2018/08/17(金) - 12:03
サイクルイベントにて出会ったライダーとバイクを紹介する企画「あなたの自転車を見せてください」。今回は、7月7日の七夕に行われた9極の耐9 in 筑波サーキットを走った男女6名のバイクをピックアップしました。
麻美さん(Bongole) ビアンキ Infinito CV
身重のお姉さんの代打として9極の耐9エンデューロに出場しているという麻美さん。「何も分からない素人なんです」と言いながらも3回目のエンデューロレースだという彼女の乗るバイクはビアンキのエンデュランスロード、Infinito CVだ。なんとこのバイク、お姉さんが旦那さんと結婚する時に婚約指輪の代わりに買ってもらったという大切な1台なんだとか。
パーツアッセンブルはお姉さんの旦那さんに完全おまかせ。レースイベントに出るからとホイールはフルクラムのRACING ZEROに換装。軽量クイックレリースのゴールドがささやかな高級感を演出しつつ、バーテープの2色巻きがバイクのルックスにまとまりを出している。
そして一見、ビアンキと勘違いしてしまうジャージはオリジナルデザインのチームジャージ。チーム名はBongoleと美味しそうな雰囲気の名前だが、フランス語の”Bon”=「良い」という言葉とポーランド語の”gole”=「ゴール」という言葉を合わせて、「良いゴールを目指して」という意味合いを込めた造語だという。ちなみにイタリア料理のアサリを使ったパスタの綴りはvongoleだった。(勉強になりました。ありがとうございました。)
今日は既に5周ほど走ったという麻美さん。「今日は雨が降らなくて良かったです。まだ自転車のことは全然分からないけど、乗っていて楽しいですし、自分の自転車が欲しくなってきますね。」とマイバイク購入に前向きな様子。どんな自転車が良いですかと聞くと、「やっぱりビアンキはかっこいいですね。姉も乗っているので、一緒にビアンキ欲しいです。」と語ってくれた。ぜひマイバイクを購入して自転車ライフを始めてもらいたい。
上原嗣則さん(なるしまフレンド) ピナレロ DOGMA F10
9極の耐9エンデューロには7回ほど、毎年出ているという上原嗣則さんのバイクはカラーオーダーサービス、MY WAYを用いて注文したというイエローカラーのピナレロDOGMA F10。実はDOGMAは65.1、F8と乗り継ぎ3台目。歴代のドグマもこのF10と同じようにイエローカラーで所有していたということで、色にはこだわりを持っているという。
3モデルの中では正直65.1が一番好みだったという嗣則さん。「未だに65.1がどこかに売っていたら、買いたくなるほどですけど、速さに関してはこのF10が3モデルの中でも1番良いですね。スピードが出る感覚が強いです。その上、長めに走っても疲れが出にくいですね。」とインプレッション。この他にもスペシャライズドのVENGE ViASを所有しているというが、 そちらは実業団レースで使用するためのバイク。こういったエンデューロには疲れにくいDOGMA F10を使用しているという。
パーツアッセンブルで1番のこだわりは軽量ブレーキの定番であるeeブレーキ。65.1からF8、F10と3台に渡り使用しているというこのブレーキはいわゆる初代のもの。「ワイドリムにも対応した新しいモデルが出てるのは知っているんですけど、一度2代目モデルを購入したら調子が悪くなってしまって、それからずっとこの初代モデルを使っています。」と非常に愛着のあるブレーキだという。
コンポーネントは「僕が買わないとなくなってしまうかも知れない」という言葉の通り、珍しさのあるカンパニョーロのSUPER RECORD EPS v2。クランクはローターなど様々なブランドを使用してきたが、一度純正のSUPER RECORDに落ち着いた後、やっぱりパワーメーターは必要ということで、付け替えたパイオニアサイクリングモニター付きデュラエース。しかしカンパニョーロとの相性も良く、調子も良いという。そしてリアディレラーにはリデアのビッグプーリーを組み合わせる。効果については「結構良いけど、変速は純正に劣る部分も少しある。」とコメント。
