2017/01/18(水) - 08:55
12月3日(土)、神奈川県横須賀市にある「ソレイユの丘」にて開催されたメリダ・ミヤタカップ。30周年を迎え、さらにフレンドリーになったイベントへと集まったみなさんの愛車を紹介していきます。
チーム横須賀UNOレーシングのみなさん ルック 765 & 586
フランスのレーシングブランド、ルックを駆る女性トリオをお見掛けしたので、ついついお声がけ。みなさん、横須賀にある自転車ショップ、ウーノに通われている方々。かなりレーシーなイメージのルックをなぜ選んだのかお尋ねしてみたところ、ショップイチオシのブランドがルックなんだとか。
赤の586に乗る亀井さんは2台目のマシンということだが、白の586に乗る吉沢さんとモンドリアンカラーの765を駆る茂野さんはなんとこれが初めてのロードバイクだという。「フィッティングには力を入れているショップなので、とても体に合っていてすごく走りやすいんですよ」と吉沢さん。
一方の茂野さんは、なんとこのレースが愛車のデビュー戦。感想を伺ってみると、「少し前の日産スタジアムのエンデューロにクロスバイクで出たんです。それに比べると軽くて速くてびっくりしました(笑)」。メリダミヤタカップに間に合わせるためにショップを急かして組んでもらったピカピカの一台で、見ているこちらもうれしい気分になりました。
石悠太さん (SBC湘南藤沢)メリダ SUCLTURA 6000
メリダのオールラウンドバイクのハイグレードモデルに位置するSUCLTURA 6000を愛車にする石さん。自転車歴は1年半ほどとのことですが、このバイクはすでに2台目。最初のバイクはスペシャライズドのRoubaixに乗っていた石さんですが、「もっとレーシーなバイクが欲しくなっちゃって」ということで、このバイクの購入に踏み切ったそう。
完成車からさっそく多くのパーツを交換しているとのことが見て取れますが、コンセプトは平地を速く走るということだそう。「体格が大きいので、登りよりも平坦のほうが得意なんです。なので、ホイールもディープにして、サドルやハンドルも巡航がしやすいものを選んでいます。」と石さん。
平坦メインといえば、メリダのエアロロードREACTが思い浮かぶところ。なぜあえてSCULTURAを選んだのかということについては、「そこはルックスで選びました(笑)SCULTURAのすっきりとした見た目が気に入りました!」とのことでした。
荒木太さん(Team ARI) BMC SLR01
レース中もド派手な黄色いウェアとバイクが目立っていた荒木さんが駆るのはBMCのSLR01。見慣れないカラーのフレームだなと思ったらそれもそのはず。フレームのロゴやグラフィックに合わせ、チームカラーであるイエローのカッティングステッカーを上から貼り合わせチューンアップしたという。チームへの愛着が感じられる1台だ。
荒木さんはこの日ロード耐久の男女混合クラスで2位に入賞。彼女さんも自転車乗りで、ともに様々なレースの男女混合クラスに参加し表彰台を目指して自転車を楽しんでいるという。BMCのハイエンドモデルSLR01にコンポーネントはデュラエース、ホイールはZIPP404とレースに出るには納得のアッセンブルだ。
「カラーリングは小物にまでこだわっています!」と荒木さん。バーテープやアウターワイヤーのみならず、クランクボルトやスプロケのロックリング、ワイヤーキャップ、ガーミンのカバーに至るまで黄色で統一され、バイクカラーリングのお手本の様な1台でした。
武江賢太さん(SUNNYDAYCYCLE)サーリー パグスレイ
ダークオリーブのミリタリールックなサーリーのファットバイク、パグスレイに乗っていた武江さん。シングルスピードでかなりスタイルを感じる一台ですが、近くに寄って見てみるとさらなるこだわりポイントがちりばめられた自転車でした。もっとも目を引くのは、見慣れない形のハンドルバー。
ジョーンズバイクのマルチポジションバーであるH-Bar Loopは4つのポジションを実現するスグレもの。乗り方次第で握りかたが広がってくインスピレーションに満ちたハンドルバーにはグリップとバーテープが巻かれる。特に目立つのはオレンジのバーテープで、よく見れば自転車の各所にオレンジのパーツが配置されている。
「なんとかしてオレンジのパーツを入れたいんですけど、なかなか見つからないんですよね、」という武江さん。中でもお気に入りのパーツはレリックのフラットペダル。かなり前に購入したものだが、アルマイトの発色なども好みにドンピシャとのことで、手放せない逸品なんだとか。
