区 竹内啓子さん
そして最後は、カスタムバイクコンテスト「シクロワイアード賞」に輝いた、竹内啓子さんの「ポーターシルク 406」を詳しく見ていきましょう。
ママチャリの次に乗りたい自転車を探していた彼女、しかしコレという自転車も、小柄な彼女に合う自転車もなかなか見つからない。何かいいモノは無いかと探していたちょうどそんなとき、シルクサイクルの荒井さんから女性用自転車のアイデアがあると聞き、初めてのスポーツ車を初めてのオーダーで作ってしまったというのがこの自転車。
折りたたみ自転車として作られたこの自転車には、すごくシンプルで実用的な要素が盛り込まれる。
今回「シクロワイアード賞」として選ばせていただいた、こちらのポーターシルク号。会場で選考している際には、正直ここまでのアイデアとストーリーが秘められた1台だとは知りませんでした。
また今回紹介させていただいた皆さんのバイクも、それぞれの思いが詰まったバイクばかり。愛情の注がれた1台はどれも輝いていました。
いろんな出会いにめぐまれた、MINI VELO LOVERS FESTA '11。
取材にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
そして、これからも素敵なサイクルライフをお過ごしください。
text,&photo: Takashi Kayaba
クワハラ グリフォン + エキストラバイク 埼玉県さいたま市 矢田博之さん
まずはこのバイクを見てほしい。なにやら自転車がもう一台括り付けてあることに気がつくはず。じつはエキストラバイクをドッキングしてロングテール化。サイドに出来たスペースにもう1台の小径車、クワハラ ガープを載せてやってきた。そう、この日も浦和から22kmをこの状態で自走してきたという。さらに言うとオーナーの矢田さんは、このロングテールバイクで300kmブルベを完走しているという。
ブロンプトン M3L 栃木県小山市 福島さん
ロウ付け跡がそのままの無塗装クリア仕上げのブロンプトンは、多くの革製品でアレンジ。「ロードやMTBを乗ってきたけど、今はこのくらいがちょうどいい。」というベテランライダーのオーナー。なんと「このカバンやフレームカバーなど、革製品は全て手作りです。」素晴らしい完成度に、てっきりプロの職人さんだと思ったのですが、全て趣味だというから驚き。
ブリヂストン ハンディバイク8
8インチの超小径タイヤが特徴のこちらは、ブリヂストン ハンディバイク。本来はシンプルな構造の折りたたみ自転車だが、そこにはオーナーのこだわりのカスタムが搭載される。リアハブには内装3段を組み合わせ、それを納めるためのこの金属ホイールは特注品だそう。その他にも随所に渡って効果的なカスタムが施され、かなり手慣れた様子。聞けば20インチ以下のバイクばかりを複数台所有して楽しんでいるそうです。
モバイキー ジーニアス 千葉県 西貴志さん、ひろみさんご夫婦
ご夫婦でお揃いのバイクはフランスの折りたたみ自転車モバイキー。シートステーを中心に、リア側と2本のメインフレームがウマい具合にたたまれて、前後2輪で転がすこともできる優れもの。「お揃いで買って3年くらい、いろんなところで声を掛けられます。2台ともクルマに積めるのでとても便利です。」じつはご主人は次のバイクを狙っているそう「レース用に早く走れる1台が欲しくて、タイレルならレースでも走れそうですよね。」と言うあたり、すっかりミニベロにハマっているようです。
パシフィックサイクル キャリーミー 千葉県佐倉市 森康紘さん
折りたたみ専門のバイクメーカー、パシフィックサイクルのその名も「CARRY ME(キャリーミー)」。こちらは、会場で折りたたみ状態のところを発見。あまりのコンパクトさについ足を止め、取材をお願いすることに。それでは、組み立てていただきましょう。
ダホン スピード(借り物) 埼玉県さいたま市 橋本弘子さん
「じつは今日のこのバイクは借り物なんです。でも乗ってみて欲しくなりました。普段はロードバイクで、見た目重視の仕様です。」という橋本さん。今までクロスバイク半年、ロード半年というキャリアだそう。「いつも男性と走りに行くと、体力の差があって大変なんです。女性の自転車仲間をもっと増やしたいです。」ということなので、さいたま市近辺の女性サイクリストの方々、見かけたらお声を掛けてみてください。
シルクサイクル ポーターシルク 406 東京都板橋区 竹内啓子さん
そして最後は、カスタムバイクコンテスト「シクロワイアード賞」に輝いた、竹内啓子さんの「ポーターシルク 406」を詳しく見ていきましょう。
ママチャリの次に乗りたい自転車を探していた彼女、しかしコレという自転車も、小柄な彼女に合う自転車もなかなか見つからない。何かいいモノは無いかと探していたちょうどそんなとき、シルクサイクルの荒井さんから女性用自転車のアイデアがあると聞き、初めてのスポーツ車を初めてのオーダーで作ってしまったというのがこの自転車。
折りたたみ自転車として作られたこの自転車には、すごくシンプルで実用的な要素が盛り込まれる。
今回「シクロワイアード賞」として選ばせていただいた、こちらのポーターシルク号。会場で選考している際には、正直ここまでのアイデアとストーリーが秘められた1台だとは知りませんでした。
また今回紹介させていただいた皆さんのバイクも、それぞれの思いが詰まったバイクばかり。愛情の注がれた1台はどれも輝いていました。
いろんな出会いにめぐまれた、MINI VELO LOVERS FESTA '11。
取材にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
そして、これからも素敵なサイクルライフをお過ごしください。
text,&photo: Takashi Kayaba
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