2009/07/31(金) - 13:34
今年も編集部を挙げて遊びに行く予定の「ホノルルセンチュリーライド」このイベントに少しでも多くの皆様に興味を持って頂きたく、昨年のレポートを編集部員と仲良しのオジサンにお願いしました。今回は後篇です。日々、リストラに怯えながらも遊び呆ける中年リーマンHAJIMEの活躍をお楽しみください。
9月30日(日)当日
午前3時に起床してしまいました。時差ぼけでもないのにやっぱり緊張してるんでしょうか・・・。
モーニングコールより早く起きっちゃいました。あまり睡眠時間が短いと体力消耗が大きいんでたっぷり睡眠をとろうと思ったんですが、結局あまり眠れませんでした。
準備をして降りていくと、もう何人か下で準備しています。ツアーデスクの前ではメカニックの方がテキパキと調整してくれています。わたしもポンプをチョット借りてエアーをチェック、スタート地点のカピオラニ公園へ向かいました。
カラカウア通りに出ると、すでに大勢のチャリダーが向かっています。日本人ばっかしってかんじですね。
カピオラニ公園はまだ暗いです。会場には各旅行会社が準備したテントが貼られていて、薄暗いランタンの中で、スタッフがいろいろと準備しています。彼らはいったい何時頃来たんだろう・・・。
しばらくすると、さっきのメカニックの方がこちらにやってきてここでもまた、参加者の自転車のチェックをしてくれています。こういう人たちのおかげで走れてるんだなとつくづく思うのです。
空も白んできた6時15分いよいよ今年もスタートのときがやってきました。気のせいかもしれないけど、今年はいつもより参加者が少ない感じがします。燃油サーチャージが高いせいかな(旅行代金以外に、空港使用料やら、燃油サーチャージやら、TAXで5万円くらいかかっている)、円安もあるかもしれませんね。
とはいうものの集った人たちは思い思いのスタイルで決めています。でも国内のレースのような血走った感はなく、この人は走ってないな~~って人もいっぱいいる。とにかく楽しくマイペースがこの大会の主旨ですから!
(いつから主催者になったんだ オマエ!)
スタートの合図で、100マイル走破を目指す人から順次スタート、オイラももちろん100ですが、今年は知り合いがいて、一緒に後ろのほうからスタートしました。75マイルのエイドステーションの締め切り時間には間に合うようにしないと・・・・
25マイル折り返し地点(06:50)
どうやら天気も大丈夫そう、ダイヤモンドヘッドロードを上りきるあたりで正面から太陽が照りつけてきます。ここをすぎるとカハラ地区の高級住宅街を通ってフリーウエイへ・・・高速道路を走るのって皆さん思うでしょうがここはフリーウエイから降りたところで、事前に一般道になっているところです。
しかも一番外側の車道はコーンで仕切って自転車専用になっているので、安心。信号のある交差点なんかも往きは警官が立っていて、誘導してくれるのでほとんど問題ありません。順調にハートブレークヒルを通過しました・・・・なれない人は結構きついかもしれませんが、そのときは引いて上ればよいのです。
ここを走破してしばらく行くと25マイルの折り返し点サンディビーチパークが待っています。まずはここで一休みします。ここはその名前の通り太平洋(たぶん)面して白い砂浜が広がるビーチパーク、ここで海水浴を一日中したくなるような雄大な場所です。
40マイル折り返し地点(07:40)
ここでチョット休憩の後、海岸沿いを東へ向かいます。右は海岸すこーしなだらかな上りもありますがそんなにきつくはないです。それにまだ体力もありますし・・・・
この阪を上りきると一機に下り坂に入ります。ここは気持ちいいんです・・・・。
でも・・・・ということは、帰りがすっごいキツいってことじゃねーか!!まっ、下っちゃったしあとは帰りに考えるしかないです。
(ポイント:ここで後ろは振り返らないでください。・・・・メゲますから)
で、シーライフパークをすぎて住宅街をしばらく要ったら海とはしばしのお別れです。コースは山側に入っていきます。 しばらくいくと40マイルの折り返し点、ワイマナロレクリエーションセンターへ到着・・・・まだまだ元気っす!!
