2010/07/15(木) - 08:00
人気イベント「カクタスカップ in 峰の原」に参加した実走レポート。前回お届けしたMTBヒルクライムに続き、今回はノンビリと大自然の中を走る「水と緑と太陽の森林ツーリング」の模様をお届け。初心者クラスに同行した我々は、参加者の皆さんとMTBの基本をあらためて学ぶのでした。
チームコラテックのメンバーがサポート
午前中のタフなヒルクライムレースに続いて行なわれたのが、このMTBツーリング。カクタスカップの会場となっている峰の原高原には、「水と緑と太陽の森林」と呼ばれる大自然の宝庫が広がっている。そのフィールドを舞台に行なわれる「水と緑と太陽の森林ツーリング」は、大自然をじっくりと満喫できることも魅力となっている。
加えて何ともお得なのは、コラテックのサポートライダーが直接案内をしてくれること。
つまり大自然の気持ち良さに加え、走りのコツまでじっくり教えてもらえる、とっても充実したツーリングなのだ。
我々が参加した初心者クラスの先導を務めたのは、チームコラテックの御子柴頼信さんと、DHライダー飯塚朋子選手。御子柴さんは元MTBクロスカントリーレーサーとして活躍し、今ではスクールやイベントでインストラクターをつとめ、親切丁寧な指導で定評あるライダー。一方の飯塚選手はなんと!2008年と2009年の国内ランキング1位を獲得した、いま日本一速い女子ダウンヒルライダーだ!
参加者の顔ぶれは、この3月に自転車を購入してダート走行はほぼ初めて、というKONAのリジットバイクに乗る女性ライダーKさん、同じく最近始めたばかりでまだダート走行の経験はほとんど無いというスペシャライズドに乗るHさん、それにジャイアントのフルサスに乗るお友達のTさん。全員ダート走行が初めてに近いというメンバーに、豪華ガイド2名が同行するというほぼマンツーマンに近い体制でスタートしたのでした。
ガレてる??
参加者の皆さんがダート走行未経験ということもあり、要所要所で止まって走り方のコツや注意点を丁寧に説明しながらの進行となった。
MTBに乗り始めて間もないという参加者の皆さんは、2人の体験を交えた判りやすい説明に興味津々。すると熱心に聞いている参加者から「ガレてる。って??」そんな意外な質問にもチームコラテックのお二人はひとつひとつ丁寧に答える。
大事なことは無理をしないこと
走り出して間もなく、まだダートではぎこちない参加者に御子柴さんより「一番危ないのは、怖いと思ってガツンとブレーキをかけてしまうこと。大事なことは無理をしないこと。」というアドバイス。人生にも通じる奥深いアドバイスに、私も初心を思い出すのでした。
その後も各ポイントでは「下りではフロントをアウターギアに入れることで、チェーンが暴れ難くくなる。また不意に転んでも怪我を防ぐことができる」「もし走行中に枝が挟まるなどの変な音に気付いたら、必ず止まって原因を確かめる」など実践的なアドバイスも加わって、参加者の走りのペースも徐々に掴めてきた。
壁に当てて加速?