ホイールはもともとは前後共にライトウェイトのMEILENSTEIN OBERMAYERだったが、ツール・ド・宮古島に出場した際に落車に巻き込まれ破損。ドイツ本国に送られ修理中だという。そのためVENGE ViASに入れていたカンパニョーロ BORA ONEが代わりにセットされている。タイヤはグリップ感が今までのタイヤと全然違うというヴィットリア CORSAだ。
鬼形明浩さん(CO2バイシクル) ラピエール XELIUS SL ULTIMATE PINOT
群馬県安中市にあるプロショップCO2バイシクルの店長を務める鬼形明浩さん。宇都宮ブリッツェンの廣瀬GMや柿沼社長と共に実業団チームで走っていた経歴を持つ鬼形さんの愛車はラピエールのオールラウンドロードXELIUS SL ULTIMATEのティボ・ピノーカラーだ。
お店を始めてからお客さんと走る機会も増えたということで、もっぱらトレーニング的なライドが増えているという鬼形さん。「このバイクはフランス車の乗りやすいジオメトリーがありながら、ハイエンドモデルとしてしっかりとした反応を見せてくれるので、レースでもロングライドでもオールラウンドに楽しめます。」とコメント。なおかつティボ・ピノーカラーの独特なカラーリングが気に入ったのだとか。
パーツアッセンブルはプロバイクのようなまとまりを見せながらも、随所にこだわりが見える構成。例えばクランクは長さ172.5mmを使用しつつ、チェーンリングも54T-42TとまるでTTバイクのようなビッグギアをセットしているが、リアのローギアに30Tを入れておけば、39T-28Tとほぼ同じギア比になるという。
更にビッグプーリーにはもともと否定派だったが、使ってみたら凄く良かったというセラミックスピードのビッグプーリーを組み合わせる。ハンドル、ステム、シートポストはシマノPROでまとめられており、ハンドルは現在廃盤になってしまったというPLTの丸ハンドルを探し出してきたという。コンピュータはこれで必要十分というガーミンのEdge130だ。
ホイールもなかなか特徴的なゼンティスのSQUAD5.8。アルミリム用のブレーキシューが使えるということで、リム自体の強度が高く、アルミと同じ感覚で使えてしまうという。全体的にまとまりのあるレーサーらしいアッセンブルが特徴的だ。今日は既に60周ほどを走ったという鬼形さん。スタートから先頭集団に張り付いているということだが、あくまで今日はお客さんと楽しむとのことだ。
北島友美さん(トレラバ) ピナレロ RAZHA
弱虫ペダルがきっかけで自転車を始め、もうすぐ4年になるという北島友美さんの愛車はピナレロのRAZHA。伝説の名車DOGMA65.1のスタイリングである初代ピナレロスタイルを継承したバイクだ。このバイクに乗る前はアンカーのアルミバイクを所有していたということだが、レディースモデルのトップチューブがスローピングした形状が好みでなかったので乗り換えたということ。レーシーなスタイルがお気に入りのバイクだという。
こだわりポイントはカラーリング。レッドとブラックのレーシーなフレームカラーに合うようにホイールもFFWDのF3Rをチョイス。ハンドル周りもスパカズのバーテープにシェイクスのブラケットカバーでレッド×ブラックで統一。「女性のバイクらしくない、走るぜ!って感じを出したかったんです。」とコメントしてくれた。
今回のつくば9極の耐9エンデューロは初めての参加ということで、4時間のチームエンデューロに出場。といっても2人チームということもあり、チームメイトと均等に2時間走ったとのこと。普段はこういったエンデューロはもちろん、ロングライドイベントにもよく行くそうで、この9極の耐9エンデューロの翌日は那須ロングライドに出場するアクティブな自転車ライフを楽しんでいるそうだ。
坂村香織さん(トレラバ女子チャリ) キャノンデール SYNAPSE
ロードバイクに乗る彼氏にサイクリングに行こうと誘われたのがきっかけで自転車を始めたという坂村香織さん。最初はLivのアルミロードに乗っていたという彼女の現在の愛車はキャノンデールのエンデュランスロード、SYNAPSEだ。「より速く走りたかったので買い替えたのですが、アルミからカーボンに変わったことで走りも軽くなり良かったです。」とコメント。ロングライドに出かけても楽に走れるという。
パーツの中でも大きなこだわりは先代のLivから受け継いだサドル。ベテラン感を感じさせる使い込まれたサドルはフィット感が良いそうで、使い続けているとのこと。タイヤには自転車屋さんで勧められたというヴィットリアのCORSAをアッセンブル。走りも軽くて加速もスムーズになったという。