50マイル折り返し地点(08:10)
ここからは山の中、といってもジャングルでもなくどっちかっていうと農道って感じです。道路は狭くなりますが、自動車がほとんど通らないので、道いっぱいに広がって走れます。ここを抜けてしばらく進むと再び住宅街で、この近くで「曙」が育ったらしい。
この辺も住宅街ですが、ワイキキのあたりに比べてやっぱり田舎って感じが強いです。観光化されていないところを中心に走っていきますので、今までのハワイと違った、新鮮な感じ!それと山の中や畑の間を走ると言っても危険な動物はいませんから心配いらないです。
ご存知です? ハワイに蛇はいないんですって・・・・・・
75マイル折り返し地点(09:10)
ゆっくり走って75マイル地点を目指します。ってゆうか疲れてきて自然にゆっくりになった感じです。再び街中に入り、75マイル地点はオアフ北部の最も大きなカネオヘにあります。大きなショッピングセンターや自動車販売店があります。
TOYOTAとHONDAのお店も日本よりかなりデカイ! ここを曲がるとしばらくで、キングインターメディエイト・スクールに到着しました。ここまではチョットゆっくり目でしたがまあまあのペースで来ています。ここから約20キロ海岸線に沿って先に進みます。ここまで一緒に来た仲間とはひとまずここで分かれて一人で100マイルの折り返し点をめざします。
そういえばチョット前に100マイルの先頭のグループとすれ違いました。
さすがに早い!!しかも警察の先導付です。中々カッコいい日本だと、ツアーオブジャパンみたいなレースでもない限り、警察の先導なんてないですよね(たぶん)。
来年はあそこを目指そうかなとか思いながら100マイルまできました。75マイルから100マイルの折り返し点までは約20キロ、北部の海岸線沿いに、ワイキキや東部の海岸とはまた違って、砂浜は無く、道路の直ぐ脇は、すでに海って感じで雰囲気がずいぶん違います。これまでに無かった新しい景色にめぐり会えます。
前方には高い山がそびえてきます(ジュラシックパークの映画でも使われた光景だそうナ・・・)
100マイル折り返し地点(10:00 チョット前)
75マイルからここまではなだらかな下りです。快調なペースで100マイルの折り返し点に到着しました。飲み物を補給してしばし休憩、そして到着を仲間に電話(自慢!!) 帰りはスピードを意識して走ろうと思います。
で出発。実はこのコース、往きは心臓破りの丘とかいわれてますが、それ以外は全体的に下し、したがって・・・・帰りは上り、帰りのほうが結構きついんです。なので、前半に楽だからといってあまり無駄な走りをして体力を使ってしまうと普段走っている人でも帰りはきつくなります。往きは抑えめ、帰りの体力温存が100マイルを完走する基本です。
もちろんマイペースで走れるので、あまりムチャしなければ100マイル=160キロの完走は十分可能なんです!
(といいながら実はオイラ、以前往きにとばしすぎて、帰りにハンガーノックにかかった事があるんです・・・・オハズカシイ)
今年は気をつけながら来たつもりなので帰りは結構、楽にこれています。しかしさすがハワイです。昼間に近くなるとやっぱり熱~い! 水分しっかり補給しなくちゃ。
~ 中略 ~
100マイルゴール到着(13:40)
途中大きなトラブルもなく、無事完走です!! これもみんな自転車のおかげ!
さすがに帰りのシーライフパークからの上り坂はきつかったけど何とか乗り越えられました。
ゴールすると旅行会社のテントエリアで皆さんお出迎え、確かに疲れてケド達成感を100%以上です。 テントで冷たい飲み物やフルーツをいただきしばし休憩しました。(帰りのエイドステーションでは冷たい飲み物は期待できません。生ぬるい水があるだけ食べ物も・フルーツも無くなっているので、ここでのサービスはありがたい!)
周りの皆さんや、仲間と記念撮影などしてしばらく休んだ後ホテルへ、近くのホテルなので直ぐ部屋に戻れて、とても楽です。シャワーを浴びて一休みしました(ビールも飲んで)
パーティで大暴れ
夜7時前に集合、ホテルの宴会場で完走パーテイ。
(といっても完走できなかった人も参加自由・・・オプションですからお金を払えば参加できます)
で、これが楽しいんですよ!
