2012/05/14(月) - 08:56
言わずと知れたイタリアの名門ブランド ピナレロが2012年モデルとして発表したROKH(ロク)は、振動吸収性能を高めたドグマKの弟分として発表されたニューマシン。今回はそのミドルグレードのSUVマシンとも言える「ロク」へとフォーカスを当てる。
常にトップチームへとマシンを供給し、そこから得たデータをマシン開発に充てることで、ピュアレーシングブランドたる地位を確立したピナレロ。そのイタリアンブランドが、振動吸収性に着目したマシンをリリースしたのは2010年のこと。
石畳や悪路に代表される「北のクラシック」に向けて、供給チームの選手の要望を具現化したのがKOBH(コブ)60.1だ(現在はドグマKに名称変更)。コブは快適性をもたらす趣向が凝らされながら、ドグマと同様のテクノロジーや、最高級カーボンマテリアルを採用することで 「振動吸収の良いマシン=レースに向かない」というイメージを覆したハイエンドレーシングSUVマシンと言っていいだろう。
一方でエントリー/ミドルユーザーにも手の届きやすい魅力的なマシンを生み出すピナレロは、その振動吸収性に代表されるテクノロジーをハイエンドマシンのみに留めなかった。そして開発が進められ、2012年モデルとして披露されたのが、今回インプレッションを行うROKH(ロク)である。
ドグマKがパリ〜ルーべのような荒れた石畳の上を時として50km/hものスピードで駆けるレーサーのために開発されたマシンならば、ロクはその優れたテクノロジーをフィードバックさせ、アマチュアライダーが長く遠い距離を楽しんで走ることができるよう開発されたマシンだ。
まずポイントとして挙げられるのが「CenturyRide」と名付けられたジオメトリーだ。ヘッドチューブを寝かすことでフークのオフセットを増し直進安定性を増したという、ドグマKにも採用されるこのスケルトンは、長距離を走った後でもピーキーなハンドリングから来るストレスをライダーに与えないための選択。「ONDAシートステー」を採用せず、下側に反ったシートステーを備えるのはドグマKと同様だが、より細くすることで快適性が重視されている。
フレームは30HM12Kのカーボン素材だ。プロライダーのため、剛性を求めたドグマ兄弟が60HM1Kのカーボンを使用するのに対し、アマチュアライダーをターゲットとするロクには適材といえるだろう。 フロントフォークのシェイプ自体はピナレロお馴染みのONDAフォークだが、ロクのための専用設計品だ。
1”1/8-1”1/2のより大口径のベアリングを採用し、ストレスの無い安定したステアリングを可能にしているという。
また、ピナレロが提唱する左右非対称設計の「アシンメトリック」がこのロクにも奢られる。右側に位置する駆動系のため、フレーム右側へボリュームを持たせるデザインは非常に理にかなったもの。これによってペダリング時にかかる荷重の均等化だけでなく、フレーム左側のボリュームを落とすことで軽量化にも繋がるのである。
ヨーロッパの石畳に代表されるような悪路をも走破するため、28cのタイヤも装着が可能だ。整備性を第一に踏まえ、ケーブル/ワイヤー類ははリアブレーキケーブルのみトップチューブ内側を通り、シートポストはノーマル形状となる。フレームサイズが8種類ラインナップされるのも、この価格帯のバイクとしては貴重と言ってよいだろう。ダウンチューブに配されるロゴも左右で異なるものが配置され、アシンメトリックデザインを意識したものとなっている。
ROKH(ロク)は、ドグマKで養った振動吸収技術を用いながらアマチュアライダーを第一として開発がされたマシン。さて、このロクを2人のテストライダーはどう感じたのだろうか。早速両氏のインプレッションをお届けしよう。
ーインプレッション
「本当の意味でのロードサイクリングを楽しめるバイク」鈴木祐一(Rise Ride)
非常に安定感のある、メーカーのコンセプト通りに出来上がっているバイクという印象を受けました。特にハンドリングが安定を生み出しているといった印象を受けました。直線安定性が強いためクイックさはありませんが、肩の力を抜いて走れるバイクですね。
通常軽いロードバイクの上にライダーが乗るため逆三角形の重心バランスになりますが、このロクはしっかりと土台の上に乗っているかのような安定感があり、イメージ的には四角形の重心バランスと言えば良いでしょうか。それが下りやコーナリングでも生きていて、地に足が付いているかのような安定感を感じることができました。
日本はキレイに舗装されている道路が多いので、ロングライドに出かけても荒れた道路を走るシチュエーションはあまり無いと思います。このバイクは荒れた石畳でも走れるように開発されていますが、その設計思想は舗装路の長距離ライドでも十分効果を発揮してくれると思います。
また、河川敷のダートだったり、林道で舗装が途切れたり、舗装が古くて荒れているところに突っ込んでもいける不安の無さ、タフさを持っていると思います。28cのタイヤを取り付けられるクリアランスが持たされていますが、そうした場合にとても生きてくるかと思います。「ロードレーサー」のジャンルから一歩踏み出しているマシン。幅広く捉えると、このバイクの本当の意味での良さというのが出てくると思います。
