2015/02/12(木) - 09:01
ドイツに拠点を構えるライト専業ブランド、ルパンより、最大光量700ルーメンのライト「Neo2」を紹介。白色LEDに加えて、赤色灯も備えたコンパクトサイズのヘルメット/バイクマウント用のライトだ。
ライト専業のドイツブランド、ルパン。数多くの製品が揃うバイク/ヘルメット用ライトラインナップの中から、今回紹介するのは、最もコンパクトな「Neo2」。最大700ルーメンの高輝度を誇るバッテリー別体式のライトだ。
5×3.1×2.9cm(本体、実測値)というコンパクトなボディに収められるLEDはCREE社の高性能素子XM-L2。700ルーメンの最高出力によって、最大照射距離120mを誇る高性能ライトだ。その大出力と照射角約30°に配光するリフレクターによって、照射範囲の周辺部でも路面状況を十分に把握できる視界を提供してくれる。700ルーメン時は河川敷などの真っ暗な道や、ナイトトレイルライドなどで重宝するだろう。街灯が多い市街地などでは出力を落としてランタイムを伸ばすこともできる。
付属するバッテリーは2.2Ahで、ランタイムは700ルーメンで2:15hと十分な数字。夜間のトレイルライドなどでも十分に役立ってくれるだろう。400ルーメンが4:30h、270ルーメンが6:30hという使用時間となっており、通勤通学では十分すぎるほどのランタイムを持つ。バッテリー別体式のため、予備バッテリーを持っていけば、ブルベなどで夜通し走ることも可能だ。
このライトは走行ルートやシチュエーション、またはライダーの好みに合わせたセッティングができることも特徴のひとつ。通常のライトは明るさの変更パターンは1セットのみ設定されているが、Neo2は5セットの中から明るさの切替パターンを自由に選択することができる。
例えば「700→270→35ルーメン」というセットを設定しているとして、700ルーメンほどの明るさは必要ないが、270ルーメン以上の明るさが必要なシチュエーションとなった場合は「700→400→140→35」というセットに切り替えることができるのだ。中には赤色灯が発光するセットもあるため、リアライトとしても使用することできる他、SOS発光パターンも選択できるため、いざという時に役に立つだろう。
加えて、低い出力から点灯しはじめるか、高い出力から点灯しはじめるかも、好みに合わせて設定できる。他には、バッテリー残量が低下したことを赤色灯の点灯で知らせてくれる"Low battery warning"や、僅かな時間ライトを点灯できる"Reservepower"モードに入るタイミングも変更可能となっている。このように、細かくインターフェースをカスタマイズできるライトというのは、希有な存在だろう。
Neo2は販売パッケージではヘルメットマウントが標準となっている。実際にヘルメットに取り付けてみたところ、ライト本体は52g(実測値)と軽量で、重さは気にならなかった。バッテリーは付属する約120cmの延長ケーブルを使用することで、バックパックやジャージのバックポケットに入れることも可能だ。
ヘルメットマウントの利点は視線の先に光を照射できることにある。特に暗闇の曲がり角では、ハンドルマウントでは照らせない場所も照らすことができ、安心してコーナーに入ることができる。また、ハンドルよりも高い位置に光源を備えることで、被視認性も向上している。
バイクマウントにはハンドルブラケットが必要となるが、5×3.1×2.9cm(本体、実測値)というコンパクトボディは、混み合いやすいハンドル周りにおいて取り付け位置を比較的自由に決められる。この際、バッテリーはトップチューブに固定すると収まりが良いだろう。
バッテリー別体のメリットを活かしたコンパクトボディのNeo2。フロントライトのみならず、リアライトとしても活用できる使い勝手に富むライトだ。価格は28,000円と少し高価だが、見た目にも高級感のある仕上げとなっており、所有欲を満たしてくれるプレミアムな存在感を持っている逸品だ。
ルパン Neo2
サイズ:5×3.1×2.9cm(本体、実測値)、8×4.2×2.5cm(付属バッテリー、実測値)
重 量:52g(本体、実測値)、130g(付属バッテリー、実測値)
光量(出力):700(7W)、400(3.5W)、270(2.5W)、140(1.2W)、75(0.6W)、35ルーメン(0.3W)
バッテリー容量:2.2Ah
充電時間:3時間
ランタイム:2時間15分(700)、4時間30分(400)、6時間30分(270)、14時間(140)、27時間(75)、50時間(35)
付属品:ヘルメット取付バンド、バッテリー用ベルクロ2本、延長ケーブル(約120cm)、専用充電器
価 格:28,000円(税抜)
ルパン ハンドルブラケット(Neo2用)