進行はあの今中さんと絹代さんのふたり、これにあの知ってる人はみんな知ってる(?)カメラマンの綾野さん(記者だっけ)、走りながらみんなの写真を撮ってくれていて、なんとこのパーティでスクリーンで見せてくれるんです。
これが楽しい、そして今中さんと絹代さんの軽快なトークで盛り上りました。抽選会もあったりしてすっごく楽しかったのです。
ここで知り合いになった友達もできました。
ここで意気投合して結婚しちゃった人もいるって旅行会社の人に聞きました(オイラ関係ないけど)
来年もまた来よーっと
毎年思うんです。このパーテイにでると「やっぱ来年も来なきゃねって!!」でおいら毎年来てるんです。
来年は【カーちゃん(wife)】を連れてこよう!(来てくれるかないっしょに)
というわけで、楽しいホノルルセンチュリーライドを経験できました。みなさんありがとうございました。
今年も現地に蔓延ってますので、見かけたら声でも水でも掛けてやって下さい。
text:HAJIME(中年リーマンライダー)
9月30日(日)当日
午前3時に起床してしまいました。時差ぼけでもないのにやっぱり緊張してるんでしょうか・・・。
モーニングコールより早く起きっちゃいました。あまり睡眠時間が短いと体力消耗が大きいんでたっぷり睡眠をとろうと思ったんですが、結局あまり眠れませんでした。
準備をして降りていくと、もう何人か下で準備しています。ツアーデスクの前ではメカニックの方がテキパキと調整してくれています。わたしもポンプをチョット借りてエアーをチェック、スタート地点のカピオラニ公園へ向かいました。
カラカウア通りに出ると、すでに大勢のチャリダーが向かっています。日本人ばっかしってかんじですね。
カピオラニ公園はまだ暗いです。会場には各旅行会社が準備したテントが貼られていて、薄暗いランタンの中で、スタッフがいろいろと準備しています。彼らはいったい何時頃来たんだろう・・・。
しばらくすると、さっきのメカニックの方がこちらにやってきてここでもまた、参加者の自転車のチェックをしてくれています。こういう人たちのおかげで走れてるんだなとつくづく思うのです。
空も白んできた6時15分いよいよ今年もスタートのときがやってきました。気のせいかもしれないけど、今年はいつもより参加者が少ない感じがします。燃油サーチャージが高いせいかな(旅行代金以外に、空港使用料やら、燃油サーチャージやら、TAXで5万円くらいかかっている)、円安もあるかもしれませんね。
とはいうものの集った人たちは思い思いのスタイルで決めています。でも国内のレースのような血走った感はなく、この人は走ってないな~~って人もいっぱいいる。とにかく楽しくマイペースがこの大会の主旨ですから!
(いつから主催者になったんだ オマエ!)
スタートの合図で、100マイル走破を目指す人から順次スタート、オイラももちろん100ですが、今年は知り合いがいて、一緒に後ろのほうからスタートしました。75マイルのエイドステーションの締め切り時間には間に合うようにしないと・・・・
25マイル折り返し地点(06:50)
どうやら天気も大丈夫そう、ダイヤモンドヘッドロードを上りきるあたりで正面から太陽が照りつけてきます。ここをすぎるとカハラ地区の高級住宅街を通ってフリーウエイへ・・・高速道路を走るのって皆さん思うでしょうがここはフリーウエイから降りたところで、事前に一般道になっているところです。
しかも一番外側の車道はコーンで仕切って自転車専用になっているので、安心。信号のある交差点なんかも往きは警官が立っていて、誘導してくれるのでほとんど問題ありません。順調にハートブレークヒルを通過しました・・・・なれない人は結構きついかもしれませんが、そのときは引いて上ればよいのです。
ここを走破してしばらく行くと25マイルの折り返し点サンディビーチパークが待っています。まずはここで一休みします。ここはその名前の通り太平洋(たぶん)面して白い砂浜が広がるビーチパーク、ここで海水浴を一日中したくなるような雄大な場所です。
40マイル折り返し地点(07:40)
ここでチョット休憩の後、海岸沿いを東へ向かいます。右は海岸すこーしなだらかな上りもありますがそんなにきつくはないです。それにまだ体力もありますし・・・・
この阪を上りきると一機に下り坂に入ります。ここは気持ちいいんです・・・・。
でも・・・・ということは、帰りがすっごいキツいってことじゃねーか!!まっ、下っちゃったしあとは帰りに考えるしかないです。
(ポイント:ここで後ろは振り返らないでください。・・・・メゲますから)
で、シーライフパークをすぎて住宅街をしばらく要ったら海とはしばしのお別れです。コースは山側に入っていきます。 しばらくいくと40マイルの折り返し点、ワイマナロレクリエーションセンターへ到着・・・・まだまだ元気っす!!
