2010/06/15(火) - 11:07
好天に恵まれた6月12日(土)〜13日(日)の2日間、今年も「カクタスカップ in 峰の原」が長野県峰の原高原で開催された。
今回で14回目を迎えるカクタスカップは、コラテックを扱うグローブライド株式会社(旧ダイワ精工株式会社)が大会をバックアップする恒例のイベントだ。会場にはコラテックのサポートライダーも一同に集まり、大いに盛り上がりをみせた。
カクタスカップはシリアスなレースだけにあらず、様々なイベントが充実している。とにかく沢山走るなら耐久レース、ビギナーなら自然を満喫するMTBツーリング、足試しならヒルクライムと、2日間に渡って様々なイベントが用意されている。また地元のみなさんが一緒になって盛り上げている大会なので、走ることだけにとどまらず、いろんな楽しみがあるのもカクタスカップの魅力だ。
それでは、カクタスカップの様々な魅力をひも解いてみよう。
2日間連続エントリーでも楽しめるコース設定
メインの耐久レースは土曜日と日曜日に開催。初日の土曜日は一周2.6kmのテクニカルなコース。日曜日はゲレンデの上まで登り斜面を駆け下りる一周2.9kmのダイナミックなコース設定。どちらもゲレンデを使ったコースながら違う特徴を持つような設定なので、2日間連続でエントリーしてもそれぞれに楽しめるレイアウトになっている。
チームコラテックのライダーが自らの経験をもとに、地元のみなさんの協力のもと入念にレイアウトしたというコース設定は、さすがに変化に富んだ楽しいポイントが随所に存在していた。
ゲレンデコースは、サボれない!?
会場となった峰の原高原スキー場のゲレンデを舞台に、巧みにレイアウトされたコース設定は、大きく広く見渡せることが特徴。
ライダーの視界にはスキー場の大パノラマが広がりとても気持ちいい。ピットからはチームメイトが走っている場所も確認しやすく、大きな声援が飛び交っていた。でももしサボっていたら、すぐに仲間に見つかりますよ。
ビギナーでもOK!自然を満喫するMTBツーリング
会場となった峰の原高原周辺は「水と緑と太陽の森林」とよばれる自然の宝庫。この素晴らしい環境の中で自然を満喫するMTBツーリングが開催された。
案内役はチームコラテックの御子柴選手と飯塚選手、MTBスクールやまめ工房を主催するプロライダー堂城(たかぎ)選手が担当。ツーリングといっても走るだけではなく、MTBのコツをとても丁寧に参加者へ伝えていたので、全くのビギナーでも安心して参加して最後には笑顔で戻ってきていた。それに適切なアドバイスは、もしかして翌日の耐久レースの攻略にも役立ったかも。
オフロードタイヤが必須?ダートを走るMTBヒルクライム
ロードとMTBクラスの2種目が開催された、ヒルクライムレース。距離15.1km、標高差1,000mを一気に駆け上がるなかなか険しいコース設定に、MTBクラスはさらにコースの後半でダートロードに乗り入れるというお楽しみつき。
ロード重視か、それともオフロードを考慮するか?なんともタイヤ選択が悩ましいコース。このダートロードがなかなかタフな設定だったらしく、参加者の絶好の攻略ポイントになっていた。
女性ライダーのパワーが炸裂!エンジェルクラス
女性だけで構成されたチームで耐久レースを戦うのが、カクタスカップ恒例のエンジェルクラス。中にはなんと、5時間耐久をソロで走りきるという強者も。
毎回大好評のエンジェルクラス、ネーミングから受けるソフトなイメージとは裏腹に、今年も女性ライダーのパワーが炸裂していた。
ここもある意味補給地点か?お楽しみ抽選会
そういえばピットエリアでもないのに、コースの途中で選手がいちいち立ち止まる場所が一カ所設置。そこには何やら箱が置かれ、選手たちが次々と箱の中身を探っている。じつはこれ抽選箱。
ここで手にした抽選券を持って大会本部へ行くと、様々な景品がもらえるお楽しみ企画というわけ。選手にとっては、ここも重要な補給地点なのかも。
山の味覚が盛りだくさん
地域をあげて大会を盛り上げているカクタスカップ。会場ではペンションの女将さんたちによる手作り料理も盛り沢山。地元で採れた山菜や山の味覚、手作りケーキなどに加えて、なんとイノシシ肉のバーベキューも登場!
それに連日大量に振る舞われた豚汁はなんと無料!しかもお代わりも自由とあって、何度も足を運んだ人も多かったのでは?
豪華賞品が次々と、全員参加のイブニングパーティー
初日の夜には、地元の体育館でコラテックのサポートライダーも一同に集まって、参加者と楽しい時間を過ごすイブニングパーティーを開催。このイブニングパーティーは飲み物や軽食、そして参加費も無料という太っ腹。恒例のじゃんけん大会も行われ、豪華賞品が数々飛び出し大いに盛り上がった。
このカクタスカップはどこまでお得なイベントなのでしょう。
地元の峰の原高原観光協会が中心となって盛り上げているカクタスカップ。地元ならではの味覚や、ユニークなお楽しみ企画も盛り込まれた、実に楽しいイベントだった。
なによりも印象的なのは、関係者のみなさんが一体となって大会を盛り上げている、なんともアットホームな雰囲気。取材で訪れたわれわれシクロワイアードスタッフも、MTBと自然を満喫する楽しさに、あらためて気付かされた大会となった。
今回、各クラスに参加取材した編集スタッフの体験レポートは追って掲載します。お楽しみに!
