2015/11/03(火) - 09:09
ロードバイクやMTB、アーバンバイクまで製造する世界最大規模の自転車ブランド、ジャイアント。これまで各分野で培ってきた技術を集めたオールコンディションバイク「TOUGHROAD」が登場した。同時に登場したバイクバッキング用のバッグシリーズ「SCOUT」も合わせて紹介しよう。
キャンプツーリングというと今まではキャリアやパニアバッグとそれに対応した自転車を用意しなければならなかった。しかし、近年は大型のハンドルバーバッグやシートポストバッグを一般的なロードバイクやMTBに装着し荷物を運び、気軽にキャンプツーリングを楽しもうという新しいスタイル「バイクパッキング」のムーブメントが世界各地で起こりつつあるという。
流行の兆しを見せるバイクパッキングに注目したジャイアントは、2016年モデルでバイクパッキングのベース車両にピッタリだという「TOUGHROAD(タフロード)」をリリースした。もちろん主流であるキャリア/パニアバッグでのキャンプツーリングもできるように、フレームとフォークとともにダボ穴が設けられている。自転車ツーリングをスタイル選ばず楽しみたいというライダーのためのジャイアントの意欲作である。
TOUGHROADは街中ではロードバイクやクロスバイクのように軽快に走ることができ、オフロードではMTBやシクロクロスバイクのようにグラベルを駆け抜けることができる走行性能を備えた、名前通りタフネスなフラットバーバイクだ。
ダートを楽しく走るためのパーツがTOUGHROADには装備されている。マキシス MAXXLITEというセミブロックタイヤは700Cで幅50mmという太さがあり、滑りやすいダートでも優れたグリップ力を発揮してくれる。また、大きいエアボリュームによって衝撃も吸収してくれるため快適性も高いはずだ。
ブレーキにはどのようなシチュエーションでも高い制動力を発揮するディスクブレーキが装備されているため、安心して走行することが可能だ。コンポーネントにはワイド&ローギアードのMTB用パーツが採用されており、グラベルの上り坂なども走破しやすくなっている。
また、ジャイアントが誇る高剛性、軽量のALUXX SLRアルミニウムが採用されたフレームは、オンロードとオフロードのどちらでも軽快に走る走行性能が備えられた。加えて、シートチューブはBBに近づくに連れて太くなる上下異径デザインとすることで、ペダリングパワーを推進力へと変換する剛性と、振動吸収性を両立させていることも特徴の1つだ。
加えてシートピラーには、シクロバイクTCXやエンデュランスロードDefyシリーズにも取り入れられ、通常の27.2mm径のピラーと比較して衝撃を受けた際のしなり量が46%も多いD型断面の「D-Fuse」を採用する。これらによってTOUGHROADのグラベルでの路面追従性と快適性が大幅に向上した。
ラインアップはパーツアッセンブリー違いの「SLR1」と「SLR2」という2種類。ハイグレードSLR1のドライブトレインはスラム X7、GXの2種類が組み合わされている。フロントは42-28Tの2速、リアは11-36Tの10速という設定だ。ブレーキはシマノ M395。SLR1は前後のキャリアも標準で装備されているため、購入してすぐに旅や自転車通勤などに出かけられる仕様となっている。価格は140,000円(税抜)。
SLR2はセカンドグレードながら、ドライブトレインとブレーキともに信頼性の高いシマノ製で統一されている。ギア構成はフロント22-32-44Tの3速、リア11-34Tの9速という設定だ。価格は110,000円(税抜)。
ジャイアント TOUGHROAD SLR1
フレーム:ALUXX SLR-Grade Aluminum OLD135mm、D-Fuse Composite Seat Pillar
フォーク:Advanced SL-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
ドライブトレイン:SRAM GX / X7
クランクセット:SRAM S1000
ブレーキ:SHIMANO M395 160mm Rotors
タイヤ:MAXXIS MAXLITE SPEED 29x2.0
付属品:前後キャリア、ベル
サイズ:430(XS)、460(S)、490(M)mm
重 量:11.9kg(490mm)重量はキャリアを含む
価 格:140,000円(税抜)
ジャイアント TOUGHROAD SLR2
フレーム:ALUXX SLR-Grade Aluminum OLD135mm、D-Fuse Aluminum Seat Pillar
フォーク:Advanced SL-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
ドライブトレインSHIMANO ACERA / ALIVIO
クランクセット:SHIMANO ACERA Triple
ブレーキ:SHIMANO M355 160mm Rotors
タイヤ:MAXXIS MAXLITE SPEED 29x2.0
付属品:ベル
サイズ:430(XS)、460(S)、490(M)mm
重 量:11.3kg(490mm)
価 格:110,000円(税抜)
