女子ワールドツアー第3戦、UAEツアー・ウィメンがアラブ首長国連邦で開幕。初日スプリントをロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が制し、現役最強スプリンターがこれ以上ないシーズンの滑り出しを見せた。

総合連覇を目指すエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) photo:UAE Tour
オーストラリアでサントス・ツアー・ダウンアンダーとカデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレースをこなした女子ワールドツアーは、ヨーロッパに至る前に中東のアラブ首長国連邦で途中下車。男子に先立ち2月5日から8日までの4日間、争われるのがUAEツアー・ウィメンだ。
2023年にスタートした本大会は今年で4回目。初日から3日目までは丘1つない平坦路で争われ、最終日は大会を象徴するジュベルハフィートを駆け上がるクイーンステージ。そこでの勝利と2年連続3度目の総合優勝を目指し、エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)ら豪華メンバーが集結。スプリンターでは現役最強との呼び声高いロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が出場した。

この日は2名が逃げを打った photo:UAE Tour

早々に逃げを捉え、集団スプリントに持ち込まれた photo:UAE Tour
初日はアル・ミルファとマディナット・ザイードを結ぶ111kmの平坦路ステージ。序盤から共にイタリア出身のアンドレア・カサグランダ(ヴィーニファンティーニ・ビーピンク)とエリザ・デヴァリエ(トップ・ガールズ・ファッサボルトロ)の2名がエスケープした。しかし残り53km地点で早くもメイン集団は引き戻し、心配された横風も強くは吹き付けなかったため、中間スプリント以外に大きな動きはなかった。
そして予想通り、大集団のまま最終ストレートへ。ウィーベスが集団前方で行き場を失うなか、メインスポンサーの前で結果が欲しいUAEチームADQのメーガン・ジャストラブ(アメリカ)のリードアウトからララ・ギレスピー(アイルランド)がスプリントを開始した。しかしウィーベスは巧みに自らスペースを探し、ギレスピーの背後につくと、左側のフェンスとの隙間から踏み込んだ。
そしてギレスピーを抜き去り、先頭に立ったウィーベスが後続を引き離してフィニッシュ。昨年から着るオランダ王者ジャージ姿で、今季初勝利を手に入れた。

圧巻のスプリントで勝利したロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:CorVos
11日前に同じアラブ首長国連邦で行われた国内レース(アル・サラム・チャンピオンシップ)で勝利していたものの、UCIレースではシーズン初勝利。「良いシーズンの入り方ができた。シーズン最初のスプリントで勝てると、その後のレースに向けて大きなモチベーションになる。UAEのトレインがとても組織されていたので、ララ・ギレスピーの背後を選んだ。結果的にそれが正解だった」と、勝利を振り返った。
2位にはギレスピー、3位には昨年U23のロード世界王者に輝いた21歳のゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)が入っている。

オーストラリアでサントス・ツアー・ダウンアンダーとカデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレースをこなした女子ワールドツアーは、ヨーロッパに至る前に中東のアラブ首長国連邦で途中下車。男子に先立ち2月5日から8日までの4日間、争われるのがUAEツアー・ウィメンだ。
2023年にスタートした本大会は今年で4回目。初日から3日目までは丘1つない平坦路で争われ、最終日は大会を象徴するジュベルハフィートを駆け上がるクイーンステージ。そこでの勝利と2年連続3度目の総合優勝を目指し、エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)ら豪華メンバーが集結。スプリンターでは現役最強との呼び声高いロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が出場した。


初日はアル・ミルファとマディナット・ザイードを結ぶ111kmの平坦路ステージ。序盤から共にイタリア出身のアンドレア・カサグランダ(ヴィーニファンティーニ・ビーピンク)とエリザ・デヴァリエ(トップ・ガールズ・ファッサボルトロ)の2名がエスケープした。しかし残り53km地点で早くもメイン集団は引き戻し、心配された横風も強くは吹き付けなかったため、中間スプリント以外に大きな動きはなかった。
そして予想通り、大集団のまま最終ストレートへ。ウィーベスが集団前方で行き場を失うなか、メインスポンサーの前で結果が欲しいUAEチームADQのメーガン・ジャストラブ(アメリカ)のリードアウトからララ・ギレスピー(アイルランド)がスプリントを開始した。しかしウィーベスは巧みに自らスペースを探し、ギレスピーの背後につくと、左側のフェンスとの隙間から踏み込んだ。
そしてギレスピーを抜き去り、先頭に立ったウィーベスが後続を引き離してフィニッシュ。昨年から着るオランダ王者ジャージ姿で、今季初勝利を手に入れた。

11日前に同じアラブ首長国連邦で行われた国内レース(アル・サラム・チャンピオンシップ)で勝利していたものの、UCIレースではシーズン初勝利。「良いシーズンの入り方ができた。シーズン最初のスプリントで勝てると、その後のレースに向けて大きなモチベーションになる。UAEのトレインがとても組織されていたので、ララ・ギレスピーの背後を選んだ。結果的にそれが正解だった」と、勝利を振り返った。
2位にはギレスピー、3位には昨年U23のロード世界王者に輝いた21歳のゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)が入っている。
UAEツアー・ウィメン2026第1ステージ
| 1位 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) | 2:26:17 |
| 2位 | ララ・ギレスピー(アイルランド、UAEチームADQ) | |
| 3位 | ゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 4位 | マギー・コールズリスター(カナダ、ヒューマンパワードヘルス) | |
| 5位 | マルティナ・アルジーニ(イタリア、コフィディス・ウィメン) | |
| 6位 | グラディス・ヴェルユルスト(フランス、AGインシュランス・スーダル) | |
| 7位 | ジョージア・ベイカー(オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ) | |
| 8位 | エマセシル・ノルスゴー(デンマーク、リドル・トレック) | |
| 9位 | ラケーレ・バルビエーリ(イタリア、ピクニック・ポストNL) | |
| 10位 | カリス・ロイド(イギリス、モビスター) |
個人総合成績
| 1位 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) | 2:26:07 |
| 2位 | ララ・ギレスピー(アイルランド、UAEチームADQ) | +0:04 |
| 3位 | ゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | +0:06 |
| 4位 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:07 |
| 5位 | フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:08 |
| 6位 | アリソン・ジャクソン(カナダ、サンミシェル・プレフェランスホーム・オベール93) | +0:09 |
| 7位 | マギー・コールズリスター(カナダ、ヒューマンパワードヘルス) | +0:10 |
| 8位 | マルティナ・アルジーニ(イタリア、コフィディス・ウィメン) | |
| 9位 | グラディス・ヴェルユルスト(フランス、AGインシュランス・スーダル) | |
| 10位 | ジョージア・ベイカー(オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) |
| ヤングライダー賞 | ゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) |
| チーム総合成績 | AGインシュランス・スーダル |
text:Sotaro.Arakawa
photo:UAE Tour
photo:UAE Tour