今回で14回目を迎えるカクタスカップは、コラテックを扱うグローブライド株式会社(旧ダイワ精工株式会社)が大会をバックアップする恒例のイベントだ。会場にはコラテックのサポートライダーも一同に集まり、大いに盛り上がりをみせた。
カクタスカップはシリアスなレースだけにあらず、様々なイベントが充実している。とにかく沢山走るなら耐久レース、ビギナーなら自然を満喫するMTBツーリング、足試しならヒルクライムと、2日間に渡って様々なイベントが用意されている。また地元のみなさんが一緒になって盛り上げている大会なので、走ることだけにとどまらず、いろんな楽しみがあるのもカクタスカップの魅力だ。
それでは、カクタスカップの様々な魅力をひも解いてみよう。
2日間連続エントリーでも楽しめるコース設定
メインの耐久レースは土曜日と日曜日に開催。初日の土曜日は一周2.6kmのテクニカルなコース。日曜日はゲレンデの上まで登り斜面を駆け下りる一周2.9kmのダイナミックなコース設定。どちらもゲレンデを使ったコースながら違う特徴を持つような設定なので、2日間連続でエントリーしてもそれぞれに楽しめるレイアウトになっている。
チームコラテックのライダーが自らの経験をもとに、地元のみなさんの協力のもと入念にレイアウトしたというコース設定は、さすがに変化に富んだ楽しいポイントが随所に存在していた。
ゲレンデコースは、サボれない!?
会場となった峰の原高原スキー場のゲレンデを舞台に、巧みにレイアウトされたコース設定は、大きく広く見渡せることが特徴。
ライダーの視界にはスキー場の大パノラマが広がりとても気持ちいい。ピットからはチームメイトが走っている場所も確認しやすく、大きな声援が飛び交っていた。でももしサボっていたら、すぐに仲間に見つかりますよ。
ビギナーでもOK!自然を満喫するMTBツーリング
会場となった峰の原高原周辺は「水と緑と太陽の森林」とよばれる自然の宝庫。この素晴らしい環境の中で自然を満喫するMTBツーリングが開催された。
案内役はチームコラテックの御子柴選手と飯塚選手、MTBスクールやまめ工房を主催するプロライダー堂城(たかぎ)選手が担当。ツーリングといっても走るだけではなく、MTBのコツをとても丁寧に参加者へ伝えていたので、全くのビギナーでも安心して参加して最後には笑顔で戻ってきていた。それに適切なアドバイスは、もしかして翌日の耐久レースの攻略にも役立ったかも。
オフロードタイヤが必須?ダートを走るMTBヒルクライム
ロードとMTBクラスの2種目が開催された、ヒルクライムレース。距離15.1km、標高差1,000mを一気に駆け上がるなかなか険しいコース設定に、MTBクラスはさらにコースの後半でダートロードに乗り入れるというお楽しみつき。
ロード重視か、それともオフロードを考慮するか?なんともタイヤ選択が悩ましいコース。このダートロードがなかなかタフな設定だったらしく、参加者の絶好の攻略ポイントになっていた。
女性ライダーのパワーが炸裂!エンジェルクラス
女性だけで構成されたチームで耐久レースを戦うのが、カクタスカップ恒例のエンジェルクラス。中にはなんと、5時間耐久をソロで走りきるという強者も。
毎回大好評のエンジェルクラス、ネーミングから受けるソフトなイメージとは裏腹に、今年も女性ライダーのパワーが炸裂していた。
ここもある意味補給地点か?お楽しみ抽選会
そういえばピットエリアでもないのに、コースの途中で選手がいちいち立ち止まる場所が一カ所設置。そこには何やら箱が置かれ、選手たちが次々と箱の中身を探っている。じつはこれ抽選箱。
ここで手にした抽選券を持って大会本部へ行くと、様々な景品がもらえるお楽しみ企画というわけ。選手にとっては、ここも重要な補給地点なのかも。
山の味覚が盛りだくさん
地域をあげて大会を盛り上げているカクタスカップ。会場ではペンションの女将さんたちによる手作り料理も盛り沢山。地元で採れた山菜や山の味覚、手作りケーキなどに加えて、なんとイノシシ肉のバーベキューも登場!
それに連日大量に振る舞われた豚汁はなんと無料!しかもお代わりも自由とあって、何度も足を運んだ人も多かったのでは?
豪華賞品が次々と、全員参加のイブニングパーティー
初日の夜には、地元の体育館でコラテックのサポートライダーも一同に集まって、参加者と楽しい時間を過ごすイブニングパーティーを開催。このイブニングパーティーは飲み物や軽食、そして参加費も無料という太っ腹。恒例のじゃんけん大会も行われ、豪華賞品が数々飛び出し大いに盛り上がった。
このカクタスカップはどこまでお得なイベントなのでしょう。
地元の峰の原高原観光協会が中心となって盛り上げているカクタスカップ。地元ならではの味覚や、ユニークなお楽しみ企画も盛り込まれた、実に楽しいイベントだった。
なによりも印象的なのは、関係者のみなさんが一体となって大会を盛り上げている、なんともアットホームな雰囲気。取材で訪れたわれわれシクロワイアードスタッフも、MTBと自然を満喫する楽しさに、あらためて気付かされた大会となった。
今回、各クラスに参加取材した編集スタッフの体験レポートは追って掲載します。お楽しみに!
フォトギャラリー