ジャイアント SCOUT SERIES
ジャイアントはバイクのTOUGHROADとあわせて、バイクパッキング用のバッグシリーズ「SCOUT」も同時にリリースした。ラインアップされているハンドルバーバッグ、フレームバッグ、シートバッグなど3種類のバッグを紹介しよう。いずれも大型で1~2泊のキャンプ用品を詰め込むことができるはずだ。
SCOUT HANDLEBAR BAGは、ハンドルに装着するハーネスと荷物を収納するスタッフバッグが別体となっているバッグ。ハーネスは自転車に取り付けたまま、スタッフバッグをハーネスから外し荷物の出し入れができ、使い勝手の良いことが特徴である。
スタッフバッグの容量は6Lと、1~2泊分の着替えもしくはシュラフやコンパクトなテントならば収納できるほどのサイズとなっているはずだ。また、片側がロールトップ仕様となっており、荷物に合わせて細かく容量を変えることができる。また、収納口を丸めて閉じるため防水性が高いことも特徴だ。サイズは15×15×47cm、重量は275g。価格は7,000円(税抜)。
SCOUTシリーズでは自転車の前三角形に収めるフレームバッグも用意されている。600Dの防水ナイロン生地を採用したバッグは耐久性に優れることが特徴だ。ラインアップはサイズ別に2種類が揃えられ、様々なフレームサイズに対応することができる。
寸法が38×8.5×15cmというSサイズは容量4.2Lとなっている。補給食や地図、財布や携帯など小物を収納するのに便利な大きさだろう。価格は5,000円。対してLサイズは寸法44.5×8.5×23cmと長さと深さが増しており、容量は6.9Lと大きめだ。小物はもちろんのことライド中に使う頻度が高いものを収納しておくのに便利だろう。価格は6,000円(いずれも税抜)。
SCOUT SEAT BAGはサイズが42×16×19cm、容量が9.0Lという大型のサドルバッグである。1~2泊分の着替えやタオル等ならば余裕を持って収納することができる大きさだ。薄手のシュラフや一人用のテントであれば、収納することもできるだろう。価格は6,000円(税抜)。
ジャイアント SCOUT HANDLEBAR BAG
サイズ:15×15×47cm
重量:275g
容量:6.0L
価格:7,000円(税抜)
ジャイアント SCOUT FRAME BAG
サイズ:38×8.5×15cm(S)、44.5×8.5×23cm(L)
重量:240g(S)、335g(L)
容量:4.2L(S)、6.9L(L)
価格:5,000円(税抜、S)、6,000円(税抜、L)
ジャイアント SCOUT SEAT BAG
サイズ:42×16×19cm
重量:440g
容量:9.0L
価格:6,000円(税抜)
キャンプツーリングというと今まではキャリアやパニアバッグとそれに対応した自転車を用意しなければならなかった。しかし、近年は大型のハンドルバーバッグやシートポストバッグを一般的なロードバイクやMTBに装着し荷物を運び、気軽にキャンプツーリングを楽しもうという新しいスタイル「バイクパッキング」のムーブメントが世界各地で起こりつつあるという。
流行の兆しを見せるバイクパッキングに注目したジャイアントは、2016年モデルでバイクパッキングのベース車両にピッタリだという「TOUGHROAD(タフロード)」をリリースした。もちろん主流であるキャリア/パニアバッグでのキャンプツーリングもできるように、フレームとフォークとともにダボ穴が設けられている。自転車ツーリングをスタイル選ばず楽しみたいというライダーのためのジャイアントの意欲作である。
TOUGHROADは街中ではロードバイクやクロスバイクのように軽快に走ることができ、オフロードではMTBやシクロクロスバイクのようにグラベルを駆け抜けることができる走行性能を備えた、名前通りタフネスなフラットバーバイクだ。
ダートを楽しく走るためのパーツがTOUGHROADには装備されている。マキシス MAXXLITEというセミブロックタイヤは700Cで幅50mmという太さがあり、滑りやすいダートでも優れたグリップ力を発揮してくれる。また、大きいエアボリュームによって衝撃も吸収してくれるため快適性も高いはずだ。
ブレーキにはどのようなシチュエーションでも高い制動力を発揮するディスクブレーキが装備されているため、安心して走行することが可能だ。コンポーネントにはワイド&ローギアードのMTB用パーツが採用されており、グラベルの上り坂なども走破しやすくなっている。
また、ジャイアントが誇る高剛性、軽量のALUXX SLRアルミニウムが採用されたフレームは、オンロードとオフロードのどちらでも軽快に走る走行性能が備えられた。加えて、シートチューブはBBに近づくに連れて太くなる上下異径デザインとすることで、ペダリングパワーを推進力へと変換する剛性と、振動吸収性を両立させていることも特徴の1つだ。
加えてシートピラーには、シクロバイクTCXやエンデュランスロードDefyシリーズにも取り入れられ、通常の27.2mm径のピラーと比較して衝撃を受けた際のしなり量が46%も多いD型断面の「D-Fuse」を採用する。これらによってTOUGHROADのグラベルでの路面追従性と快適性が大幅に向上した。
