2010/01/18(月) - 10:12
財団法人日本自転車普及協会が期間限定の自転車の総合プロデュース空間として運営してきた「サイクルスクエア北参道」。期間満了に伴い、惜しまれながらも1月17日にフィナーレを迎えた。
様々なイベントを意欲的にこなし注目度も高かっただけに、この閉店は残念ではあるが、十分以上の効果を我々サイクリストには提供してくれた事は間違いない。惜しまれながらも閉店を迎えたサイクルスクエア北参道のフィナーレイベントの様子をお届けしましょう。
快適な自転車環境を提案する「自転車市民権宣言」を採択!
1月15日(金)、期間限定の自転車の総合プロデュース空間「サイクルスクエア 北参道」の活動の集大成として、快適な自転車環境を提案する「自転車市民権宣言 ファイナルリレートーク」が開催された。
会場は、「サイクルスクエア 北参道」の閉店を惜しむサイクリスト達で満席。まず、NPO自転車活用推進研究会・小林成基さんと、セミナーで司会を務めていたサイクルライフナビゲーター・絹代さんが、過去に行った「自転車市民権宣言セミナー」を振り返った。
セミナーは、鶴見辰吾さんや なぎら健壱さんら、自転車に造詣の深い著名人を招いて全10回行われたが、絹代さんは「ロンドンなど世界の事例をセミナーの中で聞き、自転車の制度の整備はできると確信した。」と振り返った。
小林さんは「ぜひ、自転車の法整備のために、自転車市民宣言に署名を。」と、聴衆に署名を訴え、過去のセミナーを締めくくった。
続いて、各方面の有識者7人がゲストとして次々と壇上に上がり、リレートークショーが行われた。まずは、自転車活用推進研究会理事・内海潤さんが登場し、放置自転車問題解決を訴えた。
次いで、ベストセラー『スラムダンク勝利学』の著者でもあるスポーツドクター・辻秀一さんが登場。
会場まで自転車で駆けつけた辻氏は、「ダイエットのために、勧められて自転車を始めた。スペシャライズドを今月初旬に購入したが、坂が楽しい。自転車が違うとこうも乗り心地が違うのか。」と、スポーツバイクの魅力を語った。
次に登場した北京パラリンピック自転車競技金メダリスト・石井雅史さんは、「辻先生には、冷静にスタートにつく心構えを教わった大切なメンター。」とつながりを語り、ロンドンオリンピックに向け決意を新たにした、とまとめた。
トレジャーハンター・石丸英明さんは、「ロケ地めぐりなどテーマを決めてトレジャーポイントをめぐると、家族で楽しめる。」と自転車の新しい楽しみ方を紹介した。
ついで登場した佐々木恵美さんは、「サイクルコンシェルジュを勤めた6ヶ月間は貴重な体験。初心者だった頃の気持ちを忘れずに、専門用語を使わずに自転車の楽しさを伝えようとお客様に接した。」と笑顔で振り返った。絹代さんが「こういった話を聞いた皆様ひとりひとりがサイクルコンシェルジュとして、自転車のマナーや正しい乗り方を広めていっていただければ。」と述べると、聴衆からは拍手が起こった。
グッドチャリズム宣言のクリエイティブ・ディレクター韓祐志さんは、「歩行者感覚で信号無視をする自転車がママチャリに多い。KEEP LEFTなど車両としての自覚を。」と、マナーの向上を訴えた。ドロンジョーヌ恩田さんは、「自転車は、まだまだ女性の割合が少ない。ジョギングやゴルフのように、自転車はもっと女性が楽しめる。自転車界のマッチョな感じを改善したい。」と笑いを織り交ぜ、自転車市民権宣言の賛同を求めた。
最後に、財団法人 日本自転車普及協会 部長の山本耕二さんが登場し、「サイクルスクエア 北参道のオープンからこれまで、約半年間で1500ほどの署名をいただいた。ぜひともこれを自転車活用推進議員連盟をはじめ、政府および関係者に届け、自転車環境の整備をお願いしたいと考えている。来年度の活動としては、全国のバイコロジー地方組織を通じ署名を1万件以上集めたい。ぜひ、皆さんには、周りの人々に署名を勧めていただきたい。」と賛同を訴え、普及活動への決意を固めた。
