2016/02/23(火) - 09:56
使い勝手がよく高い人気を集めるシマノのバックパックの2016年モデルがリリースされた。今回はフルモデルチェンジを果たしたHシリーズを中心に、R-8やUシリーズを紹介しよう。
シマノ H-26
日をまたぐようなツーリングに最適な容量と、マウンテンバイクライドに最適なフィット感と安定感を兼ね備える「Hシリーズ」がモデルチェンジ。より洗練されたデザインと機能性を身につけ、より使いやすいツーリング用バッグとなった。
昨年モデルからの変更点としては、複数のラインアップが用意されていたのに対して、2016年モデルでは26リットルの1種類の展開となっている。ロングツーリングにピッタリなバックパックとしての容量とされ、選びやすくなっている。
新モデル「H-26」は旧シリーズの面影を残しつつ機能性が洗練された。荷室の2種類のポケットは従来通りだが、さらに1つポケットが設けられ使い勝手を向上させた。メインとなる荷室の下には、開閉可能なパーテーションで仕切られた収納スペースが用意されている。重い荷物を運ぶ時の重量配分の役に立つとともに、使用頻度が高いものを収納すると便利だろう。
加えて、外部ポケットが数多く設けられた。ポケット内部がフリースで収納品を傷つけにくいもの、ボトルなどを差し込んでおけるバッグサイドのメッシュポケット、ウエストベルトのポケットなど。多彩なポケットを用意することで、収納するもののタイプによって使い分ける事が可能となった。
もちろん、ヘルメットやプロテクター用などのホルダーも装備。バッグ最下部にあるポケットにはレインカバーが収められているなど、様々なシチュエーションに対応できるように準備がされている。
従来モデルと大きく異なるのは身体とバッグの接点だ。背中のパネル、ショルダーストラップ、ウェストベルト全てメッシュとされており、快適性を高めている。特にウェストベルトのポケット周りは形状が工夫されるほどのこだわりだ。加えて、それぞれのクッション量を多くし、重い荷物を背負った際の負担を低減させた。フィット感と安定感が高く、ダンシングなど横の動きを加えてもバッグが暴れてしまう心配は少ないだろう。カラーはイジァンブルー、ブラック、ゴールデンオリーブの3色が用意されている。価格は14,000円(税抜)。
シマノ H-26
容 量:26L
重 量:1,080g
カラー:イジァンブルー、ブラック、ゴールデンオリーブ
価 格:14,000円(税抜)
※1 ハーネス部のクッション材のカラーは、実際の製品ではグレーになります。
シマノ R-8
日帰りのロングツーリングや輪行サイクリングにピッタリなバッグパック「Rシリーズ」。12リットル、16リットルという中程度の容量が揃うラインアップに、2016年モデルからは8リットルが仲間入りを果たした。ミニマムな装備を持ち運ぶシチュエーションに活躍してくれるバックパックだ。
R-8は従来モデルより一回りコンパクトとなっているが、多彩なポケットが設けられており、優れた使い勝手のバックパックへと仕立てられている。メインの荷室には3種類のポケットが、バッグの外側にはフリース素材で収納品を傷つけないポケットや、キーホルダーが設けられたポケット、ウェストベルトなどが装備された。
もちろんメインの荷室も扱いやすく、サイクリングに必要な工具類はもちろんのこと、ポケットに入れるとかさばりやすいウィンドジャケットや、タオル、着替えのシャツ、輪行袋などを収納するのにピッタリだ。バッグの外側にはヘルメットホルダーが設けられているため、輪行時にかさばりやすいヘルメットも運びやすい。
バックパネルやショルダーストラップはメッシュ素材となっており、バッグと身体の間にこもりやすい熱を積極的に排出してくれるだろう。加えて、各ストラップはワイドな形状となっており、身体とのフィット感を高めている。
Rシリーズはカラーバリエーションに優れることも特徴で、ブラック、ブラック/ヴィリディアングリーン、ファイアリレッド、ブラック/ライトニングブルーという4種類が用意された。R-8は重量495gで、価格は6,500円とシマノ・バックパックでは最も選びやすいエントリーグレードだ。R-12は重量605g、価格は7,500円、R-16は重量725g、価格は8,500円(税抜)。
シマノ Rシリーズ
容 量:8リットル、12リットル、16リットル
重 量:495g(R-8)、605g(R-12)、725g(R-16)
カラー:ブラック、ブラック/ヴィリディアングリーン、ファイアリレッド、ブラック/ライトニングブルー
価 格:6,500円(R-8)、7,500円(R-12)、8,500円(R-16、いずれも税抜)