少しペースの掴めてきたところで、つづら折りの下りに差し掛かる。少し急なカーブもあってちょっと苦労する参加者から急な下りカーブの攻略法の質問が。下りのカーブということで、ここはDHライダー飯塚選手よりアドバイス。「私ならスピードに乗っていると、壁に当てて加速する。ここの場合はここで向きを変えて」と示すその場所は、一行がまるで思いもよらないポイントで一同信じられない様子。そこで飯塚選手、早速自ら走ってお手本を。飯塚選手のサービス精神とさすがの走りに一行は関心するばかり。
もちろん参加者にはこんな走りを要求しないのでご安心を。登りも下りも参加者のペースに合わせて進んでいく。
水と緑と太陽の森林でホッと一息
しばらく走ったあとは、やっぱりお腹が空くもの。ツーリングの途中では、地元の皆さんの協力で補給ポイントが設置してある場所へ。補給ポイントでは地元名物のお焼きとバナナで腹ごしらえ。一息ついて見渡すと、周辺には素晴らしい自然が広がり癒される思い。こんな環境の中でMTBを走れることもカクタスカップの嬉しいところ。
もしかして、隠れた名イベント
お腹も気持ちも満たされたところで、ツーリング再開。最初は走ることで精一杯な参加者の皆さんも、この頃には随分と余裕が見えるように。もうすっかりMTBの楽しさを知り、皆さんいい笑顔になっている。こんな気持ちいい環境でノンビリとツーリングを満喫したなら、誰もがMTBの魅力にハマってしまうかもしれません。
それに今回先導していただいた、チームコラテックの御子柴さんと飯塚選手の丁寧で的確な指導と、常に楽しませてくれるサービス精神旺盛な姿勢に、終始笑顔が絶えない和やかなツーリングとなった。
とかくレース系ばかりがクローズアップされるカクタスカップ in 峰の原の中でも、絶好のロケーションのなかで開催されるツーリングは、実は隠れた名イベントかもしれない。
ご一緒させていただいた初心者クラスの皆さん、次はレースやイベントにぜひともチャレンジ!そこでまたお会いしましょう!
水と緑と太陽の森林ツーリングを案内してくれたチームコラテックライダーをご紹介
御子柴頼信さん(MTB・クロスカントリー)
スクールやツーリングイベントでインストラクターやガイドをつとめ、親切丁寧な指導と楽しいトークで参加者からの人気を集める。レースで培ったノウハウをわかり易く解説し、スクールで参加者のスキルアップをはかるテクニックは見事。イベントでのコーディネータ、レースでのアシスタントMCをもこなす、人気者。今年は、積極的にロードイベントにも参戦予定という。
飯塚 朋子選手(MTB・ダウンヒル)
■2008年度の成績
・ジャパンナショナルランキング1位
・ジャパンシリーズランキング1位
■2009年度の成績
・ジャパンナショナルランキング1位
・ジャパンシリーズランキング1位
2003年よりMTBを乗り始め、わずか3年目でダウンヒルエリートナショナルランキング3位、翌年はチャンピオンに。2007年オフよりロード練習も始め、泣きどころだったスタミナを付け更なるレベルアップを図り、2年連続で国内ランキング1位を獲得。
チームコラテックのメンバーがサポート
午前中のタフなヒルクライムレースに続いて行なわれたのが、このMTBツーリング。カクタスカップの会場となっている峰の原高原には、「水と緑と太陽の森林」と呼ばれる大自然の宝庫が広がっている。そのフィールドを舞台に行なわれる「水と緑と太陽の森林ツーリング」は、大自然をじっくりと満喫できることも魅力となっている。
加えて何ともお得なのは、コラテックのサポートライダーが直接案内をしてくれること。
つまり大自然の気持ち良さに加え、走りのコツまでじっくり教えてもらえる、とっても充実したツーリングなのだ。
我々が参加した初心者クラスの先導を務めたのは、チームコラテックの御子柴頼信さんと、DHライダー飯塚朋子選手。御子柴さんは元MTBクロスカントリーレーサーとして活躍し、今ではスクールやイベントでインストラクターをつとめ、親切丁寧な指導で定評あるライダー。一方の飯塚選手はなんと!2008年と2009年の国内ランキング1位を獲得した、いま日本一速い女子ダウンヒルライダーだ!
参加者の顔ぶれは、この3月に自転車を購入してダート走行はほぼ初めて、というKONAのリジットバイクに乗る女性ライダーKさん、同じく最近始めたばかりでまだダート走行の経験はほとんど無いというスペシャライズドに乗るHさん、それにジャイアントのフルサスに乗るお友達のTさん。全員ダート走行が初めてに近いというメンバーに、豪華ガイド2名が同行するというほぼマンツーマンに近い体制でスタートしたのでした。
ガレてる??
