2009/02/05(木) - 22:02
2009年、ロシアに超大型チーム現る。ロシア企業の強力なバックアップを受け、ティンコフの後継チーム・カチューシャが誕生した。設立1年目にも関わらず、チームにはロビー・マキュアン(オーストラリア)やフィリッポ・ポッツァート(イタリア)を始め、タレント選手が揃っている。
ロシアNo.1チームであるティンコフの後継チームとして産声をあげたチーム・カチューシャ。ロシアが国を挙げてバックアップする強大なチームが誕生した。
プロツアーチームの創設は、ロシアの自転車競技の発展や健康のための自転車利用を推進する「カチューシャ・プログラム」の一環であり、ロシア有数の大企業がスポンサーに名を連ねている。チームの年間予算は、プロツアーチームの中でもトップクラスの1500万ユーロ(約18億円)に上る。また、今シーズンからロシア国内でプロツアーレースのツアー・オブ・ソチ(日程は未定)が開催される予定だ。
所属する27名の選手のうち、約半数にあたる13名がロシア出身選手。チーム首脳陣はティンコフ時代から大きく変わっていない。チームマネージャーを務めるのは、90年代にパリ〜ルーベやロンド・ファン・フラーンデレンを制し、名クラシックレーサーとしてその名を轟かせたアンドレイ・チミル氏だ。
ケースデパーニュから移籍したウラディミール・カルペツ(ロシア)はチームの中心的選手で、グランツールでの活躍に期待がかかる。2004年のツール・ド・フランスでマイヨブラン(新人賞ジャージ)を獲得した大柄なカルペツは、2007年のツール・ド・スイスとボルタ・ア・カタルーニャで総合優勝に輝いている。
ティンコフから契約を更新したエフゲニー・ペトロフ(ロシア)は、2000年世界選手権のU23ロードレースとタイムトライアルで優勝した逸材。グランツールの経験は豊富で、2007年のジロ・デ・イタリアでは総合7位に入っている。
かつてトラック選手として輝かしい成績を収めたミハイル・イグナチエフ(ロシア)は、今シーズンも果敢なアタックでレースを沸かすだろう。他にも小柄なクライマーのアレクサンドル・ボチャロフ(ロシア)や、これまで5度ナショナルチャンピオンに輝いているセルゲイ・イワノフ(ロシア)ら、ロシアを代表する選手がズラリと揃う。
その一方で、ロビー・マキュアン(オーストラリア)やフィリッポ・ポッツァート(イタリア)といったエース級選手を他チームから獲得している。マキュアンはすでにツアー・ダウンアンダーの初日キャンサーカウンシル・クラシックで優勝を飾っており、36歳になった今も第一線で闘えることを証明した。ロット時代にスプリント発射台として活躍したヘルト・ステーグマン(ベルギー)とともに、グランツールのゴール前を盛り上げるだろう。
クラシックハンターとして知られるポッツァートは、2006年に続くミラノ〜サンレモ制覇を目指す。イタリア勢としては他にも、ランプレからダニーロ・ナポリターノが移籍。スプリント体制がさらに強化された。
バイクはベルギーのリドレーを使用。ジャージは白地にモスクワの建物が青く浮かび上がったデザインだ。赤色が随所に配置されており、その配色はロシア国旗(白青赤)以外の何ものでもない。
カチューシャ2009メンバー
ラスロ・ボドロギ(ハンガリー)クレディアグリコル
アレクサンドル・ボチャロフ(ロシア)クレディアグリコル
パヴェル・ブラット(ロシア)ティンコフ
アントニオ・コロム(スペイン)アスタナ
ケニー・デハース(ベルギー)トップスポート・ フラーンデレン
ニキータ・エスコフ(ロシア)ティンコフ
デニス・ガリムジャノフ(ロシア)ティンコフ
ホアン・オラク(スペイン)ケースデパーニュ
ミハイル・イグナチエフ(ロシア)ティンコフ
セルゲイ・イワノフ(ロシア)アスタナ
ウラディミール・カルペツ(ロシア)ケースデパーニュ
セルゲイ・クリモフ(ロシア)ティンコフ
アレクセイ・マルコフ(ロシア)ケースデパーニュ
ルーカ・マッツァンティ(イタリア)ティンコフ
ロビー・マキュアン(オーストラリア)サイレンス・ロット
グエンナディ・ミカイロフ(ロシア)ミツビシ・ジャルタジ
ダニーロ・ナポリターノ(イタリア)ランプレ
エフゲニー・ペトロフ(ロシア)ティンコフ
クリスティアン・ファンバーガー(オーストリア)バルロワールド
フィリッポ・ポッツァート(イタリア)リクイガス
イワン・ロフニー(ロシア)ティンコフ
アレクサンドル・セロフ(ロシア)ティンコフ
ヘルト・ステーグマン(ベルギー)クイックステップ
ベン・スウィフト(イギリス)バルロワールド(スタジエール)
ニコライ・トルソーフ(ロシア)ティンコフ