西川沙代子さん(チームミッチーズキッチン)キャノンデール F-Si
クラスで2位に入ったというこちらの西川さんの愛車は、鮮やかなオレンジが印象的なキャノンデールのハードテールXCバイク、F-Si。メリダミヤタカップは2度目で、前回は3位、今回は2位ということで次回の目標は?と水を向けると「もちろん1位でしょ!」というノリの良さ。
このF-Si、実は初めてのMTBとのこと。「絶対にLEFTYのバイクに乗りたかったんですよ!だってかっこいいじゃないですか!?」と西川さん。オレンジのカラーもお気に入りで、今ではすっかりいい相棒です、という。そんなバイクのこだわりポイントはESIのグリップと、ケチャップカラーのボトル。
今回のコースについては「舗装路が多かったので、かなり脚力を問われるコースでしたけど、楽しかったです」とのこと。前回はレンタルバイクで出場したという西川さん。この一年間さらに愛車を乗り込んで、ぜひ今年は表彰台の真ん中を目指してほしいですね。
松田賢太郎さん(サイクラリー喜輪)メリダ BIG.NINE7000
ペアエンデューロで優勝した松田さん。普段はCJのエリートカテゴリーで走る選手で、そう聞くと納得の走りを披露してくれていました。「舗装路が多めで、ところどころにオフロードが出てくる程度なので、ロード練のようなイメージでした。ほかのMTBレースとは少し違う感じで慣れが必要でしたね」とレースを振り返る。
そんな松田さんの愛車はメリダの最新モデル、BIG.NINE 7000。XTの完成車モデルで、日本にはおそらくこの一台しか入ってきていないというスペシャルバイクだ。なんと1か月前に納車されたばかりだというバイクですが、「シートポストやステーが絶妙にしなってくれるので、段差があるところでも進んでいくんですよ。」と既にかなり乗りこなしている様子。
パーツに関しては「余計なものは極力つけないように、シンプルなパーツを付けています。」とのこと。ボトルケージも金属製のトラディショナルなものを愛用していたり、ペダルもクランクブラザーズのエッグビーターを昔から使い続けていたりと、選手らしいこだわりが詰まった一台でした。
text&photo:Naoki.YASUOKA
photo:Yuto.MURATA
チーム横須賀UNOレーシングのみなさん ルック 765 & 586
フランスのレーシングブランド、ルックを駆る女性トリオをお見掛けしたので、ついついお声がけ。みなさん、横須賀にある自転車ショップ、ウーノに通われている方々。かなりレーシーなイメージのルックをなぜ選んだのかお尋ねしてみたところ、ショップイチオシのブランドがルックなんだとか。
赤の586に乗る亀井さんは2台目のマシンということだが、白の586に乗る吉沢さんとモンドリアンカラーの765を駆る茂野さんはなんとこれが初めてのロードバイクだという。「フィッティングには力を入れているショップなので、とても体に合っていてすごく走りやすいんですよ」と吉沢さん。
一方の茂野さんは、なんとこのレースが愛車のデビュー戦。感想を伺ってみると、「少し前の日産スタジアムのエンデューロにクロスバイクで出たんです。それに比べると軽くて速くてびっくりしました(笑)」。メリダミヤタカップに間に合わせるためにショップを急かして組んでもらったピカピカの一台で、見ているこちらもうれしい気分になりました。
石悠太さん (SBC湘南藤沢)メリダ SUCLTURA 6000
メリダのオールラウンドバイクのハイグレードモデルに位置するSUCLTURA 6000を愛車にする石さん。自転車歴は1年半ほどとのことですが、このバイクはすでに2台目。最初のバイクはスペシャライズドのRoubaixに乗っていた石さんですが、「もっとレーシーなバイクが欲しくなっちゃって」ということで、このバイクの購入に踏み切ったそう。
完成車からさっそく多くのパーツを交換しているとのことが見て取れますが、コンセプトは平地を速く走るということだそう。「体格が大きいので、登りよりも平坦のほうが得意なんです。なので、ホイールもディープにして、サドルやハンドルも巡航がしやすいものを選んでいます。」と石さん。
平坦メインといえば、メリダのエアロロードREACTが思い浮かぶところ。なぜあえてSCULTURAを選んだのかということについては、「そこはルックスで選びました(笑)SCULTURAのすっきりとした見た目が気に入りました!」とのことでした。