サイクルイベントは少しずつ参加しており、つくば9極の耐9エンデューロも2回目。普段は栃木県小山市のプロショップ、サイクルラバーズの女子チーム「トレラバ女子チャリ」の仲間と一緒に自転車で美味しいものを食べに行っているという。
飯嶌浩平さん(EXTENDED VAX SAYAMA) LOOK 785 HUEZ RS
サーキットを走るのも、つくば9極の耐9エンデューロに参加するのも初めてという飯島さん。愛車はLOOKの軽量クライミングバイク785 HUEZ RS。「もともとはLOOK695に乗っていたのですが、785 HUEZ RSが出るということでショップの人に勧められて。695にも1年は乗ったからいいかなと思って、買っちゃいました。」とかなり気楽な気持ちで購入したようで、納車されてまだ1ヶ月も経っていないというホヤホヤの新車だ。
実はあまり登りが得意ではない飯嶌さん。「本当は平坦を永遠と走るのが好きなので、エアロロードが良かったのですが、予算が無くて。でもこのバイクに乗り始めてから、登坂が凄く軽快なので山への苦手意識が無くなってきましたね。」と山に行きたい気持ちにさせてくれるバイクなんだとか。
1番のこだわりポイントはクランク周りだそうで、ローターの3Dクランクにオーシンメトリックの楕円チェーンリングを合わせる。「これも店長にオススメされて購入し付けたのですが、他の人と被らないユニークなパーツですし、実際に使い始めた当初は巡航スピードが2km/hくらい上がった印象はありました。」と高い効果を感じられたようで、お気に入りのポイントだそう。
ハンドル周りはジップのSL SPRINTやSL70 AEROといったエアロ系アイテムをセット。LOOK695にアッセンブルしていたものをそのまま移植したため、この組み合わせになったとのこと。ギャップ萌えなアッセンブルと言えるだろう。シートポストもジップのSLを新たに購入し、統一感を出しているとのこと。随所にこだわりが見えるバイクであった。
text&photo:Kosuke.Kamata
photo:Naoki.Yasuoka
麻美さん(Bongole) ビアンキ Infinito CV
身重のお姉さんの代打として9極の耐9エンデューロに出場しているという麻美さん。「何も分からない素人なんです」と言いながらも3回目のエンデューロレースだという彼女の乗るバイクはビアンキのエンデュランスロード、Infinito CVだ。なんとこのバイク、お姉さんが旦那さんと結婚する時に婚約指輪の代わりに買ってもらったという大切な1台なんだとか。
パーツアッセンブルはお姉さんの旦那さんに完全おまかせ。レースイベントに出るからとホイールはフルクラムのRACING ZEROに換装。軽量クイックレリースのゴールドがささやかな高級感を演出しつつ、バーテープの2色巻きがバイクのルックスにまとまりを出している。
そして一見、ビアンキと勘違いしてしまうジャージはオリジナルデザインのチームジャージ。チーム名はBongoleと美味しそうな雰囲気の名前だが、フランス語の”Bon”=「良い」という言葉とポーランド語の”gole”=「ゴール」という言葉を合わせて、「良いゴールを目指して」という意味合いを込めた造語だという。ちなみにイタリア料理のアサリを使ったパスタの綴りはvongoleだった。(勉強になりました。ありがとうございました。)
今日は既に5周ほど走ったという麻美さん。「今日は雨が降らなくて良かったです。まだ自転車のことは全然分からないけど、乗っていて楽しいですし、自分の自転車が欲しくなってきますね。」とマイバイク購入に前向きな様子。どんな自転車が良いですかと聞くと、「やっぱりビアンキはかっこいいですね。姉も乗っているので、一緒にビアンキ欲しいです。」と語ってくれた。ぜひマイバイクを購入して自転車ライフを始めてもらいたい。
上原嗣則さん(なるしまフレンド) ピナレロ DOGMA F10
9極の耐9エンデューロには7回ほど、毎年出ているという上原嗣則さんのバイクはカラーオーダーサービス、MY WAYを用いて注文したというイエローカラーのピナレロDOGMA F10。実はDOGMAは65.1、F8と乗り継ぎ3台目。歴代のドグマもこのF10と同じようにイエローカラーで所有していたということで、色にはこだわりを持っているという。