シマノ Uシリーズ
人気が高いシマノ・バックパックの「Uシリーズ」は、前傾とした際も身体にフィットするように開発された、アクティブなトレイルライド用のバックパック。ミニマムな荷物だけを持ち運び、アグレッシブに動きまわるシチュエーションにピッタリだ。2015モデルのカラー違いだが、詳しいインプレッションはこちら。
優れたフィット感を与えてくれるのは、ストラップ自体を胸元でまとめ上げ、自由な筋肉の動きや腹式呼吸を可能とするライダーフィットクロスハーネスと呼ばれるショルダーストラップ。クロスハーネスは肩周りは無段階で長さ調節、腰回りはベルトとハーネスのフラップである程度自由に調節することが可能なため、幅広いライダーにも高いフィット感を与えてくれるだろう。
Uシリーズは容量が小さいモデルが多いが、どのモデルも多彩なポケットを持っていることが特徴だ。例えば、メインの荷室に設けられたミニツール用メッシュポケット、貴重品を傷つける心配の少ないフリースポケット、サイドポケットなど。ヘルメットやプロテクター、アイウェアのホルダーなども設け、使い勝手を高めている。
また、ハイドレーションにも対応しており、ショルダーストラップにはチューブホルダーが、リザーバータンクを収める場所にはパックを締めあげてバック内で暴れるのを防止するストラップが備え付けられている。
2016年モデルではカラーバリエーションが大きく変更された。通常モデルのU-2、6、10、15には、ファイアリレッドとインペリアルブルー、ライムイエローという3色の新カラーが登場。ブラック/ライトニングブルーとあわせて4種類の展開となった。
欧米で盛り上がりを見せるMTBエンデューロレースのためのアップデートが施されたU4-Eは、ブラック/アーミーグリーンという新色が登場。ブラック/ライトニングブルーとあわせて2カラーの展開だ。
シマノ Uシリーズ
容 量:2、6、10、15L
カラー:ファイアリレッド、インペリアルブルー、ライムイエロー、ブラック/ライトニングブルー
価 格:8,000円(2L)、9,000円(6L)、10,000円(10L)、11,000円(15L、いずれも税抜)
シマノ U-4E
容 量:4リットル
カラー:ブラック/アーミーグリーン、ブラック/ライトニングブルー
価 格:11,000円(税抜)
シマノ H-26
日をまたぐようなツーリングに最適な容量と、マウンテンバイクライドに最適なフィット感と安定感を兼ね備える「Hシリーズ」がモデルチェンジ。より洗練されたデザインと機能性を身につけ、より使いやすいツーリング用バッグとなった。
昨年モデルからの変更点としては、複数のラインアップが用意されていたのに対して、2016年モデルでは26リットルの1種類の展開となっている。ロングツーリングにピッタリなバックパックとしての容量とされ、選びやすくなっている。
新モデル「H-26」は旧シリーズの面影を残しつつ機能性が洗練された。荷室の2種類のポケットは従来通りだが、さらに1つポケットが設けられ使い勝手を向上させた。メインとなる荷室の下には、開閉可能なパーテーションで仕切られた収納スペースが用意されている。重い荷物を運ぶ時の重量配分の役に立つとともに、使用頻度が高いものを収納すると便利だろう。
加えて、外部ポケットが数多く設けられた。ポケット内部がフリースで収納品を傷つけにくいもの、ボトルなどを差し込んでおけるバッグサイドのメッシュポケット、ウエストベルトのポケットなど。多彩なポケットを用意することで、収納するもののタイプによって使い分ける事が可能となった。
もちろん、ヘルメットやプロテクター用などのホルダーも装備。バッグ最下部にあるポケットにはレインカバーが収められているなど、様々なシチュエーションに対応できるように準備がされている。
従来モデルと大きく異なるのは身体とバッグの接点だ。背中のパネル、ショルダーストラップ、ウェストベルト全てメッシュとされており、快適性を高めている。特にウェストベルトのポケット周りは形状が工夫されるほどのこだわりだ。加えて、それぞれのクッション量を多くし、重い荷物を背負った際の負担を低減させた。フィット感と安定感が高く、ダンシングなど横の動きを加えてもバッグが暴れてしまう心配は少ないだろう。カラーはイジァンブルー、ブラック、ゴールデンオリーブの3色が用意されている。価格は14,000円(税抜)。
シマノ H-26
容 量:26L
重 量:1,080g
カラー:イジァンブルー、ブラック、ゴールデンオリーブ
価 格:14,000円(税抜)
