ヨーロッパでの本格的なロードレース開幕を前に、南半球の各国でナショナル選手権が開催された。コロンビアではエガン・ベルナルが2年連続でロードを制し、ニュージーランドの男子はジョージ・ベネット、女子はアリー・ウォラストンが制した。

2021年以来のナショナル選手権優勝を果たしたジョージ・ベネット(NSNサイクリングチーム) photo:Cycling New Zealand
UCI(国際自転車競技連合)によって毎年6月の最終週に開催されることが規定されている各国のナショナル選手権ロードレース。ただし南半球の各国には例外が認められており、オーストラリアでは1月の2週目に開催され、男女共に強豪選手の揃う隣国ニュージーランドでは2月の1週目に行われた。
タイムトライアルの男子エリートを制したのは、2位に1分11秒差をつける圧倒的な強さを見せたフィン・フィッシャーブラック(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)。レッドブルへ移籍2年目となる24歳が連覇を決め、女子エリートは23歳のエラ・ワイリー(リブ・アルウラー・ジェイコ)が初優勝を決めた。
男子エリートのロードレースは丘を含むコースを20周する188kmで争われ、ジョージ・ベネット(NSNサイクリングチーム)が2021年以来の国内王者に。女子エリートはウィメンズ・ツアー・ダウンアンダーで区間2勝し、カデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレースも制したアリー・ウォラストン(FDJユナイテッド・スエズ)が3年ぶり2度目の王者ジャージを手に入れている。

2度目の優勝を果たしたアリー・ウォラストン(FDJユナイテッド・スエズ) photo:Cycling New Zealand 
コロンビア選手権で連覇を達成したエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ) photo:INEOS Grenadiers

イバン・ソーサらを退け、優勝したエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ) photo:INEOS Grenadiers
最盛期は過ぎた感はあるものの、いまだ有力な選手を輩出し続けるコロンビアは、207.4kmのタフなコースをエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)が攻略して連覇達成。2位は、今年1月に外腸骨動脈の内膜線維化症の手術を受けていたことを明かしたイバン・ソーサ(エキポ・ケルンファルマ)が7秒差で入り、順調な回復をアピールした。
南アフリカ選手権のタイムトライアルではステファン・デボッド(モダンアドベンチャープロサイクリング)が優勝。2024年にEFエデュケーション・イージーポストを退団後、コンチネンタルチームであるトレンガヌサイクリングチームを経て、今年モダンアドベンチャーと2年契約を結び、プロレースに戻ってきたデボッドが順調なシーズンの滑り出しを見せた。女子エリートのTTは40歳のアシュリー・モールマン(AGインシュランス・スーダル)が、6年ぶり6度目の王者に輝いている。
ちなみに今年の全日本選手権ロードレースは、タイムトライアルは6月6〜7日に宮崎県で開催され、ロードレースは6月27〜28日の日程で新潟県南魚沼市が舞台となる。

UCI(国際自転車競技連合)によって毎年6月の最終週に開催されることが規定されている各国のナショナル選手権ロードレース。ただし南半球の各国には例外が認められており、オーストラリアでは1月の2週目に開催され、男女共に強豪選手の揃う隣国ニュージーランドでは2月の1週目に行われた。
タイムトライアルの男子エリートを制したのは、2位に1分11秒差をつける圧倒的な強さを見せたフィン・フィッシャーブラック(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)。レッドブルへ移籍2年目となる24歳が連覇を決め、女子エリートは23歳のエラ・ワイリー(リブ・アルウラー・ジェイコ)が初優勝を決めた。
男子エリートのロードレースは丘を含むコースを20周する188kmで争われ、ジョージ・ベネット(NSNサイクリングチーム)が2021年以来の国内王者に。女子エリートはウィメンズ・ツアー・ダウンアンダーで区間2勝し、カデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレースも制したアリー・ウォラストン(FDJユナイテッド・スエズ)が3年ぶり2度目の王者ジャージを手に入れている。



最盛期は過ぎた感はあるものの、いまだ有力な選手を輩出し続けるコロンビアは、207.4kmのタフなコースをエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)が攻略して連覇達成。2位は、今年1月に外腸骨動脈の内膜線維化症の手術を受けていたことを明かしたイバン・ソーサ(エキポ・ケルンファルマ)が7秒差で入り、順調な回復をアピールした。
南アフリカ選手権のタイムトライアルではステファン・デボッド(モダンアドベンチャープロサイクリング)が優勝。2024年にEFエデュケーション・イージーポストを退団後、コンチネンタルチームであるトレンガヌサイクリングチームを経て、今年モダンアドベンチャーと2年契約を結び、プロレースに戻ってきたデボッドが順調なシーズンの滑り出しを見せた。女子エリートのTTは40歳のアシュリー・モールマン(AGインシュランス・スーダル)が、6年ぶり6度目の王者に輝いている。
ちなみに今年の全日本選手権ロードレースは、タイムトライアルは6月6〜7日に宮崎県で開催され、ロードレースは6月27〜28日の日程で新潟県南魚沼市が舞台となる。
各国ナショナル選手権ロードレース2026優勝者
| ニュージーランド男子エリート:TT | フィン・フィッシャーブラック(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) |
| ニュージーランド女子エリート:TT | エラ・ワイリー(リブ・アルウラー・ジェイコ) |
| ニュージーランド男子エリート:ロード | ジョージ・ベネット(NSNサイクリングチーム) |
| ニュージーランド女子エリート:ロード | アリー・ウォラストン(FDJユナイテッド・スエズ) |
| コロンビア男子エリート:ロード | エガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ) |
| 南アフリカ男子エリート:TT | ステファン・デボッド(モダンアドベンチャープロサイクリング) |
| 南アフリカ女子エリート:TT | アシュリー・モールマン(AGインシュランス・スーダル) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:INEOS Grenadiers
photo:INEOS Grenadiers
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