2012/12/12(水) - 09:55
12月9日、JCFのシクロクロス全日本選手権と併催されたAJOCCの年代別選手権。各カテゴリーとも、JCFレースに負けるとも劣らない闘いが繰り広げられた。実質的なマスターズ全日本選手権であるM40のタイトルは、筧太一(イナーメ信濃山形)の手に渡った。
AJOCC(日本シクロクロス競技主催者協会)主催の年代別選手権。下は小学低学年対象のCK1から上は50歳以上対象のM50まで、年齢別に10カテゴリー用意された。
コースはJCFレースと共通の1周2900m。実質的にマスターズ全日本選手権であるM40(1964年〜1973年生まれ)には、44名がエントリーした。なお、普段C1レースを走っている選手でも、AJOCCのポイントランキングで41位以下の選手はM40やM50レースに出場可能だ。
M40レースは序盤から筧太一(イナーメ信濃山形)と中谷聡(BRIDLER)、武田秀明(イナーメ・アイランド信濃山形)が先行。時折ばらけながらも3名がパックを形成し、後方の村田隆(快レーシング)らを引き離す。
やがて先頭から武田が遅れ、筧と中谷の一騎打ちに。積極的にペースを上げたのは中谷で、これに筧が落ち着いて付いていく。最終周回に入ってもなお2人での走行が続き、ゴールまで約400mを残した鋭角コーナーで筧が一気に仕掛ける。コーナーで広がった差は詰まらず、筧が中谷を振り切ってゴールした。
「昨年のマスターズで1位だった三船さんを倒すために、1年間トレーニングに打ち込みました」と筧太一は語る。念願のタイトル獲得に喜びを爆発させた。
50歳以上対象のM50レースでは、同じくC1レーサーの猪又靖(クラブシルベスト)が優勝。学連登録者を対象にした学連レースでは、チームNIPPO所属の中根英登(中京大学)の速さが際立った。中根は、2位の河賀雄大(立命館大学)を1分40秒も引き離す圧倒的な走りで優勝している。
Category Jr - U30は中曽佑一(W.V.OTAtwin)が、Category U40は青木誠(GRUPPO ACQUA TAMA)がそれぞれ優勝。各カテゴリーの優勝者には、協賛につくRaphaのチャンピオンジャージが与えられた。
レースの模様はフォトギャラリーにて!
AJOCCシクロクロス年代別選手権2012
Category M40(7周回)
1位 筧太一(イナーメ信濃山形) 47'44"
2位 中谷聡(BRIDLER) +01"
3位 武田秀明(イナーメ・アイランド信濃山形) +10"
4位 村田隆(快レーシング) +11"
5位 大河内二郎(シルクロード) +43"
Category M50(7周回)
1位 猪又靖(クラブシルベスト) 50'27"
2位 牧野元(TeamARI) +22"
3位 小林英樹(COGS) +1'34"
4位 原野博明(エキップナカムラ) +1'47"
5位 奥村憲央(ユーロワークス) +2'00"
学連(5周回)
1位 中根英登(中京大学) 35'52"
2位 河賀雄大(立命館大学) +1'40"
3位 羽根田将直(中京大学) +2'13"
4位 長尾康平(中京大学) +2'27"
5位 武久弘太(信州大学) +2'33"
Category Jr - U30(5周回)
1位 中曽佑一(W.V.OTAtwin) 38'04"
2位 佐藤勇気(Team12So) +1'14"
3位 今野大輔(ボンシャンス飯田) +1'38"
4位 薮内靖弘 +1'50"
Category U40(5周回)
1井 青木誠(GRUPPO ACQUA TAMA) 38'20"
2位 蜂須賀智也(イナーメX/CLT) +56"
3位 落合友樹(Hunter / Circles CX Team) +1'03"
4位 山田憲司(スワコレーシングチーム) +1'38"
5位 梶田晋(チームレグルス男前) +1'52"
Category L2(3周回)
1位 坂口楓華(Ready Go Japan) 24'50"
2位 綾野桂子(チバポンズ) +2'01"
3位 藤森なおみ(チーム宝塚線) +2'49"
4位 寺田有希(typeB) +2'58"
5位 中嶋里美 +3'38"
Category U17(3周回)
1位 山田将輝(Limited846) 27'52"
2位 竹内遼(Team GORILLA) +23"