テストした試乗車にはシマノ・アルテグラがセットされていましたが、ブレーキなどのパーツのレベルを落とさずにフルセットでアルテグラを使用しているところに好感が持てます。ホイールを用途に応じて変えれば活躍できるフィールドが広がるでしょう。
ピナレロのバイクは比較的ヘッドチューブが短く、スペーサーをたくさん使わないとポジションが出ない方もいるかと思いますが、ロクはもともとコンフォート設計でヘッドが長いですね。コンフォート寄りのセッティングにしてもバイクのシルエットが格好良く出てくれるので、この点は非常に良いのではないでしょうか。
ぜひともこのバイクでロングライドツーリングに出かけたい。いわゆる本当の意味でのロードサイクリングを楽しんでもらいたいと思います。荒れた路面や、ちょっとしたダートを含めたヨーロッパのようなサイクリングルートづくりをしてみたら本当に楽しいと思います。自転車の本当の楽しみ方を教えてくれるバイクと言って良いでしょう。
「落ち着いてペダリングができる優しい乗り味」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
落ち着いた乗り味のバイクです。ファーストユーザーや、年配の方に対して優しいフィーリングを提供してくれるバイクという第一印象を受けました。それはジオメトリーによるところが大きいと思います。ピナレロが提唱する「センチュリーライド」設計によって生み出される安定感は重心が後ろめですので、しっかりと落ち着いてペダリングすることができると感じました。
やはり振動吸収性に優れていて、フレーム全体で縦方向の衝撃を和らげてくれるフィーリングを強く感じました。ヒルクライムのような低速域でもしっかりと路面からのギャップを解消してくれますね。
直進安定性が強く取られているので、コーナリングではバイクに体重を預けて、自然に曲がっていってくれるフィーリングがありますね。決してひらひらとした感じではありませんが、優しさがあって、安全なラインを導いてくれるような感覚がありました。
湾曲したシートステーは、振動に対してしっかりと働いてくれている印象を受けます。リアの路面追従性も高いので、例えば荒れた路面でダンシングをしてもリアが跳ねてしまうことは少ないでしょう。基本的な剛性は高めながら、いろいろな状況で対応できる味付けとなっていますね。疲れてきてペダリングが荒れてきた際でもフレームが補ってくれるような感覚があります。
安定感が非常に強いバイクですので、極限の反応性や軽量を求めるのには少し違うかと思いますが、しかし根底にはピナレロらしいレーシーな雰囲気も感じられる部分もあります。クロスバイクを卒業して、ロードレーサーにステップアップする際、あまりレーシングを押し出したバイクは敬遠されることもあります。しかしこのロクはそんな方にうってつけと言えるでしょう。
ピナレロはドグマKも含めレーシングに着目したマシンをずっと作ってきましたが、このバイクはちょっと違う味付け。今までのピナレロとは違った面白みのあるマシンです。
ピナレロ ROKH
サイズ:45SL、48SL、51SL、54SL、55.5SL、57SL、59SL(C-T)
カラー:Movistar 556、Sky 557(シマノ Ultegra GlossyGray 完成車)
BoB Matt 559、White Red 561(シマノ 105 Black 完成車)
フレーム素材:30HM12K
フォーク:Onda ROKH Carbon 30HM12K 1” 1/8 1” 1/2 Asymmetric integral system
リアステイ:Century Ride Carbon 30HM12K Asymmetric
ボトムブラケット:ITA
価 格:368,000円(シマノ Ultegra GlossyGray 完成車・税込)、298,000円(シマノ 105 Black 完成車・税込)
インプレライダーのプロフィール
戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
1990年代から2000年代にかけて、日本を代表するマウンテンバイクライダーとして世界を舞台に活躍した経歴を持つ。1999年アジア大陸マウンテンバイク選手権チャンピオン。MTBレースと並行してロードでも活躍しており、2002年の3DAY CYCLE ROAD熊野BR-2 第3ステージ優勝など、数多くの優勝・入賞経験を持つ。現在はOVER-DOバイカーズサポート代表。ショップ経営のかたわら、お客さんとのトレーニングやツーリングなどで飛び回り、忙しい毎日を送っている。09年からは「キャノンデール・ジャパンMTBチーム」のメカニカルディレクターも務める。
OVER-DOバイカーズサポート
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
