日本全国で開催され、その地域の魅力を引き出してくれるロングライドイベント「グレイトアース」。そのルーツとなった石垣島でのイベントが、グレイトアース石垣島ライドだ。信号のない絶景を走り抜ける125kmのライドが10月28日に開催される。



石垣島ブルーの青い海をバックに走る GREAT EARTH 石垣島ライド石垣島ブルーの青い海をバックに走る GREAT EARTH 石垣島ライド (c)デポルテ
北は北海道から南は沖縄まで、日本全国津々浦々で開催されるロングライドイベント、グレイトアースシリーズ。毎年多くの地域で開催され、そのエリアの景色やグルメといったポテンシャルを最大限に引き出したイベントとして、多くのサイクリストの支持を受けてきた。

そんなグレイトアースが産声を上げたのは11年前。沖縄県の石垣島で開催されたこのライドが源流となっている。沖縄本島から飛行機で約1時間、本州の各空港からも直行便が就航している日本屈指のリゾートアイランドでもあるこの島を味わいつくす2日間のライドとなる。

今年は例年よりも1月ほど開催を早め、10月下旬へと開催日を移動。大会初日となる27日は初となるサンセットクルージングパーティーが開かれる。石垣島の美しい海の上で、豪華クルーザーに揺られながら沖縄の名物・泡盛を手に翌日のライドへと英気を養うひと時となる。大会ナビゲーターの片岡由衣さんらが盛り上げてくれる前夜祭は、毎年多くの参加者で大盛り上がりとなる。沖縄らしいグルメに舌鼓を打ち、大満足の一夜となるはずだ。

飲み過ぎ注意!?前夜祭が今年も開催される飲み過ぎ注意!?前夜祭が今年も開催される
クルージングパーティーの翌日は待ちに待った石垣島でのロングライド。今年は125kmのロングコース、90kmのミドルコース、60kmのショートコースの3種類が用意されている。基本となるコースは全て同じで、折り返してくる地点によってコースの距離が決まる形式だ。なので、もし体調がすぐれなくなった場合でも安心できるレイアウトともいえる。

スタートとなるのは石垣島の南側となる舟蔵児童公園。そこから島の西部に位置する名倉湾を一周し、石垣島の最西端となる屋良部崎へ。屋良部岳の麓をくるりと周り、川平石崎へ寄り道。そこからは一路東へ向かっていく。ショートコースの折り返し地点である米原キャンプ場を通り過ぎ、北東部を目指していく。

平久保崎を目指してスタートする平久保崎を目指してスタートする
お店で1人前として振る舞われるかの量の八重山そばお店で1人前として振る舞われるかの量の八重山そば 自家栽培のグァバをふんだんに使ったフラッペ自家栽培のグァバをふんだんに使ったフラッペ


伊原間湾に飛び込むかのようなダウンヒルを楽しむ伊原間湾に飛び込むかのようなダウンヒルを楽しむ (c)デポルテ
ミドルコースの折り返し地点となる伊原間湾を越え、目指すは石垣島の最北端である平久保崎だ。途中には石垣牛が放牧される牧場なども点在し、息を呑むような紺碧の海と青々とした草原が織りなす絶景を楽しみながら走っていくことが出来るはず。全体を通して大きな峠はないものの、島の外周路ということもあり、細かなアップダウンが続いていく。中にはかなりの斜度の坂もあるけれど、距離は短いのでそこまでつらくはない、はず。

また、それぞれのコースには地元の食材を活かしたグルメをふんだんにふるまってくれるエイドステーションも用意される。名物の八重山そばや、グァバフラッペ、オニササなどなど、沖縄らしいグルメが昨年は振舞われた。今年は一体どんな味覚が待っているのか、それも楽しみの一つだろう。



また、今年はフィニッシュ地点での「ぶがりのーし」(フィニッシュパーティー)も復活。走り終わった達成感に包まれつつ、互いの健闘を称えあうパーティーとなる。前夜祭とは異なり、こちらはライド参加者が無料で楽しめる企画となっている。

参加者募集中!10月14日まで
そんな魅力いっぱいの石垣島ライドは現在参加者を募集中だ。エントリーはインターネットから申し込むことが出来るようになっており、スポーツエントリー内申し込みページにて受付中だ。先着順となっているが、定員が300名と少ないため早めの申し込みがオススメだ。また、前夜祭も同じページから申し込み可能となっている。こちらも例年人気のイベントとなるため、合わせて申し込んでみては。

今年も青い海と青い空が皆さんを待っています!今年も青い海と青い空が皆さんを待っています! (c)デポルテ
手ぶらで移動できるJALパックツアーも催行!オリジナルジャージのプレゼントも

また、参加にあたっては往復の航空券と滞在中の宿泊がセットになったツアーも用意されている。大会のメインスポンサーでもあるJALによるツアーとなっており、同時にエントリーも行うことができるプランだ。3日間から5日間の朝食付きプランとなっており、7つのホテルから選ぶことが出来るようになっている。

自転車の往復宅配便も用意されているのもこのツアーのポイント。自宅から宿泊ホテルまで愛車を運んでくれるので、面倒な飛行機輪行の必要もなくなるのは大きなメリットだ。特に、大型荷物の運搬に高額料金がかかるようになってきた昨今では嬉しいサービスだろう。さらに、ツアー参加者にはオリジナルのジャージもプレゼントされる。特別なジャージを着用して、スペシャルなライドに参加すれば、きっとより楽しめるはずだ。そんなツアーの詳細はこちらのツアー公式ページから、確認できる。ぜひ、申し込んでいてはいかがだろうか。

JALPAKオリジナルジャージが付いてくるJALPAKオリジナルジャージが付いてくる (c)デポルテ


第11回石垣島ライド125km ~信号のない絶景ルートを走りつくせ~ supported by JAL JTA
開催日程:2018年10月27~28日(土~日)
募集人数:300名
大会会場:舟蔵児童公園(スタート/ゴール/受付)
ナビゲーター:片岡由衣
コース(予定):ロングコース 125km、ミドルコース 90km、ショートコース 60km
参加料金:ロングコース 12,000円(高校生以下6,000円)ミドルコース 12,000円(高校生以下6,000円) ショートコース9,000円 (高校生以下4,500円)前夜祭 7,500円(高校生以下 3,500円)
参加料に含まれるもの:大会保険、記念Tシャツ、ゼッケン、コースマップ、エイドサービス
参加資格:自転車に乗る事ができる健康な男女、サイクルライト着用、ヘルメット着用義務、道路交通法順守できる方、小学生以下保護者同伴、高校生以下は保護者同意が必要
駐車場:当日会場に参加者駐車場はございませんので各ホテルから自走にてお越し下さい
確認書類:開催1週間前までに確認ハガキをお届けします。万が一届かない場合でも会場受付時にお名前で確認しますのでご安心下さい。
レンタルサイクル:丸玄新栄自転車商会:0980-82-4636、石垣自転車商会0980-82-3255
大会事務局:グレイトアース070-3622-0001
現地事務局:石垣島(新谷)090-8293-5939
大会HP: http://great-earth.jp


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