2009/10/27(火) - 21:36
ホノルルセンチュリーライドの100マイルにチャレンジしたあるカップル参加者に、お邪魔虫レポーターのYuftaがゆるめの密着取材(笑)。100マイルを走る道すがら、感想をたびたび伺いました。来年、カップルでの参加を考える方は必見!
今回、取材班が同行したトップツアーのホノルルセンチュリーライドツアーにカップルで参加された大久保さんと若山さん。2度目の挑戦という2人のライドを追いかけました。大会前日からゴールまで、2人のホノルル・クロニクルをどうぞ。
<大会前日 「100マイルを走りたい!」>
まずは大会前日。トップツアーの主催するホノルルセンチュリーライド事前講習会でお話を伺いました。日本人として初めてツール・ド・フランスを走った今中大介さんと、栄養士の資格を持つタレントの絹代さんの絶妙な掛け合いで大盛況だった事前講習会を受けて、2人の意気込みは。
大久保さん「ホノルルセンチュリーライドは2年前に初めて参加しました。その時は50マイルで引き返したので、2回目の今年は100マイルを走りたいですね。あんまりトレーニングとかはしていなんですけど。でもやぱりハワイを走るのにちょっとナーバスになります。右側走行に気を遣ったり。」
若山さん「ジャングルエリア(およそ30km地点)は通過したいです。2年前、じつはここで落車しちゃって…流血騒ぎだったんです(笑)」
大久保さん「事前講習会はためになりました。とくに栄養のことはためになりました。補給食は大事ですね、100マイル走るのなら!」
若山さん「明日はペース配分に気をつかって走りたいと思います。心境ですか? とにかく楽しみです!」
<いよいよスタート!もう帰りたい?25マイル折り返しAS>
ついにスタート。2人は未知の100マイル目指して走り出します。この日初めて話を伺ったのは、100マイル走者にとって最初のエイドステーション(AS)となるサンディ・ビーチパーク。25マイル(40km)の折り返し地点にあたるここはスタートから20km。ここに来るまでに難所ハートブレイクヒルを越えてきたはずですが…。
大久保さん「まだまだ先は長いですが、体調は万全です。」
若山さん「もう帰りたい〜!って、ウソ(笑)。まだまだ行けます。坂は昨日のプラクティスライドと同じくらいしか上れなかったんですけど、同じくらい上れたんだし、いっか! 先は長いので。」
大久保さん「よしっ、ガッツで行きますか!ペースが気になるけど。」
<100マイルへの鬼門 75マイル折り返しAS「足がパンパン」>
ホノルルセンチュリーライドで100マイルを目指す参加者にとって、一番の関所と言えるのが75マイルの折り返し地点AS。距離では60km地点にあたるキング・インターミディエイト・スクールASだ。先に進むためにはここを10:30までに通過しなくてはいけないのだが、この時間設定が障害となる。
例年このASで100マイルへの道を閉ざされてしまう参加者が多い中、2人は30分近く余裕を持ってここに到着。2年前の50マイルを越える記録更新とともに、100マイルへの道が見えてきた!
若山さん「自己記録更新したぁ〜。」
大久保さん「まだ越えてないけど、これでゴールまでたどり着ければ記録更新です。いや、10:30よりも前に来られて良かった。」
若山さん「がんばりますが、足がパンパンですもうすでに。足に力が入らなくてさっき転びました、マル(笑)でもがんばりまーす。」
<100マイル折り返し地点を越えてゴールへ!>
次にお二人の姿を見つけたのは100km地点のエイドステーション。すでに100マイルの折り返しポイントを過ぎ、あとはゴールに向かってひたすらペダルを漕ぐだけ。だいぶ走ってきたため、少し表情にも疲れが見えます。ゴールでの再会を祈り、私は取材へと別れました。
100マイル折り返しASからおよそ5時間30分。ゴール地点のカピオラニ公園についに2人が到着!ゴール前、160kmの長い道のりを越えた2人の表情は、笑顔と自信に満ちた素敵なもの。2年前の記録更新とともに、目標の100マイルを2人で協力し合って走り切りました!
-今日は逐一お話を伺ってきましたが、ついにゴールしましたね!
若山さん「ゴールしました!。ほんとに最初のASで引き返したかった、ほっんとうに引き返したかったんです(笑)。でも、行ってきました100マイルまで。もう死ぬかと思った〜。暑かったし。でも楽しかったです!」
大久保さん「最後スタミナ切れでですね、上り坂で(彼女に)抜かれました。」
若山さん「やったぁと思った。抜いたぞぉ!(笑)」
大久保さん「まぁ、下りは体重を生かして抜き返しましたが(苦笑)」
-今日一日を振り返って、いかがでしたか?