※1 ハーネス部のクッション材のカラーは、実際の製品ではグレーになります。
シマノ R-8
日帰りのロングツーリングや輪行サイクリングにピッタリなバッグパック「Rシリーズ」。12リットル、16リットルという中程度の容量が揃うラインアップに、2016年モデルからは8リットルが仲間入りを果たした。ミニマムな装備を持ち運ぶシチュエーションに活躍してくれるバックパックだ。
R-8は従来モデルより一回りコンパクトとなっているが、多彩なポケットが設けられており、優れた使い勝手のバックパックへと仕立てられている。メインの荷室には3種類のポケットが、バッグの外側にはフリース素材で収納品を傷つけないポケットや、キーホルダーが設けられたポケット、ウェストベルトなどが装備された。
もちろんメインの荷室も扱いやすく、サイクリングに必要な工具類はもちろんのこと、ポケットに入れるとかさばりやすいウィンドジャケットや、タオル、着替えのシャツ、輪行袋などを収納するのにピッタリだ。バッグの外側にはヘルメットホルダーが設けられているため、輪行時にかさばりやすいヘルメットも運びやすい。
バックパネルやショルダーストラップはメッシュ素材となっており、バッグと身体の間にこもりやすい熱を積極的に排出してくれるだろう。加えて、各ストラップはワイドな形状となっており、身体とのフィット感を高めている。
Rシリーズはカラーバリエーションに優れることも特徴で、ブラック、ブラック/ヴィリディアングリーン、ファイアリレッド、ブラック/ライトニングブルーという4種類が用意された。R-8は重量495gで、価格は6,500円とシマノ・バックパックでは最も選びやすいエントリーグレードだ。R-12は重量605g、価格は7,500円、R-16は重量725g、価格は8,500円(税抜)。
シマノ Rシリーズ
容 量:8リットル、12リットル、16リットル
重 量:495g(R-8)、605g(R-12)、725g(R-16)
カラー:ブラック、ブラック/ヴィリディアングリーン、ファイアリレッド、ブラック/ライトニングブルー
価 格:6,500円(R-8)、7,500円(R-12)、8,500円(R-16、いずれも税抜)
シマノ Uシリーズ
人気が高いシマノ・バックパックの「Uシリーズ」は、前傾とした際も身体にフィットするように開発された、アクティブなトレイルライド用のバックパック。ミニマムな荷物だけを持ち運び、アグレッシブに動きまわるシチュエーションにピッタリだ。2015モデルのカラー違いだが、詳しいインプレッションはこちら。
優れたフィット感を与えてくれるのは、ストラップ自体を胸元でまとめ上げ、自由な筋肉の動きや腹式呼吸を可能とするライダーフィットクロスハーネスと呼ばれるショルダーストラップ。クロスハーネスは肩周りは無段階で長さ調節、腰回りはベルトとハーネスのフラップである程度自由に調節することが可能なため、幅広いライダーにも高いフィット感を与えてくれるだろう。
Uシリーズは容量が小さいモデルが多いが、どのモデルも多彩なポケットを持っていることが特徴だ。例えば、メインの荷室に設けられたミニツール用メッシュポケット、貴重品を傷つける心配の少ないフリースポケット、サイドポケットなど。ヘルメットやプロテクター、アイウェアのホルダーなども設け、使い勝手を高めている。
また、ハイドレーションにも対応しており、ショルダーストラップにはチューブホルダーが、リザーバータンクを収める場所にはパックを締めあげてバック内で暴れるのを防止するストラップが備え付けられている。
2016年モデルではカラーバリエーションが大きく変更された。通常モデルのU-2、6、10、15には、ファイアリレッドとインペリアルブルー、ライムイエローという3色の新カラーが登場。ブラック/ライトニングブルーとあわせて4種類の展開となった。
欧米で盛り上がりを見せるMTBエンデューロレースのためのアップデートが施されたU4-Eは、ブラック/アーミーグリーンという新色が登場。ブラック/ライトニングブルーとあわせて2カラーの展開だ。
シマノ Uシリーズ
容 量:2、6、10、15L
カラー:ファイアリレッド、インペリアルブルー、ライムイエロー、ブラック/ライトニングブルー
価 格:8,000円(2L)、9,000円(6L)、10,000円(10L)、11,000円(15L、いずれも税抜)
シマノ U-4E
容 量:4リットル
カラー:ブラック/アーミーグリーン、ブラック/ライトニングブルー
価 格:11,000円(税抜)
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