イギリスのハイパフォ-マンスサイクリングウェアブランド Raphaから、ついにサイクリングフットウェアが登場した。Raphaらしさを感じさせるシンプルなコントラストカラーがあしらわれたデザインの「グランツアーシューズ」は、Giro(ジロ)とのパートナーシップにより研究開発されたハイクオリティなプレミアムモデルだ。

Rapha グランツアーシューズ(ホワイト)Rapha グランツアーシューズ(ホワイト) (c)Rapha 

グランツアーシューズは、ヤク革を使用する初めてのサイクリングシューズ。皮革製品のスペシャリストであるEcco社がRaphaグランツアーシューズのために開発を進めたこのヤク革は、ソフトでありながら高い耐久性を誇るという。

中央アジア、チベット高原やモンゴルに生息するヤクは、悪天や不毛な大地に生きるその生命力によって現地の人々に深く愛されている荷引き用の動物。そのため、ヤク革は軽量で防水、柔軟さと快適性、さらに耐摩耗というサイクリストにとっては願ってもない革素材だ。

精密機械仕上げによるアルミ製バックルを装備精密機械仕上げによるアルミ製バックルを装備 (c)Rapha イーストンEC90ユニディレクショナルカーボンソールイーストンEC90ユニディレクショナルカーボンソール (c)Rapha 


ソールにはGiroのフットウェアであるプロライトSLXやファクターといったモデルに採用される、厚さ6.5mmのイーストン・EC90ユニディクショナルカーボンソールを採用。すでに何千マイルもの走行によって性能が実証されたこのソールは、クラス最高峰の強度と、ペダルへのパワー伝達効率をもたらすという。

ラスト(足型)はGiroのスーパーナチュラルフィットを用い、様々な足のシェイプと幅に対応する高いフィットを可能としているという。標準で付属するコルク素材を採用したインソールは適度な硬さをもち、長時間のライディングでも快適性を損なわない。さらにシューズには3種類のアーチサポーターが付属し、多くのサイクリストの足への対応を見せる。ヒールカップ部分には透湿性に優れた特に柔らかいヤク皮が使用され、シューズ内のムレを効率良く逃がすよう配慮がされている。

後ろにロゴの刺繍が入る後ろにロゴの刺繍が入る (c)Raphaヤク皮を使用し、高い履き心地を目指したヤク皮を使用し、高い履き心地を目指した (c)Rapha 


さらにバックルにもRaphaならではのこだわりが見て取れる。精密機械仕上げによるアルミ製バックルは高強度を持ち、ペダリング時にかかる負荷に対して高い剛性を持つという。

カラーはホワイトとブラックの2色がラインナップされ、ベルクロにそれぞれのコントラストカラーがあしらわれる。この「Raphaらしさ」が凝縮されたグランツアーシューズのデリバリー予定は4月10日。価格はオンラインで450ドル、51,000円(税込・予定)だ。シューズにはシューズバッグとEcco社のアフターケアクリームが同封される。

Rapha グランツアーシューズ(ブラック)Rapha グランツアーシューズ(ブラック) (c)Rapha 


Rapha グランツアーシューズ 特徴
・Rapha専用にecco社より作られたヤク革をアッパー前面に採用
・Easton製ユニディレクショナルカーボンソールを採用
・足の形状に合わせて整形されたコルク/EVA製インナーソール
・アーチの調整機構を持つ、リニューアルされたGiroスーパーナチュラルフィット
・アルミニウムバックル、レザーストラップ、チタン製のDリング
・クラシックかつエレガントなRaphaスタイリング

販売価格 450USD(オンライン)、51,000円(税込・予定)

製品のより詳細なディテールと取り扱い方法はRapha公式サイトの製品詳細ページおよびアフターケアガイドに詳しく記載されている。