2014/05/27(火) - 16:23
主人公の藍子が台湾で出会った少女と台湾を自転車で巡る映画「南風(なんぷう)」が7月12日(土)より公開される。今までありそうでなかった自転車の旅が物語を進める映画だ。
風間藍子26歳。恋人にふられたばかりの彼女は、ファッション誌の編集者として活躍していたが、希望ではない企画ページの担当に異動となり、取材のために台北にやって来た。藍子は自転車を借りるために立ち寄った店で、16歳の少女・トントンと出会う。
モデルになることを夢見ているトントンは、オーディション会場に行くために年齢を偽って、藍子のガイドとして自転車の旅に同行することになる。お互いに反発し、上手くかみ合わない藍子とトントン。旅の途中で、台湾人のユウや日本人サイクリストのゴウと出会い、最終目的地の日月潭(リーユエタン)に向けて、彼女達の人生を変える旅が始まる。
500kmに渡る台湾サイクリングロケを敢行
藍子とトントンが旅する途中には、「千と千尋の神隠し」の舞台と言われる「キューフン」、台湾のベニス「淡水(タンシュエ)」、台湾三大観光地のひとつで風光明媚な景色が楽しめる湖「日月潭(リーユエタン)」など台湾の魅力あふれるスポットが数多くでてくる。
また、日本で初めて海峡を横断する「サイクリングの聖地」として有名な愛媛県の「しまなみ海道」が登場する、稀有なサイクリング・ロードムービーとなっている。スクリーンに映し出される台湾と愛媛の美しい景色は、観る人に爽やかな印象を与え、どこかへ旅したくなるような気持ちにさせてくれる。
実力派俳優と魅力的なキャストによる日本・台湾合作の豪華なコラボレーション
メガホンを執ったのは、繊細な人物描写で定評のある「帰郷」「神童」の萩生田宏治監督。主人公の藍子を演じるのは、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「横道世之介」などで注目を浴び、今年も「ドライブイン蒲生」「ぼくたちの家族」と話題作への出演が続いている実力派女優・黒川芽以。
そしてモデルを夢見る少女・トントンを演じるのは、台湾の若手女優として注目を集め、「トランスフォーマー/ロストエイジ」でハリウッドデビューを飾るテレサ・チー。ドラマ出演も目立つ俳優の郭智博、台湾のテレビドラマで活躍している若手俳優コウ・ガなどが脇を固めている。
映画+マンガの同時連載企画という新たな試み
映画とマンガで異なるストーリー展開となっている。
「南風」は日本と台湾同時に始動した「マンガ化」でも「映画化」でもない、映画+マンガの日台同時連動企画。マンガ版の作者である森永あい氏(「山田太郎ものがたり」「キララの星」)は取材のために何度も台湾へ足を運びプロットを製作、映画版の脚本を練る中で、森永氏と監督で意見交換をしながら、主人公・藍子のキャラクターや撮影地などはできあがっていった。
マンガの作画の際には映画のスチルを実際に使用するなど、まさに『南風』映画版とマンガ版は同時進行で完成に至っている。マンガ版「南風」はLaLaメロディonlineにて無料配信される。マンガ版と映画版で少しずつ、主人公たちが回る観光地や視点を変えて展開、併せて観る&読むことで楽しさが増すという新たな試みに注目だ。
南風
出演:黒川芽以、テレサ・チー、郭智博、コウ・ガ
監督:萩生田宏治
脚本:荻田美加
攝影師:長田勇市JSC
音楽:赤い靴
共同企画:(c)森永あい/白泉社(メロディ)
企画:ドリームキッド、ブレス
製作:ドリームキッド、好好看國際影藝
後援:台北駐日経済文化代表処、愛媛県、台湾観光局、公益財団法人日本サイクリング協会、JTBピクチャーズ
配給:ビターズ・エンド
公開
7/12(土)より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
7/19(土):シネマート心斎橋
7/26(土):愛媛・シネマサンシャイン大街道
8/9(土):アイシネマ今治
旅のはじまり台北
私、風間藍子(黒川芽以)は東京の出版社で働く26歳。最近彼氏を年下の女に奪われて、さらに大好きだったファッション誌の編集部から地味な単発の企画担当へ飛ばされて、まさに仕事も恋愛も崖っぷち状態。4日後に日月潭(リーユエタン)で開催されるサイクリングイベントの取材を任されてやってきた。頼れる先輩・由貴さん(シュ・エイセイ)に取材を手伝ってもらうつもりでいたら、会ったらまさかの妊娠中!