大久保さん「いままで50マイルから先には行ったことがなかったから、風景のキレイさがまた最高…」
若山さん「海の色とかね!ほんとキレイだった。自然がいっぱいだから走ってて楽しかったし、風も涼しかったですね今日は。」
最後は彼女がリードしての100マイル? いやいや、2人だからこそ走り切れたホノルルの道。ここでは語りきれない様々なドラマがこの一日にあったことでしょう! 清々しい表情の中に、お互いの信頼関係がのぞきます。
100マイル完走、おめでとうございます!末永く2人でサイクリングを楽しめますように。
text:Yufta Omata
photo:Makoto Ayano,Yufta Omata
今回、取材班が同行したトップツアーのホノルルセンチュリーライドツアーにカップルで参加された大久保さんと若山さん。2度目の挑戦という2人のライドを追いかけました。大会前日からゴールまで、2人のホノルル・クロニクルをどうぞ。
<大会前日 「100マイルを走りたい!」>
まずは大会前日。トップツアーの主催するホノルルセンチュリーライド事前講習会でお話を伺いました。日本人として初めてツール・ド・フランスを走った今中大介さんと、栄養士の資格を持つタレントの絹代さんの絶妙な掛け合いで大盛況だった事前講習会を受けて、2人の意気込みは。
大久保さん「ホノルルセンチュリーライドは2年前に初めて参加しました。その時は50マイルで引き返したので、2回目の今年は100マイルを走りたいですね。あんまりトレーニングとかはしていなんですけど。でもやぱりハワイを走るのにちょっとナーバスになります。右側走行に気を遣ったり。」
若山さん「ジャングルエリア(およそ30km地点)は通過したいです。2年前、じつはここで落車しちゃって…流血騒ぎだったんです(笑)」
大久保さん「事前講習会はためになりました。とくに栄養のことはためになりました。補給食は大事ですね、100マイル走るのなら!」
若山さん「明日はペース配分に気をつかって走りたいと思います。心境ですか? とにかく楽しみです!」
<いよいよスタート!もう帰りたい?25マイル折り返しAS>
ついにスタート。2人は未知の100マイル目指して走り出します。この日初めて話を伺ったのは、100マイル走者にとって最初のエイドステーション(AS)となるサンディ・ビーチパーク。25マイル(40km)の折り返し地点にあたるここはスタートから20km。ここに来るまでに難所ハートブレイクヒルを越えてきたはずですが…。
大久保さん「まだまだ先は長いですが、体調は万全です。」
若山さん「もう帰りたい〜!って、ウソ(笑)。まだまだ行けます。坂は昨日のプラクティスライドと同じくらいしか上れなかったんですけど、同じくらい上れたんだし、いっか! 先は長いので。」
大久保さん「よしっ、ガッツで行きますか!ペースが気になるけど。」
<100マイルへの鬼門 75マイル折り返しAS「足がパンパン」>
ホノルルセンチュリーライドで100マイルを目指す参加者にとって、一番の関所と言えるのが75マイルの折り返し地点AS。距離では60km地点にあたるキング・インターミディエイト・スクールASだ。先に進むためにはここを10:30までに通過しなくてはいけないのだが、この時間設定が障害となる。
例年このASで100マイルへの道を閉ざされてしまう参加者が多い中、2人は30分近く余裕を持ってここに到着。2年前の50マイルを越える記録更新とともに、100マイルへの道が見えてきた!
若山さん「自己記録更新したぁ〜。」
大久保さん「まだ越えてないけど、これでゴールまでたどり着ければ記録更新です。いや、10:30よりも前に来られて良かった。」
若山さん「がんばりますが、足がパンパンですもうすでに。足に力が入らなくてさっき転びました、マル(笑)でもがんばりまーす。」
<100マイル折り返し地点を越えてゴールへ!>
次にお二人の姿を見つけたのは100km地点のエイドステーション。すでに100マイルの折り返しポイントを過ぎ、あとはゴールに向かってひたすらペダルを漕ぐだけ。だいぶ走ってきたため、少し表情にも疲れが見えます。ゴールでの再会を祈り、私は取材へと別れました。
100マイル折り返しASからおよそ5時間30分。ゴール地点のカピオラニ公園についに2人が到着!ゴール前、160kmの長い道のりを越えた2人の表情は、笑顔と自信に満ちた素敵なもの。2年前の記録更新とともに、目標の100マイルを2人で協力し合って走り切りました!
-今日は逐一お話を伺ってきましたが、ついにゴールしましたね!
若山さん「ゴールしました!。ほんとに最初のASで引き返したかった、ほっんとうに引き返したかったんです(笑)。でも、行ってきました100マイルまで。もう死ぬかと思った〜。暑かったし。でも楽しかったです!」
大久保さん「最後スタミナ切れでですね、上り坂で(彼女に)抜かれました。」
若山さん「やったぁと思った。抜いたぞぉ!(笑)」
大久保さん「まぁ、下りは体重を生かして抜き返しましたが(苦笑)」
-今日一日を振り返って、いかがでしたか?
大久保さん「いままで50マイルから先には行ったことがなかったから、風景のキレイさがまた最高…」
若山さん「海の色とかね!ほんとキレイだった。自然がいっぱいだから走ってて楽しかったし、風も涼しかったですね今日は。」
最後は彼女がリードしての100マイル? いやいや、2人だからこそ走り切れたホノルルの道。ここでは語りきれない様々なドラマがこの一日にあったことでしょう! 清々しい表情の中に、お互いの信頼関係がのぞきます。
100マイル完走、おめでとうございます!末永く2人でサイクリングを楽しめますように。
text:Yufta Omata
photo:Makoto Ayano,Yufta Omata