ラインアップはパーツアッセンブリー違いの「SLR1」と「SLR2」という2種類。ハイグレードSLR1のドライブトレインはスラム X7、GXの2種類が組み合わされている。フロントは42-28Tの2速、リアは11-36Tの10速という設定だ。ブレーキはシマノ M395。SLR1は前後のキャリアも標準で装備されているため、購入してすぐに旅や自転車通勤などに出かけられる仕様となっている。価格は140,000円(税抜)。
SLR2はセカンドグレードながら、ドライブトレインとブレーキともに信頼性の高いシマノ製で統一されている。ギア構成はフロント22-32-44Tの3速、リア11-34Tの9速という設定だ。価格は110,000円(税抜)。
ジャイアント TOUGHROAD SLR1
フレーム:ALUXX SLR-Grade Aluminum OLD135mm、D-Fuse Composite Seat Pillar
フォーク:Advanced SL-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
ドライブトレイン:SRAM GX / X7
クランクセット:SRAM S1000
ブレーキ:SHIMANO M395 160mm Rotors
タイヤ:MAXXIS MAXLITE SPEED 29x2.0
付属品:前後キャリア、ベル
サイズ:430(XS)、460(S)、490(M)mm
重 量:11.9kg(490mm)重量はキャリアを含む
価 格:140,000円(税抜)
ジャイアント TOUGHROAD SLR2
フレーム:ALUXX SLR-Grade Aluminum OLD135mm、D-Fuse Aluminum Seat Pillar
フォーク:Advanced SL-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
ドライブトレインSHIMANO ACERA / ALIVIO
クランクセット:SHIMANO ACERA Triple
ブレーキ:SHIMANO M355 160mm Rotors
タイヤ:MAXXIS MAXLITE SPEED 29x2.0
付属品:ベル
サイズ:430(XS)、460(S)、490(M)mm
重 量:11.3kg(490mm)
価 格:110,000円(税抜)
ジャイアント SCOUT SERIES
ジャイアントはバイクのTOUGHROADとあわせて、バイクパッキング用のバッグシリーズ「SCOUT」も同時にリリースした。ラインアップされているハンドルバーバッグ、フレームバッグ、シートバッグなど3種類のバッグを紹介しよう。いずれも大型で1~2泊のキャンプ用品を詰め込むことができるはずだ。
SCOUT HANDLEBAR BAGは、ハンドルに装着するハーネスと荷物を収納するスタッフバッグが別体となっているバッグ。ハーネスは自転車に取り付けたまま、スタッフバッグをハーネスから外し荷物の出し入れができ、使い勝手の良いことが特徴である。
スタッフバッグの容量は6Lと、1~2泊分の着替えもしくはシュラフやコンパクトなテントならば収納できるほどのサイズとなっているはずだ。また、片側がロールトップ仕様となっており、荷物に合わせて細かく容量を変えることができる。また、収納口を丸めて閉じるため防水性が高いことも特徴だ。サイズは15×15×47cm、重量は275g。価格は7,000円(税抜)。
SCOUTシリーズでは自転車の前三角形に収めるフレームバッグも用意されている。600Dの防水ナイロン生地を採用したバッグは耐久性に優れることが特徴だ。ラインアップはサイズ別に2種類が揃えられ、様々なフレームサイズに対応することができる。
寸法が38×8.5×15cmというSサイズは容量4.2Lとなっている。補給食や地図、財布や携帯など小物を収納するのに便利な大きさだろう。価格は5,000円。対してLサイズは寸法44.5×8.5×23cmと長さと深さが増しており、容量は6.9Lと大きめだ。小物はもちろんのことライド中に使う頻度が高いものを収納しておくのに便利だろう。価格は6,000円(いずれも税抜)。
SCOUT SEAT BAGはサイズが42×16×19cm、容量が9.0Lという大型のサドルバッグである。1~2泊分の着替えやタオル等ならば余裕を持って収納することができる大きさだ。薄手のシュラフや一人用のテントであれば、収納することもできるだろう。価格は6,000円(税抜)。
ジャイアント SCOUT HANDLEBAR BAG
サイズ:15×15×47cm
重量:275g
容量:6.0L
価格:7,000円(税抜)
ジャイアント SCOUT FRAME BAG
サイズ:38×8.5×15cm(S)、44.5×8.5×23cm(L)
重量:240g(S)、335g(L)
容量:4.2L(S)、6.9L(L)
価格:5,000円(税抜、S)、6,000円(税抜、L)
ジャイアント SCOUT SEAT BAG
サイズ:42×16×19cm
重量:440g
容量:9.0L
価格:6,000円(税抜)
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