サイズ:31.8mm、25.4mm
価 格:4,500円(税抜)
ライト専業のドイツブランド、ルパン。数多くの製品が揃うバイク/ヘルメット用ライトラインナップの中から、今回紹介するのは、最もコンパクトな「Neo2」。最大700ルーメンの高輝度を誇るバッテリー別体式のライトだ。
5×3.1×2.9cm(本体、実測値)というコンパクトなボディに収められるLEDはCREE社の高性能素子XM-L2。700ルーメンの最高出力によって、最大照射距離120mを誇る高性能ライトだ。その大出力と照射角約30°に配光するリフレクターによって、照射範囲の周辺部でも路面状況を十分に把握できる視界を提供してくれる。700ルーメン時は河川敷などの真っ暗な道や、ナイトトレイルライドなどで重宝するだろう。街灯が多い市街地などでは出力を落としてランタイムを伸ばすこともできる。
付属するバッテリーは2.2Ahで、ランタイムは700ルーメンで2:15hと十分な数字。夜間のトレイルライドなどでも十分に役立ってくれるだろう。400ルーメンが4:30h、270ルーメンが6:30hという使用時間となっており、通勤通学では十分すぎるほどのランタイムを持つ。バッテリー別体式のため、予備バッテリーを持っていけば、ブルベなどで夜通し走ることも可能だ。
このライトは走行ルートやシチュエーション、またはライダーの好みに合わせたセッティングができることも特徴のひとつ。通常のライトは明るさの変更パターンは1セットのみ設定されているが、Neo2は5セットの中から明るさの切替パターンを自由に選択することができる。
例えば「700→270→35ルーメン」というセットを設定しているとして、700ルーメンほどの明るさは必要ないが、270ルーメン以上の明るさが必要なシチュエーションとなった場合は「700→400→140→35」というセットに切り替えることができるのだ。中には赤色灯が発光するセットもあるため、リアライトとしても使用することできる他、SOS発光パターンも選択できるため、いざという時に役に立つだろう。
加えて、低い出力から点灯しはじめるか、高い出力から点灯しはじめるかも、好みに合わせて設定できる。他には、バッテリー残量が低下したことを赤色灯の点灯で知らせてくれる"Low battery warning"や、僅かな時間ライトを点灯できる"Reservepower"モードに入るタイミングも変更可能となっている。このように、細かくインターフェースをカスタマイズできるライトというのは、希有な存在だろう。
Neo2は販売パッケージではヘルメットマウントが標準となっている。実際にヘルメットに取り付けてみたところ、ライト本体は52g(実測値)と軽量で、重さは気にならなかった。バッテリーは付属する約120cmの延長ケーブルを使用することで、バックパックやジャージのバックポケットに入れることも可能だ。
ヘルメットマウントの利点は視線の先に光を照射できることにある。特に暗闇の曲がり角では、ハンドルマウントでは照らせない場所も照らすことができ、安心してコーナーに入ることができる。また、ハンドルよりも高い位置に光源を備えることで、被視認性も向上している。
バイクマウントにはハンドルブラケットが必要となるが、5×3.1×2.9cm(本体、実測値)というコンパクトボディは、混み合いやすいハンドル周りにおいて取り付け位置を比較的自由に決められる。この際、バッテリーはトップチューブに固定すると収まりが良いだろう。
バッテリー別体のメリットを活かしたコンパクトボディのNeo2。フロントライトのみならず、リアライトとしても活用できる使い勝手に富むライトだ。価格は28,000円と少し高価だが、見た目にも高級感のある仕上げとなっており、所有欲を満たしてくれるプレミアムな存在感を持っている逸品だ。
ルパン Neo2
サイズ:5×3.1×2.9cm(本体、実測値)、8×4.2×2.5cm(付属バッテリー、実測値)
重 量:52g(本体、実測値)、130g(付属バッテリー、実測値)
光量(出力):700(7W)、400(3.5W)、270(2.5W)、140(1.2W)、75(0.6W)、35ルーメン(0.3W)
バッテリー容量:2.2Ah
充電時間:3時間
ランタイム:2時間15分(700)、4時間30分(400)、6時間30分(270)、14時間(140)、27時間(75)、50時間(35)
付属品:ヘルメット取付バンド、バッテリー用ベルクロ2本、延長ケーブル(約120cm)、専用充電器
価 格:28,000円(税抜)
ルパン ハンドルブラケット(Neo2用)
サイズ:31.8mm、25.4mm
価 格:4,500円(税抜)
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