なお、今後は日本自転車普及協会のホームページ(http://www.bpaj.or.jp/)にて、署名を受け付ける。
2009 KEIRIN イケメングランプリ トークショー
翌1月16日(土)には、「09’KEIRINイケメングランプリ」のグランプリ受賞選手らを招き、「09’KEIRINイケメングランプリ トークショー 」をサイクルスクエア 北参道で開催された。
会場は、イケメン選手をひと目見ようと、開演前から120人を超える自転車ファンが詰めかけ満員に。3選手が登場すると、拍手とともに「きゃーっ!!かっこいい~っ!」と女性ファンの黄色い声援が飛んだ。
みごとグランプリに輝いた石丸寛之選手(写真中央)は、「うれしいし一番は気持ちいいですけど、・・・独身のときに選ばれたかった。」と複雑な表情で、会場の笑いを誘った。準グランプリの伏見俊昭選手(写真左)は、「まさか選ばれるとは思ってなかった。」と喜びの声。同じく準グランプリの坂上樹大選手(写真右)は、「ちょっとはちやほやされました。」とニヤリ、反響は大きさを語った。
好きな女性のタイプの話になり、ただ一人の独身者・伏見選手は「よく笑う明るい人がいい。婚活をしようかな。」と既婚者の二人にアドバイスを求めた。坂上選手は、「お金も持っているし見た目もかっこしいし、伏見さんはもうパーフェクトですね。逆になぜ結婚しないのか、一瞬疑ったことありました、コレなのかと。」と、頬に手を当ててホモ疑惑を追及。伏見選手は、「確かにお二人はかっこいいですけど、・・・興味はないですよっ!女性がいいです。」と疑惑をきっぱり否定し、会場は爆笑の渦に包まれた。
照れながらチャームポイントを披露する選手たちに、満員の会場は爆笑。
最後に石丸選手は、「ぜひ生で競輪を見て、スピード感や風を切る音を感じてほしい。」と競輪の魅力をアピール。お気に入りのイケメン選手の応援に、競輪場に足を運んでみては。
text&photo : Y.Kanamori
様々なイベントを意欲的にこなし注目度も高かっただけに、この閉店は残念ではあるが、十分以上の効果を我々サイクリストには提供してくれた事は間違いない。惜しまれながらも閉店を迎えたサイクルスクエア北参道のフィナーレイベントの様子をお届けしましょう。
快適な自転車環境を提案する「自転車市民権宣言」を採択!
1月15日(金)、期間限定の自転車の総合プロデュース空間「サイクルスクエア 北参道」の活動の集大成として、快適な自転車環境を提案する「自転車市民権宣言 ファイナルリレートーク」が開催された。
会場は、「サイクルスクエア 北参道」の閉店を惜しむサイクリスト達で満席。まず、NPO自転車活用推進研究会・小林成基さんと、セミナーで司会を務めていたサイクルライフナビゲーター・絹代さんが、過去に行った「自転車市民権宣言セミナー」を振り返った。
セミナーは、鶴見辰吾さんや なぎら健壱さんら、自転車に造詣の深い著名人を招いて全10回行われたが、絹代さんは「ロンドンなど世界の事例をセミナーの中で聞き、自転車の制度の整備はできると確信した。」と振り返った。
小林さんは「ぜひ、自転車の法整備のために、自転車市民宣言に署名を。」と、聴衆に署名を訴え、過去のセミナーを締めくくった。
続いて、各方面の有識者7人がゲストとして次々と壇上に上がり、リレートークショーが行われた。まずは、自転車活用推進研究会理事・内海潤さんが登場し、放置自転車問題解決を訴えた。
次いで、ベストセラー『スラムダンク勝利学』の著者でもあるスポーツドクター・辻秀一さんが登場。
会場まで自転車で駆けつけた辻氏は、「ダイエットのために、勧められて自転車を始めた。スペシャライズドを今月初旬に購入したが、坂が楽しい。自転車が違うとこうも乗り心地が違うのか。」と、スポーツバイクの魅力を語った。