3モデルの中では正直65.1が一番好みだったという嗣則さん。「未だに65.1がどこかに売っていたら、買いたくなるほどですけど、速さに関してはこのF10が3モデルの中でも1番良いですね。スピードが出る感覚が強いです。その上、長めに走っても疲れが出にくいですね。」とインプレッション。この他にもスペシャライズドのVENGE ViASを所有しているというが、 そちらは実業団レースで使用するためのバイク。こういったエンデューロには疲れにくいDOGMA F10を使用しているという。
パーツアッセンブルで1番のこだわりは軽量ブレーキの定番であるeeブレーキ。65.1からF8、F10と3台に渡り使用しているというこのブレーキはいわゆる初代のもの。「ワイドリムにも対応した新しいモデルが出てるのは知っているんですけど、一度2代目モデルを購入したら調子が悪くなってしまって、それからずっとこの初代モデルを使っています。」と非常に愛着のあるブレーキだという。
コンポーネントは「僕が買わないとなくなってしまうかも知れない」という言葉の通り、珍しさのあるカンパニョーロのSUPER RECORD EPS v2。クランクはローターなど様々なブランドを使用してきたが、一度純正のSUPER RECORDに落ち着いた後、やっぱりパワーメーターは必要ということで、付け替えたパイオニアサイクリングモニター付きデュラエース。しかしカンパニョーロとの相性も良く、調子も良いという。そしてリアディレラーにはリデアのビッグプーリーを組み合わせる。効果については「結構良いけど、変速は純正に劣る部分も少しある。」とコメント。
ホイールはもともとは前後共にライトウェイトのMEILENSTEIN OBERMAYERだったが、ツール・ド・宮古島に出場した際に落車に巻き込まれ破損。ドイツ本国に送られ修理中だという。そのためVENGE ViASに入れていたカンパニョーロ BORA ONEが代わりにセットされている。タイヤはグリップ感が今までのタイヤと全然違うというヴィットリア CORSAだ。
鬼形明浩さん(CO2バイシクル) ラピエール XELIUS SL ULTIMATE PINOT
群馬県安中市にあるプロショップCO2バイシクルの店長を務める鬼形明浩さん。宇都宮ブリッツェンの廣瀬GMや柿沼社長と共に実業団チームで走っていた経歴を持つ鬼形さんの愛車はラピエールのオールラウンドロードXELIUS SL ULTIMATEのティボ・ピノーカラーだ。
お店を始めてからお客さんと走る機会も増えたということで、もっぱらトレーニング的なライドが増えているという鬼形さん。「このバイクはフランス車の乗りやすいジオメトリーがありながら、ハイエンドモデルとしてしっかりとした反応を見せてくれるので、レースでもロングライドでもオールラウンドに楽しめます。」とコメント。なおかつティボ・ピノーカラーの独特なカラーリングが気に入ったのだとか。
パーツアッセンブルはプロバイクのようなまとまりを見せながらも、随所にこだわりが見える構成。例えばクランクは長さ172.5mmを使用しつつ、チェーンリングも54T-42TとまるでTTバイクのようなビッグギアをセットしているが、リアのローギアに30Tを入れておけば、39T-28Tとほぼ同じギア比になるという。
更にビッグプーリーにはもともと否定派だったが、使ってみたら凄く良かったというセラミックスピードのビッグプーリーを組み合わせる。ハンドル、ステム、シートポストはシマノPROでまとめられており、ハンドルは現在廃盤になってしまったというPLTの丸ハンドルを探し出してきたという。コンピュータはこれで必要十分というガーミンのEdge130だ。
ホイールもなかなか特徴的なゼンティスのSQUAD5.8。アルミリム用のブレーキシューが使えるということで、リム自体の強度が高く、アルミと同じ感覚で使えてしまうという。全体的にまとまりのあるレーサーらしいアッセンブルが特徴的だ。今日は既に60周ほどを走ったという鬼形さん。スタートから先頭集団に張り付いているということだが、あくまで今日はお客さんと楽しむとのことだ。
北島友美さん(トレラバ) ピナレロ RAZHA