荒木太さん(Team ARI) BMC SLR01
レース中もド派手な黄色いウェアとバイクが目立っていた荒木さんが駆るのはBMCのSLR01。見慣れないカラーのフレームだなと思ったらそれもそのはず。フレームのロゴやグラフィックに合わせ、チームカラーであるイエローのカッティングステッカーを上から貼り合わせチューンアップしたという。チームへの愛着が感じられる1台だ。
荒木さんはこの日ロード耐久の男女混合クラスで2位に入賞。彼女さんも自転車乗りで、ともに様々なレースの男女混合クラスに参加し表彰台を目指して自転車を楽しんでいるという。BMCのハイエンドモデルSLR01にコンポーネントはデュラエース、ホイールはZIPP404とレースに出るには納得のアッセンブルだ。
「カラーリングは小物にまでこだわっています!」と荒木さん。バーテープやアウターワイヤーのみならず、クランクボルトやスプロケのロックリング、ワイヤーキャップ、ガーミンのカバーに至るまで黄色で統一され、バイクカラーリングのお手本の様な1台でした。
武江賢太さん(SUNNYDAYCYCLE)サーリー パグスレイ
ダークオリーブのミリタリールックなサーリーのファットバイク、パグスレイに乗っていた武江さん。シングルスピードでかなりスタイルを感じる一台ですが、近くに寄って見てみるとさらなるこだわりポイントがちりばめられた自転車でした。もっとも目を引くのは、見慣れない形のハンドルバー。
ジョーンズバイクのマルチポジションバーであるH-Bar Loopは4つのポジションを実現するスグレもの。乗り方次第で握りかたが広がってくインスピレーションに満ちたハンドルバーにはグリップとバーテープが巻かれる。特に目立つのはオレンジのバーテープで、よく見れば自転車の各所にオレンジのパーツが配置されている。
「なんとかしてオレンジのパーツを入れたいんですけど、なかなか見つからないんですよね、」という武江さん。中でもお気に入りのパーツはレリックのフラットペダル。かなり前に購入したものだが、アルマイトの発色なども好みにドンピシャとのことで、手放せない逸品なんだとか。
西川沙代子さん(チームミッチーズキッチン)キャノンデール F-Si
クラスで2位に入ったというこちらの西川さんの愛車は、鮮やかなオレンジが印象的なキャノンデールのハードテールXCバイク、F-Si。メリダミヤタカップは2度目で、前回は3位、今回は2位ということで次回の目標は?と水を向けると「もちろん1位でしょ!」というノリの良さ。
このF-Si、実は初めてのMTBとのこと。「絶対にLEFTYのバイクに乗りたかったんですよ!だってかっこいいじゃないですか!?」と西川さん。オレンジのカラーもお気に入りで、今ではすっかりいい相棒です、という。そんなバイクのこだわりポイントはESIのグリップと、ケチャップカラーのボトル。
今回のコースについては「舗装路が多かったので、かなり脚力を問われるコースでしたけど、楽しかったです」とのこと。前回はレンタルバイクで出場したという西川さん。この一年間さらに愛車を乗り込んで、ぜひ今年は表彰台の真ん中を目指してほしいですね。
松田賢太郎さん(サイクラリー喜輪)メリダ BIG.NINE7000
ペアエンデューロで優勝した松田さん。普段はCJのエリートカテゴリーで走る選手で、そう聞くと納得の走りを披露してくれていました。「舗装路が多めで、ところどころにオフロードが出てくる程度なので、ロード練のようなイメージでした。ほかのMTBレースとは少し違う感じで慣れが必要でしたね」とレースを振り返る。
そんな松田さんの愛車はメリダの最新モデル、BIG.NINE 7000。XTの完成車モデルで、日本にはおそらくこの一台しか入ってきていないというスペシャルバイクだ。なんと1か月前に納車されたばかりだというバイクですが、「シートポストやステーが絶妙にしなってくれるので、段差があるところでも進んでいくんですよ。」と既にかなり乗りこなしている様子。
パーツに関しては「余計なものは極力つけないように、シンプルなパーツを付けています。」とのこと。ボトルケージも金属製のトラディショナルなものを愛用していたり、ペダルもクランクブラザーズのエッグビーターを昔から使い続けていたりと、選手らしいこだわりが詰まった一台でした。
text&photo:Naoki.YASUOKA
photo:Yuto.MURATA
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