2018/06/10(日) - 00:19
日本最大のヒルクライムイベント、Mt.富士ヒルクライムが開幕。1万人の参加者が集まる大規模イベントの前日には、各ブランドのブースやステージイベント、TTやパレードライドなど盛りだくさんでした。
6月10日に開催されるMt.富士ヒルクライム。1万人のサイクリストが日本最高峰を制覇すべく、日本全国さらには世界中から集結する巨大イベントが、今年で15年目の節目を迎えることとなった。
大会前日となる6月9日、会場となる富士北麓公園では、大会受付が行われ、多くの人が足を運んだ。昨年は改修中であった陸上競技場にはずらりと出展ブースが並び、まさにサイクルエキスポと呼ぶにふさわしい賑やかな雰囲気。
1万人規模へと拡大した昨年大会からのフィードバックを活かして、今年は下山用荷物預けが前日にも受付できるように。スムースな大会運営のために、ブラッシュアップを重ねていく姿勢こそが、15年の歴史を重ねてこれた理由なのだろう。
お昼前には、陸上競技場の短辺を一つ分使って設置された受付ブースにたくさんの人だかりが。いろんな協賛品の入った参加者セットを受け取って、いざブース巡りへ。
各ブースには2018年モデルや、中には来年の新モデルを先行公開しているブースもあった。会場限定の公開となっているブランドもあり、富士北麓公園に足を運んだ方だけが、実物を見ることができたなんてバイクも。
ステージでは、15回連続で参加された方の表彰や、今中大介さんや片山右京さん、日向涼子さん、そしてツールやブエルタの優勝経験を持つ、レジェンドライダー、ペトロ・デルガド氏らによるトークイベント、豪華賞品の当たる大抽選会などで大盛り上がり。15周年の記念大会ということもあり、いつもより豪華なプログラムに。
そして、メイン会場の外では記念大会を祝うべく様々なサブプログラムも行われていた。その一つが、公道を封鎖したタイムトライアルイベントだ。スプリント・オブ・富士山と名付けられたこのイベントは、2.5kmの登りコースでタイムを競う予選、そしてその上位4名でロードレースを行う2部仕立てのレースだ。
2.5kmと短いながら、いやその短さゆえに高いゾーンでの運動能力が試されることになったこのレース。5分台で走りきれば相当な健脚の持ち主だ。予選で圧倒的なタイムをマークしたのは、高岡亮寛(Roppongi Express)。上位4名で行われた決勝を僅差のスプリントで制し、明日の本番へ向けて弾みをつけた。ちなみに私は予選12位でした。
さて、もう一つの目玉イベントが富士吉田の目抜き通りを走るパレードライドだ。市内の明美小学校をスタートし、富士吉田市役所や富士吉田駅前を通り、富士北麓公園を目指すパレードライドには多くのサイクリストが参加した。
こちらにもデルガド氏や今中さん、日向さんも参加し、集団の先頭でパレードを盛り上げてくれた。しかし、それよりも盛り上げてくれていたのは沿道のみなさんだ。このために用意されたバンダナを振って応援してくれる人もいれば、特別仕様の看板や横断幕を用意している人も。
とにかく多くの地元の方々が沿道で出迎え、声をかけて見送ってくれる姿は、なんだかとってもほっこりとさせられた。ゆっくりペースで、会場へと到着したのちは、明日へ向けて各自解散。天気予報は少し悪くなってきていますが、降らないことを祈りましょう!でも、雨対策は忘れずに。替えの長袖ジャージやレインウエア、長指グローブなどは下山用荷物へ預けておきましょう!では、よいヒルクライムを!
text&photo:Naoki.Yasuoka
6月10日に開催されるMt.富士ヒルクライム。1万人のサイクリストが日本最高峰を制覇すべく、日本全国さらには世界中から集結する巨大イベントが、今年で15年目の節目を迎えることとなった。
大会前日となる6月9日、会場となる富士北麓公園では、大会受付が行われ、多くの人が足を運んだ。昨年は改修中であった陸上競技場にはずらりと出展ブースが並び、まさにサイクルエキスポと呼ぶにふさわしい賑やかな雰囲気。
1万人規模へと拡大した昨年大会からのフィードバックを活かして、今年は下山用荷物預けが前日にも受付できるように。スムースな大会運営のために、ブラッシュアップを重ねていく姿勢こそが、15年の歴史を重ねてこれた理由なのだろう。
お昼前には、陸上競技場の短辺を一つ分使って設置された受付ブースにたくさんの人だかりが。いろんな協賛品の入った参加者セットを受け取って、いざブース巡りへ。
各ブースには2018年モデルや、中には来年の新モデルを先行公開しているブースもあった。会場限定の公開となっているブランドもあり、富士北麓公園に足を運んだ方だけが、実物を見ることができたなんてバイクも。
ステージでは、15回連続で参加された方の表彰や、今中大介さんや片山右京さん、日向涼子さん、そしてツールやブエルタの優勝経験を持つ、レジェンドライダー、ペトロ・デルガド氏らによるトークイベント、豪華賞品の当たる大抽選会などで大盛り上がり。15周年の記念大会ということもあり、いつもより豪華なプログラムに。
そして、メイン会場の外では記念大会を祝うべく様々なサブプログラムも行われていた。その一つが、公道を封鎖したタイムトライアルイベントだ。スプリント・オブ・富士山と名付けられたこのイベントは、2.5kmの登りコースでタイムを競う予選、そしてその上位4名でロードレースを行う2部仕立てのレースだ。
2.5kmと短いながら、いやその短さゆえに高いゾーンでの運動能力が試されることになったこのレース。5分台で走りきれば相当な健脚の持ち主だ。予選で圧倒的なタイムをマークしたのは、高岡亮寛(Roppongi Express)。上位4名で行われた決勝を僅差のスプリントで制し、明日の本番へ向けて弾みをつけた。ちなみに私は予選12位でした。
さて、もう一つの目玉イベントが富士吉田の目抜き通りを走るパレードライドだ。市内の明美小学校をスタートし、富士吉田市役所や富士吉田駅前を通り、富士北麓公園を目指すパレードライドには多くのサイクリストが参加した。
こちらにもデルガド氏や今中さん、日向さんも参加し、集団の先頭でパレードを盛り上げてくれた。しかし、それよりも盛り上げてくれていたのは沿道のみなさんだ。このために用意されたバンダナを振って応援してくれる人もいれば、特別仕様の看板や横断幕を用意している人も。
とにかく多くの地元の方々が沿道で出迎え、声をかけて見送ってくれる姿は、なんだかとってもほっこりとさせられた。ゆっくりペースで、会場へと到着したのちは、明日へ向けて各自解散。天気予報は少し悪くなってきていますが、降らないことを祈りましょう!でも、雨対策は忘れずに。替えの長袖ジャージやレインウエア、長指グローブなどは下山用荷物へ預けておきましょう!では、よいヒルクライムを!
text&photo:Naoki.Yasuoka
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