弱虫ペダルがきっかけで自転車を始め、もうすぐ4年になるという北島友美さんの愛車はピナレロのRAZHA。伝説の名車DOGMA65.1のスタイリングである初代ピナレロスタイルを継承したバイクだ。このバイクに乗る前はアンカーのアルミバイクを所有していたということだが、レディースモデルのトップチューブがスローピングした形状が好みでなかったので乗り換えたということ。レーシーなスタイルがお気に入りのバイクだという。
こだわりポイントはカラーリング。レッドとブラックのレーシーなフレームカラーに合うようにホイールもFFWDのF3Rをチョイス。ハンドル周りもスパカズのバーテープにシェイクスのブラケットカバーでレッド×ブラックで統一。「女性のバイクらしくない、走るぜ!って感じを出したかったんです。」とコメントしてくれた。
今回のつくば9極の耐9エンデューロは初めての参加ということで、4時間のチームエンデューロに出場。といっても2人チームということもあり、チームメイトと均等に2時間走ったとのこと。普段はこういったエンデューロはもちろん、ロングライドイベントにもよく行くそうで、この9極の耐9エンデューロの翌日は那須ロングライドに出場するアクティブな自転車ライフを楽しんでいるそうだ。
坂村香織さん(トレラバ女子チャリ) キャノンデール SYNAPSE
ロードバイクに乗る彼氏にサイクリングに行こうと誘われたのがきっかけで自転車を始めたという坂村香織さん。最初はLivのアルミロードに乗っていたという彼女の現在の愛車はキャノンデールのエンデュランスロード、SYNAPSEだ。「より速く走りたかったので買い替えたのですが、アルミからカーボンに変わったことで走りも軽くなり良かったです。」とコメント。ロングライドに出かけても楽に走れるという。
パーツの中でも大きなこだわりは先代のLivから受け継いだサドル。ベテラン感を感じさせる使い込まれたサドルはフィット感が良いそうで、使い続けているとのこと。タイヤには自転車屋さんで勧められたというヴィットリアのCORSAをアッセンブル。走りも軽くて加速もスムーズになったという。
サイクルイベントは少しずつ参加しており、つくば9極の耐9エンデューロも2回目。普段は栃木県小山市のプロショップ、サイクルラバーズの女子チーム「トレラバ女子チャリ」の仲間と一緒に自転車で美味しいものを食べに行っているという。
飯嶌浩平さん(EXTENDED VAX SAYAMA) LOOK 785 HUEZ RS
サーキットを走るのも、つくば9極の耐9エンデューロに参加するのも初めてという飯島さん。愛車はLOOKの軽量クライミングバイク785 HUEZ RS。「もともとはLOOK695に乗っていたのですが、785 HUEZ RSが出るということでショップの人に勧められて。695にも1年は乗ったからいいかなと思って、買っちゃいました。」とかなり気楽な気持ちで購入したようで、納車されてまだ1ヶ月も経っていないというホヤホヤの新車だ。
実はあまり登りが得意ではない飯嶌さん。「本当は平坦を永遠と走るのが好きなので、エアロロードが良かったのですが、予算が無くて。でもこのバイクに乗り始めてから、登坂が凄く軽快なので山への苦手意識が無くなってきましたね。」と山に行きたい気持ちにさせてくれるバイクなんだとか。
1番のこだわりポイントはクランク周りだそうで、ローターの3Dクランクにオーシンメトリックの楕円チェーンリングを合わせる。「これも店長にオススメされて購入し付けたのですが、他の人と被らないユニークなパーツですし、実際に使い始めた当初は巡航スピードが2km/hくらい上がった印象はありました。」と高い効果を感じられたようで、お気に入りのポイントだそう。
ハンドル周りはジップのSL SPRINTやSL70 AEROといったエアロ系アイテムをセット。LOOK695にアッセンブルしていたものをそのまま移植したため、この組み合わせになったとのこと。ギャップ萌えなアッセンブルと言えるだろう。シートポストもジップのSLを新たに購入し、統一感を出しているとのこと。随所にこだわりが見えるバイクであった。
text&photo:Kosuke.Kamata
photo:Naoki.Yasuoka
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