次に登場した北京パラリンピック自転車競技金メダリスト・石井雅史さんは、「辻先生には、冷静にスタートにつく心構えを教わった大切なメンター。」とつながりを語り、ロンドンオリンピックに向け決意を新たにした、とまとめた。
トレジャーハンター・石丸英明さんは、「ロケ地めぐりなどテーマを決めてトレジャーポイントをめぐると、家族で楽しめる。」と自転車の新しい楽しみ方を紹介した。
ついで登場した佐々木恵美さんは、「サイクルコンシェルジュを勤めた6ヶ月間は貴重な体験。初心者だった頃の気持ちを忘れずに、専門用語を使わずに自転車の楽しさを伝えようとお客様に接した。」と笑顔で振り返った。絹代さんが「こういった話を聞いた皆様ひとりひとりがサイクルコンシェルジュとして、自転車のマナーや正しい乗り方を広めていっていただければ。」と述べると、聴衆からは拍手が起こった。
グッドチャリズム宣言のクリエイティブ・ディレクター韓祐志さんは、「歩行者感覚で信号無視をする自転車がママチャリに多い。KEEP LEFTなど車両としての自覚を。」と、マナーの向上を訴えた。ドロンジョーヌ恩田さんは、「自転車は、まだまだ女性の割合が少ない。ジョギングやゴルフのように、自転車はもっと女性が楽しめる。自転車界のマッチョな感じを改善したい。」と笑いを織り交ぜ、自転車市民権宣言の賛同を求めた。
最後に、財団法人 日本自転車普及協会 部長の山本耕二さんが登場し、「サイクルスクエア 北参道のオープンからこれまで、約半年間で1500ほどの署名をいただいた。ぜひともこれを自転車活用推進議員連盟をはじめ、政府および関係者に届け、自転車環境の整備をお願いしたいと考えている。来年度の活動としては、全国のバイコロジー地方組織を通じ署名を1万件以上集めたい。ぜひ、皆さんには、周りの人々に署名を勧めていただきたい。」と賛同を訴え、普及活動への決意を固めた。
なお、今後は日本自転車普及協会のホームページ(http://www.bpaj.or.jp/)にて、署名を受け付ける。
2009 KEIRIN イケメングランプリ トークショー
翌1月16日(土)には、「09’KEIRINイケメングランプリ」のグランプリ受賞選手らを招き、「09’KEIRINイケメングランプリ トークショー 」をサイクルスクエア 北参道で開催された。
会場は、イケメン選手をひと目見ようと、開演前から120人を超える自転車ファンが詰めかけ満員に。3選手が登場すると、拍手とともに「きゃーっ!!かっこいい~っ!」と女性ファンの黄色い声援が飛んだ。
みごとグランプリに輝いた石丸寛之選手(写真中央)は、「うれしいし一番は気持ちいいですけど、・・・独身のときに選ばれたかった。」と複雑な表情で、会場の笑いを誘った。準グランプリの伏見俊昭選手(写真左)は、「まさか選ばれるとは思ってなかった。」と喜びの声。同じく準グランプリの坂上樹大選手(写真右)は、「ちょっとはちやほやされました。」とニヤリ、反響は大きさを語った。
好きな女性のタイプの話になり、ただ一人の独身者・伏見選手は「よく笑う明るい人がいい。婚活をしようかな。」と既婚者の二人にアドバイスを求めた。坂上選手は、「お金も持っているし見た目もかっこしいし、伏見さんはもうパーフェクトですね。逆になぜ結婚しないのか、一瞬疑ったことありました、コレなのかと。」と、頬に手を当ててホモ疑惑を追及。伏見選手は、「確かにお二人はかっこいいですけど、・・・興味はないですよっ!女性がいいです。」と疑惑をきっぱり否定し、会場は爆笑の渦に包まれた。
照れながらチャームポイントを披露する選手たちに、満員の会場は爆笑。
最後に石丸選手は、「ぜひ生で競輪を見て、スピード感や風を切る音を感じてほしい。」と競輪の魅力をアピール。お気に入りのイケメン選手の応援に、競輪場に足を運んでみては。
text&photo : Y.Kanamori