3位 織田聖(mistral) +2'13"
text&photo:Kei Tsuji
AJOCC(日本シクロクロス競技主催者協会)主催の年代別選手権。下は小学低学年対象のCK1から上は50歳以上対象のM50まで、年齢別に10カテゴリー用意された。
コースはJCFレースと共通の1周2900m。実質的にマスターズ全日本選手権であるM40(1964年〜1973年生まれ)には、44名がエントリーした。なお、普段C1レースを走っている選手でも、AJOCCのポイントランキングで41位以下の選手はM40やM50レースに出場可能だ。
M40レースは序盤から筧太一(イナーメ信濃山形)と中谷聡(BRIDLER)、武田秀明(イナーメ・アイランド信濃山形)が先行。時折ばらけながらも3名がパックを形成し、後方の村田隆(快レーシング)らを引き離す。
やがて先頭から武田が遅れ、筧と中谷の一騎打ちに。積極的にペースを上げたのは中谷で、これに筧が落ち着いて付いていく。最終周回に入ってもなお2人での走行が続き、ゴールまで約400mを残した鋭角コーナーで筧が一気に仕掛ける。コーナーで広がった差は詰まらず、筧が中谷を振り切ってゴールした。
「昨年のマスターズで1位だった三船さんを倒すために、1年間トレーニングに打ち込みました」と筧太一は語る。念願のタイトル獲得に喜びを爆発させた。
50歳以上対象のM50レースでは、同じくC1レーサーの猪又靖(クラブシルベスト)が優勝。学連登録者を対象にした学連レースでは、チームNIPPO所属の中根英登(中京大学)の速さが際立った。中根は、2位の河賀雄大(立命館大学)を1分40秒も引き離す圧倒的な走りで優勝している。
Category Jr - U30は中曽佑一(W.V.OTAtwin)が、Category U40は青木誠(GRUPPO ACQUA TAMA)がそれぞれ優勝。各カテゴリーの優勝者には、協賛につくRaphaのチャンピオンジャージが与えられた。
レースの模様はフォトギャラリーにて!
AJOCCシクロクロス年代別選手権2012
Category M40(7周回)
1位 筧太一(イナーメ信濃山形) 47'44"
2位 中谷聡(BRIDLER) +01"
3位 武田秀明(イナーメ・アイランド信濃山形) +10"
4位 村田隆(快レーシング) +11"
5位 大河内二郎(シルクロード) +43"
Category M50(7周回)
1位 猪又靖(クラブシルベスト) 50'27"
2位 牧野元(TeamARI) +22"
3位 小林英樹(COGS) +1'34"
4位 原野博明(エキップナカムラ) +1'47"
5位 奥村憲央(ユーロワークス) +2'00"
学連(5周回)
1位 中根英登(中京大学) 35'52"
2位 河賀雄大(立命館大学) +1'40"
3位 羽根田将直(中京大学) +2'13"
4位 長尾康平(中京大学) +2'27"
5位 武久弘太(信州大学) +2'33"
Category Jr - U30(5周回)
1位 中曽佑一(W.V.OTAtwin) 38'04"
2位 佐藤勇気(Team12So) +1'14"
3位 今野大輔(ボンシャンス飯田) +1'38"
4位 薮内靖弘 +1'50"
Category U40(5周回)
1井 青木誠(GRUPPO ACQUA TAMA) 38'20"
2位 蜂須賀智也(イナーメX/CLT) +56"
3位 落合友樹(Hunter / Circles CX Team) +1'03"
4位 山田憲司(スワコレーシングチーム) +1'38"
5位 梶田晋(チームレグルス男前) +1'52"
Category L2(3周回)
1位 坂口楓華(Ready Go Japan) 24'50"
2位 綾野桂子(チバポンズ) +2'01"
3位 藤森なおみ(チーム宝塚線) +2'49"
4位 寺田有希(typeB) +2'58"
5位 中嶋里美 +3'38"
Category U17(3周回)
1位 山田将輝(Limited846) 27'52"
2位 竹内遼(Team GORILLA) +23"
3位 織田聖(mistral) +2'13"
text&photo:Kei Tsuji
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