ステイン・ファンデンベルグ(ベルギー)アージェードゥーゼル
マキシム・ファントム(ベルギー)ミツビシ・ジャルタジ
ロシアNo.1チームであるティンコフの後継チームとして産声をあげたチーム・カチューシャ。ロシアが国を挙げてバックアップする強大なチームが誕生した。
プロツアーチームの創設は、ロシアの自転車競技の発展や健康のための自転車利用を推進する「カチューシャ・プログラム」の一環であり、ロシア有数の大企業がスポンサーに名を連ねている。チームの年間予算は、プロツアーチームの中でもトップクラスの1500万ユーロ(約18億円)に上る。また、今シーズンからロシア国内でプロツアーレースのツアー・オブ・ソチ(日程は未定)が開催される予定だ。
所属する27名の選手のうち、約半数にあたる13名がロシア出身選手。チーム首脳陣はティンコフ時代から大きく変わっていない。チームマネージャーを務めるのは、90年代にパリ〜ルーベやロンド・ファン・フラーンデレンを制し、名クラシックレーサーとしてその名を轟かせたアンドレイ・チミル氏だ。
ケースデパーニュから移籍したウラディミール・カルペツ(ロシア)はチームの中心的選手で、グランツールでの活躍に期待がかかる。2004年のツール・ド・フランスでマイヨブラン(新人賞ジャージ)を獲得した大柄なカルペツは、2007年のツール・ド・スイスとボルタ・ア・カタルーニャで総合優勝に輝いている。
ティンコフから契約を更新したエフゲニー・ペトロフ(ロシア)は、2000年世界選手権のU23ロードレースとタイムトライアルで優勝した逸材。グランツールの経験は豊富で、2007年のジロ・デ・イタリアでは総合7位に入っている。
かつてトラック選手として輝かしい成績を収めたミハイル・イグナチエフ(ロシア)は、今シーズンも果敢なアタックでレースを沸かすだろう。他にも小柄なクライマーのアレクサンドル・ボチャロフ(ロシア)や、これまで5度ナショナルチャンピオンに輝いているセルゲイ・イワノフ(ロシア)ら、ロシアを代表する選手がズラリと揃う。
その一方で、ロビー・マキュアン(オーストラリア)やフィリッポ・ポッツァート(イタリア)といったエース級選手を他チームから獲得している。マキュアンはすでにツアー・ダウンアンダーの初日キャンサーカウンシル・クラシックで優勝を飾っており、36歳になった今も第一線で闘えることを証明した。ロット時代にスプリント発射台として活躍したヘルト・ステーグマン(ベルギー)とともに、グランツールのゴール前を盛り上げるだろう。
クラシックハンターとして知られるポッツァートは、2006年に続くミラノ〜サンレモ制覇を目指す。イタリア勢としては他にも、ランプレからダニーロ・ナポリターノが移籍。スプリント体制がさらに強化された。
バイクはベルギーのリドレーを使用。ジャージは白地にモスクワの建物が青く浮かび上がったデザインだ。赤色が随所に配置されており、その配色はロシア国旗(白青赤)以外の何ものでもない。
カチューシャ2009メンバー
ラスロ・ボドロギ(ハンガリー)クレディアグリコル
アレクサンドル・ボチャロフ(ロシア)クレディアグリコル
パヴェル・ブラット(ロシア)ティンコフ
アントニオ・コロム(スペイン)アスタナ
ケニー・デハース(ベルギー)トップスポート・ フラーンデレン
ニキータ・エスコフ(ロシア)ティンコフ
デニス・ガリムジャノフ(ロシア)ティンコフ
ホアン・オラク(スペイン)ケースデパーニュ
ミハイル・イグナチエフ(ロシア)ティンコフ
セルゲイ・イワノフ(ロシア)アスタナ
ウラディミール・カルペツ(ロシア)ケースデパーニュ
セルゲイ・クリモフ(ロシア)ティンコフ
アレクセイ・マルコフ(ロシア)ケースデパーニュ
ルーカ・マッツァンティ(イタリア)ティンコフ
ロビー・マキュアン(オーストラリア)サイレンス・ロット
グエンナディ・ミカイロフ(ロシア)ミツビシ・ジャルタジ
ダニーロ・ナポリターノ(イタリア)ランプレ
エフゲニー・ペトロフ(ロシア)ティンコフ
クリスティアン・ファンバーガー(オーストリア)バルロワールド
フィリッポ・ポッツァート(イタリア)リクイガス
イワン・ロフニー(ロシア)ティンコフ
アレクサンドル・セロフ(ロシア)ティンコフ
ヘルト・ステーグマン(ベルギー)クイックステップ
ベン・スウィフト(イギリス)バルロワールド(スタジエール)
ニコライ・トルソーフ(ロシア)ティンコフ
ステイン・ファンデンベルグ(ベルギー)アージェードゥーゼル
マキシム・ファントム(ベルギー)ミツビシ・ジャルタジ
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