中国語も話せないし、これからどうしよう……そんな時、レンタサイクルをしようと寄った自転車屋で出会ったのが、ファッションモデルを夢見る高校生の少女・トントン(テレサ・チー)。その子の顔を見てびっくり!だって元彼を奪った女の顔に瓜二つだったから……しかもこの子、なぜか自分の歳を21歳と偽り、私のガイドをしたいと言い出した。内心かなり不満だけど、トントンは妙に浮かれた様子。
こうして、私とトントンは日月潭に向けて出発した――。
この後、目的地へ向けて旅は4日間続くことになり、その道中では旅ならではのハプニングや新しい人々との出会いが待っている。日月潭で台湾の旅を終えることになるが、物語の舞台は日本のしまなみ海道へと移っていく。
[img_assist|nid=136236|title=愛媛県のしまなみ海道も舞台となっている|desc=(c)2014 Dreamkid/好好看國際影藝|link=node|align=right|width=350|height=]
風間藍子26歳。恋人にふられたばかりの彼女は、ファッション誌の編集者として活躍していたが、希望ではない企画ページの担当に異動となり、取材のために台北にやって来た。藍子は自転車を借りるために立ち寄った店で、16歳の少女・トントンと出会う。
モデルになることを夢見ているトントンは、オーディション会場に行くために年齢を偽って、藍子のガイドとして自転車の旅に同行することになる。お互いに反発し、上手くかみ合わない藍子とトントン。旅の途中で、台湾人のユウや日本人サイクリストのゴウと出会い、最終目的地の日月潭(リーユエタン)に向けて、彼女達の人生を変える旅が始まる。
500kmに渡る台湾サイクリングロケを敢行
藍子とトントンが旅する途中には、「千と千尋の神隠し」の舞台と言われる「キューフン」、台湾のベニス「淡水(タンシュエ)」、台湾三大観光地のひとつで風光明媚な景色が楽しめる湖「日月潭(リーユエタン)」など台湾の魅力あふれるスポットが数多くでてくる。
また、日本で初めて海峡を横断する「サイクリングの聖地」として有名な愛媛県の「しまなみ海道」が登場する、稀有なサイクリング・ロードムービーとなっている。スクリーンに映し出される台湾と愛媛の美しい景色は、観る人に爽やかな印象を与え、どこかへ旅したくなるような気持ちにさせてくれる。
実力派俳優と魅力的なキャストによる日本・台湾合作の豪華なコラボレーション
メガホンを執ったのは、繊細な人物描写で定評のある「帰郷」「神童」の萩生田宏治監督。主人公の藍子を演じるのは、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「横道世之介」などで注目を浴び、今年も「ドライブイン蒲生」「ぼくたちの家族」と話題作への出演が続いている実力派女優・黒川芽以。
そしてモデルを夢見る少女・トントンを演じるのは、台湾の若手女優として注目を集め、「トランスフォーマー/ロストエイジ」でハリウッドデビューを飾るテレサ・チー。ドラマ出演も目立つ俳優の郭智博、台湾のテレビドラマで活躍している若手俳優コウ・ガなどが脇を固めている。
映画+マンガの同時連載企画という新たな試み
映画とマンガで異なるストーリー展開となっている。
「南風」は日本と台湾同時に始動した「マンガ化」でも「映画化」でもない、映画+マンガの日台同時連動企画。マンガ版の作者である森永あい氏(「山田太郎ものがたり」「キララの星」)は取材のために何度も台湾へ足を運びプロットを製作、映画版の脚本を練る中で、森永氏と監督で意見交換をしながら、主人公・藍子のキャラクターや撮影地などはできあがっていった。
マンガの作画の際には映画のスチルを実際に使用するなど、まさに『南風』映画版とマンガ版は同時進行で完成に至っている。マンガ版「南風」はLaLaメロディonlineにて無料配信される。マンガ版と映画版で少しずつ、主人公たちが回る観光地や視点を変えて展開、併せて観る&読むことで楽しさが増すという新たな試みに注目だ。
南風
出演:黒川芽以、テレサ・チー、郭智博、コウ・ガ
監督:萩生田宏治
脚本:荻田美加
攝影師:長田勇市JSC
音楽:赤い靴
共同企画:(c)森永あい/白泉社(メロディ)
企画:ドリームキッド、ブレス
製作:ドリームキッド、好好看國際影藝
後援:台北駐日経済文化代表処、愛媛県、台湾観光局、公益財団法人日本サイクリング協会、JTBピクチャーズ
配給:ビターズ・エンド
公開
7/12(土)より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
7/19(土):シネマート心斎橋
7/26(土):愛媛・シネマサンシャイン大街道
8/9(土):アイシネマ今治
旅のはじまり台北
私、風間藍子(黒川芽以)は東京の出版社で働く26歳。最近彼氏を年下の女に奪われて、さらに大好きだったファッション誌の編集部から地味な単発の企画担当へ飛ばされて、まさに仕事も恋愛も崖っぷち状態。4日後に日月潭(リーユエタン)で開催されるサイクリングイベントの取材を任されてやってきた。頼れる先輩・由貴さん(シュ・エイセイ)に取材を手伝ってもらうつもりでいたら、会ったらまさかの妊娠中!
中国語も話せないし、これからどうしよう……そんな時、レンタサイクルをしようと寄った自転車屋で出会ったのが、ファッションモデルを夢見る高校生の少女・トントン(テレサ・チー)。その子の顔を見てびっくり!だって元彼を奪った女の顔に瓜二つだったから……しかもこの子、なぜか自分の歳を21歳と偽り、私のガイドをしたいと言い出した。内心かなり不満だけど、トントンは妙に浮かれた様子。
こうして、私とトントンは日月潭に向けて出発した――。
この後、目的地へ向けて旅は4日間続くことになり、その道中では旅ならではのハプニングや新しい人々との出会いが待っている。日月潭で台湾の旅を終えることになるが、物語の舞台は日本のしまなみ海道へと移っていく。
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