ウェア協力:PISSEI
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
常にトップチームへとマシンを供給し、そこから得たデータをマシン開発に充てることで、ピュアレーシングブランドたる地位を確立したピナレロ。そのイタリアンブランドが、振動吸収性に着目したマシンをリリースしたのは2010年のこと。
石畳や悪路に代表される「北のクラシック」に向けて、供給チームの選手の要望を具現化したのがKOBH(コブ)60.1だ(現在はドグマKに名称変更)。コブは快適性をもたらす趣向が凝らされながら、ドグマと同様のテクノロジーや、最高級カーボンマテリアルを採用することで 「振動吸収の良いマシン=レースに向かない」というイメージを覆したハイエンドレーシングSUVマシンと言っていいだろう。
一方でエントリー/ミドルユーザーにも手の届きやすい魅力的なマシンを生み出すピナレロは、その振動吸収性に代表されるテクノロジーをハイエンドマシンのみに留めなかった。そして開発が進められ、2012年モデルとして披露されたのが、今回インプレッションを行うROKH(ロク)である。
ドグマKがパリ〜ルーべのような荒れた石畳の上を時として50km/hものスピードで駆けるレーサーのために開発されたマシンならば、ロクはその優れたテクノロジーをフィードバックさせ、アマチュアライダーが長く遠い距離を楽しんで走ることができるよう開発されたマシンだ。
まずポイントとして挙げられるのが「CenturyRide」と名付けられたジオメトリーだ。ヘッドチューブを寝かすことでフークのオフセットを増し直進安定性を増したという、ドグマKにも採用されるこのスケルトンは、長距離を走った後でもピーキーなハンドリングから来るストレスをライダーに与えないための選択。「ONDAシートステー」を採用せず、下側に反ったシートステーを備えるのはドグマKと同様だが、より細くすることで快適性が重視されている。
フレームは30HM12Kのカーボン素材だ。プロライダーのため、剛性を求めたドグマ兄弟が60HM1Kのカーボンを使用するのに対し、アマチュアライダーをターゲットとするロクには適材といえるだろう。 フロントフォークのシェイプ自体はピナレロお馴染みのONDAフォークだが、ロクのための専用設計品だ。
1”1/8-1”1/2のより大口径のベアリングを採用し、ストレスの無い安定したステアリングを可能にしているという。
また、ピナレロが提唱する左右非対称設計の「アシンメトリック」がこのロクにも奢られる。右側に位置する駆動系のため、フレーム右側へボリュームを持たせるデザインは非常に理にかなったもの。これによってペダリング時にかかる荷重の均等化だけでなく、フレーム左側のボリュームを落とすことで軽量化にも繋がるのである。
ヨーロッパの石畳に代表されるような悪路をも走破するため、28cのタイヤも装着が可能だ。整備性を第一に踏まえ、ケーブル/ワイヤー類ははリアブレーキケーブルのみトップチューブ内側を通り、シートポストはノーマル形状となる。フレームサイズが8種類ラインナップされるのも、この価格帯のバイクとしては貴重と言ってよいだろう。ダウンチューブに配されるロゴも左右で異なるものが配置され、アシンメトリックデザインを意識したものとなっている。
ROKH(ロク)は、ドグマKで養った振動吸収技術を用いながらアマチュアライダーを第一として開発がされたマシン。さて、このロクを2人のテストライダーはどう感じたのだろうか。早速両氏のインプレッションをお届けしよう。
ーインプレッション
「本当の意味でのロードサイクリングを楽しめるバイク」鈴木祐一(Rise Ride)
非常に安定感のある、メーカーのコンセプト通りに出来上がっているバイクという印象を受けました。特にハンドリングが安定を生み出しているといった印象を受けました。直線安定性が強いためクイックさはありませんが、肩の力を抜いて走れるバイクですね。
通常軽いロードバイクの上にライダーが乗るため逆三角形の重心バランスになりますが、このロクはしっかりと土台の上に乗っているかのような安定感があり、イメージ的には四角形の重心バランスと言えば良いでしょうか。それが下りやコーナリングでも生きていて、地に足が付いているかのような安定感を感じることができました。
日本はキレイに舗装されている道路が多いので、ロングライドに出かけても荒れた道路を走るシチュエーションはあまり無いと思います。このバイクは荒れた石畳でも走れるように開発されていますが、その設計思想は舗装路の長距離ライドでも十分効果を発揮してくれると思います。
また、河川敷のダートだったり、林道で舗装が途切れたり、舗装が古くて荒れているところに突っ込んでもいける不安の無さ、タフさを持っていると思います。28cのタイヤを取り付けられるクリアランスが持たされていますが、そうした場合にとても生きてくるかと思います。「ロードレーサー」のジャンルから一歩踏み出しているマシン。幅広く捉えると、このバイクの本当の意味での良さというのが出てくると思います。
