2015/02/11(水) - 09:04
カナダに拠点を構えパニアバッグを中心に製品をリリースするブランド、ARKEL(アーケル)より、ダボ穴のないロードレーサーにも取り付けできるシートラック「RANDONNEUR Rack」と、シートバッグ「TAILRIDER Trunk Bag」が登場。取り扱いはダイアテックプロダクツ。
使い勝手の良いパニアバッグを製作するため1988年にカナダで生まれたブランド、アーケル。実走テストを繰り返すと同時に、ユーザーのフィードバックを反映させた製品開発を行っており、耐久度が高い質実剛健なプロダクトを多くリリースしている。
さて、そんなアーケルから今回紹介するのはシートポスト取り付け型のキャリアと専用のトランクバッグ。普段使っているロードレーサーで止まりがけのツーリングに行きたいけれど、荷物の運び方に悩んでいる人にとっては福音となる製品だ。
これまで、ダボ穴が無いロードレーサーに装着できるキャリアとして一般的だったのはシートポストを掴んで固定するもの。しかし、本来想定されていない負荷をシートポストに与えるために耐荷重も少なく、横方向への固定力も低い、信頼性に乏しいものが多かった。
しかし、アーケルが提案する「RANDONNEUR Rack」は、サドルレールとシートポストの2点でキャリアを固定する方式を採用している。
この方式により、荷物によってかかる負荷が2点に分散されるため、機材へのダメージを最小限に抑えつつ、高い信頼性を獲得した。サドルレールをクランプすることにより、横方向へとキャリアが動く心配もなくなっている。
サドルレール側はクイックリリース式のクランプで固定し、シートポストとの固定にはベルクロを使用するため、ラック自体の装着も簡単だ。シートポスト側のブラケットは柔軟性にも富んでおり、幅広い径のシートピラーに対応してくれる。
今回のテストでは外径27.2mmの一般的なシートポストと、外径34mmと太めのシートマストに装着してみたが、どちらも無理なく取り付けることができた。また、ラックのレールは8cm程度の調整が出来るため、シートポジションを変えることなく装着出来る。
そんなエポックメイキングなキャリアに取り付けるためのバッグが「TAILRIDER Trunk Bag」だ。41.9×23×16.5cmというサイズで、1泊2日のツーリングに最適な容量11リットルのトランクスタイル。メインの収納スペースには取り外し可能な間仕切りが備えられており、入れる荷物にあわせてパーティション位置を調整できる。
トップカバーにはマチが備えられているため、多少のキャパシティオーバーも許容してくれそうだ。また、厚手のクッションを4面に装備することで、保護性能も確保している。加えて、鍵やミニツールなど小物を収めるポケットが、荷室内部の両サイドと、外側の両サイドに設けられている。
今回のテストでは、日帰りロングツーリングを想定して荷物を詰め込んでみた。メインの荷室にはウィンドブレーカー1着、フェイスタオル、一眼レフカメラと交換レンズ、ブロワーを収納。間仕切りを挟んだ小スペースには補給食と予備チューブ2本、タイヤレバーを収める事ができた。カメラの代わりにサイクルパンツなどを入れれば、1泊2日のツーリングも十分こなせるだろう。サイドポケットは予備チューブ2本とタイヤレバー、ミニツールがぴたりと収まる大きさだ。
使い勝手はもちろん、使用する素材にもこだわっている。長い期間に渡って使用できるよう、耐久性に優れる素材を採用している。バッグのメイン生地は、数多くのアウトドアブランドが使用するインビスタ社のコーデュラナイロンを採用。全てのジッパーに信頼性の高いYKK製の止水ジッパーを採用。レインカバーも付属しており、雨天でも荷物を守ってくる。
バッグとラックを固定するのは、バッグ備え付けのベルクロ4本。シンプルで故障の心配もなく、ツーリング最中にトラブルに見舞われることも少ないだろう。固定力も申し分なく、荷物を入れた状態でバイクを強めに揺らしてみても、バッグがずれ落ちることはなかった。
なお、サドルレールからラックの底面までは10cm程の長さとなっているため、シートピラーの突き出し量は同程度必要となることには注意されたい。また、キャリアの取り付け位置を下げたい場合に使用するエクステンダーが付属するほか、ブルックス製サドル向けのアダプターが別売で用意されている。
アーケル TAILRIDER Trunk Bag
素 材:コーデュラ
サイズ:41.9×23×16.5cm
容 量:11リットル
カラー:BLACK、RED
付属品:レインカバー
価 格:16,800円(税抜)
アーケル RANDONNEUR Rack
サイズ:310×140mm
重 量:495g
カラー:ブラック
耐荷重:8kg
価 格:16,800円(税抜)