50マイル折り返し地点(08:10)
ここからは山の中、といってもジャングルでもなくどっちかっていうと農道って感じです。道路は狭くなりますが、自動車がほとんど通らないので、道いっぱいに広がって走れます。ここを抜けてしばらく進むと再び住宅街で、この近くで「曙」が育ったらしい。
この辺も住宅街ですが、ワイキキのあたりに比べてやっぱり田舎って感じが強いです。観光化されていないところを中心に走っていきますので、今までのハワイと違った、新鮮な感じ!それと山の中や畑の間を走ると言っても危険な動物はいませんから心配いらないです。
ご存知です? ハワイに蛇はいないんですって・・・・・・
75マイル折り返し地点(09:10)
ゆっくり走って75マイル地点を目指します。ってゆうか疲れてきて自然にゆっくりになった感じです。再び街中に入り、75マイル地点はオアフ北部の最も大きなカネオヘにあります。大きなショッピングセンターや自動車販売店があります。
TOYOTAとHONDAのお店も日本よりかなりデカイ! ここを曲がるとしばらくで、キングインターメディエイト・スクールに到着しました。ここまではチョットゆっくり目でしたがまあまあのペースで来ています。ここから約20キロ海岸線に沿って先に進みます。ここまで一緒に来た仲間とはひとまずここで分かれて一人で100マイルの折り返し点をめざします。
そういえばチョット前に100マイルの先頭のグループとすれ違いました。
さすがに早い!!しかも警察の先導付です。中々カッコいい日本だと、ツアーオブジャパンみたいなレースでもない限り、警察の先導なんてないですよね(たぶん)。
来年はあそこを目指そうかなとか思いながら100マイルまできました。75マイルから100マイルの折り返し点までは約20キロ、北部の海岸線沿いに、ワイキキや東部の海岸とはまた違って、砂浜は無く、道路の直ぐ脇は、すでに海って感じで雰囲気がずいぶん違います。これまでに無かった新しい景色にめぐり会えます。
前方には高い山がそびえてきます(ジュラシックパークの映画でも使われた光景だそうナ・・・)
100マイル折り返し地点(10:00 チョット前)
75マイルからここまではなだらかな下りです。快調なペースで100マイルの折り返し点に到着しました。飲み物を補給してしばし休憩、そして到着を仲間に電話(自慢!!) 帰りはスピードを意識して走ろうと思います。
で出発。実はこのコース、往きは心臓破りの丘とかいわれてますが、それ以外は全体的に下し、したがって・・・・帰りは上り、帰りのほうが結構きついんです。なので、前半に楽だからといってあまり無駄な走りをして体力を使ってしまうと普段走っている人でも帰りはきつくなります。往きは抑えめ、帰りの体力温存が100マイルを完走する基本です。
もちろんマイペースで走れるので、あまりムチャしなければ100マイル=160キロの完走は十分可能なんです!
(といいながら実はオイラ、以前往きにとばしすぎて、帰りにハンガーノックにかかった事があるんです・・・・オハズカシイ)
今年は気をつけながら来たつもりなので帰りは結構、楽にこれています。しかしさすがハワイです。昼間に近くなるとやっぱり熱~い! 水分しっかり補給しなくちゃ。
~ 中略 ~
100マイルゴール到着(13:40)
途中大きなトラブルもなく、無事完走です!! これもみんな自転車のおかげ!
さすがに帰りのシーライフパークからの上り坂はきつかったけど何とか乗り越えられました。
ゴールすると旅行会社のテントエリアで皆さんお出迎え、確かに疲れてケド達成感を100%以上です。 テントで冷たい飲み物やフルーツをいただきしばし休憩しました。(帰りのエイドステーションでは冷たい飲み物は期待できません。生ぬるい水があるだけ食べ物も・フルーツも無くなっているので、ここでのサービスはありがたい!)
周りの皆さんや、仲間と記念撮影などしてしばらく休んだ後ホテルへ、近くのホテルなので直ぐ部屋に戻れて、とても楽です。シャワーを浴びて一休みしました(ビールも飲んで)
パーティで大暴れ
夜7時前に集合、ホテルの宴会場で完走パーテイ。
(といっても完走できなかった人も参加自由・・・オプションですからお金を払えば参加できます)
で、これが楽しいんですよ!
進行はあの今中さんと絹代さんのふたり、これにあの知ってる人はみんな知ってる(?)カメラマンの綾野さん(記者だっけ)、走りながらみんなの写真を撮ってくれていて、なんとこのパーティでスクリーンで見せてくれるんです。
これが楽しい、そして今中さんと絹代さんの軽快なトークで盛り上りました。抽選会もあったりしてすっごく楽しかったのです。
ここで知り合いになった友達もできました。
ここで意気投合して結婚しちゃった人もいるって旅行会社の人に聞きました(オイラ関係ないけど)
来年もまた来よーっと
毎年思うんです。このパーテイにでると「やっぱ来年も来なきゃねって!!」でおいら毎年来てるんです。
来年は【カーちゃん(wife)】を連れてこよう!(来てくれるかないっしょに)
というわけで、楽しいホノルルセンチュリーライドを経験できました。みなさんありがとうございました。
今年も現地に蔓延ってますので、見かけたら声でも水でも掛けてやって下さい。
text:HAJIME(中年リーマンライダー)