参加者の皆さんがダート走行未経験ということもあり、要所要所で止まって走り方のコツや注意点を丁寧に説明しながらの進行となった。
MTBに乗り始めて間もないという参加者の皆さんは、2人の体験を交えた判りやすい説明に興味津々。すると熱心に聞いている参加者から「ガレてる。って??」そんな意外な質問にもチームコラテックのお二人はひとつひとつ丁寧に答える。
大事なことは無理をしないこと
走り出して間もなく、まだダートではぎこちない参加者に御子柴さんより「一番危ないのは、怖いと思ってガツンとブレーキをかけてしまうこと。大事なことは無理をしないこと。」というアドバイス。人生にも通じる奥深いアドバイスに、私も初心を思い出すのでした。
その後も各ポイントでは「下りではフロントをアウターギアに入れることで、チェーンが暴れ難くくなる。また不意に転んでも怪我を防ぐことができる」「もし走行中に枝が挟まるなどの変な音に気付いたら、必ず止まって原因を確かめる」など実践的なアドバイスも加わって、参加者の走りのペースも徐々に掴めてきた。
壁に当てて加速?
少しペースの掴めてきたところで、つづら折りの下りに差し掛かる。少し急なカーブもあってちょっと苦労する参加者から急な下りカーブの攻略法の質問が。下りのカーブということで、ここはDHライダー飯塚選手よりアドバイス。「私ならスピードに乗っていると、壁に当てて加速する。ここの場合はここで向きを変えて」と示すその場所は、一行がまるで思いもよらないポイントで一同信じられない様子。そこで飯塚選手、早速自ら走ってお手本を。飯塚選手のサービス精神とさすがの走りに一行は関心するばかり。
もちろん参加者にはこんな走りを要求しないのでご安心を。登りも下りも参加者のペースに合わせて進んでいく。
水と緑と太陽の森林でホッと一息
しばらく走ったあとは、やっぱりお腹が空くもの。ツーリングの途中では、地元の皆さんの協力で補給ポイントが設置してある場所へ。補給ポイントでは地元名物のお焼きとバナナで腹ごしらえ。一息ついて見渡すと、周辺には素晴らしい自然が広がり癒される思い。こんな環境の中でMTBを走れることもカクタスカップの嬉しいところ。
もしかして、隠れた名イベント
お腹も気持ちも満たされたところで、ツーリング再開。最初は走ることで精一杯な参加者の皆さんも、この頃には随分と余裕が見えるように。もうすっかりMTBの楽しさを知り、皆さんいい笑顔になっている。こんな気持ちいい環境でノンビリとツーリングを満喫したなら、誰もがMTBの魅力にハマってしまうかもしれません。
それに今回先導していただいた、チームコラテックの御子柴さんと飯塚選手の丁寧で的確な指導と、常に楽しませてくれるサービス精神旺盛な姿勢に、終始笑顔が絶えない和やかなツーリングとなった。
とかくレース系ばかりがクローズアップされるカクタスカップ in 峰の原の中でも、絶好のロケーションのなかで開催されるツーリングは、実は隠れた名イベントかもしれない。
ご一緒させていただいた初心者クラスの皆さん、次はレースやイベントにぜひともチャレンジ!そこでまたお会いしましょう!
水と緑と太陽の森林ツーリングを案内してくれたチームコラテックライダーをご紹介
御子柴頼信さん(MTB・クロスカントリー)
スクールやツーリングイベントでインストラクターやガイドをつとめ、親切丁寧な指導と楽しいトークで参加者からの人気を集める。レースで培ったノウハウをわかり易く解説し、スクールで参加者のスキルアップをはかるテクニックは見事。イベントでのコーディネータ、レースでのアシスタントMCをもこなす、人気者。今年は、積極的にロードイベントにも参戦予定という。
飯塚 朋子選手(MTB・ダウンヒル)
■2008年度の成績
・ジャパンナショナルランキング1位
・ジャパンシリーズランキング1位
■2009年度の成績
・ジャパンナショナルランキング1位
・ジャパンシリーズランキング1位
2003年よりMTBを乗り始め、わずか3年目でダウンヒルエリートナショナルランキング3位、翌年はチャンピオンに。2007年オフよりロード練習も始め、泣きどころだったスタミナを付け更なるレベルアップを図り、2年連続で国内ランキング1位を獲得。
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