アーケル BROOKS adaptor for RANDONNEUR
価 格:3,400円(税抜)
使い勝手の良いパニアバッグを製作するため1988年にカナダで生まれたブランド、アーケル。実走テストを繰り返すと同時に、ユーザーのフィードバックを反映させた製品開発を行っており、耐久度が高い質実剛健なプロダクトを多くリリースしている。
さて、そんなアーケルから今回紹介するのはシートポスト取り付け型のキャリアと専用のトランクバッグ。普段使っているロードレーサーで止まりがけのツーリングに行きたいけれど、荷物の運び方に悩んでいる人にとっては福音となる製品だ。
これまで、ダボ穴が無いロードレーサーに装着できるキャリアとして一般的だったのはシートポストを掴んで固定するもの。しかし、本来想定されていない負荷をシートポストに与えるために耐荷重も少なく、横方向への固定力も低い、信頼性に乏しいものが多かった。
しかし、アーケルが提案する「RANDONNEUR Rack」は、サドルレールとシートポストの2点でキャリアを固定する方式を採用している。
この方式により、荷物によってかかる負荷が2点に分散されるため、機材へのダメージを最小限に抑えつつ、高い信頼性を獲得した。サドルレールをクランプすることにより、横方向へとキャリアが動く心配もなくなっている。
サドルレール側はクイックリリース式のクランプで固定し、シートポストとの固定にはベルクロを使用するため、ラック自体の装着も簡単だ。シートポスト側のブラケットは柔軟性にも富んでおり、幅広い径のシートピラーに対応してくれる。
今回のテストでは外径27.2mmの一般的なシートポストと、外径34mmと太めのシートマストに装着してみたが、どちらも無理なく取り付けることができた。また、ラックのレールは8cm程度の調整が出来るため、シートポジションを変えることなく装着出来る。
そんなエポックメイキングなキャリアに取り付けるためのバッグが「TAILRIDER Trunk Bag」だ。41.9×23×16.5cmというサイズで、1泊2日のツーリングに最適な容量11リットルのトランクスタイル。メインの収納スペースには取り外し可能な間仕切りが備えられており、入れる荷物にあわせてパーティション位置を調整できる。
トップカバーにはマチが備えられているため、多少のキャパシティオーバーも許容してくれそうだ。また、厚手のクッションを4面に装備することで、保護性能も確保している。加えて、鍵やミニツールなど小物を収めるポケットが、荷室内部の両サイドと、外側の両サイドに設けられている。
今回のテストでは、日帰りロングツーリングを想定して荷物を詰め込んでみた。メインの荷室にはウィンドブレーカー1着、フェイスタオル、一眼レフカメラと交換レンズ、ブロワーを収納。間仕切りを挟んだ小スペースには補給食と予備チューブ2本、タイヤレバーを収める事ができた。カメラの代わりにサイクルパンツなどを入れれば、1泊2日のツーリングも十分こなせるだろう。サイドポケットは予備チューブ2本とタイヤレバー、ミニツールがぴたりと収まる大きさだ。
使い勝手はもちろん、使用する素材にもこだわっている。長い期間に渡って使用できるよう、耐久性に優れる素材を採用している。バッグのメイン生地は、数多くのアウトドアブランドが使用するインビスタ社のコーデュラナイロンを採用。全てのジッパーに信頼性の高いYKK製の止水ジッパーを採用。レインカバーも付属しており、雨天でも荷物を守ってくる。
バッグとラックを固定するのは、バッグ備え付けのベルクロ4本。シンプルで故障の心配もなく、ツーリング最中にトラブルに見舞われることも少ないだろう。固定力も申し分なく、荷物を入れた状態でバイクを強めに揺らしてみても、バッグがずれ落ちることはなかった。
なお、サドルレールからラックの底面までは10cm程の長さとなっているため、シートピラーの突き出し量は同程度必要となることには注意されたい。また、キャリアの取り付け位置を下げたい場合に使用するエクステンダーが付属するほか、ブルックス製サドル向けのアダプターが別売で用意されている。
アーケル TAILRIDER Trunk Bag
素 材:コーデュラ
サイズ:41.9×23×16.5cm
容 量:11リットル
カラー:BLACK、RED
付属品:レインカバー
価 格:16,800円(税抜)
アーケル RANDONNEUR Rack
サイズ:310×140mm
重 量:495g
カラー:ブラック
耐荷重:8kg
価 格:16,800円(税抜)
アーケル BROOKS adaptor for RANDONNEUR
価 格:3,400円(税抜)
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