2012/05/07(月) - 12:03
スプリンターチームが入り乱れ、混沌とした展開となったジロ・デ・イタリア第2ステージ。落車も発生する中、圧倒的なスプリントを見せたカヴェンディッシュらのコメントをお伝えする。
ステージ優勝したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)のコメント
「これで5勝目。このジャージでの勝利と新チームでの勝利はとてもいいものだね。まずはグランツールで勝てて嬉しい。僕にとって特別なレースであるジロで勝つのは好きだね。今までグランツールで最初のスプリントステージを勝っていないんだ。いい感触だね。このまま勝ち続けたいよ。いい調子なんだ。」
「海岸線はずっと風が吹いていた。アイゼルやハント、トーマスなど経験のある選手たちが僕のことを守ってくれたけど、加えてピート(ピーター・ケノー)など僕と初めて一緒にレースを走るメンバーも良く働いてくれたんだ。完璧に風から守ってくれて、ゴールだけに集中することができた。最後はトーマスの後ろから抜け出て、あとはゴールを目指すのみだった。」
チームスカイ スポーツディレクターのステフェン・デヨンフ(オランダ)
「とても印象的な勝利だ。チームは一日に渡って良い走りを見せたし、特にイアン(スタナード)は素晴らしい働きをしてくれた。G(ゲラント・トーマス)のリードアウトもとても良く、集団スプリントの最中でもカヴは余裕そうに見えたね。チームは一日一日チャンスを狙っていくし、明日も集団スプリントになるだろうと予測されている。勝つ見込みは大いにある。」
ステージ2位:マシュー・ゴス(オーストラリア、グリーンエッジ)のコメント
「2位に入ることができて嬉しく思っているよ。ここまで、各選手がそれぞれのレースに出場していたから、実はスプリントのためのトレインを組んだのは今シーズン初めてだったんだ。最後の落車は予想できたし、僕らは早くコーナーを抜けたから誰も被害に合わなかった。クラッシュした選手が皆無事だといいけれど。」
「トル(フースホフト)が一番先にスプリントを仕掛け、彼を交わしていったんだけど多分タイミングが早すぎてカヴに交わされてしまった。世界最速の選手たちが集まる中での2位は悪くない。チームとして改善点も見つかったし、これからのステージでは勝利を挙げることができると思うよ。」
個人総合を守ったテイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシング)のコメント
最初の20kmはマリアローザを楽しんだよ。でもレース終盤は崖っぷちに立たされた。先頭付近に上がってチームメイトに守られていたんだけれど、それは突然目の前で起きた。そして僕はプロトンでたったひとり落車した選手になった。集団に戻るのは骨が折れた。でも最終的には戻れてハッピーだね。
明日はたぶんもう少し気楽だろうと思う。今日はピンクを着た最初の一日だった。落車したけど僕はまだピンクだ。一日一日を走る。それが僕らチームのプランだ。
最終盤に落車したアンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ)のコメント
「時速60kn/hぐらいで地面に叩きつけられてしまったけど、幸いにも深刻なダメージは無く、擦過傷だけだから大丈夫。チームは僕のために働いてくれたんだけど、その動きに応えられなくて申し訳ない。また次のステージからもスプリントを狙って動いていくよ。」
イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
「第2ステージが終わった。精神面、脚のコンディション、心拍も翌ステージに向けて整っているよ。平均ワット:225、マックスワット:1110、40050KJ。」
コメントはレース・チーム公式サイト、選手個人サイト・twitterより。
text:So.Isobe
photo:kei.Tsuji、Riccardo.Scanferla、Cor vos
ステージ優勝したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)のコメント
「これで5勝目。このジャージでの勝利と新チームでの勝利はとてもいいものだね。まずはグランツールで勝てて嬉しい。僕にとって特別なレースであるジロで勝つのは好きだね。今までグランツールで最初のスプリントステージを勝っていないんだ。いい感触だね。このまま勝ち続けたいよ。いい調子なんだ。」
「海岸線はずっと風が吹いていた。アイゼルやハント、トーマスなど経験のある選手たちが僕のことを守ってくれたけど、加えてピート(ピーター・ケノー)など僕と初めて一緒にレースを走るメンバーも良く働いてくれたんだ。完璧に風から守ってくれて、ゴールだけに集中することができた。最後はトーマスの後ろから抜け出て、あとはゴールを目指すのみだった。」
チームスカイ スポーツディレクターのステフェン・デヨンフ(オランダ)
「とても印象的な勝利だ。チームは一日に渡って良い走りを見せたし、特にイアン(スタナード)は素晴らしい働きをしてくれた。G(ゲラント・トーマス)のリードアウトもとても良く、集団スプリントの最中でもカヴは余裕そうに見えたね。チームは一日一日チャンスを狙っていくし、明日も集団スプリントになるだろうと予測されている。勝つ見込みは大いにある。」
ステージ2位:マシュー・ゴス(オーストラリア、グリーンエッジ)のコメント
「2位に入ることができて嬉しく思っているよ。ここまで、各選手がそれぞれのレースに出場していたから、実はスプリントのためのトレインを組んだのは今シーズン初めてだったんだ。最後の落車は予想できたし、僕らは早くコーナーを抜けたから誰も被害に合わなかった。クラッシュした選手が皆無事だといいけれど。」
「トル(フースホフト)が一番先にスプリントを仕掛け、彼を交わしていったんだけど多分タイミングが早すぎてカヴに交わされてしまった。世界最速の選手たちが集まる中での2位は悪くない。チームとして改善点も見つかったし、これからのステージでは勝利を挙げることができると思うよ。」
個人総合を守ったテイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシング)のコメント
最初の20kmはマリアローザを楽しんだよ。でもレース終盤は崖っぷちに立たされた。先頭付近に上がってチームメイトに守られていたんだけれど、それは突然目の前で起きた。そして僕はプロトンでたったひとり落車した選手になった。集団に戻るのは骨が折れた。でも最終的には戻れてハッピーだね。
明日はたぶんもう少し気楽だろうと思う。今日はピンクを着た最初の一日だった。落車したけど僕はまだピンクだ。一日一日を走る。それが僕らチームのプランだ。
最終盤に落車したアンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ)のコメント
「時速60kn/hぐらいで地面に叩きつけられてしまったけど、幸いにも深刻なダメージは無く、擦過傷だけだから大丈夫。チームは僕のために働いてくれたんだけど、その動きに応えられなくて申し訳ない。また次のステージからもスプリントを狙って動いていくよ。」
イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
「第2ステージが終わった。精神面、脚のコンディション、心拍も翌ステージに向けて整っているよ。平均ワット:225、マックスワット:1110、40050KJ。」
コメントはレース・チーム公式サイト、選手個人サイト・twitterより。
text:So.Isobe
photo:kei.Tsuji、Riccardo.Scanferla、Cor vos
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