ツール・ド・フランス2012覇者ブラドレー・ウィギンズ(チームスカイ)がイギリスの自宅近くで練習中に車に巻き込まれる事故に遭い、病院に搬送された。少なくとも肋骨の骨折と、手首の怪我がある模様だ。

ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ) (c)Makoto.AYANOウィギンズの住む地元の新聞、イギリスのランカシャー・イブニングポスト紙のウェブサイトが伝えたところによれば、事故はウィギンズの住むランカシャーで11月7日水曜日の現地時間午後6時頃に発生した。白いバンタイプの乗用車がガソリンスタンドから道路に出た際に練習中のウィギンズを巻き込んだという。

警察は「命に別条はない。容態は安定している」とコメントしているが、怪我の詳細について公表を拒んでいる。しかし少なくとも肋骨数本の骨折と手首に怪我を負っている模様だ。
ウィギンズの救助にあたったスタンドの店員によればウィギンズは安全な場所に運ばれたものの、青ざめ、地面に横たわった状態で痛がっている様子だったという。

チームスカイも公式サイトでウィギンズが事故に遭ったことを認め、「ウィギンズは病院で一夜を明かしたが怪我は深刻なものではない。すぐに回復するだろう」とする声明を出している。

※チーム発表によればウィギンズは木曜午後に退院した。骨折等の深刻な怪我は認められなかった。自宅で静養するとのこと。

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