テストした試乗車にはシマノ・アルテグラがセットされていましたが、ブレーキなどのパーツのレベルを落とさずにフルセットでアルテグラを使用しているところに好感が持てます。ホイールを用途に応じて変えれば活躍できるフィールドが広がるでしょう。
ピナレロのバイクは比較的ヘッドチューブが短く、スペーサーをたくさん使わないとポジションが出ない方もいるかと思いますが、ロクはもともとコンフォート設計でヘッドが長いですね。コンフォート寄りのセッティングにしてもバイクのシルエットが格好良く出てくれるので、この点は非常に良いのではないでしょうか。
ぜひともこのバイクでロングライドツーリングに出かけたい。いわゆる本当の意味でのロードサイクリングを楽しんでもらいたいと思います。荒れた路面や、ちょっとしたダートを含めたヨーロッパのようなサイクリングルートづくりをしてみたら本当に楽しいと思います。自転車の本当の楽しみ方を教えてくれるバイクと言って良いでしょう。
「落ち着いてペダリングができる優しい乗り味」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
落ち着いた乗り味のバイクです。ファーストユーザーや、年配の方に対して優しいフィーリングを提供してくれるバイクという第一印象を受けました。それはジオメトリーによるところが大きいと思います。ピナレロが提唱する「センチュリーライド」設計によって生み出される安定感は重心が後ろめですので、しっかりと落ち着いてペダリングすることができると感じました。
やはり振動吸収性に優れていて、フレーム全体で縦方向の衝撃を和らげてくれるフィーリングを強く感じました。ヒルクライムのような低速域でもしっかりと路面からのギャップを解消してくれますね。
直進安定性が強く取られているので、コーナリングではバイクに体重を預けて、自然に曲がっていってくれるフィーリングがありますね。決してひらひらとした感じではありませんが、優しさがあって、安全なラインを導いてくれるような感覚がありました。
湾曲したシートステーは、振動に対してしっかりと働いてくれている印象を受けます。リアの路面追従性も高いので、例えば荒れた路面でダンシングをしてもリアが跳ねてしまうことは少ないでしょう。基本的な剛性は高めながら、いろいろな状況で対応できる味付けとなっていますね。疲れてきてペダリングが荒れてきた際でもフレームが補ってくれるような感覚があります。
安定感が非常に強いバイクですので、極限の反応性や軽量を求めるのには少し違うかと思いますが、しかし根底にはピナレロらしいレーシーな雰囲気も感じられる部分もあります。クロスバイクを卒業して、ロードレーサーにステップアップする際、あまりレーシングを押し出したバイクは敬遠されることもあります。しかしこのロクはそんな方にうってつけと言えるでしょう。
ピナレロはドグマKも含めレーシングに着目したマシンをずっと作ってきましたが、このバイクはちょっと違う味付け。今までのピナレロとは違った面白みのあるマシンです。
ピナレロ ROKH
サイズ:45SL、48SL、51SL、54SL、55.5SL、57SL、59SL(C-T)
カラー:Movistar 556、Sky 557(シマノ Ultegra GlossyGray 完成車)
BoB Matt 559、White Red 561(シマノ 105 Black 完成車)
フレーム素材:30HM12K
フォーク:Onda ROKH Carbon 30HM12K 1” 1/8 1” 1/2 Asymmetric integral system
リアステイ:Century Ride Carbon 30HM12K Asymmetric
ボトムブラケット:ITA
価 格:368,000円(シマノ Ultegra GlossyGray 完成車・税込)、298,000円(シマノ 105 Black 完成車・税込)
インプレライダーのプロフィール
戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
1990年代から2000年代にかけて、日本を代表するマウンテンバイクライダーとして世界を舞台に活躍した経歴を持つ。1999年アジア大陸マウンテンバイク選手権チャンピオン。MTBレースと並行してロードでも活躍しており、2002年の3DAY CYCLE ROAD熊野BR-2 第3ステージ優勝など、数多くの優勝・入賞経験を持つ。現在はOVER-DOバイカーズサポート代表。ショップ経営のかたわら、お客さんとのトレーニングやツーリングなどで飛び回り、忙しい毎日を送っている。09年からは「キャノンデール・ジャパンMTBチーム」のメカニカルディレクターも務める。
OVER-DOバイカーズサポート
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
ウェア協力:PISSEI
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO